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  • 夕暮れ 夜明日出夫の事件簿
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    ドジなヤクザ3人組が奪った車の荷物は、男の右腕。夜明が解いた真犯人の謎。3人組に泣きつかれた夜明の秘策は? ――男2人と女1人のドジなヤクザ3人組が、借金取立てのために車を強奪した。ところが、車のバッグの中から、切断された男の右腕が出てくる。3人組は警察に追われ、組織からも見放されて、自力解決あるのみ。リーダーの男は打開策を求めて、刑事時代のライバル・夜明日出夫を頼った。真犯人を暴く方法は何か?
  • 夜明け
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    名探偵・夜明日出夫のアリバイ崩し! 美人OLを熱海へ車で送った夜明探偵。熱海にいた女が、同時刻に那須で殺人? ――元警視庁随一の敏腕刑事で現タクシードライバーの夜明日出夫は、ある晩、熱海まで美人OLを乗せた。だが彼女は、同時刻に起きた那須別荘殺人事件の容疑者であった。OLのアリバイを証言する最有力の証人である夜明自身が、皮肉にもアリバイ崩しに挑むハメに陥る。ニヒルでシャイな名探偵夜明の推理の答は!?
  • 泡の女
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    義父殺しの容疑で逮捕された夫の無実を信じ、空白の時間を追求する妻。彼女を待ち受ける非情の罠! ――木塚夏子の父・重四郎が、茨城県大洗海岸で死体となって発見され、夏子の夫・達也が容疑者として勾留された。夫を信じる夏子は、懸命の努力でアリバイ証明に奔走し、達也の無実も明らかになったかと思えたが、ある重大事実も判明し、彼女の不安も極点に達する。夫婦の愛の虚妄を非情に描いて深い余韻を残す、長編推理の傑作。
  • 破産執行人
    3.5
    無用の良心は捨てた。商社、メガバンク……不良債権に群がる男たちの野望が交錯する、迫真の経済小説。会社が崩壊する時! ――高い技術の蓄積とブランド力を持ちながら、経営能力のない二代目が跡を継いでしまい、破綻状態にある老舗製菓会社。腐臭を放つ標的を安く買い叩き、上場益を稼ぎ出せ! そんな自分を、世間は破産仕掛け人と呼ぶ。不良債権ビジネスに群がる、商社やメガバンクの暗闘を描いた迫真の経済小説。
  • 突然の明日
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    白昼の交叉点で女が消えた、と口走った直後に、凉子の兄は殺された。消えた女とは、兄の元愛人・緋紗江。凉子は、兄の親友・瀬田の協力を得て、犯人追及を試みる。鍵をにぎる緋紗江の行動は、九州へも拡がっていた。そのアリバイを調べる凉子たちの身に、衝撃的な「突然の明日」が襲う! アリバイ崩しを主題にした、著者会心の作。
  • 昼下がり 夜明日出夫の事件簿
    -
    アリバイ崩しに挑戦する夜明の推理。社長邸で軟禁状態の女が夜明に助けを求め…。距離と時間の謎と格闘する夜明探偵が、不可能殺人のアリバイを崩す! ――助けてください……と、夜明日出夫のタクシーに乗り込んできた美女の背後には、限りなく巧妙な罠が潜んでいた。元警視庁の敏腕刑事からタクシードライバーに転身した夜明は、殺人事件の容疑者のアリバイ、9時間の空白を埋めるべく、愛車を駆る。距離と時間の壁と格闘する夜明の、冴えわたる推理が犯人を追いつめる!
  • 人形たちの夜
    4.8
    夜は、夢魔が目覚める時。夜に生をうけた人形たちは、人の世の原罪を、哀しみをまた憎悪を、その糧として生きているのであろうか。……日常の営為の底に潜むもう一つの世界を、人形たちとともに旅する時、季節の移ろいは、我々をより深い酩酊へ、迷宮へ、そして破局へと誘う。著者50年の苦い想いをもこめて描く、魔術の書。
  • 衝動ゲーム
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    不条理な現代に、ひそかに急速にはぐくまれる犯罪の、意外な結末を描く傑作推理6編。若者たちの殺意の深層をえぐる! ――現代の若者たちが引き起こす、殺人や心中や復讐の数々……。はたしてそれらの理由は、何なのか? 不条理なこの社会の中で、ひそかに、しかし急速に育まれる犯罪や、意外な結末の事件や、美談の背後、深層にある真相・真実を、ミステリー・タッチで描き解く、著者会心の推理連作6編を収録。
  • 傷だらけの放浪
    4.0
    大富豪の殺害を巡り、逃げる美貌の養女と追う若き刑事。笹沢ロマン・ミステリーの会心作! ――殺人容疑の汚名を晴らす、人間の執念と愛の葛藤。……大学の理事長で億万長者の江口正次郎が殺され、捜査の手は一族にのびる。だが、それぞれに不審な点のある、近親者たちのアリバイ捜査の結果は、二転三転する。一方、担当刑事の一人である若き矢代は、被害者の養女で美貌の千秋を、ぴったりとマークしていた……。
  • 書けそうで書けない英単語 Let’s enjoy spelling!
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 イラスト満載。雑学コラム充実。やればやるほど深みにはまる! ――たとえば仕事で書くメールで、よく使う英単語のスペルに迷ったことはありませんか? 知っているはずなのに、実際に書いてみると意外にまちがえるのが、英単語の奥深さ。アメリカの子どもたちが熱狂するスペリングを、ドリル形式で再現し、英語にまつわる雑学も満載。あなたもきっと深みにはまる!
  • 黒鳥譚 青髯公の城
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    ぶらっくすわん。漆黒の翼の下に秘めもつ、純白の風切り翅。火星の如く緋色に燃える、嘴と眼。黒鳥の姿に、降りつむ時間を生きながらえねばならぬ、恥の想いを託したひとつの迷宮「黒鳥譚」。そして「青髯公の城」「死者の誘い」を加えた3篇が奏でる、失寵の響きもまた「虚無への供物」なのであろうか……。
  • 結婚って何さ
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    必死の逃亡者となった元OLが、恐るべき謎の殺人事件を解く、サスペンス&ロマン・ミステリーの傑作長編――行きずりの男と一夜をともにした女が、いつの間にか殺人事件の容疑者に仕立てられていく、その戦慄すべき罠。彼女は身内も友人もすてて、たった一人、狂わされた自分の人生をみずから修復すべく、逃亡と真犯人探索の旅へと出立する……。
  • 一方通行 夜明日出夫の事件簿
    -
    アリバイを見事に崩していく夜明の推理が光る! 妻が殺された時刻に、夫は夜明のタクシーの客だった。隠されたトリックを次々と暴き、元刑事のタクシー運転手が大活躍! ――東京から九州まで、何とタクシーで! そんなバカげたことをした男の妻が殺された。殺害時刻を考えれば、その男を乗せた運転手の夜明日出夫は、重要なアリバイ証言者となるはずだった。が、そこは、さすが切れ者の元刑事。事件の裏に隠されたトリックをひとつひとつ暴き、真犯人を見事、追いつめて行く!
