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Posted by ブクログ 2019年12月09日
教科書にも載っている有名作品とその他による短篇小説集です。
まず擬古文が手強い。現代口語訳みたいなのが欲しいところです。
それにしても、心情の描写や嵐の描写など目を見張るものがあります。
解説者は舞姫を犠牲者としていますが、本当にそうなのかな?男を手玉に取った女優という見方もありだと思うな。
イタリ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月05日
20年ぶりくらいに読んでみた。若かった当時よりは文語体への抵抗も少なくなり、味わって読めた。
それにしても、岩波版では「舞姫」はほんの28ページのみ。その凝縮された文量で、100年先まで名を轟かすことの凄まじさよなぁ…。すでにストーリーが分かっているとはいえ、ドイツの凍える冬の色彩が目に見えるかの...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月17日
千年読書会・第2回の課題本でした。
森鴎外の自伝的な小説とも言われている一編となります。実際には、身近な友人と自身の経験をない交ぜにしたもののようで、「うたかたの記」「文づかひ」ともあわせて三部作的な位置付けとも言われてるのでしょうか。
相変わらずに美しく流れる文体も堪能しましたが、内容も...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月21日
豊太郎のだめっぷりが久しぶりに読みたくなったので、「舞姫」を高校の教科書ぶりに読んでみた。
エリートコースを歩む豊太郎が、法律から歴史や哲学に興味を移し、母親や上司の言いなりの受動的な人間から、自ら決断する能動的な人間になろうと藻掻く。
そして舞姫のエリスと出会い、貧しいながらも幸せに暮らし始め...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年02月06日
高校の時の現国の時間に読んで衝撃を受けた作品。
その構成、エピソード、言葉遣い全てがものすごく新しく今でも感じるのであるから当時はセンセーショナルだったと思う。
エリスが狂ってしまうあたりの描写の淡々たる遠まわしな他人的な場面が非常に痛く、苦しく、今も昔もオトコってずるいと思ってしまった。
作品...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月14日
最初の数ページは文語体に慣れるのに苦労した
しばらく日々飽きもせず同じページばかりを眺めていると不思議なことに理解できるようになってくる
解釈が完全に正しくないかもしれないが、それなりにじわじわ情景が見えるようになってくる
とりあえず、間違っていてもいいから現代文のカンニングだけはやめてとりあえ...続きを読む
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