あらすじ
時は江戸時代。盗みを生業とする赤目一味の頭目・辰五郎の死に際に立ち会った弁蔵と宗次。
辰五郎はふたりの手を取り「一味のこと、まかせた」とだけ言い残し、息を引き取った。
しかし、ふたり以外に証人のいないこの遺言、結局跡目に据えられたのは頭目の弟分・甚三郎だった。
姐さんによるこの采配に納得いかないふたりは、一味を去ることに。
どこまでも向こう見ずな男・弁蔵と、冷たい眼差しの中に何かを秘めている宗次。
あての無い旅ふたり旅、でっかいことをなしとげに出立したはいいが、行く先々で騒動が…!?
『さらい屋五葉』のオノ・ナツメが描く、新感覚江戸活劇!
感情タグBEST3
匿名
オノナツメ漫画が好きなった作品
オノナツメさんの作品が好きになったきっかけ。
最初のストーリーからして鮮やか、凄く丁寧。
ドキドキしながら、一気に読み進めた。
Posted by ブクログ
BLはbasso名義で書かれているオノ・ナツメさんの一般向きマンガ。
時代小説「のぼうの城」(未読)の表紙でも話題になりましたね。
さらい屋五葉路線。まだまだ主要キャラの紹介と設定の説明が多く、次巻からの展開が楽しみ。
Posted by ブクログ
和田竜のカバー装丁で知ったオノ・ナツメの作品。
のぼうの城、文庫版の下巻、三成様とかもだけど
この人の絵、本当に雰囲気あって好きです。
お話自体も面白い、
江戸を舞台に、弁蔵と宗次のふたりが、二人は泥棒というか掏摸というか、いってみれば組を抜けた相棒で、でっかいこと、を成し遂げるために旅をする、、という話なのですが
あまり書くとネタバレになるので笑
二人の掛け合い、キャラと、絵の雰囲気がぴったりで、独特の世界に入り込みます。
抜け出したくなくなっちゃう。。
…どうでもいいが、小学館が出してるんだこれ笑
と思って和田竜のも見てみたら、小学館のだけだ装丁オノ・ナツメなの
と今更ながらに気がついた。
Posted by ブクログ
好き系だー。
「さらい屋五葉」の仏の宗次と鬼蜘蛛の弁蔵の若い頃の話。
まだ一巻だから今後どうなるかは分からないけど、このままスッキリ系で進んでいくといいなー。
宗次、こんなにかっこいいキャラだったのか、と思う。
Posted by ブクログ
少し絵柄変わった?わざとかな。最初なんかヘタになったように感じましたが、読み進めるうちに良く感じました。
ストーリーは五葉以上に時代劇っぽいというか、悪く言えばありがちかも。時代小説やドラマを見慣れない人には新鮮に感じるのかもしれない。
とにかく絵は素敵。好きだ。
Posted by ブクログ
やっぱり異国ではなく日本を描いても素晴らしい。
タッチやトーン?も和を意識してるあたりがまた良いです。絵を眺めてるだけでも良いです。
続きが楽しみ
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こういうかんじすきです。
一話おためし! みたいな感じではじめに読んだのですが、死にたがりの目をした男かと思ったら、そうではなさそう。
続きがたのしみです。
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オノナツメ先生はもともと好きですが、
今まではどっちかと言うと外国のお話の方が好みだったので、今回の「ふたがしら」はどうかしら?と思って読んでみたら・・・
もう 最高 でした。
色気のある絵と言うか話を描かれるのが凄いお上手な作家様ではありますが…もうッ!
なんと言うか今回は、可愛らしい所もありつつ…男同士のなんとも言えない絆やら…堪りません!!
個人的には主人公2人が何となく喋る下世話な話をしているシーンが堪りません。
取り合えず、絆されたい。
既に2巻が待ち遠しいです。
一応スピンオフか
これも一応スピンオフというのかな。
主人公は弁蔵と宗次という二人の盗みを生業とする一味の男たち。
「さらいや五葉」に出てきた仏の宗次の若いころのお話。
独特の味がある
以前、WOWOWのドラマは2期とも見ていた(これもまた良かった)が、原作は初体験。
なんというか、絵が非常に味わい深い。
女性作家という事もあり、少女漫画的なタッチではあるが、シンプルながらも目で表情を語るという感じか。
途中まで読んだ限りではドラマ版と同じ展開(もちろん、マンガの方がオリジナル)で、ストーリーも興味深い。
良い作品だと思います。
Posted by ブクログ
表紙の宗次さんに釘付け…!
なんて艶っぽい表情なのだろう。
さらい屋五葉の時より格段に良くなってる。
オノ・ナツメさんの絵は、版画のような潔さがある。
直線的でモノトーン。どこか荒削りなようでいて、計算しつくされた構図は見事というほかない。
赤目一味を抜ける時の、二人の立ち姿(とコマ割り)がカッコ良すぎる!
「さらい屋五葉」で、五葉の後見人的役割をしていた仏の宗次の若かりし頃が舞台。
イケメンなのに悪党だなんて、なんだかズルい!
でもオノさんの絵には、そういうのがとても似合う。
あの人もいい顔してるよなぁ…と思ったら、やっぱりそうなのね!?