  • シェイクスピアの誘拐
    -
    名優が舞台から美女に投げたメッセージが怪事件の幕あきになった! 8つのトリックを駆使した推理連作――ハムレットを演じる名優・上杉夏也が、舞台上から美貌の人妻・柏原絵美に投げた謎のメッセージ。演出家・松永連太郎は、その陰に、絵美の一人息子の誘拐事件が存在すると知る。暗号を解かなければ、絵美の子は助からない……。推理界の鬼才が8つのトリックをちりばめて描く、華麗な連作ミステリー。
  • あの日、あなたは
    3.0
    10年間、ひとりの男を想い続けた女が翔ぶとき――私は31歳。勇介に対して友達の域を越えて接近できる、これが最後のチャンスかもしれない。ひそかにそう考えて私は、勇介のマンションの近くに自宅兼仕事場を移した。そんなとき私は、勇介に似た圭哉という年下の男と知り合う。「十年間、一人の男を愛しつづけるということが信じられる?」私は男に訊(き)いた……。
  • 誰の上にも青空はある
    4.5
    1巻722円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「頑張るんじゃない。楽しむんだ」……35万部の人気写真家HABUが贈る、新たな自分と出会うための写真と言葉――単調で平凡な毎日に埋もれ、夢やみずみずしい気持ちをおろそかにするのではなく、そこに自分なりの幸せを見つけるためには、どうしたらいいのだろう。美しい空の写真に、明日へのヒントとなる短い文章を添えた、ずっと大切にしたい1冊。25年にわたって「空」を撮り続けてきた写真家が贈る、心に響く写真詩集。
  • テッパン
    4.0
    80年代 東京――僕と不良のひと夏の物語。 中学卒業と同時に渡米し、長らく日本を留守にしていた吉田倫。吉田は旧友である寿司屋の主からの誘いに応じて、中学の同窓会に赴いた。 同窓会のメインイベントは当時作ったタイムカプセルを皆で開けること。タイムカプセルの中に入っていたのは、アイドルのブロマイドに『明星』や『平凡』といった芸能雑誌、『なめ猫』の缶ペンケースなどなど。三十年以上前に流行した懐かしいグッズの数々に、同級生たちの会話が盛り上がる。 そんな中、吉田の紙袋から出てきたのは『ビニ本』に『警棒』、そして小さく折りたたまれた『おみくじ』だった。 それらは吉田が中学三年の夏休みに出会った、中学生ながら屋台を営む町一番の不良、東屋との思い出の品で――。 平凡な「僕」と不良の「あいつ」、正反対の二人が出会った、ひと夏の切ない物語。
  • 手作り雑貨ゆうつづ堂 ~アイオライトの道標~
    3.8
    『手作り雑貨・ゆうつづ堂』は、とある海辺の田舎の町にぽつんと立つ、祖母が営む小さな雑貨店。 狭い店内には、パワーストーンを使った様々な雑貨が並べられている。 想いのこもったパワーストーンには精霊が宿り、お客さんたちの小さな一歩を後押ししてくれる。 詩乃がそんなお店でお手伝いをするようになって一か月が経ったころ、前に勤めていた会社の先輩がやってきて……? 白水晶の精霊・フクと共に、祖母の大事なお店を守っていくあたたかな物語――待望のシリーズ第二弾!
  • 万国菓子舗 お気に召すまま ~真珠の指輪とお菓子なたこ焼き~
    4.0
    注文されたお菓子はなんでも作る博多の“和洋”菓子店「お気に召すまま」はサボり癖のある店主・荘介とアルバイト・久美のコンビで今日もほっこり営業中。 クリスマスも間近に迫った日。どんなお菓子でも作るという荘介の噂を聞きつけて少年がやってくる。 どうやら彼はおとぎ話に登場する「不思議なお菓子」を作ってほしいようで…? 巻末の「特別編 ジョーカーを握っている」では、荘介の父親が『万国菓子舗 お気に召すまま』を見張る不審人物と出会い…? 大人気シリーズ、ますます美味しい第9弾!
  • 闇夜の底で踊れ
    3.9
    【第31回小説すばる新人賞受賞作】35歳、無職、パチンコ依存症の伊達。ある日、大勝ちした勢いで訪れたソープランドで出会った詩織に恋心を抱き、入れ込むようになる。やがて所持金が底をつき、闇金業者から借りた金を踏み倒して襲撃を受ける伊達だったが、その窮地を救ったのはかつての兄貴分、関川組の山本だった。その後、山本との奇妙な共生生活を続けながら、詩織に一層のめり込んでいく伊達。一方、関川組の組長引退をきっかけにした内紛が抗争へと発展し、関川組周辺にきな臭い空気が立ち込める。伊達の秘められた過去、そして山本が伊達の前に現れた本当の理由が明かされるとき、事態は思いもよらぬ方向へと転がり進んでゆく――。19歳でデビューした、新進気鋭の作家が放つ大阪ノワール。
  • 僕らだって扉くらい開けられる
    4.0
    さわらずに物を動かせる!……ただし10cmだけ。相手を金縛りにできる!……でも力を使うほどハゲる。目を見ると心が読める!……でも他人の目が怖くて見られない etc…。こんな役に立たない能力(ちから)、なくてもよくない?? ある日突然、不思議な力に目覚めてしまった五人。悪戦苦闘しながら能力と向き合ううちに、さえない毎日が、思いもよらない方向に転がりだし――。小説すばる新人賞作家が贈る、驚き満載、爽快感120%の傑作長編小説!
  • 366日誕生花・幸運花の本
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 花はあなたに、「何か」をささやいてくれます。その「何か」を聞きとるのは、あなた次第。自分の誕生花、幸運花。愛する人の、友だちの、家族の……。知っていれば、きっと役に立つはず。花や植物が持つパワーを取り込み、潤いのある幸福な生活をしてください。花言葉、花占い、幸運を招くシンボルワードなど、花情報満載!
  • 氷室の華
    4.1
    白姫澤村に住む祖父を訪ねた小学生のユウジは、彼の家系が氷室守だったことを知る。 しかし、氷を保管する洞窟で、氷室守に託されたもう一つの役割を明かされたことから、いつしか彼はよこしまな蒐集を始め……。 妖艶な雰囲気に包み込まれるサスペンスホラー。
  • 花舞う里
    4.5
    心の居場所を探す少年の伝承と再生の物語。  親友が事故で亡くなったのは自分のせい、と自らを責め、心を閉ざしてしまった中学2年の杉本潤。母と一緒に、東京から逃げるように母の故郷の愛知県奥三河・澄川へと引っ越す。そこはコンビニもファストフードの店もないど田舎だが、700年の歴史を持つ「花祭り」という神事、伝統芸能が根付く山深い地域だった。 奥三河にある10を超す集落が各々に伝わる「花祭り」を大切に守っているが、どこも少子化と過疎化の問題は深刻。潤の新たなクラスメイトもたったの3人で、潤の転入によって久しぶりに集落の中学生だけで少年の舞である「三つ舞」ができると皆が期待する。しかし、人との関わりを極力避けたい潤には煩わしさしかない。  “親友を失った自分が、「神」に捧げる神楽だなんて――”。 祭りへの参加を拒否する潤。だが次第に、周囲の人々の心にも巣食う悩みや悲しみ、この世の不条理さを知るようになる。 守るべき伝統と、受け入れざるを得ない変化。少年の心の成長と、「今」を懸命に生きる人々を描く、美しくて愛おしい再生の物語。 解説は中江有里。
  • かがみの孤城 上
    4.3
