amieさんのレビュー一覧
レビュアー
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この手のジャンルの中では秀作
世の中にあふれる「異世界もの」の1つ。
原作が「小説家になろう」に連載されており、誰でも無料で読めるので気になった方はぜひどうぞ。
で、コミカライズ版ですが、絵がきれいで入り込みやすい。
本作の特徴は「魔導具師」という、魔術を使った発明家みたいな職業の話である点。
よくもまあ色々新要素を考え付くもんだと感心します。
世界観はよくある異世界もの。
もっとも、魔術を使ったドライヤーや扇風機、冷蔵庫が存在しており、衣類やコスメ等も(魔術や魔獣をもとにしているものの)かなり現実社会に近いような世界となっている。
ストーリー自体は女性視点っぽい感じで、「聖女の魔力は万能です」の -
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期待したい
ご存知、カルト的人気を誇る「寄生獣」の作者岩明均が原作の作品。
なぜ本人が描かないのか?とは思ったが、あの人の絵は殺伐とした戦国時代にはミスマッチ。
決してうまいとは言えないが、独特の味のある今の室井大資の方が良い雰囲気を出しているように思える。
まだ1巻しか読んでいないが、長篠の戦いで負けた後の武田氏にスポットを当てた作品らしい。
「ありきたりの戦国史」ではないという点で興味深い。
思えば、岩明均は寄生獣でも後半、パラサイト側の心理にもスポットを当てていた。
それと同じように、歴史の主役となった人々の反対側に位置する人物達に注目した作品ということだろうか?
ただ -
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すごいぞこれは!
なんていうか、すごい作品。
ありきたりなゾンビものでこの展開、世界中を探してもこの作品だけじゃないだろうか?
そして、すごく爽快。
暗くなりがちなゾンビもので、主人公コンビのこのポジティブ思考は見ていて気持ちがいい。
出てくる用語などは最新のビジネス用語等も多く、適当に書いただけではないだろうというのが伝わってくる。
展開はもちろんハチャメチャだが、そんなの全く気にならない。
これはゾンビものとして新境地に達したと言えるんじゃないだろうか?
ゾンビ好き、嫌いを問わず、取り合えず多くの人に読んでもらいたい秀作!
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なんか悔しい
絵はへたくそ。
内容も陳腐で、かつ支離滅裂。
普通に考えたら、マイナーな雑誌に発表される、くっだらない作品に過ぎないでしょう。
でも、なぜか引き込まれる。
展開も強引で、登場人物もわざとらしい、そんな作品なのに、なぜか先が気になって仕方ない。
悔しいけど、面白いと言わざるを得ません。
そもそも、この手のゼロサムデスゲームって、結構人気のジャンルなんでしょうね。
日本では「人狼ゲーム」や「バトル・ロワイアル」「カイジ」など枚挙にいとまがないし、ハリウッド映画でも「ハンガーゲーム」など数多くある。
アメリカのホラー作家の巨匠スティーブン・キングの「死のロングウォーク -
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これは…なかなか
ざっと最後まで読んでみたが、これはなかなかよくできていると思う。
先に結果を示しておいてからその詳細を少しずつ出していく手法は、珍しいが前例は十分ある。
全体の流れも、「悪の教典」や「告白」、「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」などの影響を受けているのだろう。
各話タイトルが小説の題名で出来ているという事からしても、作者が様々な小説を読み、参考にして練り上げたストーリーだと予想できる。
その意味では新しさは無いのだが、展開と何よりオチ部分が秀逸で、非常によく練りあげられている作品だと思う。
この手のジャンルだと、後半グダグダの展開になる作品も多いので、その部分は高評価。 -
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さすが
お恥ずかしながら、今になって初めて読みました。
面白い!
主人公に勢いがあり、また嫌みが無い。
それがすがすがしく、非常に好感が持てます。
また、近年数多いマンガ家や編集部絡みのマンガの中でも、様々な立場の人の事情を良く表している作品だと思います。
比較的早い段階で連続ドラマ化されたのも納得の内容。
一方、気になる点もいくつか。
まず、やはり近年このジャンルが増えすぎ、テーマとしてはありきたりになり始めている点。
古くは1994年にスタートした「編集王」。このころはまだかなりレアなジャンルでしたね。
続いて、2007年にスタートした島本和彦の「アオイホ -
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いい!!
