amieさんのレビュー一覧
レビュアー
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ネタバレ 購入済み
プラスとマイナス
まずは、長かった「ぐだぐだループ」から完全に抜け出す流れになったことに感謝。
特に22巻からの「ハワイアンズ編」になってからのもどかしさはひどかった。
本来この手の物語は、「読者の共感」がキモだと思う。
その読者が引くようなマミの行動や周囲のわざとらしい言動は、今までこの物語の世界観に入り込んでいた読者を、単なる傍観者に引き戻してしまうような感じがしていた。
まだ諦めていないマミ、自分の気持ちを素直に打ち明けたという訳でもなさそうな千鶴の態度からしてまだまだ引っ張ることになりそうだが、先へは進んでいくだろう。
ただ、この巻の衝撃的なシーンすら、まだ当分は「あの時はああする -
購入済み
やっぱり嫌い
やはり私はこの作品が好きではない。
「広告代理店、やりがいがあって流行を作り上げる仕ってカッコいいだろ」
「仲間たちと信頼し合っていい仕事をする、これっていいよね」
的な内容。
前巻の後半から本巻の前半にかけての、非常に抽象的な描き方。
「また絵のレベルが簡素化されてないか?」と思わせる点。
結局まだ、エレンという本来の課題かつキラーコンテンツを出してこない点。
「原作版」はまだ続くのか、もう終わりなのか、情報がハッキリしない点。
そして、ここまでこの「原作版」を購入してきた人たちに対し、先日の「全巻無料配信」という仕打ち。
全て嫌。
でも、読ん -
ネタバレ 無料版購入済み
良い面と今一つな面とが…
普通の恋愛ものかと思っていたら、突然の急展開。
これはマンガとしてはなかなか斬新で、小説(昔の角川系とか、村上春樹とか)にありそうな流れ。
巻末の裏表紙的なものが文庫本っぽくなっており、作者も小説を意識しているのだろうか?
まずこの冒頭1~2話の流れは非常に評価できる。
ただ、3話目から少し毛色が変わってしまう印象。
彼女の友人のキャラが強烈すぎ、ここはいかにもマンガっぽい。
小説っぽく行くなら、あそこまでベタな極端さではなく、もっと「一見普通だけど、どこかに狂気を感じる」くらいの方が良かった気がする。
また、地元のTV局の番組で真相へのヒントが語られるという手法も、強引で現 -
購入済み
まだ何とも…
1巻だけでは、ちょっとエロいマンガという程度でまだ何とも…。
ここまでの流れ自体は悪くはないが、展開が少しベタな気はする。
この先、もっとベタになっていくのか、それとも予想外の引き込まれる展開になるか次第というところかな?
主人公の18歳という設定、18でも大人びている人は多いが、おとなしめの18歳なら雰囲気ですぐわかるんじゃないかという気はする。
もっとも、相手もうすうす分かった上でのものかもしれないが。
一方、ヒロインの38歳というのも、現実で回りを見渡せば「美しい38歳」はいくらでもいるものの、18歳が恋をする(周りが振り返るほどの美しさ)というのはさすがに無理があ -
無料版購入済み
うーん
カタストロフィ系や不条理設定系のマンガは嫌いではない。
が、この作品はツメが甘いなあと感じる。
まず、絵が下手。
少年マンガというか、もっと下のレベル。
特に、動きの描写がこなれていない。
後は細かい設定・描写の違和感。
何より違和感を感じるのは、「主人公が仮に5分前に戻って世界を救ったとしても、今いる他の人たちは救われない」という事ではないか?
これ、考えればすぐわかる話であり、この状況で周囲の人が主人公を生き残らせようとするだろうか?
「世界はどこまで行っても1つであり、過去で救われたらすぐに今の自分達も救われる」のならまだ希望があるが、「別の枝分かれした世界」とい -
購入済み
なんとタイムリーかつシュールな
なんとタイムリーかつシュールな作品なんだろう。
言わずと知れたロシアの「プーチン大統領」を元ネタにしたマンガ。
この手の人物がサブキャラとして登場程度なら他の作品でもあるだろうが、主人公としていじってくる作品なんて他にはないだろう。
しかも、ちょっといい人として描かれているのも何ともシュール。
しかし、これだけ売れて問題にならなかったんだろうか?
