国内ホラー作品一覧

  • 妖怪魔混大百科(ようかいまぜまぜだいひゃっか) (四六判B)
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    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 マルチな才能の持ち主・俳優の東ちづるが、コアな妖怪からメジャーな妖怪まで愛情いっぱいに描いて、自ら解説! さあさ、寄ってらっしゃい、見てらっしゃい。 世界の話題、科学の謎、一度目にすれば孫の代までの語り草。 魑魅魍魎、摩訶不思議、奇妙奇天烈、東ちづるの「妖怪魔混大百科」。 覗いてみてのお楽しみ~。 【ご留意ください】 ※本書は四六判(128mm×188mm)をベースにしています。 ※本書は同じタイトルの書籍、及び変形A4判(210mm×279.4mm)と中身は同じです(表紙のみが異なっています)。 著者プロフィール 東ちづる(あずま ちづる) 俳優/一般社団法人 Get in touch 代表 広島県出身。会社員生活を経て芸能界へ。 ドラマや映画、情報番組の司会、コメンテーター、講演、出版など幅広く活躍。 2012年、アートや音楽、映像、舞台などのエンタメを通じて、誰も排除しない、“まぜこぜの社会”をめざす、「一般社団法人Get in touch」を設立。代表として活動中。 東京 2020オリパラの公式映像「MAZEKOZEアイランドツアー」の企画・構成・キャスティング・演出・衣装デザイン・総指揮を担当。 2023年4月TEDxKyotoにスピーカー登壇。 著書に、『らいふ』(講談社)、『〈私〉はなぜカウンセリングを受けたのか~「いい人、やめた!」母と娘の挑戦』(マガジンハウス)、絵本『マリアンナとパルーシャ』(主婦と生活社)、『わたしたちを忘れないで~ドイツ平和村より』(ブックマン社)等多数。
  • 妖怪魔混大百科(ようかいまぜまぜだいひゃっか) (四六判A)
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 マルチな才能の持ち主・俳優の東ちづるが、コアな妖怪からメジャーな妖怪まで愛情いっぱいに描いて、自ら解説! さあさ、寄ってらっしゃい、見てらっしゃい。 世界の話題、科学の謎、一度目にすれば孫の代までの語り草。 魑魅魍魎、摩訶不思議、奇妙奇天烈、東ちづるの「妖怪魔混大百科」。 覗いてみてのお楽しみ~。 【ご留意ください】 ※本書は四六判(128mm×188mm)をベースにしています。 ※本書は同じタイトルの書籍、及び変形A4判(210mm×279.4mm)と中身は同じです(表紙のみが異なっています)。 著者プロフィール 東ちづる(あずま ちづる) 俳優/一般社団法人 Get in touch 代表 広島県出身。会社員生活を経て芸能界へ。 ドラマや映画、情報番組の司会、コメンテーター、講演、出版など幅広く活躍。 2012年、アートや音楽、映像、舞台などのエンタメを通じて、誰も排除しない、“まぜこぜの社会”をめざす、「一般社団法人Get in touch」を設立。代表として活動中。 東京 2020オリパラの公式映像「MAZEKOZEアイランドツアー」の企画・構成・キャスティング・演出・衣装デザイン・総指揮を担当。 2023年3月TEDxKyotoにスピーカー登壇。 著書に、『らいふ』(講談社)、『〈私〉はなぜカウンセリングを受けたのか~「いい人、やめた!」母と娘の挑戦』(マガジンハウス)、絵本『マリアンナとパルーシャ』(主婦と生活社)、『わたしたちを忘れないで~ドイツ平和村より』(ブックマン社)等多数。
  • 妖奇庵夜話 千の波 万の波
    完結
    4.3
    東京下町にひっそり立つ妖奇庵。 そこは妖人茶道家・洗足伊織の茶室だ。 《管狐》の夷、《小豆とぎ》のマメとともに、穏やかな日々を過ごす伊織のもとへ、 久しぶりに刑事の脇坂がやってきた。 元水泳選手であり、トラブルを抱えた妖人《河童》を連れて……。 ほか、青目と二人きりで密やかに過ごした時間が、 伊織視点、青目視点それぞれで綴られた物語も収録。 中村明日美子のコミックも収録した、真の完結巻! *妖奇庵夜話の「き」は王扁に奇です。
  • 妖奇庵夜話 ラスト・シーン
    4.6
    「ゲームをしよう。兄は守る。弟は奪う」 父親である<鵺>に残酷なゲームを強いられる伊織。 勝利条件は、弟で<鬼>の青目から、 小鳩ひろむを守り抜くことだ。 だが、刑事の脇坂は意識不明のまま、 さらに警視庁Y対は解体され、 鱗田を頼ることもできない。 伊織は、夷、マメ、そして<犬神>である甲藤の力も借り、 全力でひろむを護衛するが……。 「このゲームは圧倒的にディフェンスが不利だ」 妖奇庵の皆の運命は。本編決着巻! (妖奇庵の奇は、正しくは王扁に奇です)
  • 妖奇庵夜話 顔のない鵺
    4.2
    「御指を、いただきたく存じます」 洗足伊織(せんぞくいおり)のもとに現れた老婦人は、 妖人《鬼指(おにゆび)》と名乗る。 刃を手に、指をくれと迫りながらも、彼女はひどく怯えていた。 他にも《シシン》、《天邪鬼》と、存在しないはずの妖人たちが伊織に近づく。 青目の関わりを察した伊織は、 家令・夷(えびす)にある指示を下す。 一方、刑事の脇坂(わきさか)は『麒麟の光』事件の真相を追う。 そこには正体不明の《鵺(ぬえ)》の気配が潜み……。 本当に悪い奴は、誰なのか。 妖人探偵小説第8弾。
  • 妖奇庵夜話 グッドナイトベイビー
    4.4
    茶室・妖奇庵の主は、隻眼にして美貌の洗足伊織(せんぞくいおり)。ヒトと僅かに違うDNAを持つ妖人だ。家令の夷(えびす)、家事手伝いのマメと共に静かに暮らしていたが、《鬼》の属性を持つ青目にマメが襲われて以来、危機感を強めていた。そんな折、妖奇庵を訪れた《貘》から「妖人というだけで差別され、妻子が苦しんでいる」と相談を受ける。一方、子供のように無垢なマメには、過去からの脅威が近づき……。人気作第5弾、文庫書き下ろし。
  • 妖奇庵夜話【3冊 合本版】 『その探偵、人にあらず』『空蝉の少年』『人魚を喰らう者』
    5.0
    突如発見された「妖怪」のDNA。 それを持つ存在を、「妖人」と呼ぶ。 都内に佇む茶室、妖奇庵。 美貌の主・洗足伊織(せんぞく いおり)は、 明晰な頭脳をもつ隻眼の美青年。 口が悪くひねくれ気味だが、彼は人間と妖人とを見分ける力を持つ。 その能力を頼られて、警察からは捜査協力の依頼が。 今日のお客は、警視庁妖人対策本部(Y対)の新人刑事、脇坂。 彼に「アブラトリ」という妖怪が絡む、女子大生殺人事件について相談され……。 家令の美青年で「管狐(くだぎつね)」の夷(えびす)、無垢な美少年で「小豆洗い」のマメ。 家族同様の絆で結ばれた二人と、ひっそり暮らしていたいのに、 事件が伊織を放ってはおかない。 穏やかな日常に潜む「悪意」を、伊織は暴くことができるのか。 大人気妖人探偵小説! ※本電子書籍は『妖奇庵夜話 その探偵、人にあらず』『妖奇庵夜話 空蝉の少年』『妖奇庵夜話 人魚を喰らう者』を1冊にまとめた合本版です。
  • 妖奇庵夜話 人魚を喰らう者
    4.6
    妖怪のDNAを持つ人、妖人。妖人茶道家の洗足伊織は、明晰な頭脳で妖人にまつわる事件解決に一役買っている。そして妖人「人魚」の登録のある女性が誘拐されたことから、今回も警視庁に協力を要請され……。
  • 妖奇庵夜話 空蝉の少年
    5.0
    妖怪のDNAを持つ存在、「妖人」。茶室の主・伊織は、鋭い洞察力を持つ美貌の妖人。人と妖人を見分ける力を使い、予言ができる妖人と名乗る占い師の真贋を確かめることになった伊織だが、殺人事件に遭遇し!?
  • 妖奇庵夜話 魔女の鳥籠
    4.7
    子供の誘拐事件が起こった。犯人は「山姥」だという。妖人茶道家の伊織はそれを否定するが、一方で、妖人女性の連続自殺事件が起こり……。風邪で弱っている伊織も必見!