    学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。 輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。 そこには“こころ”を含め、似た境遇の7人が集められていた。 なぜこの7人が、なぜこの場所に―― すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。  受賞歴:2017年啓文堂書店文芸書大賞・大賞、『ダ・ヴィンチ』BOOK OF THE TEAR特集 小説ランキング部門・1位、『王様のブラインチ』ブランチBOOK大賞2017・大賞、第11回神奈川学校図書館員大賞(KO本大賞)・大賞、埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2017・1位、熊本県学校図書館大賞2017・大賞、第15回本屋大賞・1位、第6回ブクログ大賞 小説部門・大賞
  • ぼくがきみを殺すまで
    4.0
    ベルエイドの少年兵エルシアは、自らをとらえた敵国ハラの兵士に語りかける。絵が得意なハラの少年ファルドと過ごしたあの日々のことを……。架空の世界を舞台に、主人公が戦場に出るまでの物語を、美しく、そして苛烈に描く。著者渾身の一冊!
  • JR高田馬場駅戸山口
    3.8
    1巻968円 (税込)
    全米図書賞受賞のベストセラー『JR上野駅公園口』と同じ「山手線シリーズ」として書かれた河出文庫『グッドバイ・ママ』を新装版で刊行。居場所のない「一人の女」に寄り添う傑作。
  • 政治家と回想録 読み直し語りつぐ戦後史
    3.0
    小泉さんにもぜひ書いてもらわなければ……。19人の弁明を採点する! 歴史の評価に耐えうる者はいったい誰なのか? 後世にむけての責任――政治家の最後の責任とは、なんだろうか? それは、回想録を残すことである、と著者は喝破する。彼らの決断は、後世の人々に対し、恥ずかしくないものだったのか。吉田茂、石橋湛山、佐藤栄作から村山富市まで、戦後の主要政治家19人の弁明を仔細に検討、それぞれが歴史に果たした役割を採点する、異色の戦後史。
  • ブラック銀行
    -
    1巻990円 (税込)
    関西のS銀行は利益を伸ばし続けることで、優等生銀行の評価を得ていた。 しかし、その実態は経営理念を捻じ曲げ、ひたすら利益を上げることが目的と化した、パワハラ経営であった。 そして、その陰で、S銀行に利用されて人生を狂わされた取引先、お金を借りるために不利益を受容せざるを得なかった小さな取引先は、静かに悲鳴を上げていた。 また、行員たちは銀行の将来に不安を抱え、経営方針に付き従い生き残りを図ろうと頑張る者、嫌気をさして別の道を選んで行く者、静かに組織の本流からはみ出されていく者に分断されていた。 『頭取あなたの経営は間違っています』 一通の手紙から、組織のはみ出し者たちは、じわじわと経営陣に戦いを挑んでいく。 勝つのはどちらだ。
  • 海辺の館の一か月
    -
    結婚式当日、教会で待つレノーラのもとに新郎となるはずの相手は現れなかった。不運にも三年間で三度、縁談が破談になった彼女は、噂の的になるのを逃れるためロンドンを離れるよう父から言い渡される。しかも、このような目にあって結婚などこりごりだと思っているレノーラに、嫁がなければ財産を渡さず勘当すると言う父。絶望的な気持ちを抱えて、彼女は田舎の島に暮らす友人の祖母の館に向かった。 館をおとずれると、そこにはヴァイキングのような髭のたくましい男性がいた。ピーター・アシュフォードという、アメリカから来たその男性は、島の領主である公爵の遠縁にあたり、男子のいない公爵の相続人だった。ピーターもまたある事情で館に滞在することになっていて……海辺の館で、にぎやかな同居生活がはじまった。
  • へっぽこ先生その他
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    東京下町の思い出、四季折々変化する鎌倉の風物、昭和文士たちとの友情、懐かしさ溢れる名随筆の数々――作家としての早熟な才能を示した東京・神田育ちの青年は、菊池寛に誘われ文藝春秋社で編集者となった。しかし敗戦後は社を去り、以後筆一本の暮らしに入る……。人生の断片を印象鮮やかに描き出す短篇小説の達人が、横光利一、小林秀雄、井伏鱒二ら文学者との深い交流や、さりげなくも捨てがたい日常・身辺の雑事を、透徹した視線と達意の文章で綴った、珠玉の名随筆59篇。 ◎「自分の小さかった時のことを思い出してみて、夜なべに針仕事をする母のすぐ脇に、寝床を寄せて眼をつむっていると、なに一つ言葉を交わすのでもないのに、うれしくてうれしくて、眠ったふりをしながら、いつまでも眠らずにこうしていたいと思ったことがあったし、銭湯の帰り道、父と二人並んで歩いていると、まっくらな中で、これが自分と父なのだという、きわめて自然な血のつながりを感じたこともあった。」
  • 象牛
    3.5
    1巻1,925円 (税込)
    自分を弄んだ男性教師を追ってたどり着いたインド・ガンジス河岸の聖地。傷心の女子大生は、ここでも「象牛」なる謎の存在に翻弄される。果たして彼女はこの懊悩から解脱できるのか――表題作の他、大阪「比ラカ駄(ひらかた)」を流れる淀川河岸を舞台に、恋に似た短く激しい熱情を描く「星曝し」を収める、芥川賞受賞後初の作品集。※「ラ」は手偏に「羅」、「カ」は「加」の下に「可」
  • われもまた天に
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    インフルエンザの流行下、幾度目かの入院。雛の節句にあった厄災の記憶。改元の初夏、山で危ない道を渡った若かりし日が甦る。梅雨さなか、次兄の訃報に去来する亡き母と父。そして術後の30年前と同じく並木路をめぐった数日後、またも病院のベッドにいた。未完の「遺稿」収録。現代日本文学をはるかに照らす作家、最後の小説集。
  • クロウ・ブレイン
    3.2
    第19回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉作品は、読売新聞記者が描く記者vs.カラス! 日本新聞社会部・環境班の権執印(ごんしゅういん)は、カラスが人を襲う件数が増加していることに気づいた。取材を重ねると、カラスの変異はウィルスによるものだと説く学者もいる。権執印が、動物学者が狂暴化したカラスを目撃したという公園に赴くと、突如カラスの群れが襲い掛かってきて……。新聞社勤務の著者が圧倒的リアリティで描く、読み出したら止まらないバイオ・サスペンス!
  • 死にたがりな少女の自殺を邪魔して、遊びにつれていく話。
    3.9
    第8回ネット小説大賞の受賞作かつ、小説投稿サイト「小説家になろう」の恋愛部門において、月間1位を獲得した星火燎原(せいか・りょうげん)による恋愛小説です。死神と取り引きをし、寿命が3年になる代わりに時間を24時間巻き戻せる時計を手に入れた相葉純は、その時計の力で、自殺願望の強い少女・一之瀬月美の自殺を邪魔することになる。時間を巻き戻し、一之瀬の自殺を邪魔し続けるうち、二人の関係は徐々に変化していき……。閉塞した日常と、生きづらい日々を少しずつ変化させる、小さな恋の物語。
