あらすじ
『それまでさよなら…せんせ…』 高校教師の佐久間悟の夢に現れる少女に似た魔性の女子高校生、相生亜希。崩壊する世界の中で、悟に勇気づけられた彼女は再び人生を繰り返す。新たな人生(ステージ)でひとり闘うことを決めた相生は、今度こそ世界を救うべく、謎の敵に迫るため思い切った行動を起こすが…。哀切極まる現代SF恋愛奇譚は新たな展開へ――。
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Posted by ブクログ
ゲームにおけるループ構造であればトライ&エラーを繰り返す流れとなってもプレイヤーは大きな不満を抱かないけど、一本道の漫画では別の話
だからって新ループが開始されて早々に予定調和が崩されるとは思わなかったけど
唯でさえ無力な七緒にとって最大の武器は前回までのループで生じた事象を知っているという記憶。なのに記憶が意味を為さない事象、というより相手が対策できるなら七緒の無力感は更に増してしまう
こちらの取れる手段が少ないのに相手の対抗手段が増えているとか本当に手詰まりだと思うんですけどね
それでも何の手掛かりも増えていない訳ではないのが唯一の救いか
ここに来てガスマスクと強い関連を持つだろう団体が登場したね
自発的に足を運んだ人だけ受け入れるなんてどういう教団だと疑問に思ったけど、ここで謎の少女が絡んできますか
七緒以外の多くが観測する相生亜希。それはガスマスクに対策を打たせるものになったけど、同時にこれは何かしら奇跡への導入のように思えるよ
これまでは七緒の記憶しかループ後へ持っていくことしか出来なかった。けれど夢の少女の形を取れば次のループへ影響を生じさせることが出来る
これはピンチであり同時にチャンスかもしれない
でも無力な七緒一人で対処できない事実は変わらない。不安は募る
ここでもう少し格好良く登場できたら悟はヒーローに成れるかもしれないけど、そういう人物ではないので仕方ないか(笑)
又、ここで期待してしまうのは悟も同様に夢の少女の影響が強まっているのではないかという点
第1巻の時点から少女の幻覚を見ていた彼なら何か事態を打開する鍵を手にしているのではないかと思えたけど、それは読者が思っているものと少し違った?
悟が思い出した昔の友達。ガスマスクの手掛かり。その二人の過去はあのパンデミックにどう繋がっていくのだろうね?
後、あの珍妙な猫に特に意味は無いんだよね…。ループを繰り返すことでより珍妙な猫になっていくとか流石に無いよね?
面白い話ですが
ループ物は仕方ない?内容が微妙に変わっていくのを表現したいと云うのは分かりますが、構図や見せ方があまり変わらず退屈に感じてきました。3巻までと比べテンポが悪いのかな?お話自体は進んでるからこれからに期待します。