  • 妖奇庵夜話 誰が麒麟を鳴かせるか
    4.3
    都内で起こった偽装自殺殺人事件。被害者は不可解なメッセージを体に刻み息絶えていた。やがて妖人の宗教団体「麒麟の光」が捜査線上に浮かび、休暇で沖縄に滞在していた妖人茶道家の伊織も協力を頼まれ…。
  • 妖奇庵夜話 花闇の来訪者
    5.0
    妖怪のDNAを持つ「妖人」茶道家、洗足伊織。その「家族」で、「小豆とぎ」の妖人であるマメが、「ひまわり食堂」でボランティアとして働き始めた。しかし、小豆が現場に遺された殺人事件が起きて……
  • ようこそ瑕疵ある世界へ
    完結
    3.7
    全1巻1,650円 (税込)
    謎の怪奇事件に巻き込まれる学生たち。 変わり者の心理士が真相に迫る「臨床心理学×ホラーミステリー」 ――僕、怪異譚は好きだけど、 臨床の現場に出ているときはすべてを信じないよ。 なんとしてでも理屈をつける。 科学に基づかない医療は危険でしかないからね。 星森大学心理学部臨床心理学科の教員、佐伯翼。 趣味で怪談を蒐集する変わり者。 佐伯ゼミの学生である多度結良と沖山修一が、 謎に満ちた怪異事件に次々と巻き込まれ……。 心理学の知識とカウンセラーの観察眼で、不可思議な事件の謎を看破する。 結良はボランティアで参加した施設で「山で幽霊を見た」という 女子高生と出会う。女子高生の心の傷、 そして“幽霊”の正体とは?(――秘密) 「毎晩この部屋で亡くなったおばあさんが現れる」と怯え、 引きこもりになっている大学生。 “心理的瑕疵物件”であるその部屋には すべてを覆す「嘘」が隠されていた。(――優しい嘘) 7つの連作短編、 そして最後に明かされる恐怖とは――。 現役の大学教員であり、怪談蒐集家が描く 臨床心理学×ホラーミステリー、ここに開幕!
  • 妖婚宮
    -
    〈新宿〉を揺るがす戦いが勃発! 魔界都市最大の“恋の逆恨(さかうら)み”とは!? 〈区外〉のIT財閥二代目・月島やしきが魔界都市〈新宿〉で姿を消した。捜索を依頼された人捜し屋(マン・サーチャー)秋せつらの前に、やしきの婚約者で絶世の美女・滝王真奈(たきおう・まな)と彼女の本当の婚約者を名乗る森童子識名(もりどうじ・しきな)が現われる。彼らは各々東北で覇を競った名家出身であり、“力”でせつらを排除し、自らやしきを捕まえるというのだが……。古(いにしえ)から受け継がれる怖ろしき血脈と、〈新宿〉の化身との戦いが始まる!
  • 妖祭物語
    3.0
    彼は魔界復活の鍵を握っている…。社命により通称ぽこちは、その特異な容貌に目をつけられ、日本各地に散在する巨石文化の地へ飛んだ。行く先々で連続する奇怪な事件。真相を求め、ついにはブリザードのアラスカへ――。一体、世界に眠る巨大遺石と魔界復活には、どんな繋がりがあるのか!? 軽快なテンポで新境地を切り拓くニュー伝奇小説、ここに誕生!

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  • 妖殺鬼行(上)
    3.0
    1~2巻715~770円 (税込)
    実戦を旨とし、空手界を急激に席捲しつつある鬼門流空手。その総帥・鬼門帯刀(たてわき)の命を狙う者がいた。秀麗な美貌に似合わず恐ろしい技を使う青年・嵐京吾であった。彼の目的は、世界の要人暗殺のため帯刀が密かに養成している殺人拳“裏鬼門流”を抹消することである。が、嵐vs裏鬼門一派の熾烈な闘いの一方で、妖艶な謎の美女が、恐るべき罠を仕掛けてきた…。

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  • 妖愁
    -
    1巻495円 (税込)
    鬼才が技芸を凝らした最上級怪奇小説集  船の前方の空は緋色に染まりつつあった。  その彼方から何かが飛んで来る。  半透明の膜に包まれた白っぽい形……焼き捨てたあの船の積み荷と瓜ふたつの、人間そっくりで人間ではないもの。なり切っていないものが、その数……無数。……天を圧して飛翔して来るのだ。  私たちには二度と戻れぬ私たちがやって来た方角へと飛んでいく姿は、この上なくグロテスクなのに生の歓びに満ちていた。天のどこからか、それらを讃える世にも美しい合唱さえ聴こえてくるような気がした。(「帰還」より) 「HORROR」とは恐怖小説ではない、「怪奇小説」のことだ。正統にして異端の鬼才が技芸を凝らした短編10本を、本人の解説と共に収録。 ・帰還 ・保が還ってきた ・不敗剣 ・女の館 ・雪女のできるまで ・切腹 ・渡し舟 ・祭りにはつきものの… ・ある武士の死 ・夢魔製造業者 ●菊地秀行(きくち・ひでゆき) 1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。著作は300冊を超える。
  • 妖少女
    -
    経済界の二巨頭が相次いで何者かに殺された。一人は股間を鍼で射抜かれ、もう一人は窓ガラスを突き破って地上に叩きつけられるという凄惨な事件だった。捜査の過程でアイドルDJ遊里がキーマンとして浮上。だが彼女は呪詛師・蛇尾に命を狙われていた!果たして遊里の正体は!?

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  • 妖少女ラルヴァ生贄
    -
    1巻495円 (税込)
    新たな大地を求め、女獣なる荒野を駆けぬいてゆく  ラルヴァは、体内の異様な感触に意識を取り戻した。同時に、自分が窒息しかけていることにも気付いた。ドックン、ドックンという得体の知れない震動が、全身を包んでいる。半固定のドロドロした肉塊だった。身体の表面を包んでいるばかりか、口や鼻、肛門や膣から体内に触手を伸ばしている内臓のかなり奥深くまで、粘液状の舌を差し込んでいるらしい。激しい震動が、身体の内と外の両方から、ラルヴァを揺すり立てた…。  好評『女戦士・フレア伝』シリーズの前身ともいえる短編連作。「電子版あとがき」を追加収録して、ついに復刊! ●友成純一(ともなり・じゅんいち) 1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。
  • 妖神グルメ
    3.4
    海底都市ルルイエで復活の時を待つ妖神クトゥルー。 その狂気の飢えを満たすべく選ばれた、若き天才イカモノ料理人にして高校生、内原富手夫。 ダゴン対空母カールビンソン! 触手対F-15! 神、邪教徒と復活を阻止しようとする人類の三つ巴の果てには驚愕のラストが待つ! 「和製クトゥルー神話の金字塔」と言われた「妖神グルメ」。若干の加筆修正に、巻末に世界地図、年表、メニューの付録つき。
  • 妖女曼荼羅
    -
    1巻770円 (税込)
    湖の中に“ナニか”がいる……それは、とても嫌なもの……  魚の腐ったような臭いだ。異臭と言っていい。ここは、海ではなく山の駅だ。湖水は確かに近いが、河口湖は海水湖ではなく、淡水湖である。いったいどこから漂ってくるというのか? 立ち止まると、いきなり駅員はわたしの肩を押しやった。強い力に驚いて、その手を見る。皮膚に浮いた灰色のシミに見えたものは、かさぶたのようでもあった。異臭と感じた磯の匂いは男の体臭だった。改めてかぐと、それはやはり饐えた魚の臭いに似ていた。(「逆しまの王国」より)  幻想とエロスに彩られたホラー短篇集。電子オリジナル作品。 *妖かしの湖 *逆しまの王国 *ピグマリオンの罠 *血まみれのラブソング *午前二時の妖精 *金魚姫 *玉藻前異聞 *やすこちゃん ●松尾未来(まつお・みらい) 20世紀生まれ。水瓶座。O型。桃園書房『月刊小説』1991年9月号に「妖かしの湖」が掲載され、小説家としてデビュー。同誌に官能ホラーの短篇を発表しつつ、イギリスの魔女ドリーン・ヴァリアンテの著書を読み、魔女(ウィッカ)の生き方を学ぶ。アメリカのホラー映画専門誌の翻訳を経て『刑事コロンボ 危険な声』(二見書房)を翻訳出版。長篇小説として、時代海洋冒険小説『じゃこ、南の海へ(上・下)』(ソノラマ文庫)、『ばね足男が夜来る』(ハルキホラー文庫)。魔女関連の著書には、思想書『魔女を生きる』(白水社)と実用書『魔女の本』(学陽書房)がある。
  • 妖人狩り
    3.0
    〈乳房に粘っこく冷たいものが貼りついた。乳首が硬くなっていく。無数の舌が身体を舐めはじめた…〉夫の郷里に向かう葉子を待ち受けていたのは、すでに人ではなくなった邪悪な、闇の世界の魔物たちだった。彼らの目的は、悪魔を産む女体に葉子を改造することだった! が、凌辱されるたび、歓喜にむせぶ葉子の前に、新たな魔人が出現した! 熱気充満の菊地秀行ワールド。

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  • 幼虫の館
    -
    友人の別荘に招待され、向かう途中、人影も無い冬の山奥で、道にまよったクミコ達。幸いにも、偶然見つけた洋館に住む、妖艶な雰囲気を持った女性に助けられ難を逃れる。女性の好意で一晩泊めてもらう事になったが、奇妙な現象が次々と起こり・・・。

