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神秘的じゃない女たち
★第6回「書店員が選ぶ今年の本」選出(自己啓発・経営、経済、科学部門/韓国書店組合連合会発表) ★寄せられた賛辞 “女性の経験と共にあるさまざまな議論が複雑に入り混じった科学の話を読んでいるうちに、私自身も、科学と女性が出合うことで、目の前の壁を飛び越えられる日が来るかもしれないと夢見るようになった。”――キム・チョヨプ(韓国SFの俊英) “我々が今まで男性の立場から科学をしてきたことに気づかされた。(…)女性が参加し、女性の観点で創造されるフェミニズムと科学技術の研究は人類の希望だ。”――チャン・ハソク(科学史・科学哲学者/ケンブリッジ大学教授) ★本書の内容 受精は、能動的な精子が受動的な卵子を捕獲する過程ではない。 卵子凍結はあるのに、男性のための精子凍結がないのはなぜ? アシスタントロボットが「女型」である理由とは? 本書は、かつて科学者になる夢をあきらめた著者が、フェミニズムと科学技術社会論に出合い、憎んでいた科学と「和解」し、女性の観点から科学を見つめ、科学の観点から女性の体と経験を理解しようとした思索の軌跡をまとめたものだ。 “私は、科学と分かり合えなかった経験のある人たち、そのせいで科学の本にはなかなか手が伸びないという読者を思い浮かべながら本書を執筆した。ほかでもない、私がそういう人間だったからだ。”(「はじめに」より) 本書の探究は、「子どものような純粋無垢な好奇心」からばかり出発するわけではない。その出発点は、卵子凍結について悩むことかもしれないし、高校を卒業してすぐに受けた二重手術かもしれない。うつ病になること、摂食障害になること、妊娠とキャリアについて考えること、無責任な父親について考えること、かもしれない。さまざまな要素が混ざり合う、複雑な個人の暮らしから、本書は話を始めていく。 客観的で普遍的で価値中立的であることを装いつつ、じつのところ女性について無知だった科学にかけられた「呪い」を解き、「よき友」として付き合っていくためのエッセイ集だ。同時に、理系への進学を検討している学生や、その子らを見守る大人たちにもおすすめしたい。 “科学が本当の意味で変化するためには、賢い女子学生ではなく、平凡な女子学生こそもっと必要なのだ。(…)科学者や工学者になりたいという女の子や青少年が周囲にいたら、めいっぱい励ましてあげてほしい。(…)「実力さえあれば女でもなんだってできる」といった言葉の代わりに、「今までそこそこしか勉強してない男子学生だって科学者になれたし、科学界の80%に所属できているんだよ」と付け加えてあげてほしい。”(「おわりに」より) -
新編 散文の基本
短篇は他のどんなジャンルよりも発想や展開において、また構成や叙述において自由で柔軟なものだ――。「私の文章作法」「短篇小説論」を中心に日本語論、自作解説を増補した新編集版。『短編小説礼讃』の著者による小説作法の書。巻末に荒川洋治との対談「短篇小説を語る」を収録する。 〈解説〉荒川洋治 【目次】 *=新収録 Ⅰ 私の文章作法 書くということ/待つ・聞く・書く/好きな言葉/散文の基本/小説を超えるもの*/不朽のジャンル/「僕」の問題*/うらぎる言葉*/幼年の文学*/土地の感覚*/小説と年齢* Ⅱ 日本語について ニュアンスについて*/昔の言葉/いい文章*/淋しい文章/私の国語問題/読書会にて/読者への手紙 Ⅲ 短篇小説論 短篇作者の仕事/贋の首飾り/チェーホフの星/チェーホフの現在/日本語のルナール/国木田独歩がいた町で/おのずからの形式/短篇小説の青春*/陳腐な運命/芥川龍之介の短篇/真剣な遊戯/三浦哲郎氏の短篇/猫のいる短篇/私の処女作*/父をさがす子*/『自転車』のこと*/短い形式* 対談 短篇小説を語る* 荒川洋治×阿部昭 解説 荒川洋治 -
新編 閑な老人
放蕩と極貧生活を送った元破滅型文学青年。歳を重ねてからは、草木を愛で散歩を趣味とし、寒くなれば冬眠する。人はいつ死ぬかわからない、だからこそ生きているだけで面白い――生死の境を彷徨い「生存五ケ年計画」を経て辿り着いたこの境地。「暢気眼鏡」の作家が“閑な老人”になるまでを綴った、文庫オリジナル作品集。〈編集・解説〉荻原魚雷 目次 Ⅰ 五年 祖父 退職の願い 約束 狸の説 片づけごと 苔 閑な老人 歩きたい 上高地行 Ⅱ 相変らず 厭世・楽天 古本回顧談 気の弱さ、強さ 文学と家庭の幸福 運ということ 老後の問題 核兵器――素人の心配 明治は遠く―― わが家の男女同権 戦友上林暁 生きる -
新編 山小屋主人の炉端話
笑い、驚き、感動、恐怖、発見! 著者が丹念に拾い集めた山で暮らす人ならではの下界にはない、信じられないような山語り34編。 山小屋という特別な場所で暮らす、山小屋主人ならではの、笑い、仰天、感動の実話を、著者が丹念に拾い集めて34編。2001年に東京新聞出版局より刊行された人気作『山小屋の主人の炉端話』をもとに一部割愛、一部新たに書き下ろし原稿を加えた魅力の再編集。 ★目次 第1章 ネバー・ギブ・アップ ネバー・ギブ・アップ 丹沢・尊仏山荘 花立昭雄さん 「いっちに、いっちに……」 奥秩父・三条の湯 木下昇さん 綾子、がんばる 奥秩父・金峰山小屋 吉木綾子さん 金時の山姥 箱根・金太郎茶屋 勝俣睦枝さん 車いすで木道を 福島県吾妻山・吾妻小舎 遠藤守雄さん 他山の石 北八ヶ岳・しらびそ小屋 今井行雄さん 踊りは嫌いだ 北八ヶ岳・黒百合ヒュッテ 米川正利さん 深田さん 大菩薩・介山荘 益田繁さん 廃油ストーブ 大菩薩・富士見山荘 内木雅彦さん レッサン・ピリリ 北八ヶ岳・オーレン小屋 小平忠敏さん 山内のピッケル 奥多摩・雲取山荘 新井信太郎さん 第2章 雷親爺 幻の金鉱脈 奥秩父・十文字小屋 山中邦治さん 隠れ家 北八ヶ岳・縞枯山荘 嶋義明さん 河童の頭 陣馬山・清水茶屋 清水辰江さん 冬に咲く花 奥秩父・甲武信小屋 山中徳治さん 雷親爺 南八ヶ岳・硫黄岳山荘 浦野栄作さん 木流し 北アルプス・嘉門次小屋 上條輝夫さん 雪下ろし 南アルプス・塩見小屋 河村正博さん 糞尿譚 丹沢・鍋割山荘 草野延孝さん 第3章 雪女 雪女 奥多摩・雲取山荘 新井信太郎さん 人間が怖い 奥多摩・町営雲取奥多摩小屋 岡部仙人さん 詐欺師 奥多摩・七ツ石小屋 嶋崎兵市さん 泥棒! 奥秩父・笠取小屋 田邉靜さん 第4章 フーの秘密 消えた河童 北八ヶ岳・白駒荘 辰野廣吉さん フーの秘密 北八ヶ岳・ヒュッテ・アルビレオ 梶栄太郎さん 甲斐犬、クマ 三ツ峠山・三ツ峠山荘 中村光吉さん ヤマネの話 奥秩父・大弛小屋 佐藤宗利さん あきつしま 苗場山・遊仙閣 高波菊男さん 第5章 遭難救助 生きたい 陣馬山・清水茶屋 清水辰江さん 「ファイトー」 南アルプス・両俣小屋 星美知子さん 山仲間 北アルプス・徳沢園 上條敏昭さん 子福地蔵 南アルプス・青木鉱泉 堤宏さん 遭難救助 八海山・千本檜小屋 上村敬雄さん 藪沢重幸新道 南アルプス・大平山荘 竹澤信幸さん -
新米おとうちゃんと小さな怪獣
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 泣いて笑って、一緒に成長していこう。 2児のパパが飾らない言葉で綴る、等身大の育児エッセイ! 「疲れた」 「今日も大変だったなあ」 「いつになったらゆっくりごはん食べられるんだろう」 正直しんどい日もあるし、つらい出来事だってある。 それでも子育てはドラマチックで、感動的で、そして楽しい! Twitterに投稿する子育て漫画で人気の著者が、 子どもとの日々の中で生まれる奮闘劇をやさしい文章とかわいらしいイラストで描く。 ママパパは思わず泣けて、共感すること間違いなし! -
[新訳]方丈記
「ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」で始まる有名な本著は、人の世のはかなさを主題とした日本古典の三大随筆の一作。1185年に京都を襲った大地震の経験を初め、大火、地震、飢餓などで命を失う無数の人々の運命が描かれた「無常」の文学とされている。しかし、併せて著者が20代から約40年間に目の当たりにした災害について、「男女死ぬるもの数十人」「飢え死ぬるもののたぐい、数もしらず」など、被害の惨状を映しだす「災害の文学」でもあった。 『方丈記』が誕生したのは建暦2(1212)年、今年で800年を迎える。災害日本から生まれた厳しい諦観であり、自然と共生するための独自の思想といえる「無常」が感じられる1冊である。 -
深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと
若手飲酒シーンの大本命、「チェアリング」の開祖、ウェブメディア界の真打ち、待望の初単著。人、酒、店、旅……、現代日本に浮かび上がる疑問を調査し、記録する、ザ・ベスト・オブ・スズキナオ! 検索してわかった気になっていたけど、この世はこんなにいろいろだってことを教えてくれる。ーー 林 雄司(「デイリーポータルZ」編集長) ただ座って飲んでるだけで、知らない人から話しかけられるひと、というのがいる。 スズキさんがそんなひとだ。ちょうどよい温度の風呂のようなひと。 その場に溶け込むくせに、意外に人の領域に入り込んでくる。 正直、羨ましい。 とにかく、これめっちゃいいので、みんなに読んでほしい。 これが生活史だ。ーー 岸 政彦(社会学者) 【プロフィール】 1979年東京生まれ、大阪在住のフリーライター。 WEBサイト『デイリーポータルZ』『メシ通』などを中心に執筆中。 テクノバンド「チミドロ」のメンバーで、大阪・西九条のミニコミ書店「シカク」の広報担当も務める。 パリッコとの共著に『酒の穴』(シカク出版)、『椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門』(ele-king books)、『“よむ”お酒』(イースト・プレス)がある。本書が初の単著書となる。 ※本作品は2026/03/31まで配信していた「深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと」と同内容です。重複購入にご注意ください。 -
深夜高速バスに100 回ぐらい乗ってわかったこと 増補新版
*電子版特典:書き下ろしエッセイ「自分の本を誰かが読んでくれるということ」収録! *作品内の写真・イラストは電子版特別仕様でオールカラー掲載! ─────────────── お金はないけど時間はあった。訪れるのは、地味で控えめな場所ばかり。だけど、「これは絶対楽しい」。 老姉妹で営む喫茶店、昼スナックでのカラオケ、廃車バスのラーメン屋、銭湯鏡広告の代理店、四つ手網小屋での宴、誰も知らないマイ史跡……。「日常」を切り取るライター・スズキナオによるなにげない旅と生活の記録。 高橋源一郎、岸政彦、平松洋子らに激賞されたデビュー作に書き下ろし「深夜高速バスに7年ぶりぐらいに乗ってわかったこと」を加えた、待望の増補新版ついに刊行。 日本民俗学の父、柳田國男は「常民」という言葉を作り、彼らこそがこの国を支えてきたとした。消え去ったように見えた「常民」。だが、彼らは生き延びていた。いや、再発見されたのだ。スズキナオのこの本の中で! ───高橋源一郎(小説家) 検索してわかった気になっていたけど、この世はこんなにいろいろだってことを教えてくれる。 ─── 林 雄司(「デイリーポータルZ」編集長) ただ座って飲んでるだけで、知らない人から話しかけられるひと、というのがいる。 スズキさんがそんなひとだ。ちょうどよい温度の風呂のようなひと。 その場に溶け込むくせに、意外に人の領域に入り込んでくる。 正直、羨ましい。 とにかく、これめっちゃいいので、みんなに読んでほしい。 これが生活史だ。 ───岸 政彦(社会学者) まえがき 第1章 さっきまで隣にいた人がまったく関係ない人になって消えていくその瞬間がいつも不思議だーー人 東京―大阪、深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと 並んでも食べられないラーメン! 友達の家の「家系ラーメン」を食べてきた あなたの知らない「昼スナック」の世界 銭湯の鏡に広告を出した話 第2章 今、自分が居心地いいと思える場所を探して、少しでも長くその空間を味わって記憶しておけるように、きっとこれからも歩き回るのだーー店 芝田真督さんと変わりゆく神戸の町を飲み歩く 71歳のおじいちゃんが作るハンバーガーは全国3位 本当に営業中なのかわからない食堂「伊勢屋」のラーメンがうまい 東京ラーメン遺産 「福寿」の店主に会いに行く 廃車になったバスの中で絶品の和歌山ラーメンを食べてきた 第3章 目的地まで移動してる時というのは、人間にとって一番の許された時なんじゃないかーー旅 “たこせんべい”の楽園 明石~淡路島たこせんの旅 六甲山系の登山道を自力で整備した「えっちゃん」のモダン焼きを山頂で食べる 三重の離島にある「ロンク食堂」で旬の魚とゆるやかな時間を味わう 瀬戸内の海小屋で漁&自炊「四つ手網」体験記 ジャンボフェリーはもはや海上の酒場だ 第4章 偶然の出会いを活かし、半額肉だけで焼肉パーティーをやってみたら楽しいのではないかと、ふと思ったーー調査 スーパーの半額値引き肉だけで半額焼肉パーティー 「お鍋キュー」のひそかな楽しみ カップヌードルに入れるとおいしい漬け物を検証 「唐揚げ何個食べた?」レベルまで飲み代を厳密に割り勘する飲み会はどうか 第5章 この店で過ごす時間は、新型のスマホと違って並べば手に入るものではないのだーー酒 大阪の瓶ビールはどこまで安い? 大人の休日、動物園飲み 見慣れた風景が違って見える「チェアリング」の楽しみ 野毛の名酒場「武蔵屋」の最後の姿を見に行く 店選びを自分の父親に完全に任せるハシゴ酒 第6章 私が知らなかったこの町は、こうしていつもここにあった。私がいなかっただけだったのだーー散策 誰も知らないマイ史跡めぐり チャンスがなければ降りないかもしれない駅で降りてみる としまえんに行ったけど入れなかった人のために ディズニーランドに行ったけど入れなかった人のために 終電を逃したつもりで朝まで歩いてみる 名前のないラーメンを探して 書き下ろし 深夜高速バスに7年ぶりぐらいに乗ってわかったこと -
深夜、生命線をそっと足す
生きていくって恥ずかしい 「自分がある」って面倒くさい それでも今日は生きている まだ諦めていない くじけそうではある 作家 vs. AV監督による真夜中の禁断トーク 人気配信番組、待望の書籍化!! 書き下ろしコラム付き 目次 1章 生と死 偶然という必然 死は突然に 2章 含羞 オーガズムを生きる 今日も、不穏な世界で生きている 痛くさせない人 3章 さみしさ きっといつか寂しくなる 依存して生きていく 依存なしで生きていく 上の空で生きていく 4章 自由 世の中のルールなんて、絶対なわけがない うまく生きられない、あなたとわたし 5章 コスパ そう簡単に忘れられない 売れようが売れまいが書くんだ なんで人は恋愛なんかするんだろう -
晋遊舎ムック 高城剛 写真/文 50mm THE TAKASHIRO PICTURE NEWS
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 出版界の常識を破る 巨大判型不定期誌、新発刊! -以下、本文より- 長年の読者は、僕のことを、良く言えば挑戦的、悪く言えば、無謀な天邪鬼とお考えなのは自分でも知るところだが、 この期に及んで紙の雑誌を不定期ながらも新発刊するとは無茶にも程があると誰もがいう。 世の中、出版不況だそうだ。 雑誌は、毎月のように廃刊し、書店や出版社は日々会社を畳んでいる。 話を聞けば、ウェブサイトに読者は流れ、紙の雑誌が売れなくなったのが要因だというが、 本当にそうだろうか。 実は、雑誌は気がつくと読者よりも広告主に目が向き、内容がどんどん企業寄りになって、面白くないから読者は離れ、 結果、広告主も離れていった。つまり、雑誌が広告収入に依存していた「体質」に問題があると僕は考えている。 インターネットは、即時性や非物質的であることに目がいくが、 ブログやSNSも、なにより魅力は「個人メディア」に尽きる。 自分で見たものを、自分で撮影し、自分で文を書く。 だったら、インターネット的に、いままで見たこともない紙の雑誌を作ったらいいんじゃないか。 そう考え、まるでブログやSNSのように、自分で見たものを自分で撮影し、自分で文を書く紙の一冊を作りたいと思った。 また、デジタルじゃ、絶対にもたらすことができない「体験」を読者に提供したいと考えた。 それが、この紙の判型である。 現在、モバイルと呼ばれる範疇の大型タブレットは、最大12インチほどあり、 ノート型と言われるパーソナル・コンピュータは、15インチほどある。 そこで、これらの画面より圧倒的に大きくすることで、モバイルディバイスでは得られない「体験」を感じて欲しいと思った。 米国の雑誌「LIFE」に代表される、かつて世界を沸かせた大型のグラフ誌は、 ページをめくるごとに、人々を興奮させる何かがあったのだから。 そうやって、本誌は出来上がる。まるで「大人の絵日記」のような。 -以上、本文より- -
