【感想・ネタバレ】ふたがしら 6のレビュー

あらすじ

すれ違いを重ねる弁蔵と宗次。
しかし、それを見かねた芳の取り計らいにより、
ふたりはともに目指すべきものを再確認した。
その矢先、叶屋の策略にはまった芳が窮地に。
芳のもとへ急ぎ駆けつけた弁蔵と宗次が見た、
信じがたい光景とは…。

ここがふたりの分かれ道となるのか……
オノ・ナツメによる江戸活劇、第六集!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

要石だった芳が赤目の手の者にやられてしまう。重しがなくなった壱師の崩壊。

鬼の弁蔵。
感情の強さが行動に直結してしまう、情の深さ。もともとの身体の強さがたたって、暴力になってしまい、周囲から恐れられてしまう。
仏の宗次。
理性が優先して行動する冷徹な性格だけど、弁蔵と対比されるゆれ、その冷静さが親しみを呼ぶ。

鬼と仏の評価は、ふたがしらそれぞれの本質とは逆。それに苦悶していく弁蔵と宗次。二人が、その評価を受け入れていくことを決めるのは、赤目の親分の遺言。
タイミングはこれ以上なく間違っている。聞いたところで後戻りできるわけでもなく、やり直せるわけでもない。
それでも、進むことをきめたのは「でっかいこと」をやるといって、赤目を飛び出た自分達への意地。と憧れの人だった辰五郎への後悔と謝罪。

間違えてきてしまった人生を、やり続けなければならないふたがしら。どこでこうなったのか?それも遺言をきいたことで、知ってしまうという苦しみ。
苦しいなぁ。

0
2018年01月10日

Posted by ブクログ

二人がお互いにすれ違いながらも、お互いの行き先を確認しているってことでいいのかな。
どうにも忘れちゃうんだよなあ、前回までの流れを。

お話が完結したらまとめ読みして、そのまま五葉まで読みきっちゃう方向で、ストーリーを追い直そうと思います。

0
2016年02月14日

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