  • 暗黒自治区
    3.5
    第19回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作! 隣国に併合され、〈太洋省〉〈東海省〉〈直轄市〉〈和族自治区〉そして〈国連暫定統治区〉に分かれて統治される日本列島で、〈拉致チーム〉の一員にスカウトされた由佳は、旧東京で中央政府高官の拉致作戦に参加して失敗、警察に身柄を拘束されてしまう。ところが、神奈川公安局から国連警察への護送中、由佳を乗せた車両は高速道路で何者かに襲撃された。果たして、犯人グループの目的は何なのか。護送を担当していた神奈川公安局の雑賀は、由佳を逃がすべく決死の逃避行を開始する――。
  • ゼロエフ
    3.5
    1巻1,881円 (税込)
    そうか、「復興五輪」も消えるのか。 歩こう、と思った。話を聞きたい、と思った。 福島のシイタケ生産業者の家に生まれ育った著者が初めて出自を語り、18歳であとにした故郷に全身で向き合った。 生者たちに、そして死者たちに取材をするために。 中通りと浜通りを縦断した。いつしか360キロを歩き抜いた。報道からこぼれ落ちる現実を目にした。ひたすらに考えた。 NHK「目撃!にっぽん」で放送! あの日から10年。小説家が肉体と思考で挑む、初のノンフィクション 目次 福島のちいさな森 4号線と6号線と 国家・ゼロエフ・浄土 長い後書き
  • 春を恨んだりはしない 震災をめぐって考えたこと
    3.3
    〈あの時に感じたこと〉が本物なのだ。記憶を、感覚を、薄れさせてはいけない。 東日本大震災発生後間もなく、自ら車を駆って被災した各地をめぐり、見て、語らい、思考した、唯一無二のリポート。
  • 静かな終末
    3.5
    やさしい口当たりと驚きの後味 最後に一篇、いかがですか? 初収録作品多数、日本SFの巨匠の知られざる傑作集 大きな戦争が起きて、どうやら世界は終わるらしい。 しかし、そんなニュースは流れない。戦争の噂はデマだったのだろうか……。 不気味な“日常”を描いた表題作ほか、 ムダをはぶき効率化を突きつめた企業の行く末「ムダを消せ!」、 クイズ番組に人生を賭けるクイズのプロたちの熱き戦い「テレビの人気者・クイズマン(人間百科事典)」など、未収録作品と未文庫化作品を多数収録。 いまなお突き刺さるアイデアと警鐘。 SF第一世代の巨匠による、やわらかな口当たりと驚きのコクが味わえる全五十篇。 お目覚めに、あるいは最後に一篇いかが? 作家活動最初期の十年間に眉村卓が発表したショートショートのうち、これまで著者の単行本または文庫本に一度も入ったことのない作品を中心に五十篇をまとめたのが、本書ということになる。未知のジャンル「SF」に賭けて若き日の作者が傾けた情熱の一端を、この一冊から感じていただけたなら、これに勝る喜びはない。 ――日下三蔵「編者解説」より 【収録作品一覧】 いやな話 名優たち われら人間家族 廃墟を見ました 大当り 誰か来て 行かないでくれ 応待マナー ムダを消せ! 委託訓練 面接テスト 忠実な社員 特権 夜中の仕事 のんびりしたい 土星のドライブ 家庭管理士頑張る 自動車強盗 ミス新年コンテスト 物質複製機 獲物 はねられた男 落武者 安物買い よくある話 動機 酔っちゃいなかった 晩秋 怨霊(おんりょう)地帯 敵は地球だ 虚空の花 最初の戦闘 最後の火星基地 防衛戦闘員 最終作戦 敵と味方と すれ違い 古都で 雑種 墓地 傾斜の中で あなたはまだ? 静かな終末 錆びた温室 タイミング テレビの人気者・クイズマン(人間百科事典) 100の顔を持つ男・デストロイヤー(破壊者) 電話 店 EXPO2000 『ながいながい午睡』あとがき(さんいち・ぶっくす)
  • 奇蹟のピアニスト 人生哲学 やがて鐘は鳴る
    3.9
    1巻1,980円 (税込)
    奇蹟のピアニスト、フジコ・ヘミング。幼い頃から才能を発揮し、高く評価されていたにもかかわらず、不遇の時代をすごしてきた天才ピアニスト。1969年、リサイタル直前に風邪で聴力を失い、やむなくすべてのコンサートをキャンセル。その後、耳の治療に専念する傍ら、ピアノ教師として生計を立て、演奏活動を行ってきた。1999年、そんなフジコを取り上げた『フジコ~あるピアニストの軌跡~』(NHK)が放送されたことがきっかけでブレイク。多くの苦難を乗り越えたフジコの演奏は視聴者の魂を揺さぶり、大反響を巻き起こした。ピアノと共に壮絶な人生を歩んできたフジコ。本書では「うまくいかないほうが当たり前」「じぶんらしく生きる」という、偉才ならではの人生観や死生観、生活観に迫った気持ちが軽くなるエッセイです。フジコに密着し続けてきた写真家・中嶌英雄氏の貴重写真も多数掲載。
  • 津波を乗り越えた町々 東日本大震災、十年の足跡
    5.0
    1巻2,772円 (税込)
    東日本大震災から十年。日本写真学会の正会員であり、「3.11を忘れない写真家の会」代表を務める谷口雅彦氏が10年間、被災地に通い続けてカメラに収めた6万枚超の写真の中から厳選して一冊にまとめたドキュメンタリー写真集。東北地方の被災直後の状況と、10年間で町が生まれ変わるプロセス、そして再生した現在が収められている。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 僕が殺しました×7
    3.5
    1巻660円 (税込)
    累計50万部突破! 『最後の医者』シリーズの著者が贈る <既刊発掘シリーズ>第5弾、新装版で登場! ある女子高生の殺害を認める7人の容疑者。 誰が真犯人なのか? 愛された彼女の本当の姿とは? 救いなんてヒトカケラもない、ドンデン返しホラー! 【あらすじ】 「私がリエを殺しました」。連行された僕を含めて、7人の男女全員が同じ供述をした。そこはある女子高生殺害の真犯人を特定するための会議室。それぞれが狂った動機・犯行過程を告白していくうち、矛盾はどんどん大きくなっていく。リエを殺したのは誰なのか? 議論は平行線を辿ると思われたが、最後の告白が終わったとき一転。驚愕の結末があなたに襲い掛かる。救いなんてヒトカケラもない、ドンデン返しホラー!【新装版】 著者について ●二宮敦人 1985年東京都生まれ。一橋大学経済学部卒業。代表作『最後の医者は桜を見上げて君を想う』等、フィクションとノンフィクションの垣根を越えて活躍。著書に『18禁日記』『最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常』『紳士と淑女のコロシアム「競技ダンス」へようこそ』等がある。
  • ようこそ赤羽へ 真面目なバーテンダーとヤンチャ店主の角打ちカクテル
    3.0
    お客さま、一杯いかがですか? まじめメガネと元ヤンのおもてなしカクテル 大手銀行の辣腕営業の薫が、ふと立ち寄った赤羽のバーのマスターが作るカクテルに心を揺さぶられ、バーテンダーに転職。しかし、真面目な性格のために接客に馴染めず、大きな失敗をしてしまう。そんな折に酒屋あかいの主人で元ヤンキーの龍巳と話すが、ソリが合うはずもなかった。しかし、あかいの中につくった角打ちバーで働くことになり、客たちの悩みを一緒に考えるうちに、龍巳のよさに気づいていく―― 装画・げみ