モンキーターンの作者の作品。
まず、キャラがいい。
登場人物がそれぞれ個性的で、かつ常識の範囲を逸脱していない。
それらの人物たちのやりとりを見るのが非常に楽しい。
もちろん、絵もキレイ。
これはモンキーターンと同様だけど。
モンキーターンのありさの役割を、本作では加茂と三輪が担っているわけだが、ちょっと個性の強すぎたありさよりも加茂&三輪コンビの方がしっくりくる感じ。
テーマは書道。
これまたマンガとしてはかなり珍しいジャンルだと思われ、前作の競艇(今はボートレース?)に続いてなかなか難しいところを取り上げていると思う。
が、それがすんなり入ってくるくらい展 -
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好きな雰囲気
舞台はファンタジーな中世世界。
引退した老騎士が、以前深い関係にあった人たちとの思い出を踏まえながら旅をするロードムービー的作品。
一言で言えばこんな感じでしょうか?
これって、何かに似てるんですよね。
そう、今話題の「葬送のフリーレン」と似た感じです。
もちろん、フリーレンの方は1000年を生きるエルフであり、本作よりずっと時を隔てた物語ではありますが、在りし日の思い出を拾い集めるという意味では同じ。
(ちなみに、この作品の原作は2012年から連載開始、フリーレンは2020年からですので、本作の方がずっと先であったと付け加えておきます)
という事で、フリーレン好きの私に -
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さすがの世界観
「シドニアの騎士」の奇才弐瓶勉の最新作。
独特の作風は変わっておらず、エナとかヘイグス粒子などのおなじみの用語も出てきます。
一方、ストーリー自体はシドニアより王道的であり、いい意味で分かりやすくなっている感があって良い感じ。
(シドニアは絵や設定・人物関係が難しすぎた感もある)
その分、不思議な空気感はやや弱まったと言えるかもしれないが。
作画はデジタルらしいですが、線の細い手書き感満載の非常に細かい書き込みが圧倒的。
力強さはないものの、この描写は「AKIRA」の大友克洋や「ベルセルク」の三浦建太郎にも通じるものがある。
(もっとも、背景はホワイトが圧倒的に多いが -
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かわぐちかいじの真骨頂!
沈黙の艦隊、ジパング、そして本作と続く、かわぐちかいじの海上自衛隊IFの物語。
本作ではより現代情勢とリンクしており、そのリアルさが際立っている感がある。
むしろ、リアルすぎて素直に物語として読むことが難しく、「実際起きたらどうするんだ!」的な事を色々考えさせられてしまう。
沈黙の艦隊でも話題となり、当時国会で防衛庁長官に質問されるなどの経緯はあったが、その比ではない。
ぜひ多くの人に読んで頂き、その上でどうするのが良いのかを各自考えて頂きたい作品。
しかし、沈黙の艦隊では完全にロシアが相手で、中国は蚊帳の外だったのに、30年近く経った本作では完全に中国が相手。
時 -
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予想外!!
ご存知、「パトレイバー」や「鉄腕バーディー」の作者、ゆうきまさみ。
その彼が歴史もの、それも信長/秀吉/家康トリオ絡みや幕末絡みではなく、戦国時代の先駆け北条早雲の物語を描くとは…。
さらに読んでビックリ、無茶苦茶リアル路線じゃないですか!
(もっとも、そもそも北条早雲の若い頃は明確になっていないので、史実に忠実とも言い難いけど)
主人公新九郎が元服後、将軍にお目見えされるところの礼儀作法のくだりとか、無茶苦茶細かくてリアル!