そして今のウクライナ情勢から来るプーチン批判の嵐。
そんな中、2022年3月26日発売の「月刊少年シリウス」では、なんとこのタイミングで本作品が表紙&巻頭掲載!
これ、大丈夫なんだろうか?
さすがに表紙では主人公が小さめに -
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異世界ものとしてはいまいちだが
よくある異世界転生もの。
本作は、その中でもチート主人公が女奴隷を増やしてハーレムを築くというタイプのジャンル。
この手のジャンル自体は、よくあるもの。
元祖とも言える「異世界迷宮でハーレムを」の他、少し似た雰囲気を持つ「この素晴らしい世界に祝福を!」や、ノリは全く異なるが「Re:ゼロから始める異世界生活」などの先行作品の影響を大きく受けていそう。
という事で、斬新な要素がない点がマイナス。
また、エロにもかなり重心を置いているが、そこそこ過激かつ特殊な性癖でありながらも、寸止めを繰り返すという点もツメが甘く感じる。
そう考えると作品としての出来は決して褒められたもので -
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スタイリッシュだけど
なんともスタイリッシュなマンガ。
女性の書いたホンネの話って感じで、一定のリアル感がある。
また、言葉遣いやシチュエーションが上手く、スタイリッシュかつ味わいがある。
という事で、特に女性には好まれる作品じゃないかと思う。
ただ、おっさんからすれば、オシャレ過ぎな感じがあるかな。
やってることはぶっ飛んでるけど、非常に気遣いが出来、ケンカすらない「1122」。
友人など出てくる人たちも基本的にスマートすぎて引くくらい。
基本的に、メインの登場人物は美男美女系ばかりだし。
要は「ドラマの世界」みたいなんですよね。
読みやすく、セリフ回しなどもいい感じなんだけど、 -
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この先の展開次第
歌舞伎町のナンバーワンキャバ嬢が異世界転生し、経験を生かして成り上がっていくという話。
異世界転生ものとしては一応新しいが、類似作が無いわけでもない。
この先どうなるのか不明だが、「人たらし」の能力で義父にまず取り入り、さらには都の国王あたりにも取り入って成り上がっていくという展開になるのではないだろうか?
そのままだとすればちょっとパターンが読めすぎ。
もうひとひねりふたひねりくらいは欲しい気がする。
また、「ナンバーワンキャバ嬢の経験」というのがいかにもベタな感じであり、そこでも意外性を見せられるかというところも気になる。
絵は活力や個性には欠けるが、十分キレイなも -
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狙い過ぎな気はするが…
久々に読み返した。
「国家繁栄維持法」という設定自体は現実味がなく、ありえない設定。
「バトルロワイヤル」「リアル鬼ごっこ」「王様ゲーム」に通じるもので、本来実にくだらないもの。
が、本作の無茶設定はそこのみ。
後は極めて現実的に組み立てられており、その一点を除けは破綻は一切ない。
そして、おそらく狙ってのものだろうが、単話構成の一話一話が深く、切なく、重い。
読む人の心にぐっとくるものがある。
狙ってやっているんだろうから素直に評価したくないのが本音だが、それでもうるっと来てしまう。
特に3巻最後のエピソードなど、本当に涙が出た。
さらに、人が生きることの意 -
評価が難しい
マンガとしては秀逸。
グロい場面が多く出てくるが、その分リアリティがあり、登場人物たちの思い入れの強さもあってストーリーにぐいぐい引き込まれる感じ。
1巻のラストなども衝撃的で、その後の展開も歴史の雄大さを感じさせるもの。
(ちょっとロマンシングサガ系のゲームを思い出した)
現代風の言い回しがちょくちょく入る点に関しては少しリアルさが欠けるものの、勢いを出すという意味ではむしろプラス効果か。
という事で、評価をされているのもよくわかる。
一方で、「P国」(ポーランド)、C教(キリスト教)といった伏字的なものを出す作品は個人的に好きではない。
完全にフィクション -
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話題の作品だけど…
以前より話題の作品。
さらに、2022年2月からNetflixで実写ドラマ化中。
主演が篠原涼子、相手役が岩田剛典とくれば、もうヘタなマンガの実写ドラマ化以上の待遇。
という事で読んでみたが、なんだかなあ。
確かに切なさや寂しさなど、余韻を感じる面が多く、その点は新しい。
絵もやや幼いが十分キレイ。
でも、あくまでも「青年誌に必ずあるエロ要素主体のマンガ」という感じ。