  • シェアハウスさざんか―四人の秘めごと―
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    ありのままでいることが、幸せとは限らないと思っていた シェアハウスさざんか――そこは同性カップルであることを隠すための男女四人の隠れ家 さまざまな理由から同性カップルであることを世間から隠すため、二組の同性カップルの男女四人は、「異性カップル二組を演じている同性カップル二組のシェアハウス暮らし」をすることになった。「さざんか」のルールは、シェアハウスに客を入れないこと。四人でのシェアハウス生活は気楽で、落ち着いた日々だったが、そうした暮らしにも歪みが生じ、やがて自分たちのこころに向き合っていく―― 装画・またよし
  • 不協和音
    -
    多様性を尊重する社会を目指しつつも根深い差別や偏見が拭えない中、息苦しさを覚えている人がいる。自分が何者か、確信を持って説明できる人はどれぐらいいるのだろう。性別も職業も種族も関係ない。はみだし者とレッテルを貼られようとも、本当の自分でいるために選んだ道には、よき理解者やパートナーがきっといるはず。少しでも生きづらさを感じていたら読んでみてほしい物語。
  • そらど駅前の貸物件
    完結
    -
    全1巻275円 (税込)
    そらど駅前のアパートメントを舞台にくり広げられる物語。主人公であるト音記号と、メトロノームとアーモールとの日常を描くライフユーモア。
  • 富山地方鉄道殺人事件(新潮文庫)
    4.3
    「宇奈月から黒部への旅」と書き残し、政界スキャンダルの鍵を握る若手官僚が姿を消した。彼を追う女性新聞記者の死体が、黒部峡谷を走るトロッコ列車の終点・欅平で発見され、十津川警部は黒部に向かう。その先には行くことが難しい終点駅から、犯人はどこに消えたのか? そして、事件の舞台は、路線距離100キロ超と地方鉄道ながら有数の規模の富山地方鉄道に。好評「地方鉄道」シリーズ。
  • ふたりぐらし(新潮文庫)
    3.5
    元映写技師の夫・信好は、看護師の妻・紗弓と二人暮らし。映画脚本家の夢を追い続けて定職はなく、ほぼ妻の稼ぎで食べている。当の妻は、余裕のない生活で子供を望むこと、義母との距離、実母との確執など、家族の形に悩む日々だ。幸せになるために生涯を誓ったはずなのに、夫婦とは、結婚とは、一体何だろう。夫婦が夫婦になっていく“家族のはじまり”を、夫と妻交互の視点で描く連作短編集。(解説・友近)
  • 春待ち雑貨店 ぷらんたん(新潮文庫)
    3.7
    京都の小さなハンドメイド雑貨店「ぷらんたん」には、恋愛や仕事の悩みを抱えた人々が日々訪れる。なぜかイヤリングを片方だけ注文する女性客や、恋人から奇妙な暗号が刻まれたネックレスを贈られた大学生……店主の北川巴瑠は一人ひとりに寄り添い、進むべき道を照らしていく。そんな彼女もまた、ある秘密を抱えて闘っていて――。懸命に生きる人の心に春を呼び込む、癒しの連作ミステリー。(解説・彩瀬まる)
  • むすぶと本。 『さいごの本やさん』の長い長い終わり
    値引きあり
    4.4
    1~2巻715円 (税込)
    店主の急死により、閉店フェアをすることになった幸本書店。そこに現れたのは、故人の遺言により幸本書店のすべての本を任されたという都会から来た高校生・榎木むすぶ。彼は本の声が聞こえるという。その力で、店を訪れる人々を思い出の本たちと再会させてゆく。いくつもの懐かしい出会いは、やがて亡くなった店主・幸本笑門の死の真相へも繋がってゆく――。“本の味方!”榎木むすぶが繋ぐ本と人のビブリオミステリー。
  • 結婚のためなら死んでもいい(新潮文庫)
    3.8
    1巻737円 (税込)
    わたしはね、55歳になったあんた自身、そして今でも独身だよ――。彼氏なし、売れない小説家の「わたし」は、勤め先のエレベーターの片隅に佇む女からそう告げられる。気迫に満ちた未来の自分に促され、死に物狂いの婚活を開始するが。自分語りが大好きな皮膚科医、24歳のかわいいDJ、趣味は合うほぼ童貞のSE……。〈運命の人〉は実在するのか。過激で赤裸々で切ない10年を描く実録小説。『婚活1000本ノック』を全面改稿の上、改題。併せてお読みください。(解説・清田隆之)
  • いっちみち―乃南アサ短編傑作選―(新潮文庫)
    3.4
    家族が起こした不祥事で故郷を離れ、コロナ禍のなか帰郷した女性。父と離婚した母の実家で、家業の秘密を知った息子。両親を事故で失い、我が家にやってきた不思議な従妹。わかりあえると思ったら遠ざかる。温かいのに怖い。恋があって、愛があって家族になったはずなのにーー。「人間」という最大のミステリーを描き続けてきた作家による、傑作短編を精選した文庫オリジナルアンソロジー。
  • ペインレス(上)―私の痛みを抱いて―(新潮文庫)
    3.0
    1~2巻737円 (税込)
    野宮万浬、ペインクリニックで患者の痛みと日々向き合う優秀な医師。彼女には、秘密があった。心に一切痛みを感じないのだ。一方、数々の国際プロジェクトを手掛けてきた貴井森悟は、爆弾テロに遭って痛覚と情熱を失い、無為に生きていた。謎めいた老人、曾根雅雄の導きにより、ふたりは運命の邂逅を果たす──。人間の根源を抉るサスペンスにして、最もスリリングな医学エンターテインメント。
  • 鳥居の密室―世界にただひとりのサンタクロース―(新潮文庫)
    3.8
    その朝、最高の幸せと最悪の不幸が少女を見舞った。枕元にあったのは、期待もしていなかった初めてのクリスマスプレゼント。だが信じがたい事件も起きていた。別の部屋で母が殺されていたのだ。家にはすべて内鍵が掛けられ、外から入れるとしたらサンタくらいだった。周辺で頻発していた怪現象と二重三重の謎。京都を舞台に、若き御手洗潔が解き明かす意外な真相と人間ドラマ。心温まる名編。(解説・青柳碧人)
  • 出版禁止 死刑囚の歌(新潮文庫)
    4.2
    千葉県柏市で6歳と4歳の姉弟が誘拐され、無惨な姿で発見された。犯人は死刑判決を受け、やがて刑は執行されたが、最後まで動機は不明だった。事件から22年後。東京都向島で凄惨な一家三人殺傷事件が発生する。殺害されたのはなんと柏の事件の……。共通する手口、戦慄の短歌、消えたM子。本当の鬼畜は誰なのか。虚実が複雑に絡みあい、逆転また逆転そして絶句。あなたは今度も騙される!(解説・前川裕)
  • ヤー・チャイカ
    5.0
    シングルファーザーの文彦と不思議な外国人との交流。 宇宙を行く無人探査機を思う父、草を食む太古の生物を愛でる娘。 詩的感性に科学と自然を織り込んで描くのは、 誰にも訪れる巣立ちの時。 ふくよかで秀逸な短篇小説
  • バイナリー彼女
    -
    1巻528円 (税込)
    「どんな時も前を向いて生きていこう」ADHDと向き合って、自力で手にした幸せな日々。 すべてのはじまりはネット上での出会いだった。 千夏と一緒にバイナリー投資にのめり込み、時間を共にしていくが……。 周囲の無理解や自身の弱さと闘い続ける青年が、人生に光を見出すまでの過程を赤裸々に告白。 「なりたい自分」を目指す人に勇気を与える一冊。

