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「船だ……船が復讐に来る」口癖のように呟(つぶや)き続け、狂死した父。母も後を追うように首を吊った。呪われた嘗羅家(なめらけ)最後の生き残り・雄作の元へも“彼ら”はやって来た。一族を根絶やしにするために……(表題作)。母が死んだ生家(せいか)に帰った男を襲う怪異(「骸列車」)。謎の缶詰に隠された恐るべき秘密(「蔵煮」)。研(と)ぎ澄まされた文章が紡(つむ)ぎ出した、純度120%の恐怖譚13編!
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Posted by ブクログ
「純度120%の恐怖譚」とは言いえて妙。それぞれにテイストの違う物語が集まって、そしてよりいっそう怖くなる。これぞ恐怖小説! 著者近影のミーコちゃんが、ちょっと和ませてくれますけどね。 好きなのは表題作「鳩が来る家」や「天使の指」。オーソドックスなホラー、といった感じ。だけど中でも一番凄まじいのは「...続きを読む蔵煮」。タイトルからして、わけのわからないぞくぞくした感じをうけるし。なんといってもこの表現の気持ち悪さは一流かも。とりあえず、こんな缶詰を目にしても、手にとってはいけません(笑)。 「緑陰亭往来」は、逆に静かな恐怖を醸し出す一品。この雰囲気は非常に好き。じっくり読み込むのが良いなあ。
「船だ……船が復讐に来る」狂死した元船乗りの父はうわ言のように呟いていた。後を追うように縊死した母。天涯孤独の身となった雄作は当然のように船乗りになり、嘗羅家の末裔として自らに流れる呪われた血を思い知る(表題作)。スーパーの片隅に積まれた白い缶詰。ラベルはなく、墨文字で書かれた“蔵煮”の文字だけだっ...続きを読むた。『蔵煮』、女性フリーライターが手に入れた古着の赤い浴衣。『古着』等13編を収録。 収録作のうち8編が「異形コレクション」など他のアンソロジーに収録されたもので、個人的には既読感はあったものの、「どことなく不健全で、陰惨で、悪趣味」という著者の作風が充分に味わえる短編集と言える。
なんとなくオチの分かるストーリーばっかりだったけど、「蔵煮」は一番読んでて気持ち悪かった…。個人的には「布」のあの文字をずっと見ていると感じる気分の悪さがなんとも言えなかった。
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