あらすじ
妻の浮気を誤解した高校教師の佐久間悟。傷心のまま旅し、故郷・小田原でひとりの少女と出会う。不貞を働きそうになるが正気に返って再び日常へ。新年度、担任するクラスに見覚えのある姿が…。「相生亜希です はじめまして」 “あの日”の少女は魔性の魅力を携え、悟に迫る。教師と生徒、禁断の恋愛劇が開幕。
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サスペンス物???
まさかのサスペンス物!!!
途中までは女子高生に翻弄される高校教師のドロドロヒューマンドラマ化と思ったけど、
パンデミックが発生して、どうなるこの先。
作画は重厚で丁寧。場転やテンポもよいのでドラマとしては面白くなっていきそう。
Posted by ブクログ
1巻、2巻、3巻と読み進めると印象が変わるし詳しく書くとネタバレになりそうなので、感想を書くのが難しい。ただ、全6巻できれいにまとまっているので、おすすめしやすい。
後半が少し駆け足で、終わり方がきれい過ぎるような気もする。個人的に2巻か3巻あたりで驚きがあって期待が高まったから、そう感じたのかもしれない。
なかなかいいよ。
ぼくの好みの絵ではありませんが、はっきり言って絵がうまい、奇麗。話は考えられた、いい展開。2014年でパンデミック、SARSかMARSかしらんけど、今となっては昔の話。
読ませる作品ですね
夫婦ものの部分もあるのかな?と思いつつ、高校生の相生さんが色々と主人公の高校教師を振りまわしつつ、ただ、不穏な感染症が広がりつつあって……まだ作品が動き出したばかりですが、良作の感触はありますね。
妻の浮気現場を見た、と勘違いして新幹線等で国内を周るあたり、妙に引き込まれる導入部でした。ただ、妻もクレジットカードの使用明細をチェックできるようになっていたのは、ちょっと不思議な……そういう情報も共有している夫婦なのでしょうね。
相生さんの自宅電話番号、嘘でしたし、やはり彼女、キーパーソンなのでしょうかね。
ヒロインの決め台詞のカット
絵の綺麗さが目を引く作品である。JKヒロインの決め台詞のカットは特にいい。逆にストーリー内容は複数の筋が入り組んで、わかりにくくはないがやや複雑な内容になっている。絵柄を活かすのならストーリー展開も単線にしたほうがスッキリしていいのではないかと思わせる作品である。
Posted by ブクログ
これは一体何が起こっているんだ……?中盤までは女学生に翻弄される高校教師といったタイプの作品なのかと思っていた。けれど、第1巻終盤にて明かされる裏事情が単純な物語ではないのだと突き付けてくる
こうなってくると悟の夢も何か深い意味が有るのかもしれないと思えてくるが……
妻の浮気を疑った事から始まった悟の逃避行。それは彼の心を癒やすものにならなかったけど、代わりに出会ったのは真意の読めない女学生
その出会いは悟を癒やすのではなく、心を決めさせるものになったようで
それだけで終われば少し笑える少し良い話。でもそこで終わらないから厄介な話になっていく
あの手この手で悟を翻弄する相生亜希。沼に嵌ってしまえば教師人生は危うい。けれど指輪を握られているから厳しい手も取れない
まあ、この点には悟の優柔不断な一面や生徒の思惑に関係なく教師として面倒を見てしまう一面も関係しているのだろうけど
こういった描写だけなら本作は許されない不義の物語で終われる。社会的に許されなくてもそれで終われる
でも、思わせぶりな相生亜希の言葉が沼の深みに悟だけでなく読者も引きずり込んでいくね
「何度生まれ変わっても」という発言、将来の夢を当てた点、そして悟に迫りつつも慰める誘惑の数々……
そして極めつけは謎の感染症ですよ!最初は新型コロナウィルスのオマージュとして背景に出した要素かと思いきや、ガチでヤバい奴では……!?
おまけに感染が広がっている地域って悟の逃避行ルートそのものですよね……?
盛大に乱れる悟の内心を他所に終末を迎えようとする世界。そして邂逅する二人の亜希
この作品はどういった路線を進もうとしているのか全く読めないよ……!
うーん
絵はキレイで非常にいい。
登場キャラの個性も立っていていい感じ。
ただ、あまりにも現実味が薄い。
ウイルスを撒かれてパンデミック…というのはマンガなんだから十分アリ。
そういう所ではなく、登場キャラ達の心理描写、特に主人公の行動に非常に違和感を感じる。
要は、「物語を盛り上げるために、作者の都合のいいような思考・行動をしている」感。
あと、横浜の破壊なども唐突過ぎて、何が原因でそうなったのか全く意味不明。
こういう所が最大の欠点じゃないかな。
ストーリー自体は嫌いではない。
もっとも、「20世紀少年」「12モンキーズ」「新型コロナウイルス禍」などの影響を強く受けていると思うけれど。
まだ無料の2巻までしか読んでいないけれど、得てしてこの手の話は伏線の回収無しに唐突に終わるもの。
全5巻と展開の割に非常に短いところもその懸念を感じさせる。
という事で、絵は良いんだけど、中身はちょっと…という評価。
惜しいというか、もったいない作品。