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  • 愛よ幾星霜を恋え 連作・愛の伝記 初恋
    -
    1巻550円 (税込)
    何百年も前、トニー王とエレクトラ女王が建てた美しい城は、女王の死後降り続いた雨によって湖の底に沈んだという。その伝説の城を探し舟を出したシルビアは、同じく伝説を追っていたオリビエと出会う。水底に潜った二人が見たものは……。――『愛の伝記』初めは何とも思っていなかった彼女のこと。何気ない挨拶を続けているうち、だんだんと、僕の心の中に大きな、熱い血潮のようなものが湧き上がってきて……。僕の青春時代のほんの少しだけの小さな一ページ。――『初恋』

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  • 嘘

    5.0
    1巻550円 (税込)
    僕にはあるひとりの友達がいた。 過去形であるのは、その友達はもういないからである。 だからといって、死んだというわけではない。 つまりどういうことだろう。 そんな、話である。
  • 十津川警部 君は、あのSLを見たか
    -
    資産家の藤井清太郎が行方不明になり、家族のもとに、差出人不明の手紙が次々と届く。そこには、「空」「水」「アメリカ」「子供」「金」――5つの言葉が指し示すSLの車内で、藤井は死ぬことになると書かれていた。いったい、どこを走るSLなのか? 指定の期日まであと2日。十津川警部は難問を解き明かし、事件を阻止できるのか!? 緊迫の長編ミステリー!
  • ちびねこ亭の思い出ごはん~三毛猫と昨日のカレー~
    3.9
    病気のため余命5年を宣告されていた早川凪は、恋人からプロポーズを受けた。彼のことは好きだ。ずっと一緒にいたい。でも、長く生きられない私が、彼を幸せにできるわけがない。彼女は死者に再会できるという、千葉の内房にある食堂へとやって来た。自分が5歳の時に亡くなった母と話すために――。訪れる奇跡に温かな涙がとまらない、切なくて優しい連作短編集。
  • 日曜日は歌謡日
    3.0
    思わず歌いだしてしまいそう! 和田誠流パロディ風味の歌のエッセイ。60人の歌手の絵もついて、ますます快調! ニッポンの文化を流行歌から見れば! ――美空ひばりと「東京キッド」、野坂昭如と「黒の舟唄」、井上陽水と「心もよう」、襟裳岬,リリー・マルレーン……イラストレーターの和田誠が、まな板にのせたあの歌手この歌60曲。お得意のパロディ風味に仕上げた歌のエッセイ。つい歌い出したくなる楽しさです。微妙なニュアンスを絶妙にあぶり出すイラスト。さらに歌謡曲の不易と流行を見事に捉えたといわれ、お楽しみは3倍!デス。
  • 頭医者留学記
    -
    パリ大学の精神医学教室に留学した少壮精神科医の多事多難な青春喜劇――花の都はパリ大学の精神医学教室に留学した少壮精神科医。そこに待ちうける多事多難、青春喜劇の数々……。個性豊かな留学生仲間との交遊、アラビア王家の血筋をひくスペイン娘との恋。陰鬱な北フランスの冬。そして、盗難、自動車事故。自伝ふう長編ユーモア小説「頭医者シリーズ」3部作完結編。
  • 地獄の虹
    -
    『沖縄のパウロ』新垣牧師の奇しき人生。ノンフィクション・ノベル――牧師はかつて死刑囚だった……。サイパン玉砕戦を生き延びたが、捕虜収容所で<アメリカかぶれの売国奴>を殺し、死刑の判決を受けた新垣三郎。刑務所では、英語がわからず、一人孤独な日々が続いた。ある日、同房の日系2世がくれた、日本語の『予言の書 聖書通信教育』を手にしたときから奇跡が始まった。
  • 大山将棋勝局集
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 優勝回数123回、勝局数は1000局を軽く突破。重厚無類の大山将棋の真髄を示す珠玉自戦記、巨人の足跡! ――超人・大山康晴。優勝回数じつに120回以上、勝局数は既に1000局を超えた。常に棋界の先端に立ち、この道一筋の精進は50年の長きに亘る。重厚無類の戦法で確実に勝ちを制し、棋界に前人未到の金字塔をうち樹てたこの不死鳥は、いまなお新棋風の工夫に余念がない。大山将棋の真髄を披瀝する珠玉自戦記。
  • 春の画の館
    -
    主の名もわからない不思議な館には、この上なく純潔な少年少女たちが飼われている。彼らはメイドたちの監督下で、日夜みだらで残酷な光景を展開させている……。こうした中世ふうモティーフで、甘美かつアレゴリカルに語りかける大人のメルヘン。独得の感性と語感で知られる著者がイメージの実験を試みた散文詩。
  • 炎の虚像
    -
    赤い悪魔が闇を刺す! ――テレビ界の実力者・加古川が、自ら演出する大作の撮影をすっぽかした。代わりを女性ディレクターがつとめ撮影は進行したが、その頃、加古川は交通事故に会い、新進女優の家で眠り続けていた。加古川へテレビ界の風当りは強い。しかも今度は、新進女優の死。事態は謎めく一方だ。テレビ界に巣喰う野望を描いた傑作推理。
  • シネマッド・ティーパーティ
    3.0
    胸騒ぐあのスター、あのシーン! シネマッドが絵とエッセイで綴るシネマグラフィティ――「不思議の国のアリス」のあの帽子屋ならぬ、「シネマッド」和田誠が主催するマッド・ティーパーティへ、あなたをご招待。懐かしのスターたち、極めつきのシーンの数々……映画への熱い想いをこめたエッセイと、大向こうをうならすイラスト。映画狂も胸ワクワクの「ザッツ・シネマグラフィティ」。
  • いつのまにか晴れた空
    3.0
    ベストセラー「もう頬づえはつかない」の続編ほか、軽やかなもう一つの見延典子の世界。女子大生の就職難を描く力作など6編の短編小説集――就職先の決まらないくり子は、卒業後、大阪に勤務することになった久雄とのことで、岐路に立たされてしまった。女子大生の就職難という腹立たしい現実を背景にした、ベストセラー「もう頬づえはつかない」の続編など、単行本未収録作品「山菜おこわ」を含む6編を収録。軽やかな小説空間をひらく、もうひとつの見延典子の世界。
  • 「退き際」の研究
    3.0
    企業内での権力移転のドラマを実例で考察! ――経営者の「出処進退」は、いかにあるべきか……。東京ガス・安西家の〈世襲〉、五島・東急の〈解体〉、日航・伊藤前会長の〈挫折〉など、企業内権力の移転に働く力学と隠されたドラマを、実例で考察する。ともすると、技能や職能の継承ではなく、特定ファミリー内部での政権交代が行なわれるだけに、「退き際」はいかにあるベきかを、現代にあてはめて鋭く問う。
  • 追越禁止 夜明日出夫の事件簿
    -
    老女を乗せて岩手まで車を駆った夜明は、若い女の変死に遭遇し、遺書の謎を解く。お馴染の夜明名探偵、東北でも大活躍! ――地上げ屋によるゴルフ場造成のトラブルに巻き込まれた老女を、自分のタクシーに乗せて岩手県一関へ赴いた夜明日出夫は、彼女の遠縁の娘の変死に遭遇する。その女の土地は、夫によって勝手に売却されていた。死体の口にはヒイラギの花ビラが……。残された遺書と花ビラから、夜明は老女のために犯人を暴こうとする。
  • 虹の絆 ハワイ日系人 母の記録
    3.0
    逆境の中、母の笑顔が家族の絆をつないだ。感動ドキュメント! ――真珠湾攻撃によって、ハワイ日系人家族の幸福な日々は覆った。貿易会社を営むシゲキ・フジモトは、収容所へ送られ、私財は接収、妻・キクエは、2人の男児を抱え、妊娠中の身。しかし数々の苦難を、キクエは持ち前の笑顔で乗り切り、3兄弟を育て上げる。母の偉大さ、家族の絆を描く、愛と涙と感動のドキュメント!
  • 商店街の怪談
    -
    1巻770円 (税込)
    二人が住むアパートにはもう一人住人がいたようだ――。 商店街でも評判のカップル、美容師の磯くんと、洋品店で働く夏ちゃん。 結婚式には街の人が押しかけ大賑わい。でも、記念写真にはあらぬ物が写っていた。 商店街を巻き込んだ二人の恋の意外な結末は!?――「商店街の怪談」 踏切待ち。首輪のない巨大な2頭の犬に挟まれて――「犬と貴婦人」 恋が過ぎゆきそうになった夫婦が湘南の路地裏で見つけたものは――「さつき」 他に「月光仮面」「悪魔少年」「ほたる」「卒業」など、 ダーク・ファンタジーから青春小説まで短編小説11篇を収録。

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  • 神戸 わがふるさと
    -
    ともに歩んできた光あふれる美しい町よ! 復興へのメッセージ――神戸の坂なら、たいてい海がみえるのである……。戦前の水害、灰燼(かいじん)に帰した空襲、そして阪神淡路大震災。神戸は幾度も大きな災厄に見舞われてきた。そのたびに耳にした人々の慟哭と復興への槌音。この美しい港町で歩み続けてきた著者の熱いメッセージが込められた、エッセイ&神戸が舞台の初期短編小説9編。
  • 貴方の背中にI LOVE YOU
    -
    1巻880円 (税込)
    ある赤ん坊が、資産家の田村義衛門の家の前で泣いていた。子宝に恵まれなかった義衛門は、妻・朝子とともに赤ん坊を可愛がり、美しい女性へと育て上げていくが――。

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  • 60歳からの青春グラフィティ
    4.5
    1巻880円 (税込)
    止まったままの青春が、ようやく動き出す――。 60歳になり、定年退職をした裕也。 裕也は何十年も前に名古屋で単身赴任をした際、 スナックで出会ったホステスの涼子のことがどうしても忘れられない……。 定年後のハローワーク、旧友との気ままな旅。そして、甘酸っぱい恋愛。 高年期へ差し掛かる男が、第二の人生を歩んでいく姿を悲喜交々に描いた物語。

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  • さまよう ピンちゃん
    -
    1巻880円 (税込)
    堅物な性格の伊佐治は警察官を引退した後、妻を亡くし、退屈な余生を送っていた。ある日、家族との温泉旅行でタオルと間違って娘婿の「ピンちゃん」を握ってしまう。それが、ピンちゃん入れ替わりのドタバタコメディの幕開けだった!

