十頁だけ読んでごらんなさい。十頁たって飽いたらこの本を捨てて下さって宜しい。

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473円 (税込)

2pt

好きと打ち明けたい。デートに誘いたい。病気の人を見舞いたい。身内を亡くした人にお悔やみを伝えたい。そんな時、どうしたら自分の気持ちを率直に伝えて、相手の心を動かす手紙を書くことができるのか――。大作家が、多くの例文を挙げて説き明かす「心に届く」手紙の秘訣は、メールを書く時にもきっと役立つ。執筆より半世紀を経て発見され世を瞠目させた幻の原稿、待望の文庫化。

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十頁だけ読んでごらんなさい。十頁たって飽いたらこの本を捨てて下さって宜しい。 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    手紙の書く時の考え方の本。
    「読む人の身になって」書く。
    当たり前のようだけど、忘れがちな事が事例をあげて丁寧に説明されている。
    洒落た言い回しじゃなくてもいい、形式にとらわれていては心が伝わらない。
    読めてよかった。

    0
    2020年07月20日

    Posted by ブクログ

    10ページなんかあっという間に読んでしまうくらい面白かった。遠藤周作さんは名前しか聞いたことがなく読んだことがなかったが、こんなに面白いエッセイを書く人だとは知らなかった。

    手紙の書き方を教えてくれる本であるが、今でも通用する内容でとても参考になる。

    0
    2018年12月22日

    Posted by ブクログ

    手紙の大切さ、手紙の書き方について書かれている。
    当時に比べて今は手紙を書くことがあまりなくなって、この作品に教えてもらったことを実践する機会があるかどうかはわからないが、それでも読んでよかったと思えた。
    どんなコミュニケーションにも通ずることばかりだったし、何より、読んでいてとても楽しかった。

    0
    2014年12月17日

    Posted by ブクログ

    表現に関して一読してみるとよい本として紹介されていた作品。私にとっては少し昔の作家さんの印象があって、読みにくい文章なのかなぁと構えていたものの、挑戦的なタイトルに興味を惹かれて読んでみた。そしたらびっくり。中の文というか語り表現が、内容以前に単純に楽しかった。まっすぐさっぱりアイロニックで、こんな

    0
    2024年09月28日

    Posted by ブクログ

    筆不精を直す話。今の時代なかなか手紙を書く機会はないが、昔からよく書いていたことを思い出す。
    便箋、封筒、葉書、切手を身の回りに用意しておくこと。字の上手下手や文体にこだわらず書いていたことを思い出す。
    恋文に関することに多くの紙面を割かれている。
    書き手に興味を持たせる。
    相手の美点を上手に褒める

    0
    2023年03月21日

    Posted by ブクログ

    タイトルが長い!そして挑発的!
    長すぎて、逆にそれが目を引いて買ってしまいました。

    色々な場面においての手紙の書き方についてです。

    だいぶ昔に執筆された本のようで、今はあまりお目にかかることも少なくなった(…と思われる)ラブレターの書き方なども入っていますが、つづられ方にユーモアがあり、面白おか

    0
    2022年05月07日

    Posted by ブクログ

    相手の心を動かす手紙はどう書くのか、ユーモアを交えながら講義形式で説明する。手紙の書き方だけでなく、人付き合いでの普遍的な大切さが書かれていて、読んで肯くことばかりでした。

    0
    2021年08月05日

    Posted by ブクログ

     心の込められた手紙を書くには『読む人の身になって』書くと良いが、【どのようにして】という部分を、例題を絡めて綴られている。
     手紙について2割、恋文に5割、お見舞い・お悔やみに2割、他1割といったバランスで、主にラブレターに関してだが、要領は他の内容でも使うことの出来るものだ。
     少し古い価値観も

    0
    2020年10月10日

    Posted by ブクログ

    死後に未発表の原稿が見つかり出版された本。読み物として面白かったし、遠藤周作がこんな軽快な文章を書くだんて意外だった。修飾語の表現を鍛える「〜のようなゲーム」はぜひ習慣にしたい。

    0
    2018年07月14日

    Posted by ブクログ

    手紙に関する新しい発見もあったし、筆者の文章との向き合い方も知れた気がする。みんなに読んでほしいな。

    0
    2017年10月29日

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