直ぐに体の関係になる点も含め、現実感が薄く、また余韻よりもやはり「エロありき」に感じてしまう。
これに関しては、本作が短編のオムニバスで成り立っているので、ストーリー性よりエロ面が目立ってしまうという -
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この手にしては
怪しい「Rush!」の作品。
怪しい名前の作者コンビ。
この手によくあるデジタル絵。
パターンとしては、日本では無く、韓国系デジタル漫画のにおいがぷんぷんする。
実際、緑色の酒のボトル(チャミスル)や焼酎グラスでの乾杯のやり方、さらには道路の標識や信号が右側通行になっているところなどを見ると、間違いなく韓国のマンガだろう。
が、絵柄は韓国系でよくある冷たい感じのするキレイさだけでなく、人間くさい表情やかわいさもあり、日本人でもすんなり受け入れられると思う。
主人公なんて、「五等分の花嫁」の主人公に似ているしね。
内容は深みが無く、ありがちなライト系復讐劇という感じ。
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なんだこの作品は!
ご存知「ルパン三世」の公式外伝的物語。
もっとも、原作者のモンキーパンチ氏は2019年に亡くなっているので、版権を持つ「エムピーワークス」が関わっているという事らしいが。
色々触れるべき点が多い作品だが、取り合えず絵。
まず、1巻表紙のルパンの絵は全然イメージが違う。
本編に入ると、同じではないものの「似ている」くらいにはなるので、これは表紙だけのものではあるが、これを見た段階で「無いな」と判断する人も多いんじゃないだろうか?
せめて表紙はもう少し原作イメージに寄せた絵を描いておくべきだったと思う。
あと、不二子の絵もかなり異なる。
次元・五ェ門に関しては比較的イメージが -
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うーん
リアル…リアルかな、これ?
セックスレスの気持ちはよくわかるし、良く描写してあると思う。
まあ、それがメインテーマなんでそこさえ押さえておけばいいんだろうけど…。
主人公の女性が、キレイ過ぎませんか?
結婚6年目という事は、20代の終わりから30代半ばくらいの設定?
そのくらいの年齢の主婦にしては、十分服装も靴などもオシャレじゃないかと思います。
結婚6年目、「色気が無い」と焦っているような人が、完全に膝上丈のミニスカートなんて履くかなあと。
少なくとも、あの状態であれば会社ではかなり人気になるんじゃないでしょうか?
(もちろん、既婚者という事で手を出してくる人はそ -
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悪くはない、けれど
相変わらず絵は美しい。
今回は、2人の関係に少し進展があった回。
ただし、壬氏の方は真実を打ち明ける気満々なのに対し、肝心の主人公が勝手に誤解をし、聞くのを避け続けている構図。
読者からすればとっくに真実はわかっており、あまり長く引っ張るのもどうかと思う。
「少女漫画」的には趣があるのかもしれないが、「少年マンガ」的ではない感じ。
(原作は小説家になろうなので、どちら向けなのか不明だが)
男性目線からすれば、こういう話はすっと終わらせ、またヒリヒリする推理系の話にもっていって欲しい所だけれど、この秘密がオープンになってしまうと話が大きく動いてしまうのでなかなか難しいんだろう -
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これは新しい
まさに、正体不明の主人公の食べるシーンを見せるだけの話。
それに、取ってつけたような各話のエピソードがくっついている。
絵は、正直うまくない。
この作者の代表作「させよエロイカ」とも違い、当初は押見修造の劣化版のようなタッチに感じたが、「させよエロイカ」よりこの作品の方が先なのね。
いずれにせよ、この無茶苦茶なテーマ、そして勢いは新しい。
「孤高のグルメ」よりは後だが、「忘却のサチコ」「ワカコ酒」よりは前の連載開始という事で、当時は今以上に斬新だったのではないかと思われる。
深夜ドラマなどにピッタリと思ったら、これまた9年近くも前の2013年夏にドラマ化されていた。
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これまた新しいスタイル
これまた新しいスタイルのゾンビもの。
ゾンビ出現→仲間がやられる→友情と恋愛感情が絡んだ人間関係の中、大切な人を守るために戦う
的なスタイルが従来型。
本作は初めからチートな強さかつ悲観していない女子高生2人が中心となるストーリーという事が新しい。
もっとも、個人的にこの手の代表作だと思う「ゾン100」ほどのインパクトはないかな。
本作はゾンビ系と、よくある「頭のいいキャラが考える戦略もの」の複合技という感じがする。