(あの程度の関係で、その為の用事で将軍に会えるかどうかというのは置いておいて)
一方、敢えてカタカナ用語を入れてくるなど、意図的にくだけたギ -
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やはり面白い
「神様ドォルズ」と同じ作者。
本作の方が5年ほど前に描かれていたという事もあってか、絵のタッチが少し異なる。
「神様ドォルズ」では線の細い描き方だが、本作では線が太く、力強い。
その分、比較すると雑とも言えるかもしれないが、キャラの絵などはこの段階でも十分キレイ。
ストーリー自体はSFもので、「神様ドォルズ」とは系統が違うが、独特な世界観という点では共通している。
初めに核心に近い謎を見せておいて、その後物語の中で少しずつ世界の仕組みが明らかになるという手法は、よくあるものだが個人的には大好物。
まだ最後まで読んでいないが、この先どういう展開になるのかが非常に気になる。 -
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久々に読んでみた
リアルタイムで読んでいた世代。
当時、かなり話題になりましたよね。
実写映画では、映画初出演の戸田恵梨香がかわいかったり…。
で、今回読み返してみると、ちょっと「アレっ?」となる部分も多々あったり。
記憶よりも展開が早く、そしていろいろ強引な面もある。
冷静で非常に頭が切れるという記憶だったライトは、今読み返すと思っていた以上に精神的に幼く、ボロを出しまくるし…。
あと、これは当時から思っていましたが、エル(やニア/メロ)の存在がいかにも嘘くさく、少年マンガっぽい。
とは言え、現在あまたある「DEATH NOTE系」といえるマンガの嚆矢となる作品であり、その着眼点 -
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すごい作品…なのかもしれない
すごい作品…なのかもしれない。
万人受けする内容ではないのは百も承知。
普通の感覚の人が読めば、サイコな人たちによるロリグロマンガと思えるでしょう。
が、この手のマンガにありがちな、とんでもない破綻がない。
深く読めば、エロはもちろんグロすらメインテーマではなく、倒錯した愛や性癖?の物語だとわかる。
そこまで読み切ると、過去に例のほとんどない、とんでもない作品なのかも、と思えてくる。
喜国雅彦の「月光の囁き」や、壇蜜主演で映画化されて話題になった「私の奴隷になりなさい」シリーズ、それらに通じる倒錯愛の物語…なのかもしれない。
未成年の人ではなく、30代以降のオ -
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こういう世界観好きな方にはぜひ
最初、「七夕の国」や「神様ドォルズ」のような、田舎で起こる不思議な風習・出来事系かと思っていた。
実際、そうでもあるんだけれど、この作品は現実感が非常にあり、それだけに独特の違和感・不気味さが際立っている感じがする。
「刻刻」とも似てるなと思ったら、同じ作者でした。
フクノカミ自身が直接何かをすることは少なく、周囲の人に影響を与えて間接的に物語を動かすという事で、心理サスペンス的な面が強い。
これもまた新しいパターンかな。
フクノカミが不気味過ぎてちょっとアレだけど、それ以外は非常にいい感じで、この手の話が好きな方にはぜひおすすめします。
最後に、広島出身者とし -
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安定の面白さ
大場つぐみ&小畑健。
言うまでもなく、「DEATH NOTE」「バクマン。」というヒット作を生み出したコンビの作品。
ストーリー自体はイマドキ多くあるタイプのものだが、元々はDEATH NOTEがその先駆けの1つと言えるジャンル。
くだらないマンガにありがちな設定を詳細まで煮詰め、心理戦にまで発展させているところはまさにDEATH NOTE風と言え、さすがの一言。
当然、絵も安定の美しさ(なぜか前2作の方がより魅力的なキャラに見えるが)であり、どんどんのめり込んでしまう。
もっとも、大元となる世界観がありきたりなのは事実であり、展開もある程度予想できてしまう点はマイナスか -
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さすが!
「MASTERキートン」「MONSTER」「20世紀少年」「PLUTO」と、浦沢直樹の代表作の数々に関わってきた長崎尚志が原作。
(その他、「クロコーチ」や「憂国のラスプーチン」等も)
世界観というか、雰囲気が個人的に大好きなMASTERキートンやMONSTERとかなり似た感じであり、なつかしい&うれしくなる。
慣れてくると、絵まで浦沢直樹っぽい気もしてくるくらい。
肝心のストーリー自体は、今のところ特別目新しいという要素はない。
ありがちなパターンとも言えよう。
ただ、設定等に強引さや安っぽさが無く、しっかりと考証のされた世界情勢や聖書の話などをきっちり織り込んでくる -
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いい意味で予想外!
ご存知、「土竜の唄」などの作者である高橋のぼる。
彼の描く歴史もの…前漢を建てた劉邦の物語という事で、正直かなりデフォルメされ、史実とかけ離れたものになるのではないかと思っていました。
ところが読んでみてビックリ。
キャラクターこそいつもの高橋のぼるキャラではあるものの、内容はかなり史実に忠実。
もともと破天荒なキャラである劉邦が題材という事もあり、個性的なキャラすらピッタリとあっています。
劉邦の話…秦から楚漢の物語と言えば、従来は横山光輝の「項羽と劉邦」や本宮ひろ志の「赤龍王」などのイメージがありましたが、この高橋のぼる版も最後まで描き切ればこれら偉大な先人たちの作品 -
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面白い!
面白い!
