【感想・ネタバレ】マザー・ルーシー【デジタル新装版】(1)のレビュー

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ルーシーは聖母

2020年05月06日

偶然にも予備校男子寮の寮母となってしまったルーシこと、乙部みさお、17歳。 みさおという名前なのに、貞操観念なし。 そんな彼女が男子寮に住み込むことになり波乱が起こることに。 勉強一筋の予備校生だが、性欲漲る年齢なので、オンオフ切り替え対処するべし。

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エロイいけれど、ね。

2020年04月27日

エロ、とまではいかない。エロイはある。
でも、根底は熱血。読んでいて『ごくせん』の雰囲気を感じました。

イイと思います。キャラも可愛いし、奮闘(?)ぶりにも好感が持てます。(それは僕が男だからでしょう)

ヨゴレはだめ。
思春期の青少年に読んでほしい作品です。

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これはこれで面白い

2021年12月21日

「マイナス」「はるか17」「シマシマ」「サイレーン」等の山崎紗也夏の作品。

時系列的にはこの作者のかなり初期、「マイナス」の連載終了直後に同じヤングサンデーで連載が開始された作品。
「マイナス」自体1年ちょっとの連載であるが、この間の作画力の向上がすごい。
「マイナス」の最終巻よりもずっと...続きを読む画力が向上しており、既に本作ではコミカル系としては完成形に近いんじゃないかと思えレベル。

一方、この作者のすごいところは、この後さらに画力が上がるところ。
この作品の4年後、「NANASE」ではさらにガラリと画風を変え、シリアス路線でクールビューティな女性を描く。
また、「はるか17」を挟んで「シマシマ」ではキレイで洒落た感じの絵として完成。

下手だった絵が連載中にうまくなるというのはよくあるが、ここまでの変化はあまりないんじゃないだろうか?
(「稲中」の古谷実も絵と内容を途中でガラッと変えたが)


で、本作の内容だが、エロいが元気にまっすぐ生きている主人公が魅力的。
たまにある暴走は「マイナス」の頃を思わせるところもあるが、アチラが陰キャの極みだったのに対し、コチラの主人公は陽キャラの極みで、対極的。

深く考えずに読む分には十分楽しいし、絵もこれはこれで十分な水準にある。
悩んでいる時などに読めば、元気のもらえる作品なんじゃないだろうか?

#笑える #癒やされる

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初期の作品

2022年06月05日

作者のかなり初期の作品である。あれっ山崎紗也夏ってこんな絵柄だったけ と思わせるような決して上手と言えない画である。しかしストーリー展開は結構勢いがあるが、ハチャメチャでもある。SNS スマホ以前の若者の世界ってこんなものだったよなと思い出させる作品である。

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