検索結果

  • 星の林に月の船 声で楽しむ和歌・俳句
    4.7
    意味はわからずとも,まずは五七調のリズムの心地よさをたっぷり味わい,ことばの響きを楽しもう.『万葉集』の和歌から昭和初期の短歌,俳句まで,くりかえし口ずさんでほしい約二〇〇作をえらんだアンソロジーです.それぞれに短い鑑賞の手引きをそえました.

    試し読み

    フォロー
  • 蒲寿庚の事蹟
    -
    1巻2,640円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 宋・元の王朝交替期に,中国の外国貿易に重要な位置を占めたアラブ商人蒲寿庚。その綿密な事蹟探索をとおして,東西交渉史,中国の文化史,社会史を縦横に論じた名著。

    試し読み

    フォロー
  • 北海道文学の跫音
    -
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 明治から平成まで、時代を超えて数多くの作家を生み、作品の舞台となってきた北海道。本書は北海道文学にまつわる様々な情報を満載し、コンパクトに概観を知る手引き書となっている。第1章「北海道文学地図」では北海道各地に点在する作家の生地や作品の舞台、文学碑などを地図で解説。第2章「ジャンル別・北海道文学小史」は文学を小説・短歌など六分野に分け、歴史が詳述されている。第3章は「作家・作品リストと参考文献」。第4章には「論考、そして我が文学」と題し、北海道文学に関する著者の論評などがまとめられている。

    試し読み

    フォロー
  • 法顕伝・宋雲行紀
    -
    1巻2,640円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 老齢の身ながら,遠くインド・セイロンにわけ入り,27か国もの仏跡を14年にわたって巡歴した中国の高僧法顕。その旅の記録は,最古の西域旅行記としてつとに名高い。宋雲の北インド旅行記を併載する。

    試し読み

    フォロー
  • 堀田善衞を読む 世界を知り抜くための羅針盤
    3.5
    南京虐殺事件を中国の知識人の視点から記した『時間』、時代を冷静に見つめる観察者を描いた『方丈記私記』『ゴヤ』などの評伝、『インドで考えたこと』『上海にて』などアジア各国を歴訪して書いた文明批評など、数多くの優れた作品を残した作家、堀田善衞(一九一八~一九九八)。堀田が描いた乱世の時代と、そこに込めた思いは、混迷を極める現代社会を生きる上での「羅針盤」として、今なお輝きを放つ。堀田作品は、第一線で活躍する創作者たちにも多大な影響を与え続けている。堀田を敬愛する池澤夏樹、吉岡忍、鹿島茂、大高保二郎、宮崎駿が、堀田善衞とその作品の魅力、そして今に通じるメッセージを読み解く。 【目次】はじめに 『方丈記私記』から 富山県 高志の国文学館・館長 中西 進/第一章 堀田善衞の青春時代 池澤夏樹/第二章 堀田善衞が旅したアジア 吉岡 忍/第三章 「中心なき収斂」の作家、堀田善衞 鹿島 茂/第四章 堀田善衞のスペイン時代 大高保二郎/第五章 堀田作品は世界を知り抜くための羅針盤 宮崎 駿/終章 堀田善衞 二十のことば 富山県 高志の国文学館/おわりに/【年表】堀田善衞の足跡/付録 堀田善衞 全集未収録原稿──『路上の人』から『ミシェル 城館の人』まで、それから……
  • 仏と女の室町 物語草子論
    -
    1巻13,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 室町期の文芸と宗教文化に息づく女性たち。お伽草子や絵巻、語り物といった室町期の物語文芸について、本文や図像の内容分析、成立の問題、書物としての形態や享受の様相などを巨視的に捉える。"女性"をキーワードとした「物語草子」総合研究。
  • 不如帰
    3.7
    「ああ辛い! 辛い! もう――もう婦人(おんな)なんぞに,生まれはしませんよ.」日清戦争の時代,愛し合いながらも家族制度のしがらみに引き裂かれてゆく浪子と武男.明治31-32年発表,空前の反響をよんだ徳冨蘆花(1868-1927)の出世作は,数多くの演劇・映画の原作ともなり,今日なお読みつがれる.改版(解説=高橋修)

    試し読み

    フォロー
  • 堀辰雄/福永武彦/中村真一郎
    4.3
    西欧文学を学び、日本の古典に赴いた知の作家たち。豊かな言葉をもって、巧みな手法と仕掛けで物語を紡ぐ。堀辰雄「かげろうの日記」、福永武彦「深淵」、中村真一郎「雲のゆき来」他。 [ぼくが選んだ訳] フランス文学を学んだ者がその富を創作に応用する。しかし彼らはフランス文学を学んだのではなく文学の普遍を学んだのだ。だから日本の古典を自在に用い、現代の日本を舞台にした巧緻な中篇を作り、また江戸期と今の京都を行き来する国際的な雰囲気の名作を書くことができた。――池澤夏樹 解説=池澤夏樹 年譜=鈴木和子 月報=堀江敏幸、島本理生
  • 本院侍従集 甲本 宮内庁書陵部蔵
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 甲本・乙本ともに書陵部蔵本を原寸にて影印したもの。殊に甲本は諸本伝わる中、独自のものとして、また原形を最も良く具える伝本とし重要。正確な校本を掲げたに依って、本書の周辺までが窺える。講読、演習に好適。
  • 本格からHONKAKUへ 21世紀本格宣言II
    -
    1巻2,200円 (税込)
    日本本格ミステリーの海外発信、新人の発掘・育成に尽力してきた島田荘司がこの10年の本格ミステリー界を振り返り、向こう10年への提言を行う!! 筆者は、「本格」がミステリー小説世界全体の背骨であると考えており、この信念が揺らぐことはないが、[中略]乱歩の「変格」諸作が大ベストセラーとなって列島を覆い、[中略]亜流が氾濫するなどして一斉を風靡しており、かたや「本格」の水脈はといえば、両手ですっかり掬い取れるかと思えるほどにささやかであった。  しかしこれは澄んだ清水であり、この水源なくしては「変格」も干上がってしまうと発案者は危惧した。この構図は、現在でもまったく同じである。「本格」の水脈は今や小川程度には川幅を増したが、ベストセラー・ミステリーの大河とは、較ぶべくもない。それなのに何故「本格」の書き手たちは、大河に引っ越さずにいるのか。