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  • 妖髪
    -
    1巻770円 (税込)
    恐怖怪談! 死んだ娘の遺髪を埋め込んだ人形は夜になると…  人間とそっくりの動きや表情をする人形を製作する南雲昌平は、一束の髪の毛をさし出された。「娘の遺髪です。人形の頭髪に使って下さい」通り魔に殺された娘の動く姿を人形にして、娘の元婚約者に見せたいという、依頼人の言葉に戸惑いながらも、南雲はその製作を引き受けた。やがて、人形は完成し、ウエディングドレス姿で依頼者のもとへ。ところがその人形が…。(「妖髪」より)  モダン・ホラーの第一人者が贈る、珠玉の怪奇幻想短篇8本を収録。 *妖髪 *蟻塚 *墓船 *星軍 *伴走 *兄貴 *魔炎 *幻妻 ●田中文雄(たなか・ふみお) 1941年東京生まれ。早稲田大学卒業後、東宝入社。70年代を中心にプロデューサーとして映画製作に携わる。1974年に『夏の旅人』で早川書房SF三大コンテスト佳作入選。1975年に『さすらい』で幻影城新人賞佳作入選。1986年東宝を退社して作家専業となり、ミステリー、ホラー、SFバイオレンスなどに健筆をふるう。草薙圭一郎名義では時代小説、架空戦記も発表している。
  • 妖婆
    -
    1巻110円 (税込)
    芥川龍之介の怪談。妖婆に魅こまれたお敏、彼女を救いだそうとする新蔵と泰。新蔵とお敏の恋はどうなるのか。次々とおこる怪奇現象。ふしぎな術を使う妖婆との戦い。
  • 妖魔列島
    -
    1巻495円 (税込)
    謎の生命体に取り憑かれた女達は、口が耳まで裂け、怪力を発揮する鬼女と化した!  日本列島中央部の上空。オレンジ色に輝く“火の玉”が、複数の火の粉をまきちらしながらよぎった。その影響か、恐るべき力をもつ異様な女性群が出現し、バイクや車を奪って北へ向かう。病院に幽閉されていた津田圭子も鬼女に変身し、従業員の首をひねり鉄格子を破って脱出する。狂人のレッテルを張られてきた彼女の秘められた過去を追ううちに、やがて姉の順子は圭子が意図に気付き、主治医の早乙女医師とともに南へと向かう。 ●田中文雄(たなか・ふみお) 1941年東京生まれ。早稲田大学卒業後、東宝入社。70年代を中心にプロデューサーとして映画製作に携わる。1974年に『夏の旅人』で早川書房SF三大コンテスト佳作入選。1975年に『さすらい』で幻影城新人賞佳作入選。1986年東宝を退社して作家専業となり、ミステリー、ホラー、SFバイオレンスなどに健筆をふるう。草薙圭一郎名義では時代小説、架空戦記も発表している。
  • 予言怪談
    値引きあり
    4.0
    それは希望か?絶望か? 予知・予言・予兆・予感… 気鋭の14人が紡ぐ、未来が見えた人の怪異譚52話! 2025年の大災難説に震える現代人に贈る異色の怪談集。 ●夜馬裕 ある女性の血筋に眠る特別な力と、過去と未来の死を見せる曰くつきの雛人形…「匂い雛」 ●響洋平 2013年当時に2020年の東京オリンピックが見えないと予言した能力者…「本物」 ●雨宮淳司 曰くつきの呪物、正八面体の易サイコロが告げる中国・ロシアの今後の行く末…「骰子」 ●郷内心瞳 始まりは予知夢? 祖母が視た夢、母が聞いた怪談が孫世代に具現化する…「アサクラ」ほか ●田辺青蛙 実をつけると必ずその翌年に戦争が起きる〈ならずの柿〉。2023年は…「戦争を予言する柿」 ●吉田悠軌 四国のある一族が行っていた籠占い。籠を頭に被って回ると編み目から未来が視えて…「籠目」 ●西浦和也 東北、九州、北海道と大地震を幾度となく予見し家族を救ってきた妻。その不思議な能力とは…「虫の知らせ」 ●朱雀門出 深夜、水槽の前に立ちぶつぶつと単語の呟きを繰り返す夫。やがてそれは事象としてやってきて…「水と空気のお告げ」 ●住倉カオス 人の死に様が見えると言っていた祖母が大事にしていた形見の鏡。鏡で自分の死に様を見てしまうと言うのだが…「最期の顔」 ●田中俊行 故人が遺した大量の写真。釣りクラブの仲間の顔につけられた青い×印の意味は…「鳥居さんの話」 ●幽木武彦 霊のみならず神と話ができる能力者の女性。神社の隣のの会社が危ないと言うが…「神勢調査員」 ●松岡真事 入居者の死期が分かってしまう老人ホームの職員。お迎えが近い人の後ろに立つのは…「ひだりうしろ」 ●夕暮怪雨 祭壇の遺影と目が合ってしまう夢。遺影に写るのは生きている親族だが、その後死が…「祭壇の写真」 ●ホームタウン 9.11の同時多発テロ事件。発生の数時間前にニュースで見たという体験者が複数いて…「さざ波」 ほか、収録。
  • 邪し魔
    -
    1巻770円 (税込)
    単身バリで女三昧の生活をおくる良治は、祭りの夜に禁忌を犯して村を追放され、少女イェニのもとへ。一方、良治が行方不明になったという知らせを受けた妻の恵子は、原因不明の頭痛に悩まされながらもバリに向かう。嫉妬と怨念に狂った女同士の戦いは地元民を巻き込み、次第に現実と異界の境は崩れてゆく……。インドネシアを舞台にしたホラー長篇小説。電子版あとがきを追加収録。 ●友成純一(ともなり・じゅんいち) 1954年福岡生まれ。1985年『肉の儀式』で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を執筆。『漂流家族』『殺人の勧め』『爛れ』『暴虐の痴図』『蔵の中の鬼女』『邪神の呼び声』『死の影を追って』『黒の女王』『闇の王国』『髑髏町の魔道師』『怪物団』『色魔』など電子オリジナル作品も多数発表している。映画評論、特にホラー/スプラッターの分野で活躍し、各映画誌に寄稿している。
  • 邪な囁き
    4.3
    こんなことをしたら、もっと大勢の人を嘆き悲しませることができるぞ──。『あいつ』は毎日のように囁き続け、そして僕は『あいつ』の考えついたことを実行に移す。『あいつ』は、僕の心の中に棲みついた忌まわしい生き物。他人に降りかかった不幸を自らの喜びとし、それを生きる糧としている、邪で、悪意に満ちた、醜くておぞましいやつ──。
  • 横浜怪談
    値引きあり
    4.0
    ご当地怪談の真骨頂 横浜の地には多くの霊が眠っている! 飛び降りを誘発する南区の魔の崖 鶴見区の三輪車に乗った首なし少女 保土ヶ谷区で通夜に届いた謎の骨 通行人を引き込む西区の魔の池 亀が祟った池 中区長者町 日本のあらゆる文化の発展の地となった横浜。その繁栄と成功の陰には多くの衰退と死があり、想像もしないほどの多くの霊が眠っている! 『川崎怪談』に続き、土地の過去から現在につながる怪異を鶴見区在住の作家・黒史郎が丹念に炙り出す。 ・供養塔そばのトンネルで遭った恐怖「トンネルの女」(鶴見区) ・漁師が遭遇したのは…「幽霊船」(横浜港沖) ・タトゥーを入れに行った店で見たモノ「白い背中」(中華街) ・屈指の“出る”場所である池にまつわる怪異譚「三つの池の女たち」(神奈川区) ――など、土地にしみ込む因縁の記録と痕跡を辿る恐怖の横浜暗黒ガイド!!
  • 汚れた檻
    3.8
    小さなプレス工場での単調な作業と理不尽な上司の嫌がらせに鬱屈していた29歳の一郎は、偶然再会した友人・牛木の会社で高級犬のブリーダーの仕事を手伝うことに。それは地獄のような日々の始まりだった……。
  • 四ツ山鬼談
    値引きあり
    3.9
    1巻825円 (税込)
    「これを、漆喰に混ぜて塗れ」 依頼主から左官に渡されたのは小さな白磁の壺。 仕事は「ある家」の外壁の塗り直し。 「家の中には入ってはならん」 何が見えても聞こえても。 熊本県荒尾市。かつての炭鉱と競馬場と干潟の町。 雨が降れば、土地に染み付いた念が湿った煤の匂いとともに立ち昇る。 町のそこかしこに潜み、たたずみ、彷徨う黒い人。 「夜行堂奇譚」の著者が故郷を舞台に描く、奇怪な幻燈のごとき怪異譚。 これは、鬼の話である――。 ・「囁く家」  漆喰の塗り直しを頼まれた左官。そこは入った者の命をとる死霊憑きの家 ・「ひそむ鬼」  離れの床下には鬼がいる…鬼の写真を撮ることにとり憑かれた伯父の家の秘密 ・「箪笥の煤」  抽斗を開けた者は肺を病んで死ぬ。祖母が弔う祟りの桐箪笥の由来 ・「ヤマから響く声」  亡き叔母の日記。そこに綴られたのは庭の井戸と黒い人に纏わる恐怖の記録 ――ほか11の忌み話
  • 夜波の鳴く夏
    4.0
    大正の世、名無しのぬっぺほふことおいらは財閥家の令嬢コバト姫に飼われ、純愛を捧げていた。だが、コバトが義理の兄・秋信と関係を持っていることを知ってしまい、おいらは観る人を不幸にする絵「夜波」を使って秋信を抹殺しようと決める。夜波の画家ナルセ紳互を妖怪たちが集う無得市に引き込み、ようやく絵を手に入れるが、なぜか想定外の人物にも渡ってしまい……。若き鬼才が奔放な想像力で描く衝撃×禁断の妖奇譚!
  • 余は如何にして服部ヒロシとなりしか
    3.2
    同級生の姉に連れられて訪れた古い家屋。軒下には文化祭のセットで作ったはりぼての風呂。彼女はここで汗を流せと自ら服を脱ぎ始める。グロテスクな不条理の世界が選考委員の度肝を抜いたホラー大賞短編賞受賞作!