心理セラピストが教える、夢をかなえ、今を生き切る“ひと工夫”
読んでラクになる、そして変わることができる。催眠療法士で心理セラピストの著者が教える、生き方の工夫。 ストレスや悩みの多い日々の日常。少しでもラクな気持ちで十全に過ごしたい。本書はそんな皆さんが、明日からでも毎日できるようなものを紹介してみました。それらは、心理セラピーや催眠療法、呼吸法やボディワークといった、ココロとカラダの両方の観点に基づいています。なぜなら、ココロとカラダは密接に結びついているからです。本書によって少しでも穏やかな日常が得られれば、今度は少しずつ自分の変化が得られるはずです。そして少しの変化は、必ず大きな変化につながります。 【目次】 ■ 眠れないときはどうしたらいい? ■ 悲しいから泣くのか、泣くから悲しいのか ■ 人生の予測できないこと ■ 自分の身を守りやすくするには?〜ブリージングという呼吸法〜 ■ 自分のリミットを外す〜声を出すと起きる脳の変化〜 ■ コミュニケーションは言葉だけにあらず ■ 毒矢の話〜今を生き切るということ〜 ■ トラウマというのは、すみやかに手放せるのか? ■ 自分嫌いをなくす「自己同一性」というキーワード ■ できればムカつかずに済ませたい!自分の器を大きくするための簡単ワーク ■ ひきこもりもまた良し〜敗者と勝者は入れ替わる〜 ■ 意識を変えれば世界も変わる〜秀吉に学ぶリフレーミングという技術〜 ■ 禁煙やダイエットはカウンセリングで成功するのか? ■ 本能と潜在意識を活性化させ、夢をかなえるための自己催眠法 ■ 組織でムカつかずに働くための視点 ■ 相手がyesを言いやすくなる会話上のいくつかの工夫(その1) ■ 相手がyesを言いやすくなる会話上のいくつかの工夫(その2) ■ 相手をおかしくするコミュニケーションとは? ■ 一人で組織は変えられるか? ■ 人生は減点主義か加点主義か 他 【著者】 藤史貴生 サイコセラピーエリアSelf主宰。心理セラピスト・ヒプノセラピスト(催眠療法士)。東京大学経済学部卒。大学卒業後、アルバイトをしながら資格試験に挑戦するも、箸にも棒にも引っかからず挫折。その後、ニート、フリーター、うつ、引きこもりを一通り経験して、オーナー企業の出版社や資格試験関係の企業に就職。そこで繰り広げられていたパワハラやセクハラによって、個人や組織全体のメンタルヘルスや協調性がことごとく侵食されていくのをまざまざと見せつけられ、人間の心理に関心を持つようになった。 福岡県出身・B型 -
新・老年書生の境地
出会いと運命 本書は、昨年(2021年)に刊行された 『もの言える老人のための条件 老年書生の境地』の続編である。 前著とは構成を変え1項目あたりの内容を増やしたことから 『新・老年書生の境地』というタイトルとなっている。 著者が団塊世代である特性もあり、「教条的」「べき論」という感は やはり否めないが、市井に生きる一老生のシニカルな「声」として 受け止めてほしい。 本書は、同世代への、そして若き世代へのエールともなっている! 【目次】 「ふるさと墓参」「階層社会」「障害者雇用の現実と労働環境の変化」 「視点の違い」「舌禍」「内部告発」「栄光と挫折」 「ニュースの公平性」「フェイクニュース」「落書き」「情報源」 「景況と会社成長と酒のある人生」「遊びの風景」「出会いと運命」 「外国への憧れ」「小さな覚悟」「死生観と退き際」 -
シークレット婚活塾
悩める独身女性が殺到!! 驚異の実績をほこる「恋愛力アカデミー」のノウハウを初公開する一冊! ・一度も彼氏が出来なかったのに、1ヵ月に4人もの男性に告白された女性 ・17年間続いたドロ沼不倫から目覚め、スーパー玉の輿婚を叶えた50代女性 ・たった2回のLINEだけで元彼に結婚を前提にやり直そうと言われた女性 ・国際結婚したものの旦那さんが家を出て行き、離婚をずっと突き付けられていた女性も、アカデミー卒業後、旦那さんが帰ってきて子どもまで授かり幸せに ・男性にまったくモテない女性が半年の講座の間に結婚が決まり、アカデミーを途中卒業…ほか実績多数! これほどの実績が出る理由。それは、井上氏が、女性を口説く男性の手口をすべて知っているからこそ、それを逆手にとった恋愛戦術を教えられるから。 本書は、元・カリスマホストの恋愛塾講師が、自身がホストの時代に駆使しただけでなく、ホスト経営者時代にホストやホステスを指導して実績を出し、また現在主宰して大好評中の女性向け恋愛講座「恋愛力アカデミー」でも次々と結果を出している、プロしか知らない実践法を、こっそり教えます。 1万人の女性を泣かせてきた著者が「全男性を敵に回してもいい」と懺悔の気持ちで挑む初の恋愛本。 -
C★NOVELS Mini あとがき対談 電子書籍版 鈴木理華画集より
電子書籍版『鈴木理華画集』に特典として収録された「あとがき対談」の全文。『鈴木理華画集 α女王/β海賊/γ天使たち』(2012年12月28日刊行)所収。 -
j-style kimono 私のきもの練習帖
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「私」に似合う、若見えするきものがわかる! きものにまつわるエッセーと、季節やシチュエーションによってのコーディネート例も多数紹介。 似合う色は若見えする/受け継ぐ楽しみ/自分らしさを磨く……など、おとな世代のきもの愛好家の悩みも解決! 雑誌『和樂』『七緒』で新時代きものブームを仕掛けた著者が、極上のコーディネートを提案。自分らしく装うヒント、満載です。 -