    試し読み

    フォロー
  • 本格ミステリの本流 本格ミステリ大賞20年を読み解く
    -
    本格ミステリ作家クラブ協賛 本格ミステリ大賞20年を論考し、21世紀の本格ミステリの本流をするどく抉る評論集!! ミステリ作家、評論家の参加する団体・本格ミステリ作家クラブ会員の投票により、その年もっとも優れたミステリとして決定される「本格ミステリ大賞」。2001年からスタートしたこの賞の受賞作に投票をした会員によって受賞作・受賞作家の論考をまとめ、本格ミステリのより濃いエッセンスを抽出する本格ミステリ作家クラブ20周年記念論集。

    試し読み

    フォロー
  • 本所両国
    -
    1巻440円 (税込)
    芥川 龍之介による作品。
  • 本草綱目啓蒙 1
    -
    1~4巻3,080~3,300円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 江戸後期の日本を代表する本草家,小野蘭山の主著。明の李時珍の『本草綱目』をもとに動植鉱物の種を論じた本書は,医薬・園芸・食料・伝説・文化交流など,人類の豊かないとなみの知恵も教えてくれる。第1巻は,巻一から巻十二。木村陽二郎の解説を付す。

    試し読み

    フォロー
  • 本草辨疑02
    -
    2~5巻330円 (税込)
    *この作品は古文書・古記録に属しますので、特性をご理解の上ご購入下さい。

    試し読み

    フォロー
  • 本草和名01上
    -
    1~2巻330円 (税込)
    *この作品は古文書・古記録に属しますので、特性をご理解の上ご購入下さい。

    試し読み

    フォロー
  • 本朝鍛冶考01子
    -
    1~12巻330円 (税込)
    *この作品は古文書・古記録に属しますので、特性をご理解の上ご購入下さい。

    試し読み

    フォロー
  • 本朝甲劔録1天巻
    -
    1~3巻330円 (税込)
    *この作品は古文書・古記録に属しますので、特性をご理解の上ご購入下さい。

    試し読み

    フォロー
  • 本朝食鑑 1
    -
    1~5巻2,860~3,300円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 昔の人は,どんなものをどのように食べていたのか? 江戸初期の本草学者が,各地に取材した見聞にもとづき,そのふかい学識を集大成した古典。その難解な漢文を初めて完訳。第1巻は,水火土部,稲・麦・豆などの穀部之一,味噌・酒など穀部之二,葱,紫蘇,茄子,茸,●根などの菜部。

    試し読み

    フォロー
  • 本朝度量権衡攷 1
    -
    1~2巻2,970~3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 サシ,マス,ハカリなどの歴史的変遷ほど複雑なものはない。江戸後期の考証史家エキ斎が,生涯をかけて中国と日本の古典を渉猟し,日本の計量単位の変化を跡づけた一大研究成果。第1巻は,度,量,権衡,附録巻上。

    試し読み

    フォロー
  • 本当はエロかった昔の日本(新潮文庫)
    4.0
    兄と妹の近親姦から国作りが始まる『古事記』、義母を犯して子を産ませた光源氏が、結局、妻を寝取られるという「不倫の恋」満載の『源氏物語』、セックス相手によって人生が変わる「あげまん・さげまん」神話、男色カップル弥次喜多の駆け落ち旅『東海道中膝栗毛』など、古典文学の主要テーマ「下半身」に着目し、性愛あふれ情欲に満ちた日本人の本当の姿を明らかにする、目から鱗の一冊!(特別対談・まんしゅうきつこ×大塚ひかり)
  • 本当はひどかった昔の日本―古典文学で知るしたたかな日本人―
    3.6
    昔の日本では、子供は健やかに育てられ、家族は愛に満ちていた……なんて大嘘。『古事記』や『枕草子』『源氏物語』『宇治拾遺物語』などをひもとけば、育児放棄や児童人身売買、マタハラに介護地獄、ストーカー殺人から動物虐待まで、現代に負けない残虐悲惨な話だらけ! しかし、それでも逞しくて人間味あふれる日本人の姿を、日本文学の古典から読み解く「文芸ワイドショー」。
  • 翻訳と異文化――原作との〈ずれ〉が語るもの
    3.0
    1巻2,200円 (税込)
    「翻訳は原作の鏡である。ただし特殊な造りの鏡で、原作が属する文化とは異なる文化の装置が一面に嵌め込まれている。原作のなかで、その鏡が映しだしにくい部分は歪められ、変形させられ、ときには鏡面から完全にはじかれて写されなかったりする。この本では、そのさまを、日本語と英語の文学作品にかんして、垣間見ようとした。例えば日本文学にあふれている〈悲しみ〉あるいは〈物悲しさ〉の受け皿が英語にはないらしいこと、〈清々しい絶望感〉という日本人には何となくわかるフレーズが英語に吸収されるためには複雑なパラフレーズをへねばならないこと……」(おわりに)。翻訳は異文化理解の、多分もっとも重要な手段の一つである。しかし翻訳は〈或る文化〉を正確に伝えることができるのか?本書は原作と訳文をていねいに照合しつつ、異文化間の表現の〈ずれ〉を検証してゆく。『テス』における〈手〉、『こころ』に現われる血のイメージからパラグラフや主語の省略まで、翻訳における問題点を具体的に提示する。細部への探究から生まれたユニークな比較文化論の試み。
  • ボイジャーに伝えて
    -
    1巻2,200円 (税込)
    世界の本質を鮮やかに描いた慧眼の作家 駒沢敏器が遺した幻の長編小説が、没後10年を経てついに刊行。 世界の自然音を録音しながら音の向こうの世界を見出そうとする公平と、レコーディングスタジオで働く恭子。 セント・ギガ(実在したラジオ局)に感銘を受けて自然音を採取し録音作品を作り始めた公平は、見えない音の向こう側にある世界を見出そうと日本を旅し、沖縄にたどり着く。その旅路を見守る恭子。2人は、お互いの存在を通してそれぞれ自分自身のあり方について真摯に模索し続けていく。 世界中を巡りながら紀行文を書いてきた駒沢氏の抱えていたテーマや思想が、フィクションという形で展開された作品。 【著者】 駒沢敏器 1961年東京都生まれ。雑誌『SWITCH』の編集者を経て、作家・翻訳家に。主な著書は、小説に『人生は彼女の腹筋』(小学館)、『夜はもう明けている』(角川書店)、ノンフィクションに『語るに足る、ささやかな人生』(NHK出版/小学館文庫)、『地球を抱いて眠る』(NTT出版/小学館文庫)、『アメリカのパイを買って帰ろう』(日本経済新聞出版)、翻訳に『空から光が降りてくる』(著:ジェイ・マキナニー/講談社)、『魔空の森 ヘックスウッド』(著:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ/小学館)など。2012年逝去。
  • 冒険 淫風 怪異 東アジア古典小説の世界
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 二十一世紀、再びアジアの時代が到来した。欧米の近現代を最終地点に描かれてきた文化・文明史を、本書では、アジアに軸足をシフトして考える。大交流時代の十六、七世紀、日本・朝鮮・中国・ベトナム…、各国の文学は繋がっていた。それは、この時代に吹いた新しい風、"冒険""淫風""怪異"というテーマで、である。
  • 墨子
    -
    1巻3,190円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 紀元前5世紀,春秋戦国時代の中国を生きぬいた遊説の士,墨子。家族愛を中心に説く儒家と対立して無差別な人間愛を説き(兼愛説),侵略戦争を否定し,弱肉強食の現実を救うため非攻説を唱えた思想家の“今日的”構想を示す。