  • 呼ぶ山 夢枕獏山岳短篇集
    3.4
    山を愛し、山をモチーフとした数々の作品を著わしてきた著者の、珠玉の山岳幻想小説を集めたアンソロジー。山の持つ不可思議で大いなる力をひしひしと感じられる全8篇。『神々の山嶺』(柴田錬三郎賞受賞・谷口ジローによりコミック化)のスピンオフ作品を単行本初収録(表題作「呼ぶ山」)。
  • 黄泉がえりの町で、君と
    3.0
    静かな町で起こった事件。なんと葬儀場で死者がよみがえったのだ。葬儀社の若社長・遼一は、秘密裏に調査を始める。 一方、遼一の妹・佐紀は、幽霊が見えるという不思議な少年と出会い……。 ※本書は二〇一五年十二月に小社より刊行された単行本『黄泉がえり遊戯』を、加筆・修正の上、改題して文庫化したものが底本です。
  • 夜見師
    3.6
    1~2巻704~715円 (税込)
    21歳の五明輝は、余命3年あるかないかの身体だ。妹のために、少しでもお金を稼ごうと必死に働いている。ある日、割の良い住み込みの仕事が舞い込んできた。これ幸いと仕事先に行ってみると……。
  • 夜道を歩く時、彼女が隣にいる気がしてならない【電子版特典付き】
    3.6
    オカルト雑誌編集部で働く大学生ライター×異界へ行くことを夢見る「赤い女」 ラストが深く沁みる、新時代の青春恋愛ホラー 零細出版社でアルバイトをしている大学生の米田は、雑務やHPの更新の他に実話怪談の記事の執筆を担当している「怪談ライター」だ。 ある日米田は取材の最中に、乃亜という不思議な、赤い服を着た女性と出会う。 彼女はオカルトマニアで実際に怪談の現場に多数足を運び、科学的に証明できるのかどうかや、再現性がある事象なのかどうかを確かめているのだった。 そして乃亜は怪談の中でも特に「神隠し」について執着しており、自らもいつか異界へと行くことを夢見ていた。 初めはかかわり合いになりたくないと感じていた米田だったが、深夜のオカルトスポット巡りなどのまっとうではないデートを通じて、否応なく距離を縮めていく。 だが彼女には、怪異にまつわる切ない過去があった――。 そして夏休み、米田と乃亜は、奇妙な祭りの風習があるという話を聞いて、後輩の実家がある山奥の土地に赴いたのだが……。 == 僕の彼女は、怪談になった――。 大切な人に会いたくなる、切なくみずみずしい青春恋愛ホラー == ※Web小説サイト「カクヨム」投稿作に大きく加筆修正をし書籍化。 装画=春 (『ノーコピーライトガール』) *電子書籍版特典として、書き下ろし番外編ショートストーリー「米田さんへ」を収録。
  • 黄泉つなぎ百物語
    値引きあり
    -
    「もっと怖い譚(はなし)はあるか?」 「ならこれはどうだ」 実話怪談の名手49名が恐怖の頂を求めて紡ぐ怪の数珠。 各々が持ち寄った「最恐話」でとこしえの闇を織る実話百物語! ぱっと開けば、そこは奈落。 一分で読める空恐ろしい話、不思議な話が九十九話。 明けない夜はどこまでも深い闇に落ちていく…… ●収録話 ・第1夜「山にて」黒木あるじ ひとり分け入った山中。夜、焚き火をしていると炎の中に知らない男の顔が… ・第3夜「暗がりに浮かぶ」夜馬裕 母屋から離れた便所に浮かぶ男女の首。祖父母は死んだお前の両親だと言うが… ・第84夜「十分間」営業のK 一族の中でただ一人霊感のなかった男は、購入した中古住宅で初めて恐怖を知る… ・第96話「闇夜に跳ねる」郷内心瞳 深夜、農免道路から臨む田んぼの中でぼんぼん飛び跳ね続ける発光物体の正体は… ・第99話「朝がくる」平山夢明 寂れた山小屋で霊の調査をしていた若者たちを襲った戦慄の恐怖とは… …ほか全99話収録。
  • 黄泉とき 怪談社禁忌録
    値引きあり
    -
    「それ気のせいだと思います」 開かずの間の共通点。 遺体が動く意味。 存在が記憶から消える系。 怪異を分析・考察する「読み解き」の果てに絞り出される一滴の恐怖。 野暮でロマンな怪談本爆誕! 説明のつかぬ怪異をあえて分析、調査し、考察する。 膨大な類例から傾向と真相を炙り出す手法から、 取材に取材を重ね、隠された事実を掘りおこす試みまで、 野暮を承知で怪の読み解きに挑んだのが本書=黄泉ときである。 ・ひとりでに鳴るピアノの原因 ・「開かずの間」の意外な共通点 ・「黒いひと」が出る土地の因果 ・プラシーボ効果のない呪いは成立するか ・類話から考える「出逢い」の謎 ・雑貨店に現れた老人が語る「動く遺体」の原理 ・交換日記に書かれた「不気味なメッセージ」の犯人 ・三人が同時に視た「笑うおんな」の真相とは――。 一見無粋な試みから浮かび上がるのは拭えぬ恐怖と心、魂の本質である。 野暮なロマン「それ気のせいです」の先をご覧あれ。
  • 読めば読むほど恐ろしい原典『日本昔ばなし』
    4.0
    (こ、これはッ)女房の首が、串に刺されて囲炉裏の灰に突き刺されていた。その目は夫を見上げ、ぽたぽたと涙を流している。夫は凍りついてしまったかのように身じろぎもできなかった。「おまえさん、なあ」再び女房の首が口を開いた。そのときだった。女房の首がひょいっと串から飛び離れ、夫の首にしっかりと食らいついた。(〈女房の首〉より)そのほか、【瓜から生まれた…】全裸で柿の木に吊るされた〈瓜子姫〉【なさぬ仲】大釜で煮殺された兄妹の復讐〈継子と笛〉【マントを被ると…】美しい娘から醜い老婆へ変身!〈婆皮〉【仲良し姉妹】菜の花の下には姉が埋まっている〈お銀小銀〉〈三枚のお札〉〈鬼の子小綱〉〈油取り〉〈蛇女房〉〈大工と鬼六〉〈犬婿入り〉…全11話毒をたっぷり含んだ“この怖さ”に、目をそらしたくても、そらせない――!

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  • 代々木怪談  -ノベルアップ+ 夏の夜の怪談コンテスト傑作選-
    -
    1~2巻1,650~1,980円 (税込)
    本書は小説投稿サイト「ノベルアップ+」(https://novelup.plus/)にて2022年と2023年に開催された「夏の夜の怪談コンテスト」「夏の夜の怪談コンテスト 2023」の優秀作品を収録したホビージャパン初の怪談アンソロジーです。  生々しい実話系怪談から幻想的な創作怪談まで、多彩な“怖さ”を味わえる17篇に加え、2023年の怪談コンテストの審査員であり、本書の監修も務める人気怪談師、夜馬裕(やまゆう)氏による書き下ろし怪談1篇も収録。  ときに怪異に震え、ときに人が持つ心の闇に戦慄する、夏の夜にふさわしい18篇の怪談を心ゆくまでお楽しみください。
  • 頼朝の最後
    -
    1巻110円 (税込)
    頼朝は落馬したことにより健康を害してついに死んだことになっているが、果たしてどうだったのか。幻想と怪奇、人間の醜悪さや怨念を描き出す田中貢太郎の作品集。「頼朝の最後」「猫の踊」「不動像の行方」の三話を収録。読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 夜
    5.0
    突如、激しい大地震に襲われた「町」。 新興住宅地の道路が遮断され、十五軒の家が完全に孤立した。 日が暮れ、月も星もない完全な闇が町を支配する。 閉鎖された極限状況の中、人々の精神状態は悪化していく。 その闇の中で、人間ではない何かが人々を狙っている。 一人、また一人、犠牲者が……。 極限化の人間の恐怖、混乱、死、そして強さを、 サスペンス色豊かに描くパニック小説の傑作。
  • 夜顔/万華鏡
    -
    わたしは孤独だった。病弱のため大学を休みがちで友達ができず、アパートでみじめな生活を送っていた。けれど散歩途中にあった季節の花が咲く家がわたしに希望を与えてくれた…。珠玉のホラー・アンソロジー『万華鏡』収録の、人を恋うものたちの団欒。

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  • 夜は一緒に散歩しよ
    3.8
    作家の横田卓郎は妻を亡くし、娘の千秋と二人で暮らしていた。妻の死後、千秋は奇妙な絵を描くようになる……。人ではない異形のものを。ある日をきっかけに「青い顔の女」ばかりを描くようになった千秋は、その絵を「ママ」と呼び、絵を描くことに執着する。そしてもうひとつ執着すること。それは、夜の散歩だった。第1回『幽』怪談文学賞大賞受賞作。解説は京極夏彦氏。
  • 夜夢
    3.5
    ほしいものをずっとあきらめてきたあたしが、生まれて初めて、どうしても手に入れたいと思ったのが彼――。甘言、裏切り、追跡、妄想……愛と憎しみの狭間に生まれるおぞましい世界。女と男の心の闇を名手が描く9つの愛、9つの恐れ…。切ない、いとしい、うらめしい…恋愛ホラーの決定版!