絵はかなりキレイな方であり、読みやすい。
ゾンビの絵は皆同じ顔になっているのがちょっとアレだけど。
という事で、気楽に読むならなかなか楽しい作品と -
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結局最新刊まで読んでみた
1~2巻の絵に酷評したけど、結局最新刊まで読んでみた。
絵に関しては、決してうまくはないけれど、手抜き感は無くなった。
一部の女性キャラの美しさも素晴らしい。
一方、なんの変哲の無い絵を描くのにまだ自信がないのか、JOJOばりのポーズを決めた人物画が非常に多い印象。
結果として、スタイリッシュにも見えるようにはなっているが。
ただね、あざとい感じがする。
本編でもいろいろ触れられているが、「どういうストーリー展開にすればウケが良くなるか、わかった上で狙って書いている」感がする。
天才と凡人。天才になれなかったけど、凡人として非凡な才能を見せる人たち。
そういうテ -
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駄作ではないけど…
テーマがストーカーという事で過剰反応する人もいるかもしれないが、それはマンガの世界という事で。
リンチや殺人などがテーマの作品もたくさんあるんだしね。
そういう前提で見れば、クソマンガというほどではない。
絵は決して上手いとは言えないが、十分読みやすいレベル。
なーんにも考えず、ヒマつぶしに読むなら別に構わないだろう。
が、なんかもう1つ物足りない。
それが何かと考えてみると、「深み」かな?
怪異とか超能力とかそう言うのを抜きにして似た作品としては、「怨み屋本舗」シリーズなどがあるだろう。
古くは「のぞき屋」、エグくすれば「スモーキング」なども系統としては近いと言え -
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これはなかなか…
絵はちょっとロリ入ってはいるが、キレイかつ慣れており、読みやすい。
話はかなりマニアックなところにまで入り込んでおり、ちょっとぶっ飛んでいる面もあるが、まあ異世界もの自体ぶっ飛んだ設定なので許せる。
色々都合よく展開していくのも、異世界ものならではとも言えるだろう。
全体的に説明が多く、それを嫌がる人もいるとは思うが、気にならない人ならなかなか新しいアプローチで興味深い。
という事で、異世界転生(転生ではないけど)ものとしても新鮮で、面白い作品。
上手く展開していけば、そこそこ人気作になってもおかしくないのでは?
ちなみに、原作は「小説家になろう」の作品であり、無料 -
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なんかちぐはぐ
2000年前後、「ホイッスル!」を少年ジャンプに連載し、アニメ化もされたマンガ家さん。
連載終了から6年半となる2009年スタートしたのがこの作品。
ベースとなるのは「サイコメトリー能力」であり、これは「少年マガジン」で1996~2000年に連載され、TOKIOの松岡昌宏主演で2度もドラマ化された「サイコメトラーEIJI」と同じ。
同作がかなり有名なだけに、新しさはないと言わざるを得ない。
また、内容が基本的に暗い。
特に主人公のキャラが高校生っぽくないくらい冷めており、主人公としての魅力に欠ける。
周囲に人気の出る陽キャラがいればカバー可能だが、友人たちもいまいちキャラが -
購入済み
悪くないが、色々惜しい
刀文化が現代まで残っている世の中という設定。
「銀魂」などギャグマンガなら見たことあるが、普通のストーリーものの設定としてはちょっと新しい。
一方、両親の敵を取る為に、圧倒的に強い公職としての「侍」に憧れる双子の姉弟、なんだかんだで姉弟を見守り、育てる「侍」というのは、少年マンガの王道的流れとも言える。
この姉弟のキャラも悪くない。
という事で、ここまでは少年マンガとしてのツボを良く抑えていると言える。
一方で、絵が雑で安定していない(良い時と悪い時の差がある)点や、ちょっと残酷描写が多い点、作画の一部にカラー描写が入る点などはメジャー作っぽくなく、マイナーさを感じさせる -
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高橋留美子作品としては…
「うる星やつら」「めぞん一刻」「1ポンドの福音」の頃から高橋留美子の作品は読み続けています。
本作は、いきなりデジタル化された感の強い絵でやや違和感。
内容は安定の高橋留美子クオリティではありますが、なんかちょっと勢いが無いような…。
「犬夜叉」「境界のRINNE」あたりと大きく変わらない設定とストーリー、若干感じる絵の違和感、おバカorドジっ子キャラではない主人公(ヒーロー)あたりがそう感じさせるんだろうか?