    試し読み

    フォロー
  • 僕という容れ物
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    浅野忠信、菊地成孔絶賛! インディーズでカルト的人気を誇るミュージシャン、衝撃の小説デビュー。 荒涼とした精神の砂漠を徘徊する日々、どこまでが幻覚か現実か。ようやく、僕たちの時代の「文学」が生まれた。 カバーのコラージュは、国内外で幅広く活躍するコラージュ・アーティスト、Q-TAが担当。 これは苦しんでいる人の話だ。 文句なしに面白かった! 浅野忠信(俳優) ラッパーが書いた純文学にベットできるか? 本当か? 菊地成孔(音楽家/文筆家/著者のマイメン) 【著者プロフィール】 檀 廬影(だん いえかげ) 平成元年、横浜生まれ。日本人と黒人のハーフ。二十歳よりDyyPRIDE名義でラップを始める。2011年 音楽レーベルSUMMITより1st ソロアルバム「In The Dyyp Shadow」 グループSIMI LAB 1st アルバム「Page 1 : ANATOMY OF INSANE」 2013年 2nd ソロアルバム「Ride So Dyyp」 2014年2nd グループアルバム「Page 2 : Mind Over Matter」をリリース。2017年にSIMI LABを脱退。
  • 墨東綺譚
    -
    1巻330円 (税込)
    隅田川の川向こう(墨東の地)向島の私娼屈「玉の井」を舞台に、小説家大江とお雪との出会いと別れを描き、荷風の代表作となった作品。それは梅雨明けから秋の彼岸までのわずか半年間の出来事だった。新聞連載当時の木村荘八の挿画をいれてある。

    試し読み

    フォロー
  • 墨東綺譚
    -
    1巻110円 (税込)
    永井荷風の最高傑作の一つ。美しい情景描写に当時の風景、風俗が生き生きと蘇る。ある日小説家の大江匡はお雪と出会う。お雪は玉ノ井の娼婦ながら、可憐で美しい女性。大江はたびたび通い、お雪は「おかみさんにしてほしい」と言われるが、「資格がない」と断ってしまう。過去何度も映画化された作品。読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • ぼく東綺譚
    3.9
    取材のために訪れた向島は玉の井の私娼窟で小説家大江匡はお雪という女に出会い、やがて足繁く通うようになる。物語はこうしてぼく東陋巷を舞台につゆ明けから秋の彼岸までの季節の移り変りとともに美しくも、哀しく展開してゆく。昭和十二年、荷風(一八七九‐一九五九)五十八歳の作。木村荘八の挿絵が興趣をそえる。 (解説 竹盛天雄)

    試し読み

    フォロー
  • 僕と彼女たち
    -
    僕は28歳。野原理恵子に失恋した痛みを抱えつつも、いま成田伸子と深い関係になろうとしている。でも伸子と結婚するつもりはない。もっと好条件の相手がいそうだし、現に、僕のまわりには数人の女が虎視眈々僕を狙っているのだ! 北沢浩平と彼を巡る5人の女性たち。独身時代を謳歌する若いサラリーマンの「愛と性のモラル」を描く長編明朗青春小説。
  • 僕らが愛した手塚治虫〈推進編〉
    -
    1巻2,420円 (税込)
    講談社〈手塚治虫漫画全集〉創刊や長篇アニメ『100万年地球の旅 バンダーブック』の制作など非常に活動的だった70年代後半の手塚治虫の足跡をまとめる。 手塚マンガ愛好家であり、手塚治虫ファンクラブの会長もつとめたミステリー作家の二階堂黎人が、自身のマンガ受容史を手塚治虫のマンガ家活動の様々と重ねる形で話をまとめる。 1977年から78年の手塚治虫の活動を主に扱い、手塚治虫が『ブラック・ジャック』や『三つ目がとおる』でヒットを飛ばし、手塚プロがふたたびアニメーションの制作をスタートする、非常に活動的な時期を精緻に描く日本漫画史の評伝、第五弾。

    試し読み

    フォロー
  • 坊っちゃん
    -
    1巻1,012円 (税込)
    夏目漱石による作品。
  • 坊っちゃん
    4.0
    さあ、きょうからおれも一人前の先生。張り切って着任した中学校だがまわりの教師が何だか変だ。臆病だったり、嘘つきだったり、小うるさかったり、いったい誰がまともなんだい――? 正義感あふれる主人公が、同僚の婚約者を汚い手を使って奪い取ろうとする教頭を徹底的に懲らしめるまでの顛末を痛快に描く。漱石の作品中、もっとも愛読されている一冊。

