舞台は中国・春秋戦国時代。戦乱の世を終わらせ、中国を統一するという目的を掲げる政(後の始皇帝)と、低い身分でありながらも、大将軍になるという野望を胸に邁進する信の物語。
主人公が己の才覚のみを駆使し、底辺からのし上がっていくという、成長ドラマ的な面白さはもちろん、本作の一番の魅力は、個性的すぎる登場人物にあります。まず、どの人物もみんな「濃い」! 勧善懲悪などありえない戦乱の世だからこそ、誰もが己の信じる道を目指そうとします。熱い魂を秘めているという意味では、敵も味方もみな同じ。徹底して「人間」を描いているからこそ、彼らの生や死がリアルな実感を伴って胸に迫ります。
また、迫力ある戦闘シーンや、ピンチからの逆転劇など、単純にわくわくするシーンも盛りだくさん。テレビ番組「アメトーーク!」の「キングダム芸人」でも取り上げられ、ますます熱い盛り上がりを見せる。
感情タグBEST3
熱いぜ
匿名 2023年12月24日
ちょーーーー面白い!!!!!
めっちゃ先が気になる!!!!
敵のセイキョウがどの角度から切り取ってもクソ中のクソなのが良い!!
悪役って垢には悪の美学ありって感じで、時には主人公より情を持って行かれるパターンもあるけど、セイキョウがクソ過ぎるから100%でシンを応援できる!
頑張れシン!!!
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匿名 2023年12月18日
歴史漫画を読むとき、その作家さんが誰を選んで漫画にするのか、その段階ですでにドラマがあると思ってます。原先生が選ぶ人物は、描きたいのは始皇帝なのかぁ、と漫画家をリンクさせて考えるだけで楽しいです。
匿名 2023年12月09日
うおーっ!戦いに戦いのオンパレードだ
強いヤツ多すぎ。でも物怖じしない信をみてると気分強くなるわ。
こうなれば山の民も凄く頼もしい。
でもってテンをみると少し癒される。
完全なヒール役である成キョウの顔や立ち振る舞いの憎たらしさが面白さを増してますね。
憎たらしい分、最後に倒されるのが楽しみで見ちゃいます。
四面楚歌の状態で秦王が考えていた予想外の秘策。それを成すために異界の地・山界に足を踏み入れる秦王と主人公たち。
王弟との戦いに至るまでもハラハラドキドキで目が離せません。
力を合わせてやっつけろ
しかしランカイはでかいです
あんなの反則ではないか
まぁ敵が脅威であればあるほど
ドキドキワクワク
次巻も買います
ランカイが強すぎてどうやって勝つのかハラハラしました。
弟もこの段階では悪役極めてて好きになれなかったけど後々のエピソードで好きになれるから不思議。
信の武が遺憾なく発揮されていてスカッとする巻。山の民との連携も良い。一方で防戦で耐え凌ぐ政の方は見ていてつらい展開だが、王としての器の大きさを所々で見せつけてくる。決着はついていないものの、主人公たちの良さが十分描かれていて良い巻だった。
王宮での戦い。山の民がめちゃくちゃ強くかっこいいです。あと一歩のところまで来ていますが、王騎将軍の動きが気になる。
山の民
匿名 2021年05月01日
山の民の強さ。その中でもバジオウがほんと、ただただ強くてカッコいい。
バジオウが活躍するとこをもっとみてみたい。
ついに王宮へ。頼もしい仲間もたくさんいますがやはり信は強い。相手も相当な手練れのようですが信なら勝ってくれるという確信が皆にあるような気がします。
Posted by ブクログ 2020年05月09日
著者の原先生のインタビューを読んだ。打切り寸前の頃、井上雄彦先生に相談したところ、「信の黒目が小さいだけ」と言われたそうだ。この4巻あたりから絵が変わってきたとのこと。
こんなに面白いマンガが打ち切りにならなくてよかった。
いとも簡単に人を真っ二つに斬る左慈と、片手で人を潰すランカイの化け物さにヒヤリとするが、信や山の民もそれらとおなじくらい強く、展開も面白い
Posted by ブクログ 2014年07月06日
武将・李信と始皇帝を描く春秋戦国大河。圧倒的兵力差の中、王都奪還に奮戦する政。別動隊の信らは迂回路から王弟・成キョウのいる本殿を目指す。激しい劇画バトルが美麗でカッコイイ!
Posted by ブクログ 2023年12月28日
今までは主人公の信側のキャラが立っていたが、この巻では敵のキャラが立つ。
かつての敵でたる山の民の人間性も分かってくる。
また、名前不明の山の民に肩を貸す信の一部始終。言葉や表情の表現のコマは少ないのに、泣ける。
これを面白い漫画を描く為にあえて行っているとするならば、作者は天才だと思う。
テンポよく進んでいく物語は見ているほうとしては面白く、読みやすいと感じる漫画だと思います。
ただ中華統一までを描こうと思うとかなり長い話になると思うのでハマってしまったら最後かなと思います。
適度に読み進めていこうと思ってます。
一つ一つが全部劇的に見えてきて 見始めたらもう止まらない。信の目力がものすごく強いなと冒頭から思っていたけれど もはや登場人物全員の目力が強くて 読んでいて思わず圧倒されてしまう。どんな時に開いても そこからどんどん引き込まれていくのが 流石の作品です。
どんどんスピード感を増して、戦いはいよいよ佳境へ入って来ました。
ランカイも暴れまくりですが徐々に戦いは決着へ向かいます。
活躍する主人公らはまだまだ子ども。
なのに、セリフのひとつひとつに力がこもり、迫真にせまってくる。
命が平等でなかった頃の、負けない精神と努力。続きをすぐに読むことに。
Posted by ブクログ 2019年05月12日
右龍の回廊からのランカイとの戦いがメイン
ボケ、ツッコミ、狂言回し、アドバイス、熱いキャラと壁が万能すぎる。
単純過ぎる目線に、壁の視点が追加されることによって、
話がより面白くなっていると思われる。
Posted by ブクログ 2016年01月09日
人斬り剣豪左慈(剣の強さ速さとも最強。敵を倒すときは体を半分にしてしまう。)に謎の怪物ランカイ(刀で斬っても深く刺さらない)と敵の設定がいいですね。
Posted by ブクログ 2013年05月12日
ついに王都内に潜入することに成功する政軍だったが、門内に入れたのは50名のみ。信たちは別働隊として右龍(右側回廊)から進むが、そこには秦軍随一の武将左慈が待ち受けるのだった。力も速さも秦随一を誇る左慈に、信は戦いを挑むのだが……。
Posted by ブクログ 2013年04月21日
血沸き肉躍る、とはまさにこういうことかな。
というほどの躍動感にあふれる一巻。
読んでて、自身がバシュバシュと斬り進んでいくような錯覚にさえ陥らせてくれる回だったなぁ。
続きに更に高まっていく期待!
Posted by ブクログ 2012年06月14日
4巻。
王座を奪還する為に政(後の始皇帝)は、少数の兵で弟を倒しに行く。兵力は少なくても、ちゃんとした状況判断と知恵があれば、切り抜けることができる。多分、運の要素は大きいと思うけどさ。
いやー5巻が楽しみ。
左慈もしかりだが、この作品最初から敵が強すぎて、インフレが上手くいってないんだが、作品の勢いが勝ってるんだなぁ。関係ないけど今見ると作者の結婚報告があるのが辛い。