ジェンダーバイアスからの解放と男性の人権擁護を求めて
誰もが個性を尊重され、幸福感の中で暮らせる社会の実現を目指して。 「男らしさの規範」は、戦後にあっても、半ば絶対性を有する規範として、男たちを呪縛してきた。男性は、厳しさに耐え、困難を克服し、守る役割を果たさなければならない。社会に救いを求めてはならない。配慮を求めてはならない。救いも、配慮も、女性のために存在したのである。そういう同調圧力が、男性同士の人間関係として存在し、女性もまた、その性別役割を、当然の如く男性に要求してきた。多様性という言葉がようやく拡散するようになった日本――。しかし社会は今も男性の多様性を照明することなく、ジェンダーバイアスと女性優遇の支配下で、男性の人権を侵犯する。その理不尽と対峙すべく立ち上がった著者による、10年間の活動と思想の記録。 -
ジェーン・バーキンと娘たち
ジェーン・バーキンをめぐる、日本初の評伝的エッセイ エルメスの高級鞄で有名な「バーキン」が誕生したのは育児のためだったという逸話はよく知られているが、その親子関係の実際のところについてははたしてどうだろう。 ジェーン・バーキン(1946-2023)には三人の娘がいる。末娘ルー・ドワイヨン(1982-)は映画監督のジャック・ドワイヨンを、次女シャルロット・ゲンズブール(1971-)はセルジュ・ゲンズブールを、そして長女ケイト・バリー(1967-2013) は作曲家のジョン・バリーを父親に持つ。そして、その子育てにおいては、世界中に愛をささやいた「かっこいい女」の魂の叫びが幾つも秘められていた──。 本書は、彼女たちと40年来の親交がある著者による、ジェーン・バーキンをめぐる日本初の評伝的エッセイ。 ジェーンの少女時代からの恋愛、仕事、結婚、慈善活動……ありのままに生きる母親は、三人の娘と、どのような愛を育んできたか? 親日家の故人を哀悼しつつ、母娘の真実を描く、祈りが聞こえる「家族の肖像」。プライベートフォトをはじめ、音声や動画を視聴できるQRコードも多数収録。年譜付。ジェーンの葬儀を追体験するエピローグには胸を打たれるだろう。 [目次] ジェーン・バーキン バーキンという家系 ジェーンの誕生 ジェーンの少女時代 ケイトの誕生 セルジュ・ゲンズブールとの出会い ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ シャルロットの誕生 ルーの誕生 ヴェルヌイユ通りの家 ラ・トゥール通りの隠れ家 不倫の熱愛の果て 最後のアマン 最期の五日間 長女 ケイト・バリー 次女 シャルロット・ゲンズブール 末娘 ルー・ドワイヨン エピローグ あとがき 参考資料/年譜/図版一覧 -
時間探偵
ファンタジー宇宙文学 神話のなかの神々の戦争とは何だったのか、迷信と誤解が及ぼした混乱の原因を探り、世界中のミステリー。スポットを空想で旅するファンタジー。 【目次】 第1章 偶然の賜物 第2章 時空旅行へのチケット/宇宙卵/改竄疑惑 第3章 エデンの秘密 第4章 シュメール・アヌンナキ説 第5章 無慈悲な異星人の干渉 第6章 火星サイドニア仮説/ビブリカル・エクストラテレストリアル・コンタクト/山本佳人スペース・プログラム説/古代宇宙文学の系譜 第7章 宇宙的痕跡/古代宇宙戦争の様相 第8章 人種戦争とレイス・フォビアの起源 第9章 アレクサンドリア大図書館の記憶/フィロンのクリストロジー 第10章 史的イエスの謎 第11章 エバンゲリオンの正体 第12章 剽窃された神話/アストロセオロジーによる反論 第13章 捏造の証拠 第14章 超物理的証拠 第15章 20世紀のエニグマ/無慈悲な異星人の正体 第16章 サンタ・ソフィア博物館に託された秘密 あとがき 【著者】 紫村盆水 ベース奏者として豊田貴志、塩次伸二ハイタイドハリス・ブルース・バンド86年を経験。毎日新聞社主催88年読書感想画コンクール高校生の部指定図書、ロナルド・シーガル著作『トコロッシュ』大和書房翻訳出版後、米国永住、Japan Cable Vision社に入社、テレビ朝日制作ニュース番組『600ステーション』のアトランタ近郊での放送事業に従事。海外ドラマ制作総合コーディネーターを経験、92年に独立し、テクタイト社を設立、以降、テレビ番組制作コーディネーターとして全米を旅する。 -
ジグソーパズル
奇才あらわる。 「バイきんぐ」のじゃないほう芸人、西村さんの最初で最後の初エッセイです。 小峠さんよりも先に書籍を出版。 社内の反対を押し切っての刊行です。 はっきり言って、売れる期待は全然していません。 ただ、キャンプだけではない、西村さんの“無駄な才能”を楽しんでいただけると幸いです! 有益な情報はほとんどないですが、読むとほんの少しだけ元気がでます。 暇な時に僕はジグソーパズルをやる。本当に気が向いた時だけなので年に2、3回くらい。年に2、3回なら結構やっている方ではないかと思う人もいるでしょうが違うのです、僕はまだ完成してない1000ピースのジグソーパズルを年に数ピースずつ、気がつけば14年という気が遠くなるほどの時間をかけてやっているのです。 1日1ピースやるだけでも3年もしないうちに完成しますからね。「完成させる気がないだろう?」とよく言われますが14年の間コツコツ数ピースずつやっているし、その間4回引っ越しして、そのたびに毎回作りかけのまま梱包しては開梱を繰り返し、ホコリがかぶればパズルを吸い込まないように掃除機をかけ、謎のちぢれ毛が紛れ込めば丁寧に取り除き、それはもう大事に扱っているのです。いつか完成するのを夢見て。(本文より) 【著者プロフィール】 西村瑞樹 (にしむら みずき) お笑いコンビ「バイきんぐ」にて主にボケを担当。相方はツッコミの小峠英二。 現在はソニー・ミュージックアーティスツ(SMA NEET Project)所属。 2012年『キングオブコント』(TBS)で優勝。 2019年、YouTubeにて『CAMP西村チャンネル』を開設、配信開始。 初の冠番組『西村キャンプ場』(テレビ新広島)が、2019年からレギュラー化。 趣味はキャンプ、映画鑑賞、TVゲーム。特技は野球とカラオケ。本書は初の書籍。 -