    試し読み

    フォロー
  • 坊っちゃん
    4.0
    『坊っちゃん』は数ある漱石の作品中もっとも広く親しまれている。直情径行、無鉄砲でやたら喧嘩早い坊っちゃんが赤シャツ・狸たちの一党をむこうにまわしてくり展げる痛快な物語は何度読んでも胸がすく。が、痛快だ、面白いとばかりも言っていられない。坊っちゃんは、要するに敗退するのである。(解説・注 平岡敏夫)

    試し読み

    フォロー
  • 坊っちゃん
    4.0
    江戸っ児をもって任ずる若い教師の坊っちゃんが、その一本気な性格から、いつわりにみちた社会に愛想をつかす。作品を一貫するものは、人間漱石が持って生まれた反俗と正義の心に外ならない。ロマンティックな稚気とユーモア、その歯切れのよい表現は、爽快さにみちている。明治39年「ホトトギス」に発表。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
  • 坊っちゃん
    -
    1巻330円 (税込)
    東京の学校を出て四国松山の中学校に数学教師として赴任した江戸っ子の「坊っちゃん」は、同僚の教師たち、教え子の生徒たちの愚劣さに憤り、まどわされ、敢然と反抗する。ユーモアと情が巧みにないあわされた不滅の名作。

    試し読み

    フォロー
  • 暴流の人 三島由紀夫
    -
    1巻2,816円 (税込)
    内面に渦巻く暴力性と、冷え冷えとしたニヒリズムを個人の問題としてでなく、近代の病として世に問うた三島由紀夫。死後50年、その内なる叫びを掬い取った決定的評伝。
  • 舞姫
    -
    1巻110円 (税込)
    ドイツ留学中の豊太郎は、ふとしたことで美少女の踊り子エリスと出会う。心を奪われた豊太郎はエリスの苦境を救ったことで交際を始める。しかし仲間の諫言により、あらぬ疑いをかけられ異国の地で失職してしまう。帰国を断り、エリスと生活をする貧しくとも幸せな豊太郎。やがて親友のはからいにより名誉挽回のチャンスがやってくるが……森鴎外自身の体験と言われる代表作を読みやすく改編しました。
  • 舞姫・うたかたの記
    3.4
    1巻440円 (税込)
    エリート官僚の太田豊太郎は、留学先で孤独に苦しむ中、美貌の舞姫エリスと恋に落ちた。世紀末のベルリンを舞台に繰り広げられる激しくも悲しい青春を描いた「舞姫」と、「うたかたの記」「文づかい」のドイツ三部作、そして翻訳佳編「ふた夜」、帰国後の元留学生官僚を描く「普請中」の計5編を収録。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
  • 舞姫・うたかたの記 他三篇
    3.8
    1巻572円 (税込)
    日本人留学生とドイツの一少女との悲恋を描いた『舞姫』、他に『うたかたの記』『文づかひ』と名訳『ふた夜』、いずれも異国的な背景と典雅な文章の間に哀切な詩情を湛える。加えて鴎外作品の初期から中期への展開を示す『そめちがへ』を収め、難読語には、できるかぎり振仮名を付して読者の便に供した。 (解説 稲垣達郎)

    試し読み

    フォロー
  • 【舞姫、山椒大夫】森鴎外著作集 2冊セット
    -
    1巻880円 (税込)
    【舞姫】 時は19世紀末。ドイツ帝国に留学した官吏・太田豊太郎が帰国途上の船内客室で、回想録の形で綴られる作品。高雅な文体と浪漫的な内容から時代を超えて愛される不朽の名作であり、森鴎外初期の代表作のひとつ。 【山椒大夫】 本作は、中世の芸能であった説経節の「五説経」と呼ばれた有名な演目の一つ「さんせう太夫」を原話として森鴎外が執筆した作品。 森鴎外の味わい深い文体をじっくりと味わってください。
  • 「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本
    3.9
    1巻1,980円 (税込)
    文学史&エンタメ史の未確認混沌時代(ミッシング・ピース)! 「東海道中膝栗毛」の弥次喜多が宇宙を旅行する、「舞姫」の主人公がボコボコにされる、身長・肩幅・奥行きが同じ「豆腐豪傑」が秀吉を怒らせる――明治・大正時代、夏目漱石や森鴎外を人気で圧倒し、大衆に熱烈に支持された小説世界が存在した。 本書では、現代では忘れられた〈明治娯楽物語〉の規格外の魅力と、現代エンタメに与えた影響、そして、ウソを嫌い、リアルを愛する明治人が、一度は捨てたフィクションをフィクションとして楽しむ術(すべ)をどのようにして取り戻したのか、その一部始終を明らかにする。 朝日新聞とスタジオジブリも注目する、インターネット出身の在野研究者が贈る、ネオ・文学案内。

    試し読み

    フォロー
  • 前野蘭化 1
    -
    1~3巻2,750~2,970円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 『ターヘル・アナトミア』の翻訳をリードして『解体新書』を実現した前野良沢(蘭化)を中心に,黎明期の蘭学にするどくせまる基本文献の復刊。第1巻は,『解体新書』以前の蘭学を見通し,青木昆陽と良沢のオランダ語学習と翻訳の過程を追う。

    試し読み

    フォロー
  • 枕草子 上
    4.0
    1~2巻880円 (税込)
    平安中期、一条天皇の中宮定子に仕えた清少納言が、宮中での生活を才気煥発な筆で綴った傑作随筆集。類聚、随筆、日記などの章段に分類された同書が、エスプリの効いた現代語訳で甦る。全2巻。
  • 枕草子
    3.8
    「この草子、目に見え心に思ふ事を」。栄華を誇った中宮定子を支えた女房・清少納言は、なぜ膨大な言葉を書き残さなければいけなかったのか……。痛快な批評が笑いや哀感と同居する、平安朝文学を代表する随筆。ユニークな視点と鋭く繊細なまなざしですくい取った世界観を、歯切れ良く瑞々しい新訳で。「ここにもあった、いとをかし」。解説、年譜のほかに、位階、装束、牛車、建物などの図版資料を含む、宮廷生活ガイド付き。
  • 枕草子
    4.3
    冷静で細やかな観察,才気煥発な筆致によって,わが国随筆文学を代表する一書として,本書はあまりにも有名である.一段一段の文章から,平安時代の生活と感覚の具体相を,万華鏡を見るようにうかがい知ることができ,また筆者と中宮定子との美しい魂の触れあいが,この草子の文学的香気をいっそう高めている.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

