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好きと打ち明けたい。デートに誘いたい。病気の人を見舞いたい。身内を亡くした人にお悔やみを伝えたい。そんな時、どうしたら自分の気持ちを率直に伝えて、相手の心を動かす手紙を書くことができるのか――。大作家が、多くの例文を挙げて説き明かす「心に届く」手紙の秘訣は、メールを書く時にもきっと役立つ。執筆より半世紀を経て発見され世を瞠目させた幻の原稿、待望の文庫化。
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Posted by ブクログ
手紙の書く時の考え方の本。 「読む人の身になって」書く。 当たり前のようだけど、忘れがちな事が事例をあげて丁寧に説明されている。 洒落た言い回しじゃなくてもいい、形式にとらわれていては心が伝わらない。 読めてよかった。
10ページなんかあっという間に読んでしまうくらい面白かった。遠藤周作さんは名前しか聞いたことがなく読んだことがなかったが、こんなに面白いエッセイを書く人だとは知らなかった。 手紙の書き方を教えてくれる本であるが、今でも通用する内容でとても参考になる。
手紙の大切さ、手紙の書き方について書かれている。 当時に比べて今は手紙を書くことがあまりなくなって、この作品に教えてもらったことを実践する機会があるかどうかはわからないが、それでも読んでよかったと思えた。 どんなコミュニケーションにも通ずることばかりだったし、何より、読んでいてとても楽しかった。 ユ...続きを読むーモアを交えて書かれた文章はリズミカルで、今とは大分言葉遣いが違うにも関わらず、すんなりと頭に入ってきた。
表現に関して一読してみるとよい本として紹介されていた作品。私にとっては少し昔の作家さんの印象があって、読みにくい文章なのかなぁと構えていたものの、挑戦的なタイトルに興味を惹かれて読んでみた。そしたらびっくり。中の文というか語り表現が、内容以前に単純に楽しかった。まっすぐさっぱりアイロニックで、こんな...続きを読むに吹き出すように読む本だとは思わなかった。 男女の捉え方や、取り上げられているものが手紙、というのが時代を感じさせるものの、伝えたいことを伝える、という観点は現代も変わらない。大切なことは「読み手(相手)の身になって」ということ。 食わず嫌いせずに読んでよかった。
筆不精を直す話。今の時代なかなか手紙を書く機会はないが、昔からよく書いていたことを思い出す。 便箋、封筒、葉書、切手を身の回りに用意しておくこと。字の上手下手や文体にこだわらず書いていたことを思い出す。 恋文に関することに多くの紙面を割かれている。 書き手に興味を持たせる。 相手の美点を上手に褒める...続きを読む。 無駄な不安感や警戒心を与えない。 ネチネチしたものの言い方を避ける。 褒める場合の要領は以下の2点。 抽象的な褒め方はしない。 彼女だけが気づいていて、あまり他人が気づいていないところを探す。 断りの手紙はハキハキと書く。 お悔やみは難しい。著者もそう感じている。 ちょっとした葉書や挨拶状、手紙こそ相手に印象を与えるように注意すべき。 書く前に相手の趣味や経歴などをよく考えて、喜ばれるようにする。 年賀状や、暑中見舞いより、季節外れの思いがけない一枚の葉書が相手の印象に残る。 本書は遠藤氏が亡くなってから見つかった原稿とのこと。しかも執筆から約半世紀後。
タイトルが長い!そして挑発的! 長すぎて、逆にそれが目を引いて買ってしまいました。 色々な場面においての手紙の書き方についてです。 だいぶ昔に執筆された本のようで、今はあまりお目にかかることも少なくなった(…と思われる)ラブレターの書き方なども入っていますが、つづられ方にユーモアがあり、面白おか...続きを読むしく、でもフムフム、と納得してしまいます。 なるほど、同じことを伝える内容でも、書き方ひとつで相手が受ける印象ってこんなにも違うのだなぁ。 筆不精を克服した筆者のコツも書かれていますよ。
相手の心を動かす手紙はどう書くのか、ユーモアを交えながら講義形式で説明する。手紙の書き方だけでなく、人付き合いでの普遍的な大切さが書かれていて、読んで肯くことばかりでした。
心の込められた手紙を書くには『読む人の身になって』書くと良いが、【どのようにして】という部分を、例題を絡めて綴られている。 手紙について2割、恋文に5割、お見舞い・お悔やみに2割、他1割といったバランスで、主にラブレターに関してだが、要領は他の内容でも使うことの出来るものだ。 少し古い価値観も...続きを読む見られるが、家族へしっかりとした手紙を書きたいと考えていた身としては、概ね参考になった。
死後に未発表の原稿が見つかり出版された本。読み物として面白かったし、遠藤周作がこんな軽快な文章を書くだんて意外だった。修飾語の表現を鍛える「〜のようなゲーム」はぜひ習慣にしたい。
手紙に関する新しい発見もあったし、筆者の文章との向き合い方も知れた気がする。みんなに読んでほしいな。
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十頁だけ読んでごらんなさい。十頁たって飽いたらこの本を捨てて下さって宜しい。
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