大森時生の作品一覧

「大森時生」の「行方不明展」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 行方不明展
    3.6
    1巻2,640円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 麒麟・川島明&小説家・高瀬隼子推薦! 読み進めていくと行方不明者には何か共通点があることに気づいてしまう。 もしかしたら僕らが「おいていかれた」のかもしれない ──麒麟 川島明 行方不明、と書いてみる。 どうかそれがあなたにとって望みどおりの形で整っていますように ──高瀬隼子 この本は「行方不明になりたい」と切実に願った人の前にのみ現れる、「異世界への扉」── ホラー作家・梨×株式会社闇×大森時生主催の不穏な展覧会「行方不明展」が書籍化! “行方不明”をテーマに作られた、さまざまな架空の“痕跡”、全52件を完全収録。 ※この書籍に収録されている展示品は全てフィクションです。

ユーザーレビュー

  • 行方不明展

    Posted by ブクログ

    東京日本橋で2024年夏に開催された展示の書籍化。フィクションである事は勿論承知なのだが作品の不穏さはあまりにもリアルで行方不明になったという事実が本当にあったのではないかと思わせる。汚い枕は匂いを嗅ぐと激臭がして本物にしか見えない。所在と不在を強く感じる新しい図録。

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    2025年01月27日
  • 行方不明展

    Posted by ブクログ

    ボンヤリどこか違う世界に行きたいな〜と現実逃避してたらいつの間にか会期が終わっていたため読んだ。もっとガチ刑事事件みたいな行方不明を扱うもんだと思って見てたら思いの外ファンタジーな展示してた。まあリアリティ引き上げると倫理的な問題とかも出てくるから、アレなのかな……。

    個人的にはわかりやすいお化けとか妖怪とか都市伝説的キャラクターが出てくるよりこういう「身近に潜む(潜んでいたかもしれない)怪奇」に惹かれるタイプなので、これまでの大森/梨プロデュースの中ではかなり好きな部類だった。恐怖心展こそ行きます……。

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    2025年07月01日
  • 行方不明展

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とてもおもしろい展示があると噂には聞いていたものの、地方住みのため東京まで出向くことができず諦めていたところ、書籍という形で触れる事ができた。

    途中で出てきたフラフープが、TXQ FICTIONの「飯沼一家に謝罪します」で登場した物に見えてドキリとした。
    どちらにも大森さんが関わっているので、全くの無関係ではないのかもしれない。

    誰かが「いる」とはどういう事なのだろうかなどと考えてしまった。
    幼い子供は度々自分の中だけに存在するイマジナリーフレンドを作り出すらしい。その子供にとっては架空の友達は実際に目の前に存在しているのだろう。
    この行方不明展で探されている彼らも誰かにとっては実際に存在

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    2025年03月02日
  • 行方不明展

    Posted by ブクログ

    じっとりと不気味な映像と写真、手紙。行方不明にまつわる展示を一冊にまとめてあり、動画はQRコードで見ることができる。全部が全部映像は収録されているわけではないみたい、実際に観たかったな…。
    これって現実?あれ、なんなんだっけ?と混乱するような現実味のある展示品。モキュメンタリーを実際に体験できる展示会だなと思いました。全国回ってくれ!

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    2024年12月30日
  • 行方不明展

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    展覧会に行くことができなかったのですが、書籍化されたと知って、やっと読むことができました。
    なんとも言えない不穏な空気感にドキドキしながら読み進め、動画のQRコードは怖くて読み込めず、、
    1人だと怖いから、誰かと一緒の時に見ようと思います笑
    “行方不明”を、“なりたいもの”という文脈で認識したことがなかったので、最後の高瀬さんの仰るように“行方不明をインストール”してしまったような気がします。

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    2024年12月28日

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