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  • 受難華
    4.0
    1巻968円 (税込)
    井の頭公園で〈秘密の結婚〉をする照子、道ならぬ恋に胸を焦がす寿美子、結婚後に夫の秘め事を知る桂子。女学校の仲良し三人組の恋愛と結婚に、思いもよらぬ試練が次々とふりかかる――。 「低級でも善良」な夫を愛せるか? 自分を欺いた夫を許せるか? 怒濤の昼ドラ的展開で読者を魅了し絶大な人気を博した、『真珠夫人』をしのぐ大正エンターテインメントの傑作。 〈解説〉酒井順子
  • ―悲劇―月夜と五人の舞姫
    5.0
    1巻990円 (税込)
    邪悪な男たちの性的な餌食にされた恥辱をもとに、高弥さやは女性だけの生命の尊厳のために、月夜の集いの儀式を創始した。二人の侍女を従え、宗祖と仰ぐ舞姫も、五人まで集まった。が、その月夜の女たちの舞踊に、偶然、一人の男が通りかかって魅了された。この一人の男に見初められたために、高弥さやは、つづける意志が根底から揺らいでしまう。残された舞姫たちは、憤りから禁を犯し、二人の侍女は生贄に身をさらされ、惨劇の幕が開けられる。

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  • 刀、伝承と継承
    -
    1巻1,056円 (税込)
    ⽣まれ、育ち、⽼いて、いつか別れがくる――。 これは1通の⼿紙が紐解く、とある⼀族と、代々受け継がれる無銘の⼑にまつわる物語。 医師として、製錬所として、ジャーナリストとして…… 形は違えど200年以上もの間、⼀族の繁栄に貢献してきた先代達。 変わり続ける時代の狭間を駆け抜けた彼らの、⽣きた証とは。 そして⽗から⼦へ受け継がれる⼑に、彼らが託した想いとは。 ⽣きることの切なさと喜びを綴る現代版『栄花物語』、ここに誕⽣。

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  • 隣の百合おばさん
    -
    1巻1,056円 (税込)
    数えきれないほどの屈託の中で見つけた、 本当に大切にすべきこととは――。 会社を辞め前向きに生きる目的を失った諒と、その隣の部屋に住む百合おばさん。 お節介な百合おばさんの言動によって、諒の人生に明るい兆しが見え始める。 日常の中に溢れる温かな人情を繊細に描いた文芸作品。

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  • ジャーマンシェパードと盆踊り
    -
    1巻1,056円 (税込)
    そうか、私も捨てられたんだ―― 孤独な女性と捨て犬が起こす、小さな奇跡の物語。 旦那は親の介護で実家に戻り、子供もとっくに成人して家を出てしまい疎遠になった。 毎日を一人で過ごす還暦女性の早恵。 とくに生活に困ってもいなければ、大きな不満があるわけでもない。 むしろ一人の時間を楽しんでさえいた。 だけどだんだんと、ぼんやりとしたものたりなさを感じるようになっていた。 退屈? それとも、うつ? もしかして私、寂しいの!? いや、まさかね……。 そんなある日、捨て犬“ラーフ”とのふとした出逢いが、早恵の人生を変えていく――。

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  • となりの男
    5.0
    1巻1,056円 (税込)
    小説家になる夢を捨てきれず、勤めの傍ら小説を書き続ける主人公の男の家に、小中学校の同級生・湯川秀樹が風呂敷包いっぱいの原稿を抱え、「作家になりたいんや」と押しかける。 鼠のような目をした湯川は、うすのろぶりを皆に馬鹿にされ続けてきた奴だ。 しかし、その可笑しな感性を生かし、常人には作り得ない作品世界を作り出せるのではないか……。蔑んできた男が、自分が心から欲している才能を隠し持っているかもしれないという期待と嫉妬。湯川のことが頭から離れなくなった男は、いつしか湯川を題材に小説を書き始める――。 表題作「となりの男」ほか、「ユタの肖像」「桜かがよう声よ」「水門」 全4篇の人間の本質に迫る短篇を収録。

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  • 遥かなる花
    -
    1巻1,100円 (税込)
    男子として育てられたお転婆な福井藩医の娘が、父の仇討ちと藩士の謀反制圧をともに果たす痛快時代小説。 江戸の藩主に謀反計画を伝えるため、追手とせめぎ合いつつ、険しい高山を越えていく主人公、百合。百合を中心に、血気盛んな若い藩士たちが、長年培われてきた親世代の英知と経験を学んで成長していくビルドゥングスロマン。

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  • 浜椿の咲く町
    -
    1巻1,144円 (税込)
    小さな海辺の町で生まれ育ち、スナック「漁火」で働く美紀には小学生の頃の 忘れられない思い出があった――。 心に傷を負い東京からやって来た奈美、男に騙され実家に戻った沙耶、2人の 子どもを育てるシングルマザーの康代。 つましくも明るく暮らす人々の交流と人生の葛藤を描いた物語。

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  • 愛の生活・森のメリュジ-ヌ
    4.0
    《わたしはFをどのように愛しているのか?》との脅えを、透明な日常風景の中に乾いた感覚的な文体で描いて、太宰治賞次席となった19歳時の初の小説「愛の生活」。幻想的な究極の愛というべき「森のメリュジーヌ」。書くことの自意識を書く「プラトン的恋愛」(泉鏡花文学賞受賞作)。今日の人間存在の不安と表現することの困難を逆転させて、細やかで多彩な空間を織り成す、金井美恵子の秀作10篇。
  • 未来の私へ贈る、君と紡ぐ今日の物語
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    金沢で暮らす高校生の彩羽は、モノに触れるとそこにある感情を色として視ることができる。その特殊な能力と、不仲によって離婚した両親とはなればなれになったことで、どこか孤独を感じる日々を過ごしていた。「代わりは他にはいないんやから、もっと大事にしないとだめやろ?」和紙工房でアルバイトをしている憧れの大学生・創生がくれる言葉に、彼への気持ちが膨らむ彩羽だったが、彼の色は視えない。さらにふたりの関係を揺るがす出来事が待ち受けていて――!? 「創生さん、私は、これからもあなたに、ずっとずっと恋しててもいいですか?」孤独な少女がさまざまな色を通して大切な人の想いと絆を知り成長する、感動の青春ストーリー!! 読んだらきっと大切なあの人に会いたくなる!
  • 相生 上
    -
    1~2巻1,496円 (税込)
    就職を機に上京した橘子は良き先輩社員に恵まれ、 消息不明だった幼馴染・清躬との再会も果たす。 一方、清躬の戀人・紀理子は忽然と姿を消す。 そして、橘子も謎の屋敷の者たちによって危機に陥る。 「希望は蜘蛛の糸に過ぎない」と言われた橘子だったが――