    試し読み

    フォロー
  • 枕草子 逸脱のまなざし
    -
    1巻4,290円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 斬新な発想と方法によって枕草子に新たな光をあて、そのアナーキーな魅力を解き明かす。「逸脱」に執着する枕草子の過激な一面を鮮やかに浮かび上がらせ、枕草子研究のさらなる可能性を切り拓く刺激的な論文集。
  • 枕草子抜書
    -
    1巻1,281円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「枕草子抜書」と「枕草子絵巻詞書」とを厳密に翻刻し、各々頭注を付したもの。底本は「抜書」静嘉堂文庫蔵(明応五年奥書)本、「絵巻詞書」「校本枕冊子』に拠った。両本とも鎌倉時代の書写と推され、殊に「抜書」は三巻本枕草子一類の欠失部を部分的乍ら含む点で重要。
  • 枕草子[能因本]
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『枕草子』の言葉は鮮烈なきらめきを放つ。「三巻本」に比べて、いまでは入手しにくくなった学習院大学蔵「能因本」の本文と現代語訳を提供。解説・年表・関係系図・校訂付記・三巻本系統諸本逸文・栞(月報より)付き。
  • 枕草子の言説研究
    -
    1巻7,480円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 テクストをどう読むか、読むとはどういうことか。テクストが同時代の社会的、歴史的諸言説とどのようにかかわりを持ち、既存のテクスト言説が反復する言説として、『枕草子』上に如何に構築されたか、そのメカニズムに迫る。
  • 枕草子のたくらみ 「春はあけぼの」に秘められた思い
    4.5
    1巻1,600円 (税込)
    藤原道長が恐れ、紫式部を苛立たせた書。それが随筆の傑作「枕草子」だ。権勢を極めてなお道長はなぜこの書を潰さなかったのか。冒頭「春はあけぼの」に秘められた清少納言の思いとは? あらゆる謎を解き明かす、全く新しい「枕草子」論。
  • 枕草子の楽しみかた
    3.0
    1巻1,155円 (税込)
    作家・三浦しをんさん推薦! こんなに現代人の気持ちを代弁してくれるなんて、清少納言はエスパーかなにかなんだろうか。 「美麗で美声なお坊さんに、ついうっとり」って、コンサートに行ってアイドルのきらめきに圧倒される我々と同じである。 十五の講義で徹底解説! 『枕草子』全三百十九段から読みどころを精選。清少納言の鮮やかな筆が、 『源氏物語』全五十四帖の現代語訳『謹訳 源氏物語』の著者林望の解説と現代語訳で甦る。 「今どきの親は……」と嘆く場面もあれば、男女の恋心の機微や、宮廷サロンの雅な情景、はたまた男の不条理さを責め立てたり、男に騙される若い女房たちに苦言を呈したり、抱腹絶倒の笑い話もあり。 学校では教わらない古典随筆の名著の本質に触れられる絶好の入門書。 著者の古典の知識と人間への深い洞察による解説は必読。本書一冊で、『枕草子』の世界が語れるようになる。
  • 枕草子の美意識
    -
    1巻9,900円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 源氏物語とならび平安美学のもう一方の原点、枕草子について「をかし」を中心に多様な角度からその美意識を探る書。
  • 枕草子への招待
    -
    自分の好きな古典を一冊あげるようにと言われたら、迷いなく私は「枕草子」をあげる。 好きという意味は、何度くりかえして読んでも飽きないから、くりかえして読むたびに、新しい発見があるからとでも言おうか。 一人でも多くの読者が「枕草子」とその作者の清少納言の好ましさを思い出してくれたらうれしい。(著者のことば)
  • 枕草子/方丈記/徒然草
    4.3
    「春はあけぼの……」一条天皇の中宮定子に仕えた宮中での生活を英知とユーモアの筆致で綴った平安の清少納言「枕草子」。「ゆく河の流れは絶えずして……」波瀾に満ちた人生を送り、鎌倉前期の大火や地震などの自然災害や人災に見舞われた体験を綴った最初の災害文学・鴨長明「方丈記」。「つれづれなるままに、日くらし硯にむかひて……」鎌倉末期の無常観に基づいた随想や人生訓を鋭い洞察で記した兼好「徒然草」。現代の名手による新訳・全訳で収録。 解説=池澤夏樹 解題=枕草子…藤本宗利 方丈記・徒然草…浅見和彦 ◎月報=上野千鶴子・武田砂鉄
  • 正岡子規(新潮文庫)
    -
    西洋文明との出会いという衝撃により伝統文化が危機に瀕した明治日本。そんななか雑誌ホトトギスを舞台に、「写生」という新たな手法を創出、俳句と短歌に革命をもたらした子規。国民的文芸の域にまで高らしめ、俳句は今や世界的存在となった。幼時の火事体験からベースボールへの熱狂、漱石との交友、蕪村の再発見、そして晩年の過酷な闘病生活までを綿密に追った日本人必読の決定的評伝。
  • 将門記 1
    -
    1~2巻2,750~3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 10世紀半ば,関東一円を征服して「新皇」を称し,死後も英雄伝説の主人公として語り伝えられた平将門。その一代を述べ,史書としても初の軍記物として重要な作品に,詳細な注を付しておくる。第1巻は,戦いの発端から,将門が源経基に謀反の意ありと訴えられるまでの経緯。