これなら、「半妖の夜叉姫」(ちなみにこの作品、高橋留美子作の犬夜叉のキャラ・設定を引き継いだアニメオリジナルで、高橋留美子自体はキャラデザイン以外のストーリーに関与 -
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発想が新しい
お金に応じて変身時間の決まるヒーロー。
主人公は最強だが、燃費最悪かつ貧乏=変身時間が極端に短い。
この発想は新しく、また面白い。
キャラ絵は好感が持てるものだが、決して上手いとは言えない。
ところどころ、何を表現しているのかわからないコマも散見される。
キャラの描き分けもそれほどうまくない感じ。
一方、少年マンガの王道的な主人公やその周囲の人たちの正義感・人間の良さは、読んでいて気持ちがいい。
ギャグはストレートではないが、クスっと笑えるひねったものが多く、個人的にはこれも悪くない。
特にネーミングセンスが好きかな。
(威借=イカリと来て、シンジやゲンドウ等 -
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まだなんとも…
記載はないが、単話での配信。
つまり、1巻が非常に短い。
無料で4巻まで読んだが、まだようやく旅立ったところ。
という事で、未だどんな話になるか、全く読めない。
師匠とか、職業としての探検家?的なものが出てくるところからして、「メイドインアビス」のような冒険になるのか(もっとも、あちらほどすんごい展開にはならないだろうが)、それともロードムービー的に様々な土地で様々な人との出会いを描くのか、そこすらまだわからない。
という事で、現段階では評価はできない。
ただ、1巻あたりが短いとはいえ、話の進み具合がスローなのは確か。
この先、「めくるめく冒険の大スペクタル」という展開よ -
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不幸にも現実化したSF
お台場に作られた原発が、大地震でメルトダウンし、東京周辺が放射能に汚染された近未来の話。
まさかこの内容が、2008年…東日本大地震のわずが3年弱前に描かれ始めていたとは驚きでしかない。
(もちろん、3.11の時も連載中)
内容は福島で実際に起きたことに近く、また多摩地区の現実の地名・建物などが出てくるので非常にリアル。
これは、ヘタをすると実際に政治利用されかねず、アニメ化が遅れたというのも納得できる。
一方で、背景以外のところは完全にSFであり現実味は薄い。
また、ヘリコプターの「プロペラ」という表現があったり、B-2爆撃機が機銃射撃をしたり500mの幅しかない多摩 -
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「紅」とは雰囲気が異なる
「EREMENTAR GERAD」の続編。
オリジナルは表紙が赤いので「紅」、こちらは青いので「蒼」として区別されているらしい。
双方とも世界観は同じだが、登場キャラは主人公も含めて別。
絵は「紅」同様、少しごちゃごちゃしているがキャラの絵はキレイ。
ストーリーも、「紅」と同じ世界観だけあって余計な説明が必要なく、「紅」を読んでいる人にはスッと入りやすいだろう。
一方、主人公チームが基本女性(と少年)ばかりになったせいか、少年ジャンプや少年マガジンなど「少年マンガの王道」的だった「紅」と比べると、月刊誌や別冊系のファンタジー物になったというくらいの違いを感じる。
ぶっち -
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大御所マンガ家
古くは「さすがの猿飛」や「Gu-Guガンモ」といったゴールデン枠でアニメ化された作品の原作者であり、今世紀に入っても「ギャラリーフェイク」など多くの作品を手掛けている大物マンガ家。
また、シロウト時代(慶應義塾高等学校時代)からの縁で初期の「スタジオぬえ」のメンバーでもあり、その縁で80年代頃のアニメにも関わっているという異色の存在。
本作は2006年~2014年に「ビッグコミックスピリッツ」で連載されたもので、この作者のキャリアからすれば後期の作品にあたる。
絵は完成されており、やや古さも感じられるものの、特に女性キャラは美しく「細野不二彦キャラ」を体現している。
一方の -
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ツメが甘い?