主人公がスポ根的で、イマドキの流れからしたらやや古くも感じるが、今の世の中逆にそれが新鮮。
比較的読者が入り込みやすいロードバイクを基礎に、競輪に入っていくという流れもわかりやすい。
ロードバイク系の有名マンガ「弱虫ペダル」や、同じ公営ギャンブルを題材にした「モンキーターン」などと比べると、かなりリアル系。
(その分、個々のキャラの立ち方は弱いが)
これらが「少年マンガ系」として、そして本作は「青年マンガ系」として十分にアリだと思う。
続きも読みたくなる作品。
自転車好き、ちょっと変わったジャンルのスポーツ系が読みたいという人には十分お勧めできます。 -
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なかなか深い
「ハレ婚。」「デリバリーシンデレラ」等の作者で、絵の滅茶苦茶うまいNONの新境地となるような作品。
ストーリーは重く、深いです。
が、短編(中編?)というだけあって、後半の展開がかなり早い。
早すぎるくらいであり、もう1巻分増やしてでも終盤をじっくり描いて欲しかったというのが本当のところ。
また、細かいところで若干矛盾を感じるようなところもあり、そのあたりも気になりました。
数か月前であろうドライブレコーダーの記録が残ったままになっている点や、そのデータの入手法自体が違法収集証拠にならないのか?という点などですね。
後者に関しては、私自身詳しくないので何とも言えないですが、 -
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なんだろう、心に残る…
やり場のない立場の人々を描いた短編集と言った感じか。
最初のタイトル作品は、絵やキャラクター構成など、新井英樹の「ザ・ワールド・イズ・マイン」に似ており、後で確認するまで同じ作者によるものだとばかり思ってました。
(かわいく描いた女性の絵は、こちらの作品の方が上ですが)
最近よくある流れの話と言えばそれまでだが、絵と展開に勢いがあり、なぜか引き付けられ、そして印象深い。
調べたら「このマンガがすごい!」賞の2017年オトコ部門第4位。
話題となった「ダンジョン飯」「3月のライオン」よりもこの年の評価は上で、知る人ぞ知る的な作品なんでしょうね。
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深い
Y氏の隣人のようなキャラクター絵に、ナニワ金融道のような出てくる店の名前…、かなり独特なタッチです。
一方、内容はもっと独特で、かつ深い。
この手の作品の場合、大抵は「ルポライター等による経験談」として短い話をベースに様々なエピソードを連ねていくものでしょう。
当作品も基本はこのパターンですが、全体に流れる大きなストーリーが最初から出てきており、中盤からはそれが中心になっていきます。
扱う内容も当然重く、またそれを少なくとも作者なりにしっかり向き合って考えたストーリー。
ジャンルも絵も「キワモノ」的ではありますが、それだけにとどまらず、深く考えさせられる作品です。
万人 -
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素晴らしいが、1つだけ大問題が
ロリ系のかわいらしい絵に似合わず、内容はシビアで重い。
ストーリーが非常によく練られており、アビスという着眼点も他にない新鮮味のあるもの。
とても先が気になり、のめりこむ素晴らしい作品だと思う。
また、アニメも1期でまだ4巻途中まで程度のものだが、こちらの出来も素晴らしかった。
(原作よりアニメ版の方が描写が細かく、尺を使っている印象)
ただ1点、読み進めていくと非常に気になる点がある。
下ネタや排泄に関する表記がちょこちょこ出てくるのだが、これがキャラクターの絵、そして12歳程度という登場人物達の設定と合わせ、幼女(幼児)への性的趣味を連想させる。
明らかにストーリーに -
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予想以上におもしろかった
無料で取り合えず5巻まで。
正直キャラクターの絵はあまり好みではないが、内容は予想以上に面白かった。
個人的に歴史好きで、本来で言えばツッコミどころも多いのだが、この設定であればそんなところはほぼ気にならない。
信長ネタの漫画は数多く存在し、タイムスリップ絡みのストーリーに限っても複数存在するが、今回のように現代人としてのゆるい感情をもったままという構図は外になく、面白い。
ただし、家康が織田家に人質としていたのは1549年までであり、姉川の戦いは1570年。タイムスリップしたのが高校1年(15歳)であれば、5巻終了時点ですでに21年が経過して36歳。
既に現代より信 -
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うーん
絵はキレイで非常にいい。
登場キャラの個性も立っていていい感じ。
ただ、あまりにも現実味が薄い。
ウイルスを撒かれてパンデミック…というのはマンガなんだから十分アリ。
そういう所ではなく、登場キャラ達の心理描写、特に主人公の行動に非常に違和感を感じる。
要は、「物語を盛り上げるために、作者の都合のいいような思考・行動をしている」感。
あと、横浜の破壊なども唐突過ぎて、何が原因でそうなったのか全く意味不明。
こういう所が最大の欠点じゃないかな。
ストーリー自体は嫌いではない。
もっとも、「20世紀少年」「12モンキーズ」「新型コロナウイルス禍」などの影響を強く受けていると思うけれど。
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展開がありえなさすぎ
絵はキレイ。
いわゆる韓国系デジタル絵なんだけど、キャラの表情は手書きの要素も残っており、いい感じ。
ただ、展開があり得なさすぎでしょ。
所詮この手のエロマンガにまともな展開など期待していないけど、さすがにこれはひどい。 -
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サレタガワは見事
不倫を「された側」の心理描写は見事。
ここまで丁寧に深く掘り下げている作品はなかなかないと思う。
この点はリアルで非常に良い。
一方、「した側」があまりにも典型的かつクズ過ぎて…。
男の方はまだわかる。
でも、女性の方はさすがにここまでクズだとリアル感が無い。
結婚前からずっとクズだったのならともかく、つい最近まで問題ない夫婦だったとすれば、ここまでクズにはなれないもんじゃないかな?
