自刻像

自刻像

1,800円 (税込)

9pt

3.0

家族、映画、事件。赤裸々な告白
「次の生き方を模索するために、過去の自分に会う旅をしました。」(著者のことば)

2020年9月に大麻取締法違反容疑で逮捕されて以降、活動を自粛してきた俳優・伊勢谷友介の語り下ろし.

映画復帰第1作となる『ペナルティループ』が2024年3月に公開されるのを前に、これまで歩んできた人生の様々な場面(シーン)について、率直に語った。

幼少時代を過ごした北海道・函館の記憶、東京芸大入学、沖縄・渡嘉敷島やインドへの旅、複雑な家庭環境、齢の離れた異母兄・山本寛斎氏との交流、映画にかける思い、東日本大震災の際の活動、そして事件について。
自ら語ったさまざまなエピソードから、ひとりの人間の像が刻まれていく――そんな一冊だ。

【著者のことば】
「個の命は種の存続の為にある」ことに気がついてから、地球上で唯一、自らの未来を壊す生物である愚かな我々人類と、その社会の変革のイメージを育み、行動に変えることが僕の人生でした。それが出来なくなった今、次の生き方を模索するために過去の自分に会う旅をしました。他人や社会のために生きるのではなく、自分のための時間の使い方を探しに、過去の自分と向き合う旅です。お付き合いいただければ幸いです。

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自刻像 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月19日

    初めて会ったのは、当時活動していた岡山県の現場にわざわざ来てくれたとき。この本で言えば、ちょうど飯館村のエピソード前後である。芸能人然とせず、気さくな同年代としてフラットな付き合いをさせてもらっている。

    彼の人間性について、その来歴を知る機会があまりなかった。俳優という仕事をしていると、映画やドラ...続きを読む

    0

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