あらすじ
高校最後の夏。「ツール・ド・沖縄」ジュニア国際120キロロードレースで、最後の追い上げもむなしく、またもライバル・藤沢に敗れた麟太郎。世界最高峰の自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」を目指す2人は、レース後に互いの夢を語り合っていたが、そのとき突然、麟太郎の家族が交通事故に遭ったとの急報が届く。一瞬にして母妹を亡くし、植物状態の父を養う運命を負った麟太郎は、金を稼ぐためにロードから競輪への転向を決意して…
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Posted by ブクログ
競輪漫画です。
競輪というと、ギャンブルのイメージが強いのですが、この漫画はスポーツとしての競輪の姿と人間ドラマが詰まってます。
競輪学校の話が中心のシリーズ第一巻です。
オススメです。
面白い!
面白い!
主人公がスポ根的で、イマドキの流れからしたらやや古くも感じるが、今の世の中逆にそれが新鮮。
比較的読者が入り込みやすいロードバイクを基礎に、競輪に入っていくという流れもわかりやすい。
ロードバイク系の有名マンガ「弱虫ペダル」や、同じ公営ギャンブルを題材にした「モンキーターン」などと比べると、かなりリアル系。
(その分、個々のキャラの立ち方は弱いが)
これらが「少年マンガ系」として、そして本作は「青年マンガ系」として十分にアリだと思う。
続きも読みたくなる作品。
自転車好き、ちょっと変わったジャンルのスポーツ系が読みたいという人には十分お勧めできます。