(気になる方はぜひ、ご一読を♪)
赤目一味を抜け旅立つ二人が、これからいったいどういう風に名のある盗賊としてお頭になっていくのか、楽しみだ。
Posted by ブクログ
オノ・ナツメさんって…時代劇も、現代モノも、海外の話も、どれもしっくりきて不思議ですよね~♪
男前な悪党二人組、最高ですっ(*^^)v
まだ、これからって感じだけど、今後に期待できるスタートですね☆
Posted by ブクログ
いろいろなところで出会っていた、オノナツメさんのイラストは、
すごくすっきりしていてスタイリッシュで。
いつか読んでみたいな、って思っていて、
そこで出会ったのがこの本。
時代物がケッコウ好きみたいで、「これなら」って購入。
すこしわかりにくいかな、って思ったんだけど、
でもそれを乗り越えるくらいにその絵が魅力的で、
一気に読み切りました。
うーん、次ちょっと、気になるかも!
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この人の、このタッチがとても好き。
ちょっと見直さないと何が起こってるのか分かりづらいところもあるのだけど、見せ方が粋っつうか素敵過ぎ。
あと、なんだろな。紳士と交流がなければ醸し出せない男の美しい行動をさらっと描いてくれる重みが好き。
正直・・・その辺のことを求めていつも買ってしまうので、話に関しては言及を控えさせていただきます。
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オノ・ナツメの時代物。
しかもさらい屋の登場人物の若かりし日のお話:D
相変わらずオノさんの持つ独特な空気感、世界観が素晴らしいです。
画集も一緒に買えば良かった!
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時代ものもすっかり板についてきた感じ。なかなか期待できる出だし。
同じ時代ものの「つらつらわらじ」が三頭身なのに対して、こちらは八頭身。
確かにそれぞれこの頭身がベストと思えて、頭身のつかいわけも本当に上手。
Posted by ブクログ
悪くて色気のある男のコンビの珍道中。古くはルパンと次元が思い出されるこの設定と、合間合間の男子ならではの会話に、中学生の頃の感性が刺激される。
しかしこの人は、なんでこんなに男の群像を描くのがうまいのか。
Posted by ブクログ
安定のオノ・ナツメクオリティ。派手ではないものの、丁寧な人物描写がこれからの展開を期待させる出来になっています。「さらいや五葉」が好きだった人に特にオススメ。
江戸時代の盗人の物語。
作画に独特の味わいがあって雰囲気があります。
只、髪型や服装が似ている(時代劇なので致し方ないけど)のでキャラクターの見分けがつきにくかった。
盗人の裏社会を丁寧に描かれているので物語は面白い。
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この人の絵が好みで読んだ事はまだ無いけど読みたいなーなんて
一昨年くらいかな、まあそれくらいに出会ってから読みたいと思ってた。
誰かさん、いつでもプレゼント待ってます(^-^)
Posted by ブクログ
雑なようでどこまでも計算されつくしているオノ・ナツメさんの絵が大好きです。
盗賊・赤目一味の跡目問題から、一味を離れ、「でっかいこと」をやるために旅立つ弁蔵と宗次の物語です。
Posted by ブクログ
オノナツメさんのは登場人物の見分けがちょっと付きにくいとこがあるのでスラスラと読み進めないのが残念なところ。絵は好きなんだけどな。版画のよ様なトーン使いとか。ドンと盛り上がるわけじゃないけど続きは買ってしまいそう。
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購入
オノ・ナツメの新刊。
最近時代物が多いのは何故なんだろう。
「さらいや」とはまた違う雰囲気で、
若干コミカルなような、軽快な印象。
キャラクターの目力が増しているような気がするので、
迫力というか、色気というか、オーラのようなものが
それぞれの人物からより感じられる気がする。
今のところ複雑な流れもないので、
「さらいや」より読みやすいと思う。
Posted by ブクログ
イタリア舞台の話の方がやっぱり面白い、というのが率直な感想です。
五葉やつらつら〜も合わなかったので、どうかな?と思いながら読んだんですが、前者よりは分かりやすくて良かった。
登場人物を固定してくれた方が絶対良いです。
雰囲気で人の見分けはつくけれど、どこまでいっても「雰囲気」な書き分けなので、読み進めていくうちにこんがらがる。いつも。
幼い子が読む作品ではないので「いつも同じ服装」でなくてもいいんですが、表情・服装・トーンも似たり寄ったりなら、もう少し分かりやすくしてくださっても罰は当たらないのでは…泣
イタリア話推しだからなぁ…(しつこい)
Posted by ブクログ
オノナツメ先生の新作はまたしても江戸時代もの!
オノナツメプレゼンツ江戸版「相棒」といったところだろうか?…でもふたりは岡っ引きではなく泥棒だけれど。(だからルパンみたい)
読み味は「さらい屋五葉」とそんなに変わらないのだけど、今回のほうがエンタメ的。(あとちょっと色っぽい)
旅の道程、立ち寄る町で出会った厄介ごとを
ふたがしらが夜陰に紛れて解決。
(するような、しないような…)
先生の気が済むまでとにかく思う存分江戸を描いてほしいと思います!