次元上昇日記 ベストセレクション50
「次元上昇」とは? それは「アセンション」のこと。 では、「アセンション」とは何か――? 辛酸なめ子さんにとっては、日々、功徳を積んで善行マイレージを貯め、それがある閾値に達すると得られる高い次元のこと。 本書は、そんな次元上昇をめざす一人の女性が、イベント、パーティ、買い物、仕事……と毎日足を運び、霊的な何かが見えたり、癒されたり、反省したり、試行錯誤する抱腹絶倒の記録です。 この世界の次元は一つじゃない――。 よりすぐりのベスト50をお楽しみください。 <内容> 2014年6月1日 代々木フェス 2014年12月26日 エンジェルパーティ 2013年12月28日 宇宙に思いを……。 2013年12月16日 パン以外食生活 2015年6月1日 今昔セレブ 2014年1月7日 足難の日 2014年8月3日 イルカ降臨 2014年6月8日 劇団四季の歌のパワー 2014年4月13日 大江戸霊異記 2016年4月6日 ついにiPadを…… 2014年5月20日 セブ島より帰還 2014年4月29日 へんないきものたち 2014年4月6日 しめやかに京都 2014年9月2日 臨死トリップ 2014年8月28日 超能力と残暑 2014年1月10日 ザクロパワー 2014年10月29日 バブル再来 2014年7月24日 久しぶりの家内制手芸 2014年8月12日 キャラの濃い50代男子 2014年5月29日 背徳サイト 2014年4月17日 不穏な街 2014年8月7日 アイドル系ライブ 2016年3月1日 脱貧乏性を目指して ほか ※本作品は、幻冬舎plus(http://www.gentosha.jp)の連載「次元上昇日記」で2013年11月~2016年4月にかけて公開した記事の一部を抜粋し再構成したものです。 -
自刻像
家族、映画、事件。赤裸々な告白 「次の生き方を模索するために、過去の自分に会う旅をしました。」(著者のことば) 2020年9月に大麻取締法違反容疑で逮捕されて以降、活動を自粛してきた俳優・伊勢谷友介の語り下ろし. 映画復帰第1作となる『ペナルティループ』が2024年3月に公開されるのを前に、これまで歩んできた人生の様々な場面(シーン)について、率直に語った。 幼少時代を過ごした北海道・函館の記憶、東京芸大入学、沖縄・渡嘉敷島やインドへの旅、複雑な家庭環境、齢の離れた異母兄・山本寛斎氏との交流、映画にかける思い、東日本大震災の際の活動、そして事件について。 自ら語ったさまざまなエピソードから、ひとりの人間の像が刻まれていく――そんな一冊だ。 【著者のことば】 「個の命は種の存続の為にある」ことに気がついてから、地球上で唯一、自らの未来を壊す生物である愚かな我々人類と、その社会の変革のイメージを育み、行動に変えることが僕の人生でした。それが出来なくなった今、次の生き方を模索するために過去の自分に会う旅をしました。他人や社会のために生きるのではなく、自分のための時間の使い方を探しに、過去の自分と向き合う旅です。お付き合いいただければ幸いです。 -
事故物件生活 恐い日常
人はどこまで恐怖に耐えられるのか? 死者とともに暮らす日々―― 事故物件に住みはじめて以来、著者のもとに不思議と集まってきた怪談を収録。 事故物件、心霊写真、呪われた場所…すべて実話。 事故物件に住むようになって13年。最初は「事故物件」というだけで怖く、説明のつかない出来事――電気が点滅したり、変な音が聞こえたり、おかしな写真が撮れたり――に怯えていた。しかし、何も起きないわけではないが、必ず何かが起きるわけでもない事故物件で日々を過ごし、やがて著者は「人は必ず死ぬ。それなのになぜ誰かが亡くなった場所は恐いのか?」と、さらなる恐怖を追究していくことになる。 ・事故物件生活13年目。契約・解約、引っ越し、家具⋯その実情 ・死を覚悟して臨んだ事故物件生活で一番怖かったこと ・はじめての心霊番組ロケで行った最恐スポットで体験した怪 ・心霊の現場に付き合ってくれる後輩の耳から出てきた7個の真珠 ・周囲の人々のインターホン、留守電、LINEに現れた異変 ・著書が映画に。しかしタニシが撮影現場に来たら何かが起きる⋯! ・愛媛、山形、北海道⋯各地の書店で体験した変な出来事…他 著者累計55万部突破! ベストセラー『事故物件怪談 恐い間取り』の著者・松原タニシが贈る怪奇エッセイ! -
自己流園芸ベランダ派
タレント、ミュージシャン、作家……と多様な顔をもつ、著者いとうせいこう氏は自宅マンションのベランダで60鉢もの植物を育てる「ベランダー」でもある。 「ベランダー」とは著者の造語で、ガーデナーと区別したものだ。 面積や日照時間が限られる都会の狭いベランダでは園芸書の知識は通用しない。 著者は10年以上のベランダー経験をもとに自己流で植物の世話をし、試しては枯らし、枯らしては試すを繰り返す。 しかし、その自由さこそがベランダーの醍醐味なのである。 たとえ枯らしてしまってもいいのだと著者は言う。 それも植物の生命のひとつのサイクルであり、そもそも植物の生命をコントロールしようとすること自体が無理なのだから……。 本書は、そんな著者の植物生活をつづったものだ。 著者と一緒に植物の生命の偉大さに驚き、感謝したくなる一冊です。 -
