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Posted by ブクログ 2014年09月19日
前半は小説家としての処女作"朝の悲しみ"と第二作で芥川賞の"アカシヤの大連"。40代の後半に20数年遡った時点のことを書く。自分は読メに数学者になりたかった頃をよく書いていて年齢も遡る年数もほぼ同じ。しかし清岡卓行が文筆の場を詩や評論から小説へ拡げたのは妻の病...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年11月20日
普通の講談社文庫版は表紙カバーが岡鹿之助さんの絵だったと思うのだが、それで読んだけど、ここでは検索できなかったのでとりあえずこちらで登録。単行本でも読んだが、そちらはあった。
内容は正直覚えていない。単行本と文庫本で2回も読んだのに。
ということはことに琴線に触れなかったのかなあと思う。ぼくの友人...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月15日
詩人としての作者の2作目の小説らしいけど、文章が深くて寝転がって読むには難しかった。大連がアカシヤに埋もれた美しい租借地で国際都市港町、美しい海岸が行く所もある街であることはわかった。
私の両親が青春と新婚時代を送った町で作者が芥川賞をとったときに母からこの作品を聞いていたので読んでみた。満州での...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月16日
大連小景集は大学の頃に読んだ。函入りの美しい装丁の本だった。
この文庫は「朝の悲しみ」「アカシアの大連」の二つの小説と大連小景集の4つの連作がまとまられている。
「朝の悲しみ」妻と死別した後の生活が実感のある文章で綴られる。毎朝、思い出せない悲しみの夢で目覚める。休学中の大学生であった主人公が終戦前...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月19日
-2007.02.21記
所収作品は、「朝の悲しみ」(1969-S44)、「アカシアの大連」(1970-S45芥川賞)と、「大連小景集」(1983-S58)として出版された4つの短編「初冬の大連」、「中山広場」、「サハロフ幻想」、「大連の海辺で」を含む。
大正11(1922)年に大連で...続きを読む
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