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  • 色川武大・阿佐田哲也 電子全集1 色川武大の神髄『狂人日記』『怪しい来客簿』
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    “純文学作家・色川武大”の代表作、『狂人日記』と『怪しい来客簿』を同時収録した豪華な組み合わせ。 色川武大、最後の長篇小説となった『狂人日記』は、文芸誌「海燕」編集長・寺田博氏の勧めにより見せられた、 ある神経の病気を患っていた飾り職人の画集からインスパイアされ、自身が精魂込めて記された長篇。 狂人と健常者の狭間に身を置き、他者を求めながらも得られずに自ら死を選ぶ男の狂気を内側から描き、 1988年、第40回読売文学賞を受賞した“純文学作家・色川武大”を代表する晩年の傑作。 『怪しい来客簿』は、雑誌「話の特集」に1975年から翌年にかけ連載された小篇17篇からなる連作小説。 社会の片隅へと押し込められる、この世からはみだした人たちとの触れ合いを描き、1977年、第5回泉鏡花文学賞に輝いた。 執筆当時、麻雀小説作家・阿佐田哲也で名声を得ていた氏が、“純文学作家・色川武大”として狼煙を上げた重要な作品である。 解説は、色川作品を敬愛してやまない作家・佐伯一麦氏。解題は、元担当編集者で当電子全集の監修を務める大槻慎二氏が担当。 付録として「狂人日記」第1回の生原稿のほか、吉行淳之介、津島佑子両氏からの追悼文等を収録する。
  • 今日は心のおそうじ日和 素直じゃない小説家と自信がない私
    値引きあり
    4.1
    突然終わった結婚生活。バツイチか──と嘆く余裕もない私。職務経験もろくにないが、家事だけは好きだった。 そんな私に住み込み家政婦の仕事が舞い込む。相手は高名な小説家。そして整った顔立ちとは裏腹に、ものすごく気難しい人だった。行き場のない私と、ふれ合いを拒む小説家。最初はぎこちなかった関係も、家事が魔法のように変えていく。彼と心を通わせて行くうちに、いつしか──。 なにげない毎日が奇跡になる物語──本を閉じた後、爽やかな風を感じてください。
  • 空を飛ぶパラソル
    値引きあり
    3.4
    新聞記者である私は、美貌の女性が機関車に轢かれる様を間近に目撃する。思わず轢死体の身元を改めると、衝撃の事実が続々と明らかになって……。読者を魅了してやまない、文壇の異端児による絶品短編集。
  • 朝日堂オーダーメイド製本工房
    値引きあり
    3.3
     製本会社朝日堂の屋上にひっそりと建つ小さな工房。生真面目な野島志乃はそこで、本を一冊だけ作ってほしいという個人の依頼を受けている。 「志乃ちゃんは本が大好きですもんね」 「私が好きなのは『本を作る仕事』です」  見習いの田中哉太とともに志乃は、特殊製法も駆使し、依頼人の想いが込もった本を丁寧に手作りしていく。  メーテルリンクの『青い鳥』、宮沢賢治の『セロ弾きのゴーシュ』にまつわるエピソードが詰まった、本好きには堪らない、心にしみる物語。
  • 青蘭国後宮みがわり草紙
    値引きあり
    4.0
    はるか南の島国、青蘭国。  霊媒師として生計を立てる少女・蓮華は生き別れの姉・桜花が国王との間に子を残して亡くなったことを知る。  蓮華は忘れ形見の王子を守るため、陰謀渦巻く後宮へ飛び込むことに。しかし、みがわりの王妃としてふるまう蓮華に、美貌の国王は冷酷な目を向ける。姉の想い人に半ば失望した蓮華だったが、そこには亡き姉への愛が隠れていることに気づき、蓮華自身も静かに王に惹かれていく……。  姉の想いとともに、王母の策略が張り巡らされた後宮を生き抜け──陰謀の後宮ファンタジー!
  • 平安かさね色草子 白露の帖
    値引きあり
    5.0
    時は平安、雅を愛し宮中に憧れる貧乏貴族の娘・明里は、家のために誰もが数日で逃げ出すという春日家に出仕することに。美形にもかかわらず風雅とはほど遠い春日家の三兄弟をかわしながら、新米女房の務めに励んでいた。明里が見立てた長男の装束や、荒れ放題の春日家での酒宴を見事に執り行った機転が兄弟の上官・有仁をも感心させる。  そして持ち込まれた、後宮で起こっている不穏な企ての犯人捜しの相談。有仁の頼みで明里は鳥羽天皇が暮らす憧れの宮中に行くことに――!
  • 刺青・少年・秘密
    値引きあり
    3.8
    舞台は江戸時代の下町。腕ききの刺青師・清吉の心には、人知らぬ快楽と宿願が潜んでいた。ある日ふとした折に見かけた娘の足。その娘こそ、彼が憧れる肌の持ち主だった。 1年後、偶然にもその娘が訪ねてきた。娘を麻酔薬で眠らせ、一心に女郎蜘蛛を娘の背中に刺し込む清吉。そして娘は――。谷崎潤一郎24歳の処女作「刺青」。 ガキ大将の仙吉と、良家の子息の信一、信一の姉、そして私。踏みつけたり、姉を縛り上げるなど、4人の少年少女の「遊び」は次第に過激なものとなってゆく。子供の倒錯した世界を描く「少年」。 普通の刺激に慣れ切った私は、女装をして浅草の街中を歩くことに悦楽を覚え始める。だが、映画館の貴賓席で、かつて暫く関係を結んでいたT女と出会い――。秘されたものに魅了された男を描く「秘密」。 耽美、サディズム、マゾヒズムが交錯し、それでいて格調高い物語の数々。著者初期の代表作8編を収録した短編集。 永井荷風による「同時代人の批評」を収録。
  • 麦と兵隊・土と兵隊
    値引きあり
    4.0
    どんなに検閲がうるさく、制限がきびしかろうとも、書いておきたいものがあった――(あとがきより) 陸軍報道部員として日中戦争に従軍した著者が愛をもって描く兵隊と中国民衆。 果てしない麦畑を進軍、九死に一生を得た徐州作戦の経験を日記形式で綴る「麦と兵隊」、 杭州湾敵前上陸作戦に臨み、死と隣り合わせの日々を懸命に生きる兵隊の心情を弟への手紙形式で綴る「土と兵隊」の2作を収録。 戦場のリアルを限界まで追求し、書けなかった現実をも想像させる名作。 特別収録 浅田次郎「時代の贄 火野葦平の従軍手帖に寄せて」
  • 源氏物語入門 〈桐壺巻〉を読む
    値引きあり
    4.0
    『源氏物語』を読み解く鍵は冒頭巻にあった! 引歌や漢詩など、物語の根幹に関わる様々な要素が凝縮されている桐壺巻。本巻11000字を70章にわけ、原文と鑑賞、現代語訳を掲載。可能な限り歴史的資料を示しながら、巧妙な伏線を、一言一句のがさず、ていねいに解説する。物語の背景を探るだけではなく、作者の紫式部が託した思いまでを読み解き、さらに一歩踏み込んだ味わい方を伝授する。知っておきたい基礎知識も満載。
  • 最後の晩ごはん 初恋と鮭の包み焼き
    3.7
    元俳優の海里は、小説家の淡海が書き下ろした作品の朗読に挑むことに。しかし自分の演じる役柄に感情移入できずに悩み、淡海の小説の取材に同行することに。「演技」に真正面に取り組む海里の答えとは……。
  • 二宮ナズナの花嵐な事件簿 京の都で秘密探偵始めました
    3.7
    二宮ナズナは、京都での新生活に心躍らせていた。親の都合で、北海道から嵐山の高校に転入することになったのだ。 素敵な町で、雅で平穏な青春を謳歌したい。そんな希望は転入初日から打ち砕かれる。 所属は成績最下位のヤンキークラスで、自分以外は全員男子!? さらにいけ好かない美形の一夜(いちや)に秘密を知られ、学園内で厄介事を起こす集団『昇龍(しょうりゅう)』の調査に協力することに……。 最強学園ラブ×ミステリ! (『花嵐(チーレム)ガール』改題)
  • 長く高い壁 The Great Wall
    3.7
    1938年秋。従軍作家として北京に派遣されていた探偵小説作家の小柳逸馬は、軍からの突然の要請で前線へ向かう。 検閲班長・川津中尉と赴いた先は、万里の長城・張飛嶺。 そこでは分隊10名が全員死亡、しかも戦死ではないらしいという不可解な事件が起きていた。 千人の大隊に見捨てられ、たった30人残された「ろくでなし」の小隊に何が起きたのか。 赤紙一枚で大義なき戦争に駆り出された理不尽のなかで、兵隊たちが探した”戦争の真実”を解き明かす、極限の人間ドラマ。

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