    試し読み

    フォロー
  • 雅子さまの笑顔 生きづらさを超えて
    値引きあり
    3.0
    弾けるような笑顔、華やかなファッション、外国賓客に対する堂々たる振る舞いと、日々輝きを増す皇后雅子さま。しかし、一九九三年のご結婚から今日までの道のりは、長く苦しいものだった。外交官から皇室へと新しい人生を選択したものの、男子出産の重圧にさらされ、生きる意味を見失った日々。そこからどう立ち直ってこられたのか?失わなかった「普通の人としての感覚」とは?雅子さま、そして愛子さまほか女性皇族にとって生きやすい皇室を考えながら、誰にとっても生きやすい社会のあり方を問う、等身大の皇室論
  • 正宗白鳥考
    -
    1巻5,720円 (税込)
    子供時代より大病を患い死の恐怖と直面した著者は、同じく幼時より虚弱体質で生の不安、死の恐怖に怯えて過ごした正宗白鳥の作品に共感し、卒論、修論は共に白鳥に関するものであった。その後も長きにわたり白鳥について多く書いてきた。既に雑誌等で発表されたものを適宜改変、そして書き下ろし4章分を追加した、全24章の集大成である。

    試し読み

    フォロー
  • 摩周湖紀行 ――北海道の旅より――
  • 魔術師(乙女の本棚)
    3.6
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気シリーズ「乙女の本棚」第17弾は谷崎潤一郎×イラストレーター・しきみのコラボレーション! 小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。 私の魂は磁石に吸われる鉄片のように、魔術師の方へ引き寄せられているのでした。 初夏の夕べ、恋人と公園へ行った私は、そこに小屋を出している若く美しい魔術師に出会った。 谷崎潤一郎の『魔術師』が、有名ゲームのキャラクターデザインなどで知られ、本シリーズでは萩原朔太郎『猫町』、江戸川乱歩『押絵と旅する男』、夏目漱石『夢十夜』、坂口安吾『桜の森の満開の下』を担当する大人気イラストレーター・しきみによって描かれる。 名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。 自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。
  • 麻酔
    -
    1巻836円 (税込)
    1時間ほどで終わる予定の、子宮筋腫の摘出手術を受けた妻・邦子だったが、麻酔のミスが原因で意識が戻らず、植物状態に陥ってしまう……。 医療過誤が原因となり、変わっていく夫婦の在り方、子どもたちとの絆・関係を描き、テレビドラマにもなった渡辺作品の名作。 【著者プロフィール】 1933年北海道生まれ。札幌医科大学卒業後、母校の整形外科講師となり、医療と並行して小説を執筆。1970年『光と影』で第63回直木賞受賞し、本格的に作家活動を開始。1980年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で第14回吉川英治文学賞を受賞。1997年に刊行された『失楽園』は大きな話題をよび、映画化、テレビドラマ化された。2003年には紫綬褒章受章。著書は『鈍感力』『ひとひらの雪』『化身』『化粧』『孤舟』『うたかた』『花埋み』など多数。
  • 貧しき人々の群
    -
    1巻748円 (税込)
    宮本百合子による作品。
  • マッテオ・リッチ伝
    -
    1~3巻2,530~2,970円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 リッチ(漢名・利瑪竇)は,明代末の中国に西欧の科学知識を紹介したイタリア人宣教師。6年余りの滞欧生活を経験した著者は,自己体験をもとにリッチの心情をしのびつつその数奇な生涯を描きだす。第1巻には,第1部「耶蘇会士のシナ入国」,第2部「北京の明朝宮廷へ」。

    試し読み

    フォロー
  • 松井須磨子物語
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近代劇の扉をこじ開けた炎の女優。 (※本書は2013/7/1に2013/7/1より発売された書籍を電子化したものです)
  • 松尾聰遺稿集 中古語「ふびんなり」の語意
    -
    1~3巻3,080~4,180円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中古語「ふびんなり」の語意;語意・語義;諸本解説・諸本との出会い;研究余滴;書評
  • 待つ(乙女の本棚)
    3.8
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気シリーズ「乙女の本棚」第30弾は、文豪・太宰治×イラストレーター・今井キラのコラボレーション! 小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。 ああ、私は一体、何を待っているのでしょう。 毎日、毎日、駅にまだ見ぬ人を迎えにいく女性。今日も彼女は、駅の冷いベンチに坐っている。 太宰治の名作が、他の追随を許さない独自の空気感で、世界中のロリータ少女たちから支持され続け、本シリーズでは太宰治『女生徒』を担当する大人気イラストレーター・今井キラによって描かれる。 名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。 自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。
  • 松尾芭蕉 おくのほそ道/与謝蕪村/小林一茶/とくとく歌仙
    4.0
    東北・北陸の各地を旅し、数々の名句や研ぎ澄まされた散文による夢幻的紀行「おくのほそ道」(新訳・松浦寿輝)をはじめ、「閑(しづか)さや岩にしみ入(いる)蝉(せみ)の声」(芭蕉)、「夏河を越すうれしさよ手に草履(ざうり)」(蕪村)、「白魚(しらうを)のどつと生(うま)るゝおぼろ哉(かな)」(一茶)といった名句の数々と、連句「鳶(とび)の羽のの巻」、長詩「春風馬堤曲(しゅんぷうばていきょく)」など、江戸期俳諧三人の巨星の名句・連句を精選し、新たに評釈を付す。俳諧の文学的・詩的魅力を味わい尽くす最良の入門書。他に、鼎談形式で歌仙を愉しむ『とくとく歌仙』より「加賀暖簾の巻」なども収録。 解説=池澤夏樹 月報=:藤野可織・堀本裕樹
  • 松本順自伝・長与専斎自伝
    -
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 幕末・明治期の2人の医師の自伝。松本は長崎でポンペに学び,幕府の西洋医学教頭と将軍侍医を兼ね,明治期には初代軍医総監となった。長与は松本についてポンペに学び,日本の医事衛生を創始した。

    試し読み

    フォロー
  • 祭

    -
    1巻3,190円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 政治思想史を研究する著者は,庶民の生の政治意識を社会学的にとらえるため日本各地の祭のフィールドワークに着手した。祭に結集された人びとの想像力が形づくる宇宙の復元をこころみた,第二次世界大戦下の労作。