絵にかいたような因果応報で、落ちていく元妻の姿を描いて読者をスッキリさせる…というバラエティ番組のような手法なんだろうけど、さすがにここまで行くとちょっとね。
絵は非常にきれい。
ただ、巻が進むにつれてデジ -
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ちょっと毛色が違う?
冒頭は説明口調が多すぎる。
転生して本編に入ってからは、比較的よくある異世界もの。
「ゲームの世界」という事と、種族などがよくある一般的な認識とは少し異なる点がやや新しいと言えるか?
ただ、主人公が強いのか弱いのか、そのあたりがハッキリしない。
何らかのチート能力があるのか、単に「元のゲームを熟知している」だけなのか。
絵はキレイで読みやすく、その点は問題なし。
結論として、よくある転生ものとは若干毛色が異なるが、それが意図的なもの(ストーリーに大きく影響するもの)なのか、作者の感性の違いの小さなものなのかが1巻の時点では判明できず、評価はまだ出せないという感じ。 -
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淡々と…
チャットで知り合った仲間たち、そして現実で知り合った仲間たち、そういう人間関係を淡々と描く作品。
こういうノリは嫌いじゃないけど、もう一歩弱い気がする。
あと、絵。
当初はかなりヘタだと感じた。
巻が進むと上手くなり、特に女性キャラなどは見違えるレベルになってきたけど、相変わらず主人公だけは変。
これ、わざと主人公だけ変に書いているんだろうか?
この絵の時点で主人公が好きになれない。
ただ、こういう「何気ない物語」が好きな人もいるだろうし、「20歳前の良き思い出」的に描くのはアリじゃないかとは思う。
あとはもう一歩、何らかの要素が欲しかったかな。 -
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悪くないけどずば抜けてもいない
無料で2巻まで。
勇者パーティーの一員だった人物が、パーティを円満に抜けて魔法学園に入って学びなおすという話。
変則的ではあるが要は異世界チートもの。
主人公は落ち着いた青年?であり、好感が持てる。
周囲のキャラもそれなりに個性的。
絵も悪くないし、展開も王道的で取り立てて悪くない。
という事で、普通に読む分には何の問題も無い。
一方で、「他作品との差別化」も出来ておらず、極めて平均的、もしくは平凡。
読んで1ヵ月も立てば何の作品だったか完全に忘れてしまうのではないかと思う。
この先の展開次第でストーリーに深みを持たせることができるのかどうか、現状では期待薄っぽいけれど…。 -
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なかなか面白い
異世界チートスキルもの。
今回のチートスキルはなんと「インターネット」。
ほんと、皆いろいろよく考えるものだと感心する。
他の作品に無いようなスキルがメインとなる為、その活用も新しく、新鮮。
天然気味の主人公のキャラと相まって、なかなか楽しい作品になっている。
ただ、あまりにも「普通の現代人」然としたキャラ絵はどうなんだろう?
もう少し異世界寄りにしても良かったのではないかと思う。
あと、スキルは新鮮でも、ストーリー自体はベタな流れ。
この先も新鮮で居続ける為には、今後の展開で深みを出していく必要があると思う。 -
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1巻はダメ
無料で2巻まで。
1巻冒頭は重厚な雰囲気だったが、その後はいきなり軽すぎるギャグマンガと化してしまっている。
このギャグがツボにはまる人ならいいだろうが、少なくとも自分には全く合わなかった。
絵もゴチャゴチャしており、特に動きが非常に分かりづらい。
という事で、1巻の評価は星2つ程度。
ただ、2巻になって路線変更をしたのか、ややシリアス気味になり、ストーリー性が出てくる。
絵のわかりにくさは相変わらずだが、こうなると主人公の立場の面で新鮮でもあり、評価は多少上昇。
この路線で行くのなら、読んでみてもいいかなと思う。
(ただし、無償なら)
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