女子高生が兵士になるというタイプのマンガ。
過去にもいくつか例があり、取り立てて新しい訳ではない。
絵はかわいらしく、また敵もゾンビ的なものであり、かつ弾が当たると砂のように形が崩れる。
つまり、戦闘シーンの凄惨さをなるべく避け、シロウトである主人公たちや読者に対しても罪の意識を持たせないようにするという効果を狙っていそう。
(ここに秘密があるのかどうか、先を読んでいないので不明)
舞台が異世界としての地球という事になっており、あちらの住人の名前も日本語等で、かつ武器なども第二次世界大戦当時のものという、不思議な設定。
この設定の強引さが最大のマイナス点かな?
また、 -
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独特の世界観、空気感
戦争か環境破壊かで、人類が閉鎖空間のコロニー(アルコロジー)にしか住めなくなった時代の話。
さらに、その閉鎖空間内での戦争で多くのアルコロジーが廃墟となり、残った場所も電力不足を解決しないといずれ停止してしまうという状況。
1巻を通じて、いわゆる人間は主人公しか出てこない。
後は弟という存在も含め、全てロボット。
ゲスト的に登場するロボットはいずれも、廃墟となったアルコロジー内で、既に人間がいないことに気が付かず、大昔と同じような行動を取り続けているというもの。
このあたり、ロボットではあるが非常に切なさを感じる。
絵のタッチもこの手のジャンルとしては非常に柔らかく -
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定評のある作品ではあるけれど
なにこの絵?
これって、いわゆる「ネーム」じゃないの?
これで作品として出していいの??
少年ジャンプ+のリメイク版を少し読んだことがあり、期待して読んだんだけれど、これはひどい。
もちろん、ストーリーがしっかりしていることが一番大事であり、その点は問題ないんだろうけど、マンガはやはり絵も大事。
4コマ漫画ならともかく、長編でこの絵はないでしょ。
上手い下手の前に、きちんと描きこんでないんだから。
この絵のレベルなら、小説の方がまだ頭の中で想像できる分良い。
これではマンガとして評価対象外とせざるを得ない。
補足
文句だけじゃダメと思い、無料の間に14巻 -
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今度の展開は気になる
よくある「異世界もの」。
本作は、「現代人の転生」という多くなファクターが抜けている一方で、「スローライフもの」「もと勇者パーティーで追放された」という派生要素が付与されているパターン。
おそらく、大きな流れとしては自分を追い出した勇者の仲間を倒し、勇者の心を取り戻すという流れになるんだろうが、それだとスローライフではなくなる。
あくまでもスローライフをメインに、少しずつその核心に近づいていくというパターンなんだろう。
一方、かなり初期から出てくる主人公の仲間、リットのキャラ設定がちょっと都合よすぎる感もある。
お姫様でありながら辺境で冒険者をやっている点、それでいて庶民 -
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うーん、ちょっとなあ
絵は一見キレイ。
静止しているキャラ絵とか、背景とかはよく描けている。
が、動きのある場面での絵はいまいちかな?