  • 萬屋怪談録 彼岸村
    値引きあり
    5.0
    男だけが変死する村が、西日本に実在する――(「彼岸村」より) 児童向け怪談小説で人気を誇る緑川聖司が聴き溜めていた本物の怪異の数々を、じんわり怖い筆致で書き綴った実話怪談集。 ・占い師のもとに持ち込まれた1枚の写真に写る奇妙な男「心霊相談」 ・虐めでケガをした少女の願い「折り鶴」 ・心霊スポットに行くと嬉々とする少女の顛末を綴る三作「笑顔」「あれはあかん」「ひっぱられる」 ・部屋の外が騒がしい、また何か起きたようだ…「事故物件ではない」 ・部屋で見ていた心霊番組の画面に突然割り込んできた映像「記憶にない光景」 ・その村では男の人が早死にするんです――西日本にあるという村の哀しい謂れ「彼岸村」など59話収録。
  • ライナーゲーム
    3.0
    荒んだ生活を送るメロは、有名実業家が主催するゲーム「FURY RAIL」にエントリーした。賞金は1億円、参加者は各々の出発地点から列車で東京駅を目指す。金さえあればどん底から這い上がれると信じる人々が集結した。狡猾な心理戦、変更されるルール、想像を絶するペナルティー――ゲームは徐々に狂気の様相を呈しはじめ、メロは自身が恐ろしい状況にあることに気づく。人生の一発逆転をかけた壮絶なサバイバルゲーム、開幕!
  • ラスト・パラダイス
    -
    雨の日に起こる不可解な死亡事故。とはいえ、それはまったく他人事。隆久と幸也は平凡な日常の中で起こっているその事件を口にはするが、ほとんど無関心だった。今日もバイトにいく幸也と、学校にいこうとする隆久。ところが幸也が顔面蒼白で帰ってくる。妙な大男に声をかけられたというのだが──二人の友情は互いを守ることができるのか?

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  • ラストファミリー
    -
    80歳に近い高齢で、死を待つだけになった老婆・横尾こう。こうには先に死んでしまった息子と娘の、嫁と夫に財産を残したくないという憎悪があった。こうの死の床に立ったのは、あろうことか死へのお迎えでなく、家に忍び込んだ泥棒だった。泥棒に再び怨念の火をつけられたこうは、復讐のために死の床から蘇える……。表題作をはじめ、不思議な出来事が奇妙な世界へと誘う「異次元の夜」、いつもついてない男を描いた「無責任な恐怖」を収録した傑作集。
  • ラスト・メメントシリーズ 全3冊合本版
    2.0
    人が苦手で無愛想。趣味は遺品蒐集という青年・高坂和泉は、様々な死を描いた一連の絵画<死者の行進>を集める中で、好奇心旺盛でお節介な駆け出しカメラマン・国香彩乃と出遭い、遺品をめぐる様々な事件に関わることに……。遺品を“鑑賞”し、そこに秘められた故人の想いを読み解ける和泉。彼がすくい取る、切なく優しい真実とは? 生と死をつなぐゴシック・エンタテインメント。 ※本電子書籍は『ラスト・メメント 死者の行進』『ラスト・メメント 商人と死』『ラスト・メメント 兵士と死』を1冊にまとめた合本版です。
  • ラスト・メメント 死者の行進
    3.7
    写真家の遺児の元に現れるお化けの正体、老実業家の奇妙な遺言ゲーム、亡き恋人からの最後のプレゼントの行方……。和泉の鑑賞眼が遺品の謎を解き明かす!生と死をつなぐミステリ・エンタテインメント。
  • ラスト・メメント 兵士と死
    3.0
    彩乃の誘いで便利屋のバイトをすることになった和泉。遺品整理を頼まれた家へ赴くと、宿敵・透吾とはち合わせる。同じ依頼を請け負ってきたという、彼の思惑通りにはさせないと和泉たちは動き出すが……。
  • ラスト・メメント 商人と死
    3.0
    遺品を"鑑賞"することで死者の想いを読み取ることができる青年・和泉。好奇心旺盛な写真家の卵・彩乃や皮肉屋な葬儀社員・透吾に振り回され遺品をめぐる謎に関わる日々だが、さらに絵画収集のライバルが現われ……
  • 羅刹ノ国 北九州怪談行
    値引きあり
    3.0
    七つの黒い石が祟る…。 明治期に栄えた淫祠邪教・蓮門教の復活を目論む霊。 映画『犬鳴村』『残穢』にも絡む北九州の壮大な怪!
  • らせん
    3.9
    幼い息子を海で亡くした監察医の安藤は、謎の死を遂げた友人・高山竜司の解剖を担当した。冠動脈から正体不明の肉腫が発見され、遺体からはみ出た新聞紙に書かれた数字は、ある言葉を暗示していた。……「リング」とは? 死因を追う安藤が、ついに到達する真理。それは人類進化の扉か、破滅への階段なのか。史上かつてないストーリーと圧倒的リアリティで、今世紀最高のカルトホラーとしてセンセーションを巻き起こしたベストセラー。
  • 螺旋宮
    -
    地下数十メートルに作られた居住空間でひと月過ごせば、待ち望んでいた子供を授かる――。不妊に悩む高代夫妻は入居を決断した。そうして得た念願の我が子・朋香を腕に抱き、幸せの絶頂にいた二人であったが、同様に生まれた三組の夫婦の子たちが、生後百二十五日目でことごとく突然死を迎えていたことを知る。そんな! 朋香を死なせるわけにはいかない! ノンストップ・サスペンス。
  • 楽園(ラック・ヴィエン)
    3.4
    灼熱の夏が永遠に続く国ベトナム。ホーチミンを訪れた「私」は夏の国の男に出会う。彼は綺麗な南の地獄そのものだった――。名前も素性も知らぬまま、ただ享楽的なセックスに溺れるふたり。――床惚れ――セックスがよくて惚れてしまうのは男女が堕ちる最も苦しい地獄と天国なのかもしれない。『ぼっけえ、きょうてえ』の著者がベトナムを舞台に狂おしくも甘美な情欲の世界を描いた官能ホラー。
  • 螺鈿の小箱
    -
    1巻770円 (税込)
    この作品集にはいままでアンソロジーなどに書き下ろしたままのノン・シリーズ小品から、幻想ミステリとでも呼び得るべきものを選んで書き下ろし一編を加えた。発表場所も与えられたテーマもそれぞれの短編だが、ミステリでデビューし、ミステリを書き続けながら物書きとしての根は『幻想』にあると感ずる篠田真由美の、一番書きたいあたりに近い作品群である。(「あとがき」より)  アジアの風土とヨーロッパの文化の配合が作り上げた物語の宝石箱。名手が心を込めて織り上げた、絢爛たる幻想ミステリ集成。 *人形遊び *暗い日曜日 *象牙の愛人 *双つ蝶 *ふたり遊び *春の獄 *天使遊び ●篠田真由美(しのだ・まゆみ) 1953年、東京生まれ。1977年、早稲田大学第二文学部卒業。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終候補に残った『琥珀の城の殺人』(東京創元社)でデビュー。1994年に『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』(講談社)を発表。以後、ミステリ、幻想、伝奇ジャンルで執筆。
  • ラビット・ケージ 一年A組 殺戮名簿
    2.8
    成人式前夜。大学生の桃木沙良は、電車に乗っていたはずが、ふと気付くと母校・蔵院高校の校庭にいた。そして沙良と同じように集められた、かつての一年A組の元クラスメイトたちは、ウサギのキグルミを着た何者かに次々と惨殺されていき……。鎖された学園で繰り返される、悪夢のような惨劇。容赦のない裏切り。その裏に潜む真相とは!? 学園サバイバル・ホラー。
  • 蘭月闇の契り
    3.7
    人が入ると必ず死者が出るといわれている幽霊屋敷。幼い真魚は、その屋敷で探検をしていたとき、首のない人間を見てしまう。そして彼女が高校生になったとき事件は起きたのだった……。屋敷に潜む謎が死を招く!
  • リアルヘヴンへようこそ
    3.8
    無機的な郊外の住宅地。最新の通信環境を備えたマンションで、静かに、しかし確実に増幅していた悪意。やがて「ウエルカム・トウ・リアルヘヴン」と銘打った謎のホームページを媒介に、日常は次第に恐怖に侵されていく。不穏な気配を察していたのは一握りのホームレスと孤独な少年ただ一人。彼らのあまりに絶望的な戦いの行方は……? 生理的、心理的、現実的、あらゆる種類の恐怖を詰め込んだ牧野ワールドの原点。
  • Re:心霊写真部
    値引きあり
    -
    ごくごく普通の生活を送っていた高校生の二宮佳夕は、ふとしたきっかけで写真部に入部することになる。しかしこの写真部は普通とは違っていた。それは心霊写真を専門に研究・調査する“心霊写真部”だった。部のサイトに送られてくる数々の心霊写真。佳夕は、同じ心霊写真部の牧村要、寺久保リリとともに調査を進める中で、心霊写真一枚一枚に隠された、恐ろしい事実の数々を目にしていく。それらの心霊写真の謎を追ううちに彼女たちは驚愕の事実を知ることとなる……。そして、巷を騒がせる連続殺人鬼と心霊写真との関係とは――?ニコニコ生放送「ホラー百物語」堂々第一位、原作!この“心霊現象(ミステリー)”、私が解いてみせる!痙攣するほど、面白い!