自身のためのレクイエム ―ビル・エヴァンズのジャズ美学―
ビル・エヴァンズが亡くなって、もう36年になる。日々、彼が残した膨大な数のコレクションから演奏を聴いていると、亡くなったこと自体が信じられない気がする。今、目の前で、彼が美しい音楽を奏でているからだ。 もし私が若い時期にビル・エヴァンズの音楽に出会っていなかったら、この歳になってもジャズを聴き続けることはなかっただろう。 そして今でも、日々、彼の音楽に触れて感動を覚え、安らぎを感じることができることに、心から感謝しなければならない。 幸いにも、1998年、アメリカでビル・エヴァンズの人となりを膨大な証言から書き下ろした伝記本が出版された。 ピーター・ペティンガー著の「Bill Evans: How My Heart Sings」がそれである。(日本語訳は翌年、水声社から出版されている。) この本のお陰で、ビル・エヴァンズという偉大なジャズ・ピアニストの素顔が大分明らかになった。 ビル・エヴァンズが、敬愛する兄ハリーのあとを追ってクラシック・ピアノへの道を歩んでいなければ、ビル・エヴァンズのジャズは平凡なものに終わっていたかもしれない。あの叙情味溢れた即興演奏も、凛としたピアノの音色も、存在しなかったかもしれない。 (あとがきより) (※本書は2017/2/21に発売し、2022/8/25に電子化をいたしました) -
ジジイの昭和絵日記
昭和100年、戦後80年記念エッセイ 昭和19年生まれの著者は、人生のほぼすべてを戦後と共に生きてきた。それはまるで、奇跡のように平和な時代。家業が没落したのちも気丈な母、しおれてしまった父、そんな父に反発する兄、苦労して成功した友人、仕事を諦めた妻、バブルを謳歌した仲間たちとの思い出、忘れられないあの人の記憶。平成・令和と時は流れる。いつの時代も人は懸命に生きてきた。共に生き、暮らし、そして風になっていった人々に送る31篇の人間賛歌。 【目次】 はじめに 1章 名古屋・東京・千葉 二度の大地震/サマータイム/長崎の鐘/転校生/モナミの思い出/闇市/兄の進学/被爆した船員/兄の手紙/一九六〇年安保闘争/千葉駅前栄町/東京オリンピックの空/沖縄への旅/羽田闘争/一九六九年/革新都政/デモに行きませんか/妻の中学校/「本の雑誌」のこと/目黒孝二と椎名誠/独立/彼女の名はノエル 2章 満洲 満洲に行ってみる/北京の公園にて/孔乙己酒楼と酒/満洲への第一歩/世界でもっとも美しい街/大草原の大きな要塞/満蒙開拓の旅/高原列車の旅/景星県の小さな村 あとがき -
自炊の風景
生活も人も料理も毎日少しずつちがう。その日にしかない偶然があるから、自炊は面白い 食、暮らし、旅、家族・友人などさまざまな場面で料理の片鱗に触れて心が動いた瞬間を、ありのままに綴った自炊料理家・山口祐加初のエッセイ集。初めて料理をした7歳の頃から、料理家としての独立を経て、世界の自炊を求めて海外を訪ね歩いた現在までに食べてきた食卓の数々の風景を凝縮し、豊富な写真とともに17のレシピも収載。「自炊」にとことん向き合い、著者と料理との関係性を浮き彫りにする、いま最注目の料理家の日常の記録。 ※電子書籍版では、写真をカラーで収載しています(一部例外があります)。 〈内容〉 【「自炊」ってなんだ】 自炊料理家漂流記/料理の「コツ」ってなんだろう?/私が自炊を教える理由/冷蔵庫の食材テトリス/母のめんつゆ炒め/おばあちゃんの質素なお雑煮/「今日のごはん、何がいい?」って聞かれたら、何と答えるのが正解なのか/畑仕事と資本主義社会/秘密の汁かけ飯/一人暮らしで得た自炊の自由/一人ごはん実験室/友達を家に呼んで食べる時に考えていること/料理と偶然出会うこと/先に食べてるよ/繰り返しの毎日に飽きないために 【未知の自炊を求めて世界へ】 海の向こうの自炊/手の動きが美しい国、台湾/チヂミには酢醤油につけた玉ねぎを/「敵にレシピは教えないでしょう?」/インド人青年のミッドナイトパスタ/自分で選ぶ・作る生活/フランス人から学んだコース料理の美学/おいしいミネストローネの秘密/パリ郊外の友達の家にて、冷蔵庫にあるもので自炊/メキシコで作る働き者のためのハンバーグ/未知なる料理のオンパレード。メキシコのお母さんが作る家庭料理/ペルーの山奥で暮らすおばあちゃんの食卓/料理家の海外持ち物リスト/ラオスは原始の料理が残る国 【そして、自炊は続く】 忘れたくない家、街/未完成の食卓/食欲さんの家出/クリスマスぎらい/作り置きの出産祝い/春は風味を食べる季節/現代おせち批評/岡山で出会った「じゃぶじゃぶ」と「牡蠣飯」/75歳の自炊の先輩/つわりと食生活/二度と作れないカレー/献立に「なる」 はじめに おわりに -
時代とフザケた男
底抜けに明るくフザケていた昭和の芸能を喜劇人の著者が綴る私的昭和芸能史 テレビ、映画、舞台、ラジオなど、ジャンルを越えて活躍してきた著者。高倉健さん、勝新太郎さん、藤田まことさん、吉永小百合さん、キャンディーズ……など。仕事を通じて知り合ったスターやアイドルたちの知られざる素顔を、優しい目線で綴った昭和の芸能史です。 昭和から平成の芸能界を駆け抜けてきた喜劇人・小松政夫。昭和の一時期、宴会芸は「デンセンマンの電線音頭」か「しらけ鳥音頭」でした。 学校では子どもたちが机の上に登って小松政夫や伊東四朗のマネをして踊った時代。それは「小松の親分」こと小松政夫が、日本をフザケさせていた時代です。 小松政夫ならではの温かく優しい目線で綴った昭和のアイドルやスター、コメディアンとの知られざる素顔と交友の数々。にぎやかで元気のあった時代を自ら振り返った半生記です。 -