また、たまにデッサンが狂う時がある。
で、内容。
スタイリッシュな作品にしようとしているのはわかる。
各話タイトルも、映画作品のタイトルから取っているしね。
また、飛行機の機内の描写、武器の描写なども細かく、多趣味かつコダワリのある作者なんだろうなとは感じる。
が、それがうまく噛み合っていない気がするんだよね。
なんか、読者を置き去りにして作者の趣味で突っ走っている感がするというか。
「どう?スタイリッシュでしょ? 描写も細かくリアルでしょ?」みたい -
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不思議な世界観
独特な世界観のある作品。
吸血鬼を出しておきながら、少なくとも2巻まででバトル等は一切なし。
ゆったり、ふんわりとした時間が流れていく。
この感覚自体は新しい。
絵のタッチはやや古い感じ。
2019年から連載開始された作品とは思えない。
主人公の絵は、昔どこかで見たような雰囲気。
線が細い絵は、山本直樹に似たタッチのようでもある。
一方で、完全に中二病的な主人公が、くどくどと自分なりの世界観で語り進める内容は、オトナからすればめんどくさい。
ゲストキャラ的に登場してくる人物も、その登場の仕方などが強引かつ場当たり的で、深く練り上げられたものではないんだろうなと感じ -
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これまた新しいスタイル
世の中にあふれる「異世界転生」もの。
最初は勇者チートというシンプルなものから始まり、逆に弱いパターン、スローライフパターン、ハーレムもの、復讐劇等、様々なパターンで新鮮さを出そうとしている作品が溢れている。
本作は「セーブ・ロードでやり直せる」というパターン。
やり直し自体は「リゼロ」などでもあったが、本作はよりRPGのセーブポイントに近い設定で新しさを出している。
また、主人公自体はやり直しを繰り返してチートキャラとなっており、その経験等を生かして宿の客に修行を付けていくというストーリー。
本職は宿屋の主人という事で、スローライフ的な側面も取り込んだ上でオムニバスのよ -
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これはまた…
これは「異世界鬼畜系チートエロマンガ」とでも言うのだろうか?
主人公はとことんまで鬼畜であり、「自重しない」をモットーに己の欲望に突き進む。
元勇者だけあって、強さはチート。
一方、悪者は子供でも容赦せず殺し、興味のない人助けもしない。
「俺の女」を増やすことに執着し、実際そうやって女性の仲間がどんどん増えていく…。
文章で書くととにかくひどい奴ではあるが、マンガの中ではそれでも憎めない面もある。
いわゆる、男性版ツンデレとも言えるかも。
まあ、ハーレム系エロの王道とも言えるので、根本的な嫌悪感の無い男性ならそれなりに楽しめるだろう。
また、各キャラもそれなりに立っ -
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一言で言ってしまえば…
一言で言ってしまえば、「異世界ハーレムエロマンガ」。
現在あまたに存在する「異世界転生もの」。
当然、新しい趣向を取り入れないと注目すらされない。
本作は、大きな流れで言えば「異世界チート勇者もの」ではあるが、勇者としてのスキルというより、人間そのもののにチート能力を持たせているという面では少し新しい。
さらに、人間そのもののチートという事で、よりエロな方向に親和性を持たせている。
が、結局は「チート勇者」と流れ的にはほぼ同じ。
転生前にブラック企業で働いていたということなども含め、そこまで目新しいものではない。
後は、ロリ系のかわいい絵とエロさでカバーしてい -
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これはこれで面白い
「マイナス」「はるか17」「シマシマ」「サイレーン」等の山崎紗也夏の作品。
時系列的にはこの作者のかなり初期、「マイナス」の連載終了直後に同じヤングサンデーで連載が開始された作品。
「マイナス」自体1年ちょっとの連載であるが、この間の作画力の向上がすごい。
「マイナス」の最終巻よりもずっと画力が向上しており、既に本作ではコミカル系としては完成形に近いんじゃないかと思えレベル。
一方、この作者のすごいところは、この後さらに画力が上がるところ。
この作品の4年後、「NANASE」ではさらにガラリと画風を変え、シリアス路線でクールビューティな女性を描く。
また、「はるか17」を挟 -
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見覚えがある絵だと思ったら
古いけれど、なんか見覚えのある絵だと思ったら、「ジャスティ」の作者がジャスティの完結直後に連載スタートした作品だった。
バリバリのSF調で、時代(1984~85年連載)を感じさせる劇画調でもある。
なかなか硬派なストーリーも当時を感じさせる感じがする。
この作品が「うる星やつら」「タッチ」などと同時期に「少年サンデー」に連載されていたとは、今ではちょっと信じられない。
劇画調の絵に抵抗なければ、元の絵時代はキレイだし、内容もよくある王道SFではあるが悪くはない。
当時の流行を思い出す意味で読んでみるのはいいかもしれない。
一方、当時に何の思い入れも無い方は…、この手の世
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