  • 離島の怖い話 南国心霊探訪
    値引きあり
    -
    「みだりに動かせば祟る」 文字の解読を試みた調査員二人が怪死。 一部の島民しか知らない祟りの石碑とは…(父島) 国内12島+アジア7ヶ国 季節労働者として島に溶け込み採話した戦慄の南方奇談! 【八丈島】廃ホテルから椅子を盗んだ男を襲う恐怖…「パイプ椅子」 【父島】石碑の調査を試みた者が二人連続で怪死…「祟りの石碑」 【母島】右手の指が六本ある地蔵の曰くと怪現象…「六本指地蔵」 【硫黄島】島から持ち帰った旧日本軍の遺物が起こす怪…「遺品」 【徳之島】車の周りを囲む瘦せこけた霊の群れ…「フィリピン村」 【南大東島】納骨堂に出る生首とマントの怪人…「ピョンピョン」 【台湾】手前に火葬場、上に墓地があるトンネルの怪…「辛亥隧道」 【フィリピン】虫を使った恐怖の呪術…「マンククーラムの呪い」 他、国内12の島と海外7ヶ国で蒐集した南国の怪奇談49話収録! ◎本書に収録された島と国 ★国内 伊豆大島/八丈島/父島/母島/硫黄島/種子島/屋久島/徳之島/南大東島/座間味島/宮古島/石垣島 ★海外 台湾/香港/フィリピン/カンボジア/ラオス/タイ/インド
  • REFLECTOR EP.1 水槽の中にいるのは
    -
    1巻550円 (税込)
    水槽の中にいる“それ”を見つめるうち、現実と幻覚の境界が崩れていく――。 ある日、入居した部屋に設置されている謎の水槽。 謎の視線を感じ、水槽を覗くうち、やがて“視線が返ってくる”ことに気づく。 恐怖と好奇心が交錯する心理ホラー短編。 REFLECTORシリーズ第1作。
  • 琉球奇譚 イチジャマの飛び交う家
    値引きあり
    -
    沖縄の闇夜で巻き起こる、呪霊と人の恐ろしきせめぎ合いを現地在住の小原猛が爆筆! 「生霊は本当に恐ろしい…」 禁忌の呪術が人を蝕む! (「イチジャマの飛び交う家」より) 沖縄在住の作家・小原猛が地元の怖い話を纏めた元祖・ご当地怪談シリーズ〈琉球奇譚〉第5弾! ・鬼に憑かれた男性の恐怖と苦悩…「ウニが来る」 ・遺骨収集のバイト中に出遭った死者の姿…「指差すひと」 ・真似厳禁!セクハラ上司からの悪念を秘密の術式で跳ね返す…「午後四時四分のイキマブイ」 ・家に現れるカナブンは恐ろしい呪術の手先!?…「イチジャマの飛び交う家」 ・不自然な死が多発する施設、その忌まわしき起源とは…絶対禁忌の忌話「自治会連絡掲示板(利用者は申請すること)」 ――ほか収録。決して触れてはならぬ異界がすぐ隣に広がっている…。
  • 琉球奇譚 キリキザワイの怪
    値引きあり
    5.0
    でーじ(凄い)怖い! オキナワ、不可思議な恐怖に襲われる! 怪異と暮らす現地の実話! うちなんちゅ(地元の人)だけが知る島の禁忌譚。戦慄の恐怖実話! 日常の中に怪異が普通に忍び込んでいる世界――沖縄。人と魔物と怪異が絡み合う沖縄ならではの怪談32話を収録。夜釣りに来た男性があるモノと交わした約束「釣り人の背中には」、焼け焦げた日本人形を抱いて歩く狂った男の顛末「フリムン」、決して干渉してはいけない、禁を破った者への凄惨な報い「キリキザワイの怪」など、摩訶不思議で昏く極上の琉球怪談ここに登場!
  • 琉球奇譚 シマクサラシの夜
    値引きあり
    4.3
    牛の血や骨を使った神事「シマクサラシ」が復活した原因とは… 死者の魂が実在する沖縄の実話怪談! 村で続く不可解な自殺や事故、これ以上の不幸を防ぐために二十年ぶりにシマクサラシの儀式を行ったのだが…「シマクサラシの夜」、フクロウに憑りつかれた男が探し求めたもの「チックフ」、呪いをかけられた男が、相手の生霊を跳ね返す秘術で助けて欲しいという――とあるユタの家に伝わる暗く凄惨な歴史、そして厳重に保管されている人形とは…「ブトキ」。死者が住む世界とこの世との境が曖昧な場所、沖縄。怪異も魔のモノもすべて受け入れ畏れ敬う、琉球ならではの興味深い怪談34話を収録! 著者について 小原猛(こはら・たけし) 沖縄県在住。沖縄に語り継がれる怪談や民話、伝承の蒐集などをフィールドワークとして活動。著作に『琉球奇譚 キリキザワイの怪』『琉球妖怪大図鑑』〈沖縄の怖い話〉シリーズ、『琉球怪談作家、マジムン・パラダイスを行く』など。共著に『男たちの怪談百物語』『恐怖通信/鳥肌ゾーン』『怪談四十九夜鎮魂』など。DVD『怪談新耳袋殴り込み・沖縄編』『琉球奇譚』『北野誠のおまえら行くな。沖縄最恐めんそ~れSP』など。
  • 琉球奇譚 ベーベークーの呪い
    値引きあり
    4.7
    「お前の命が食べたい」男が作った最凶の呪物とは――(「ベーベークーの呪い」収録) 体験者から徹底取材! 沖縄の実話怪談! ハイサイ!沖縄在住の小原猛が綴る人気シリーズ第3弾!隣の墓を掃除した男と家族に降りかかる理不尽な恐怖「イナググヮンス」、とある畑の一角で巻き起こる数々の血生臭い怪事。土地に滞積したおぞましい因果をめぐる戦慄の連作「ヌンドゥンチ」ほか、四辻に夜な夜な現れる首のない死霊の群れに異能の神人(かみんちゅ)が挑む「死者は踊る」、軒先に魔除けとしてぶら下げる水字貝(ベーベークー)が最凶の呪具として発動する「ベーベークーの呪い」など全33篇を収録。怪異と魔がリアルに息づく沖縄、貴方もキーブルダッチャー(鳥肌を立てる)するがいい。 著者について 沖縄県在住。沖縄に語り継がれる怪談や民話、伝承の蒐集などをフィールドワークとして活動。著作に『琉球奇譚 キリキザワイの怪』『琉球奇譚 シマクサラシの夜』『琉球妖怪大図鑑』〈沖縄の怖い話〉シリーズ、『琉球怪談作家、マジムン・パラダイスを行く』など。共著に『男たちの怪談百物語』『恐怖通信/鳥肌ゾーン』『怪談四十九夜 鎮魂』『瞬殺怪談 業』など。DVD『怪談新耳袋殴り込み・沖縄編』『琉球奇譚』『北野誠のおまえら行くな。沖縄最恐めんそ~れSP』など。
  • 琉球奇譚 マブイグミの呪文
    値引きあり
    5.0
    「逃げたマブイ(魂)は持って帰らんといけんさ」 マブイを取り戻す事故現場で何かが起こる!(収録話「マブイグミの呪文」より) 沖縄在住の著者による渾身の最新沖縄怪異談! 沖縄在住の小原猛が、地元独特の怖い話を綴ったご当地シリーズ〈琉球奇譚〉第4弾! ・バイク事故で入院してから謎の虚無感に苛まれている男性、逃げたマブイ(魂)を取り戻そうと儀式を行うも只ならぬ事態に…「マブイグミの呪文」 ・周囲で度々目撃される女性の姿、それは一族の歴史と家宝の三線が関係していた…「チルダーキ」 ・神人として活躍する男性の周囲で起きた霊騒動…「魔王」他 ・望まずしてユタになった少女が怪異に立ち向かう…「ハダカユーの巣窟」 ――など収録。 霊的世界が地続きに広がるこの琉球にしかない怪異譚があなたを異界に誘う!
  • 流星事件
    3.7
    某年3月末日。突如、日本列島上空に巨大流星群が飛来した。直後、日本全土に正体不明の衝撃波を与え、流星はすべて消滅。混乱の中、人々は自らの身に特殊能力が宿ったことを知る――。そして「流星事件」と呼ばれる異常現象から16年後。出生前であったために流星の影響を受けない「無能力者」の第1期とされる高校入学生の中に、織部流斗はいた。しかし彼には、誰にも話すことができない忌まわしい過去と、ある秘密が……?
  • 龍の黙示録
    3.9
    1~9巻680~1,026円 (税込)
    鎌倉の洋館で秘書を務める柚ノ木透子。雇い主の龍緋比古は美術評論や幻想怪奇の分野で有名な著述家だが、明治期にも同名の人物がいることから、龍に不気味さを感じていた。同じ頃、東京で吸血鬼出没の噂が流れ、行方不明者が続出し…!?