時代を撮った男: テレビカメラマンが振り返る40年の仕事人生
「仕事で何千という現場に立ち想像もできない数のフィルムやテープを回してきました」(本文より)カメラマンとしての初仕事は、皇太子さまと美智子さまのご成婚パレード。東京オリンピックのCM撮影、安藤忠雄やブッシュ大統領の密着インタビュー、日本航空機墜落事故の独占スクープ……映画会社やテレビ局のカメラマンとして社会の最前線に立ち、「時代」を切り取ってきた著者が、40年の仕事人生を写真とともに振り返る回想録。撮影の裏話や貴重なエピソードとともに、カメラマンとしての仕事哲学を語る。カメラマンや記者、報道の世界を志す人に特におすすめの一冊! -
じつはウチ、フランス婚 ~結婚してない、でも家族~
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「フランス婚」とは・・・ フランス人と結婚することではありません! ★フランス婚ファミリー のほほんマンガ日記★ 婚姻届を出さない夫婦のカタチ・・・ それが「フランス婚」です。 「フランス婚」、具体的に何がどうなの? どこからが「フランス婚」なの? フランスでは常識らしいけど、日本ではどうなの? 決して結婚が最終目標でもなければ、結婚で幸せになるわけでもないです。 結婚したから不幸せになった人も数多くいます。 なぜフランスではフランス婚が常識なのだろうか。 幸せについて考えさせられます。 『結婚できない』のではなく、『選んで結婚しない』という生き方。 日本人にはない新しい文化を、漫画で楽しく学び今後の選択肢の1つとして 参考にしていただければと思います♪ ■目次 ●Part.1 フランス婚な日々 ・同じマンションに住み ・みんなで夜ごはん ・夜ごはんの値段 ・お仕事事情 ・お仕事風景 ・お財布事情 ・ウチのルール ・真夜中の思い出 ・ポンちゃんがきた ・ポンちゃんの姓 ・財布のヒモ ・禁欲が節約! ・ヒヤッとした話 ・ツジオのヒトリゴト ●Part.2 フランス婚にたどりつくまで ●Part.3 フランス婚らしいこんなこと ●Part.4 フランス婚でも悩みはナシ ●Part.5 いろいろあるけど、やっぱりフランス婚 ■著者 しばざきとしえ フリーランスイラストレーター。 セツモードセミナー卒。 雑誌・書籍でルポマンガを中心に活動中。 キャラクター作家として「ウサワカメ」などさまざまなキャラも産みだしている。 著書に『パパいらず』がある。 -
じつは私、摂食障害の子をもつ母親なんです
ごく普通の家族に突然訪れた娘の「摂食障害」。年ごろの娘のダイエットだからと、あまり気にも留めていなかった母。ところが娘のダイエットはあっという間に拒食症に、その後すぐに過食症を併発、過食嘔吐を繰り返すようになってしまう。娘は夜中にこっそり食べ吐きをしていた。朝、お弁当を作ろうと冷蔵庫を開けると、なかは空っぽ、炊飯器の3合のごはんも空っぽ、朝食用のパンも袋だけがキッチンに捨てられていた。インスタントラーメン5食、食パン2斤、マーガリンひと箱……。パンの焼けた臭い、揚げ物の油の臭い、そこらじゅうに散らかった食べかすの山、山、山……。ひどいときには、過食の最中に睡魔におそわれたのか、娘はラーメンどんぶりに顔を突っ込んで爆睡していることもあった。かわいい娘がなぜこんなことに? そして家族の仲はガタガタと音を立てて崩壊してゆく――。何が彼女を病に追い込んだのか? 一度は崩壊しかけた家族が再び手を取り合い、諦めずに向き合い続けて病気を克服してゆくまでの2000日間を綴る。 -
実母と義母
逃げたい夜もあった。妻であることから、母親であることから……。夫を亡くしたあと、癌で逝った実母と、高齢の夫と暮らす認知症急速進行中の義母。「ふたりの母」の生きざまを通してままならない家族関係を活写するエッセイ。 婚約者として挨拶した日に、義母から投げかけられた衝撃の言葉(「義母のことが怖かった」)、実母と対面したあとの義母の態度が一気に軟化した理由(「結婚式をめぐる嫁姑の一騎打ち」)、喫茶店を経営し働き通しだった実母の本音(「祖父の代から続くアルコールの歴史」)、出産時期と子どもの人数を義父母に問われ続ける戸惑い(「最大級のトラウマは出産と産後」)、義母の習い事教室の後継を強いられる苦痛(「兄の遺品は四十五年前に母が描いた油絵」)など全14章で構成。 義父や義母の介護をしながら時折居心地の悪い気持になることがある。実母に対して何もしてあげられなかったのに、あれだけ長年私を悩ませた義父母の介護をするなんて、これ以上の皮肉はあるだろうか。 (本書「結婚式をめぐる嫁姑の一騎打ち」より抜粋) -
自伝エッセイ
短編 自伝エッセイ 20篇 主に昭和時代に人生を過ごした著者が、心に残った出来事を短く纏めて、記録として残そうとしたものの一冊目。同時代を生きた人だけでなく、若い人にも人生の厳しさ面白さを感じて戴ければ幸いである。 出版/喜怒哀楽書房 【目次】 まえがき 1.浜千鳥 2.杉戸神社 3.油野分校 4.満開の山桜 5.ラグビー 6.スプートニク一号 7.レース鳩 8.スパイク 9.三姉妹 10.文化人類学 11.貝がら節 12.大変身 13.東尋坊 14.おさん茂兵衛 15.羊蹄丸 16.新居浜太鼓台 17.原体験 18.恩返し 19.書道教室 20.水あめ 【著者】 鈴木幸一 1946(昭和21)年 岡山県新見市 に生まれる 1969(昭和44)年 京都大学工学部土木工学科卒業 2010(平成22)年 愛媛大学名誉教授
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