    試し読み

    フォロー
  • 真名本曾我物語 1
    -
    1~2巻2,640~2,970円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 月空をゆく雁を見あげ,幼い兄弟が父を恋う曾我兄弟の物語は,鎌倉幕府成立の歴史とないまぜに敵討ちと兄弟愛を描いて,中世以来人びとに親しまれてきた。そのもっとも古い姿をのこす真名本を翻刻し,詳注を付す。第1巻は,巻一から巻五まで。

    試し読み

    フォロー
  • 魔のひととき
    -
    1巻275円 (税込)
    “だから、僕は道路の方へ歩きだしても、足もとの地面はくらくらし、遠い頭上から何かサツとおそろしい光線がやつて来さうになつたり、魔のやうな時刻がつきまとふのだが……。” 己の病状が悪化したなか、肉体と精神の苦しみを叙情と詩情にあふれた文体で描かれる。終戦間もない街の中を歩きながら、目に入る光景や遠い自分の過去の内面を身を切るような思いで見つめ描き出す。
  • 魔法修行者
    -
    1巻440円 (税込)
    幸田 露伴による作品。
  • 満韓ところどころ
    -
    1巻968円 (税込)
    夏目漱石による作品。
  • マンガでわかる愛と謀略の源氏物語:華麗なる平安恋物語の舞台裏
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 マンガだから初心者でも読みやすい! マンガなのにマニアックだから中・上級者も楽しめる! 初めての切り口で堪能する『源氏物語』 『源氏物語』=マルチな才能のイケメン光源氏の恋愛遍歴、というイメージを持つ人が多いと思います。 もちろん、それも正解ですが、実は結構政治的だったり、恋以外の要素が複雑に絡み合った重層的なストーリーでもあります。 本書では、ラブストーリーという観点だけでなく、政治的、文化的な側面にも等しくスポットを当てて、マンガ仕立てで源氏物語を紹介した1冊です。 また、ワンフレーズの原文から物語の背景を紹介したり、和歌に込められた意味など、コラム的な読み物も満載! 初めて『源氏物語』に触れる人、あらすじは知っているけれどもう少し深く知りたい人、ラブ要素だけでは飽き足らない人などなど、あらゆる人に楽しんでいただける、新しい『源氏物語』手引書です。
  • マンガでわかる 徒然草(池田書店)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、兼好法師を主人公としたマンガと、解説で、徒然草を読み解き、古典として読み継がれてきた生き方のヒントを毎日の生活に生かすための本です。 【今、なぜ徒然草か?】・研究者が徒然草に注目! 「隠遁者だといわれた兼好像は捏造だった!」⇒実は兼好は社交性があり、自由な感性をもつ「バランス感のあるご意見番」だった。 ・「ゆらぎを認め、謙虚に自分らしくあろうとする姿勢」が「何事にも白黒はっきりつけなければ気が済まない」現代人の清涼剤に!⇒「お酒は人付き合いでも健康でも災いの元」と言ったり、「月の夜にのんびりと語りながら酒を飲んで語るのは最高」と言ったり、兼好はその場に合わせつつ、自分に向き合って語ります。 ・「人間関係」「ほどよい仕事」「日本の美意識」「孤独のススメ」など 毎日の生活が豊かになるヒントが満載!
  • 漫画 人間失格
    完結
    2.7
    全1巻1,485円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なぜ人生はこんなにも生きづらいのか 夏目漱石の「こころ」と累計発行部数1位を争う自伝的小説。太宰治は連載完了と同時に自殺。2010年に生田斗真、2019年に小栗旬さん主演で映画化 ネグレクト、幼児虐待、アルコール依存、薬物依存、自殺未遂、現代に通じる社会問題が描かれ、現代の生きづらさに通じる。
  • 卍(まんじ)
    4.0
    いまだ令嬢の如き若奥様柿内園子が語る、船場のお嬢様徳光光子との異常で官能的な物語。文豪による「女性同性愛小説」。昭和6年4月、改造社より初めて単行本として刊行された。
  • 卍(まんじ)他二篇
    5.0
    光子という美の奴隷となり、まんじ巴のように絡みあいながら破滅に向かう者たちを描いた心理的マゾヒズム小説の傑作。他に短篇「蘿洞(らどう)先生」「続蘿洞先生」を収めた。中村明日美子による美麗なカバー画・口絵、挿画十五葉は本文庫版のための描き下ろし。〈解説〉千葉俊二〈註解〉明里千章 附・大正末期から昭和初期の大阪市街地図と蘆屋周辺地図
  • 万宝全書01
    -
    1~13巻330円 (税込)
    *この作品は古文書・古記録に属しますので、特性をご理解の上ご購入下さい。

    試し読み

    フォロー
  • 万葉東歌 古代東方の歌謡
    -
    1巻7,150円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 生命的な躍動感にあふれた歌々で圧倒する「東歌」。その「東歌」とは何か。都に上った東人集団の生気をもってうたわれた東国郷土の歌が「東歌」の根幹にあり、基軸となっている事を考察する。
  • 万葉歌人 田辺福麻呂論
    -
    1巻7,480円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 田辺福麻呂の表現、長歌の構造、用字法などの詳細な検討により、新たなる田辺福麻呂論の構築をめざす。
  • 万葉歌の形成と形象
    -
    1巻14,417円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古代の和歌が形成される過程を、古謡歌や挽歌、叙景歌、伝説歌などの万葉歌のそれぞれの表現に即して文学史の視点から明らかにする。また、言語表現として表れた作品の詩的形象を長歌、短歌に分けて探る。26編の論文を収録。
  • 万葉宮廷歌人の研究
    -
    1巻12,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 万葉集歌人の主流を形成する、いわゆる宮廷歌人について、作風・背景などの考察を通して、その歌人的性格、系列的関連などを明らかにする。
  • 万葉詩史の論
    -
    1巻9,900円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 万葉集はひとつの歌集でありながら、古代抒情詩の発生、そして発展から衰退へというサイクルをほぼ全円的に表現している文学史そのものである。その中から、何を見出すことが出来るのか。
  • 万葉集(一)
    4.8
    日本の詩歌の源,最古の歌集.奈良時代末に編まれて以降,読み継がれてきた二十巻四千五百余首には,宮廷歌人から無名の男女に至る人々の心が映される.本冊には巻一―巻四,雄略天皇・額田王・柿本人麻呂・大伴旅人らの雑歌・相聞・挽歌・譬喩歌を収録.新日本古典文学大系に基づき,86年ぶりに全面刷新した文庫版.(全五冊)※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