  • 龍の黙示録【合冊版/全9巻】
    -
    鎌倉の洋館で秘書を務める柚ノ木透子。雇い主の龍緋比古は美術評論や幻想怪奇の分野で有名な著述家だが、その正体は、二千年の時をさまよう美しき吸血鬼だった!? キリストの聖なる血を吸い「緋色の龍」と畏怖される彼を抹殺すべく、カトリックの総本山ヴァティカンから次々と刺客が現れて……。 壮大無比、華麗なるヴァンパイア・サーガ、シリーズ9作の合冊版! 【収録作品】 『龍の黙示録』 『龍の黙示録 東日流妖異変』 『龍の黙示録 唯一の神の御名』 『龍の黙示録 聖なる血』 『龍の黙示録 紅薔薇伝綺』 『龍の黙示録 水冥き愁いの街』 『龍の黙示録 魔道師と邪神の街』 『龍の黙示録 永遠なる神の都』(上)(下)
  • アイズ 猟奇死体観察官・児玉永久
    4.2
    かつて連続殺人を犯した16歳の少年・児玉永久は、天才的プロファイラー・中島保の保護の下、晩期死体現象と法医昆虫学の研究を続けていた。ある日彼らの許に、猟奇犯罪捜査班の厚田巌夫、検死官・石上妙子、新人刑事の堀北恵平が訪れる。発生したのは女児誘拐殺害事件。被害者は瞼を切り付けられ、片眼を刳り貫かれていた。 事件の解決が過去の償いになると信じ、永久は事件を追い始めるが――。「藤堂比奈子」シリーズ、感動のスピンオフ。
  • OFF 猟奇犯罪分析官・中島保
    4.8
    見習いカウンセラーの中島保は、殺人者の脳に働きかけて犯行を抑制する「スイッチ」の開発を進めていた。殺人への欲望を強制的に痛みへ変換する、そんなSFじみた研究のはずが、実験は成功。野放しになっている犯罪者たちにスイッチを埋め込む保だが、それは想像を超え、犯罪者が自らの肉体を傷つける破滅のスイッチへと化してゆく――。「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズ始まりの事件を保目線で描く約束のスピンオフ長編! 【電子版特別付録】『OFF』イラストカード(絵=内藤了)
  • COPY 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子
    4.5
    鑑識官・三木と恋人の麗華の結婚を祝うのも束の間、比奈子ら「猟奇犯罪捜査班」の面々に事件の知らせが入った。 心臓がえぐりだされた2遺体が八王子の廃ビルで発見されたのだ。 実は、一昨日も同様に心臓がくり抜かれた成人男性3人の遺体が日本橋で見つかっており、「死神女史」こと石上妙子教授が検死を担当していた。 その現場は、被害者の血痕で奇妙な「魔法円」が描かれていたという。 比奈子は、12年前そして30年前に同じような事件が起こっていたことを聞かされる。それらは未解決事件であった。 過去の事件の犯人が再び活動を開始したのだろうか?  そして、国際犯罪組織から狙われている中島保が身を隠しているセンターでは少年・永久がある発見をしていた……。 現代社会の闇が猟奇的殺人と共鳴する、新しいタイプのヒロインが大活躍の警察小説、第9弾! いよいよクライマックスへ! === 【電子版特別付録】次巻『BURN(バーン)』プロローグ原稿
  • サークル 猟奇犯罪捜査官・厚田巌夫
    4.6
    連続ドラマ化された「ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズの人気登場人物である、“ガンさん”こと厚田巌夫刑事。 彼と、“死神女史”石上妙子の結婚当時の物語。 ある事件を経て新婚生活をスタートさせた二人だったが、警察官一家惨殺事件が発生、二人は、駆け出し刑事と新鋭検死官というそれぞれの立場から、事件に向き合うことになった。 妙子のお腹が大きくなり産休も間近な中、二人が本当の夫婦になろうとしていた矢先の出来事。 そしてガンさんのもとに、妙子が病院に居るという連絡が入り……。 === 【電子版特別付録】妙子が厚田に作った料理のレシピ ===
  • BURN 上 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子
    4.9
    1~2巻671~759円 (税込)
    数々の殺人の果てにテロをたくらむ組織「CBET(スヴェート)」は、センターに保護されている天才的プロファイラー・中島保を狙っていた。 刑事の比奈子は、培養された佐藤都夜の脳と対峙することになり……。 連続ドラマ化もされた大人気シリーズ「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」、ついに本編完結! 上下巻で刊行。
  • パンドラ 猟奇犯罪検死官・石上妙子
    4.0
    連続ドラマ化された「ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズの人気登場人物“死神女史”こと石上妙子の、若かりし頃の事件を描いたスピンオフ作品が登場! 「猟奇犯罪捜査班」の“死神女史”として、藤堂比奈子らを助ける検死官・石上妙子。 彼女がまだ大学院生だったとき、その事件は起きた。 法医学部の教授のもとで、妙子が検死を担当した少女。彼女は自殺と思われたが、「遺書」の一部が不思議なところから発見された。妙子は違和感を持つなか、十代の少女の連続失踪事件が発生していることを、新聞と週刊誌の記事で知る。 刑事一年目の厚田巌夫と話すうち、別の女性の変死体のことが分かり、「自殺」に疑念を持つ妙子。 そして大学では、英国から招聘された法医昆虫学者である、サー・ジョージが研究を開始、妙子がサポートをすることになった。彼の研究が犯罪を解き明かす鍵になるのではと考えた妙子だったが……。 【電子版特別付録有り】
  • MIX 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子
    4.5
    === 湖で発見された、上半身が少女、下半身が魚の謎の遺体。「人魚」事件の背後には未解決の児童行方不明事件が関わっているようだ。その後、また新たな謎の遺体が見つかる。保を狙う国際犯罪組織も暗躍し……。 === 湖で発見された、ビニールシートに包まれた謎の遺体。 その上半身は少女、下半身は水生生物のように変化しているように思われる。 比奈子が属する八王子西署にも新たな変化が訪れていた。ずっと捜査を共にしていたメンバーの異動があり、さらに新人が配属されてきたのだ。 先輩らしい振る舞いをすることにまだ慣れない比奈子。 少女の「人魚」の遺体は、“死神女史”こと石上博士のもとで検死された。そこで分かったのは、遺体の身体の変異に関する、驚くべき事実だった。 その「人魚」事件にひきつづき、子供の奇妙な部分遺体が発見される事件が起こり……。 現代社会の闇が猟奇的殺人と共鳴する、新しいタイプのヒロインが大活躍の警察小説、第8弾!【電子版特別付録】次巻『COPY(コピー)』プロローグ原稿
  • ONE 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子
    4.5
    比奈子の故郷・長野と東京都内で発見された複数の幼児の部分遺体は、神話等になぞらえて遺棄されていた。被虐待児童のカウンセリングを行う団体を探るなか深手を負った比奈子は、そのまま行方不明に。残された猟奇犯罪捜査班の面々は各地で起きた事件をつなぐ鍵を必死に捜す。そして比奈子への復讐心を燃やしている連続殺人鬼・都夜が自由の身となり向かった先は……。新しいタイプのヒロインが大活躍の警察小説、第6弾! 【電子版特別付録】次巻『BACK(バック)』プロローグ原稿
  • 凌辱の魔界
    4.5
    1巻495円 (税込)
    精密なスプラッター描写で地獄を描ききったホラー小説の金字塔  戦闘機械・鬼道の仕事は、新宿区のT町研究所に生身の人間を斡旋することだった。そこでは遺伝子工学の名の下、狂気の人体実験が行われていた。  グロテスクに口を開ける肉塊から流れ出る血と体液、蠕動する腸や胃袋、飛び散る肉片の放つ生臭い光……異常を極めた設定で地獄を描ききり、空前絶後の残虐性に抒情すら漂うホラー文学の一大傑作が、「電子版あとがき」を新たに追加収録して待望の復刊! ●友成純一(ともなり・じゅんいち) 1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。
  • Re:Re:Re:Re:ホラー小説のプロット案
    3.8
    次回作に苦戦している小説家の「私」は、新作のネタを探しているうちに、 出版業界に伝わる「禁忌題目」に触れてしまう。 それこそが恐怖の始まりだった……。 第9回カクヨムWeb小説コンテスト ホラー部門大賞 大賞受賞作
  • 輪(RINKAI)廻
    3.5
    茨城の旧家に嫁いだ香苗は、愛娘・真穂とともに義母にむごい仕打ちを受ける。耐えきれず離婚した香苗は、大久保に住む実母・時枝の元に身を寄せるが、やがて真穂の体にはアザやコブが……。時枝も真穂も「何も知らない」といいはるが、隣に住む女は「老女の声が聞こえる」という。声の主は誰? 30年あまり前、時枝が新潟の婚家から出奔したことと関係が? 親子3代のルーツが明らかになるとき、因縁が時と場所を越えて迫りくる! 第7回松本清張賞受賞の傑作ホラー。
  • 臨界シンドローム 不条心理カウンセラー・雪丸十門診療奇談
    3.0
    月刊怪奇ジャーナル編集部の黒川怜司は「不条心理」を研究する医師・雪丸十門の連載を担当することに。 「不条心理」とは“既存のどんな症状の定義からも逸脱した、稀有な心理症例”のこと。クライエントは、左目の視覚がストーカー男に乗っ取られたという女や、自分ではないだれかの人格を自らに完璧に宿してしまう女!?  エキセントリックな研究者と彼に振り回される編集者が、特殊な異常心理をめぐる3つの症例を解明する──!
