【感想・ネタバレ】ラグナロック・ガイ(1)のレビュー

あらすじ

地獄の部隊と言われた特殊機動隊《30・サタン》。わずか一分隊にいながら敵の一個大隊を壊滅させ、モロゾフ戦線において、連隊に大打撃を与えて消えていった……。その唯一の生き残りである、ガイ・クレイバードを抹殺せよとの指令が、メルダー部隊7に言い渡された。ガイ・クレイバード、通称・ラグナロック(神々を滅ぼす男)・ガイ! 圧倒的な力を持ちながらなぜ《30・サタン》は忽然と姿を消したのか? そしてなぜ生き残りのガイが狙われるのか!? 岡崎つぐお先生がお贈りする、SFアクションの傑作! 圧倒的迫力とスピードの第1巻(全7巻)!!

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見覚えがある絵だと思ったら

古いけれど、なんか見覚えのある絵だと思ったら、「ジャスティ」の作者がジャスティの完結直後に連載スタートした作品だった。

バリバリのSF調で、時代(1984~85年連載)を感じさせる劇画調でもある。
なかなか硬派なストーリーも当時を感じさせる感じがする。
この作品が「うる星やつら」「タッチ」などと同時期に「少年サンデー」に連載されていたとは、今ではちょっと信じられない。

劇画調の絵に抵抗なければ、元の絵時代はキレイだし、内容もよくある王道SFではあるが悪くはない。
当時の流行を思い出す意味で読んでみるのはいいかもしれない。

一方、当時に何の思い入れも無い方は…、この手の世界観は今ではなかなかなく、とっつきにくく感じるかも。



余談だが、本作の作者岡崎つぐおは、上にも書いた「ジャスティ」で有名。
私もリアルタイムでは読んでいないが、当時流行していた「超能力もの」として、なかなかの出来だったと思う。

「ジャスティ」の連載は1981~84年。
「超人ロック」の少年キング版が1979年~。
「地球へ…」の連載が1977年~80年。
「幻魔大戦」のアニメ映画公開が1983年、「AKIRA」の連載が1982~90年。
さらには、「ねらわれた学園」の映画(薬師丸ひろ子)が1981年、連ドラ(原田知世)が1982年と、80年代前半はまさに超能力ブーム真っただ中だった時代。

その中で、あまりメジャーではないが「ジャスティ」も一定の存在感を持ったいた作品であり、私自身二十数年ぶりにこの作者の作品を目にしてちょっとうれしかった。

#エモい #ドキドキハラハラ #カッコいい

2
2021年12月15日

購入済み

昔ならではのSFマンガ

SFものマンガで「コブラ」の世界観に近いものを感じます。作画に古さは感じますが、分かりやすい内容でまずまず楽しめました。このようなSFマンガは今では稀少なだけに、気軽に読めるという電書の良さを実感しますね。

#アツい #ドキドキハラハラ #カッコいい

0
2024年02月01日

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