    試し読み

    フォロー
  • 萬葉集東歌の研究
    -
    1巻44,000円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東歌とは一体何であるのか。東歌の本質の徹底的究明という観点から、成立と巻14の編纂論を試み、文学論的研究を行う。
  • 萬葉集東歌の國語學的研究
    -
    1巻24,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東歌とは一体何であるのか。東歌の本質の徹底的究明という観点から、用字・用語・用法、方言など、国語学的研究を行う。
  • 萬葉集東歌本文研究並びに總索引
    -
    1巻36,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東歌とは一体何であるのか。東歌の本質の徹底的究明という観点から、校異、文字・訓の異同比較など本文研究を行い、各句索引を作製。
  • 万葉集 ――歌のはじまり
    -
    村落的な風景から普遍的な律令国家の世界への転換期にあった万葉の時代。人々は何を思い、感じて歌を詠んだのか。千年の時を超えて、万葉集をリアルに読む。
  • 万葉集 隠された歴史のメッセージ
    -
    1巻1,408円 (税込)
    『万葉集』は何のために編集されたのか。漢字で〈やまと歌〉を書くための技術をどのように開発し、それが歌にどのような広がりを与えたのか。万葉の歌の魅力を堪能しながら『万葉集』の全体を一望する。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 万葉集 巻五 梅花の歌32首并せて序(出 万葉秀歌(斎藤茂吉))
    -
    1巻220円 (税込)
    2019年4月1日、菅義偉内閣官房長官は首相官邸での記者会見で新元号は「令和」との発表を行いました。同じ日に元号を改める政令が公布され、そして新天皇が即位する5月1日から施行されることになっています。 この新元号の「令和」の典拠は、日本に現存する最古の歌集である『万葉集』だとのことで、「平成」までの元号で典拠が明らかになっているもので、日本の古典である国書に由来するものは初めてになります。 『万葉集』に出てくる、この「令和」について、少し詳しくみていきましょう。
  • 萬葉集校注拾遺
    -
    1巻4,180円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 万葉集の読み方に根源的な疑義を呈する問題の書。音韻・文法・語彙・文字その他、微細な事柄から巨大なモノを捕捉する醍醐味溢れる新研究。
  • 万葉集防人歌全注釈
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私は何としても防人歌の詩と真実に迫らねばならない。『万葉集防人歌全注釈』『万葉集防人歌の国語学的研究』につづく、「防人歌研究」三部作、遂に完結。防人たちが己が歌に込めた、深い悲哀と忍苦とを思いやり、その叫びと祈りの声に耳を澄ませ、「防人歌」の本質を全一二章で追究する。
  • 萬葉集防人歌の研究
    -
    1巻18,150円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『萬葉集防人歌全注釈』『萬葉集防人歌の國語學的研究』につづく、「防人歌研究」3部作、遂に完結。防人たちが己の歌に込めた、深い悲哀と忍苦とを思いやり、その叫びと祈りの声に耳を澄ませ、「防人歌」の本質を全12章で追究する。
  • 萬葉集防人歌の国語学的研究
    -
    1巻13,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 防人歌の用字・用語・語法・古代東国方言・上代文字仮名遣の違例などについて国語学的研究は殆どなされていないのが現状である。本研究は国語史上重要のみでなく、防人歌の全き理解に不可欠の研究である。
  • 万葉集作者未詳歌の研究
    -
    1巻8,580円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 万葉集作者未詳歌の表現の特色や、抒情の質、文学性など、斬新な視点でその特質を究明する書。
  • 萬葉集釋注一<巻第一><巻第二>
    -
    1~13巻8,360~11,110円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【FIX型電子書籍・永久保存版】『万葉集』は、5世紀初頭から8世紀中葉まで、およそ350年にわたる4500余首の歌を収める。本書第一巻は、白鳳期(629~710年)、いわゆる万葉第一・二期の中核的古撰集である巻一と巻二とを収める。宮廷の儀礼・行幸などにまつわる「雑歌」(巻一)と、万葉びとの愛と死を奏でる「相聞」「挽歌」(巻二)とは、『万葉集』の基本的な三大部立で、以下の巻の規範となった。額田王、柿本人麻呂たちの作品が天皇の代ごとに配列され、躍動的な白鳳歴史絵巻を繰り広げる。
  • 萬葉集釋注一(集英社文庫版)
    -
    1~10巻825~1,155円 (税込)
    戦後の万葉研究の第一人者による、初めての個人全注釈の文庫版。隣接諸学との多様な交流の成果も踏まえた、現代万葉学の集大成。一群の詩の背景、状況をいきいきと語る歌群ごとの釈注。新鮮な感動を呼び起こす充実した内容。『万葉集』は、5世紀初頭から8世紀中葉まで、およそ350年にわたる4500余首の歌を収める。本書第一巻は、白鳳期(629~710年)、いわゆる万葉第一・二期の中核的古撰集である巻一と巻二とを収める。宮廷の儀礼・行幸などにまつわる「雑歌」(巻一)と、万葉びとの愛と死を奏でる「相聞」「挽歌」(巻二)とは、『万葉集』の基本的な三大部立で、以下の巻の規範となった。額田王、柿本人麻呂たちの作品が天皇の代ごとに配列され、躍動的な白鳳歴史絵巻を繰り広げる。【文庫版:リフロー型】
  • 萬葉集全歌講義〈1〉巻第一・巻第二
    -
    1~8巻10,450~18,150円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全十巻構成。第一巻は巻一・二を収録。古より続く万葉研究史の中、初めて女性只一人の手になる全歌注釈が誕生。国語学・考古学はじめ諸分野の最前線の研究成果をとりいれた総合的古代研究。読みやすい大きな活字を採用。

最近チェックした作品からのおすすめ

最近チェックした作品