  • リングシリーズ【4冊 合本版】 『リング』~『バースデイ』
    5.0
    同日の同時刻に苦悶と驚愕の表情を残して死亡した4人の少年少女。雑誌記者の浅川は姪の死に不審を抱き、調査を始めた。そしていま、浅川は1本のビデオテープを手にしている。少年たちは、これを見た1週間後に死亡している。浅川は、震える手でビデオデッキにテープを送り込む。期待と恐怖に顔を歪めながら。画面に光が入る。静かに再生が始まった――映画「リング」の原作であり、ブームの先駆けとなったカルト小説シリーズが合本となって登場。予測できない展開、組み上げられた理論。ホラーの枠を越えたエンターテインメントの傑作。※本書は「リング」「らせん」「ループ」「バースデイ」の4冊を合わせた合本版です。
  • 隣人 内田春菊ホラー傑作選
    -
    とある集合住宅で新生活を始めた共働きのカップル。夫はコピーライター、妻はスタイリスト。まわりは専業主婦ばかりらしい。最初は至極快適に思えた住まいだったが、やがてふたりの身辺に、不可解な出来事が起こりはじめる……(「私が何をしたっていうの」)。 この世で一番怖いのは、“善意”に満ちた普通の人。思わず我が身を振り返らずにはいられない。 内田春菊のサイコ・ホラー傑作選。
  • ルチフェロ
    -
    1巻495円 (税込)
    ヴィクトリア女王治下、繁栄を極める大英帝国の首都ロンドン。その街はいま、姿無き殺人鬼の恐怖に震え戦いていた。娼婦の全身をめった切りにする“切り裂きジャック”。だが犯人は、おびえた獣のように安宿の隅で震えている。彼の名はアルドゥイーノ・デッラ・アルタヴィッラ、十七歳。パレルモ生まれのシチリア人、菫色の瞳を持つ……怪物。西洋伝奇の世界を追求する第一人者が描く、新・切り裂きジャック伝説。解説・仁賀克雄。 ●篠田真由美(しのだ・まゆみ) 1953年、東京生まれ。1977年、早稲田大学第二文学部卒業。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終候補に残った『琥珀の城の殺人』(東京創元社)でデビュー。1994年に『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』(講談社)を発表。以後、ミステリ、幻想、伝奇ジャンルで執筆。
  • ルテアの葬列
    -
    1巻440円 (税込)
    訪れた土地で突然の猛吹雪に見舞われ、見つけた洋館に助けを求めたユメノさん。サクヤと名乗る美貌の男性に招き入れられ足を踏み入れると、ユメノさん同様雪で立ち往生した三人の先客がいた。サクヤは四人に、洋館の主人だった老婆イビセラ・ルテアの遺産をかけたゲームをもちかける。ルテアは四人が来る直前に、首を吊って自殺したという。ユメノさんは乗り気な三人とともに渋々ゲームに参加することになるが、ゲームの鍵を手にしたことにより、次々と参加者の男性たちに襲われることになってしまい…。密室の中で繰り広げられる残酷なゲーム。そしてイビセラ・ルテア、サクヤの本当の正体とは?

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  • るんびにの子供
    3.4
    草が生い茂り危ないからと近づくのを禁止された池で、四人の園児たちは水から上がってくる自分たちと同じ年齢の少女を茫然と見つめていた。その後、その女の子を園でも見かけるようになり……(「るんびにの子供」)。女のヒモ生活を追い出され、悪事の果てに辿り着いた古家の老夫婦に孫だと思わせ同居する男ーー(「柘榴の家」)。妹の性格が気に入らない姉が犬の散歩で見かけた右手のみの手袋が、だんだん家に近づいてきたらーー(「手袋」)。第1回『幽』怪談文学賞短部門で大賞を受賞した「るんびにの子供」ほか『幽』に掲載された「獺祭」、書下ろし作「狼魄」を含めた怪談作品を7篇を収録。待望の文庫化。 解説は『幽』怪談文学賞で選考委員を担当された岩井志麻子氏。
  • ループ
    3.0
    医学生の馨にとって家族はかけがえのないものだった。しかし、父親と馨の恋人を始め、多くの人々が次々と新種のガンウィルスに侵され、世界は存亡の危機に立たされた。ウィルスはどこからやって来たのか? あるプロジェクトとの関連を知った馨は1人アメリカの砂漠を疾走するが……。『リング』『らせん』で提示された謎と世界の仕組み、人間の存在に深く迫るシリーズ完結編。
  • 霊感書店員の恐怖実話 怨結び
    値引きあり
    -
    1巻357円 (税込)
    ガリガリガリガリ……爪を噛む音が追ってくる! 彼女(ストーカー)は生者か、死者か? 広島・岡山で起きた奇怪な心霊事件の数々。 小説より怖い本屋さんの実話怪談! 友人と自殺の名所として知られる心霊スポットに遊びに行ったトシは、飛び降り自殺の現場に出くわし、まだ息のあった彼女を助ける。 1年後、トシは合コンで裕美という女と知り合った。 彼女は壮絶なストーカーと化し、果ては一緒に死のうと殺意をもった襲撃を繰り返してくる。 「あの娘は、1年前に俺たちが助けてしまった女なのかもしれない…」 友人の推測にまさかと思うトシ。 だが、その疑いはしだいに現実味を帯びてくる。 二人は真実を確かめるため、もう一度現場を訪れるが…。 戦慄の表題作「怨結び」ほか、広島で書店員として働く著者が体験した不気味な心霊事件の数々を収録。視えちゃう本屋さんの怪奇な日常へようこそ! 著者について 104(トシ) 広島在住の霊感書店員 小説投稿サイト「エブリスタ」にて「Rule-消滅教室(講談社刊)」原案を手掛ける。
  • 霊鬼怪談 阿吽語り
    値引きあり
    5.0
    魂の真ん中へ、ドスンと恐怖。 最も遠きモノが奏でる共鳴と不協和音。最恐の化学反応! ある精神科医の話。 「蛇神の祟りさ、女は顎を外して鶏の生肉を丸呑みに…」 ――「蛇怨」営業のK ある救急医の話。 「人間のゴッタ煮、うちの足……戻してくだぁせと声が」 ――「火袋」多故くらら 霊と鬼。阿と吽。営業のKと多故くらら。 正反対にあるものがぶつかり、時に混ざり合うことで生まれる極上の恐怖世界。 道に突如現れる正円の黒い水たまりの底にいる女…「水たまり」(営業のK) 赤腹イモリを祀る奇怪な集落…「蟲の地」(多故くらら) 母を殺したクマの肉を食べた娘の悪夢…「獣害」(営業のK) 亡霊の予言を戴き繁栄してきた一族の闇…「家奴」(多故くらら) 雪山の谷底を通る亡者の道…「クレバス」(営業のK) 花が黒く枯れる忌み地の花壇の禍々しき由来…「忌み花壇」(多故くらら) 失われた事故の記憶と不穏な予言…「事故の記憶」(営業K) ……他、濃密な恐怖25話!
  • 霊 誰かに話したくなる怖い話
    -
    今宵何かがやって来る……。 おぞましさに血も凍る50の怨恨実話 貸したものを返してください…「午前3時20分の恐怖メール」。 だから絶対に出てはいけない…「死を招く非通知電話」。 肩を揺さぶられて目を覚ますと…「目に見えない何かがいる!」。 死してなお彷徨い続けるものたちが、次に狙うのはあなたかもしれない――。 かつてナムコ・ナンジャタウン(現ナンジャタウン)に寄せられた、膨大な数の霊体験実話から、怖すぎて一人では読めない50話を厳選収録。 第一章 身の毛もよだつ戦慄の実話 第二章 怨霊の潜む歪んだ空間 第三章 地も凍る死者からのメッセージ 第四章 冥界につながるミステリー・スポット 第五章 闇にうごめく霊魂の恐怖
  • 霊能教師・松宮龍明シリーズ きつね憑き
    -
    人形には魂が宿る…。誰かが言った気がするが、誰だったのかは定かではない。「マカシギ」編集者の万条涼子と、カメラマンの高浜は山形県のとある寺を訪れていた…。著・田島みるくの霊能教師・松宮龍明シリーズ
  • 霊能教師・松宮龍明シリーズ 浮遊霊
    -
    その日は朝から霧が立ち込め、ミルクを流したような底に町は沈みこんでいた…。プラットフォームには無数の粒子が侵入し、電車を待つ人間を亡霊に変えた。ホラー雑誌「マカシギ」編集部でライターの万条涼子とカメラマンの高浜潔が…。著・田島みるくの霊能教師・松宮龍明シリーズ
  • 霊能教師・松宮龍明シリーズ 家憑
    -
    ホラー雑誌「マカシギ」に中途採用された月夜野佐代子は、それまで実家のある秩父で地元紙の編集をしていたが、不便ということもあり、都内に引っ越すことにした。著・田島みるくの霊能教師・松宮龍明シリーズ
  • 霊名 イザヤ
    4.0
    新進の童話作家で幼稚園経営者の深沢将人は、開かずの金庫から奇妙な文書を発見する。調べてみると、それは中世キリスト教の異端カタリ派の聖典『イザヤ昇天録』であり、そこには亡き母の手による書き込みがあった。「イザヤにとって、マナセを殺すことは、絶対に避けることのできない運命だ。お前は必ず、ここへ来ることになっている」正体不明の発作に加え、新任の保母・小津江真奈世のオカルトめいた言動に悩まされていた将人は自らの洗礼名イザヤとの符号に愕然とし、精神的に追いつめられていく……。衝撃のオカルティック長編ミステリ!
  • れいわ怪奇譚 第一集
    値引きあり
    2.0
    全4巻99~165円 (税込)
    見えない恐怖の扉が、いま開かれる 【目次】 お寺の風呂 雨の日の怪談 浅野くん 民ちゃん 臨終の後 霊感はあるのか 日本古来から語り継がれてきた怪奇譚。現代も不思議な話は日常のあちらこちらで耳にする。本書はその中でも、選りすぐりの6編を収録した第一弾だ。物語の中に登場する人物たちは、ふとした瞬間に不思議な世界へと引きずり込まれていく。実在する恐怖は、次第にあなたを飲み込んでいくだろう。

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