舞台は中国・春秋戦国時代。戦乱の世を終わらせ、中国を統一するという目的を掲げる政(後の始皇帝)と、低い身分でありながらも、大将軍になるという野望を胸に邁進する信の物語。
主人公が己の才覚のみを駆使し、底辺からのし上がっていくという、成長ドラマ的な面白さはもちろん、本作の一番の魅力は、個性的すぎる登場人物にあります。まず、どの人物もみんな「濃い」! 勧善懲悪などありえない戦乱の世だからこそ、誰もが己の信じる道を目指そうとします。熱い魂を秘めているという意味では、敵も味方もみな同じ。徹底して「人間」を描いているからこそ、彼らの生や死がリアルな実感を伴って胸に迫ります。
また、迫力ある戦闘シーンや、ピンチからの逆転劇など、単純にわくわくするシーンも盛りだくさん。テレビ番組「アメトーーク!」の「キングダム芸人」でも取り上げられ、ますます熱い盛り上がりを見せる。
感情タグBEST3
りぼくもすごい
匿名 2023年10月16日
民の異常な士気の高さに違和感を覚えるりぼく。大将軍がいてもこうはならない。それを思ったりぼくはまさかの可能性も視野に入れるのは、さすがです。
Posted by ブクログ 2017年12月01日
再読4〜5回目。
合従軍(というか李牧)との蕞を巡る戦い。
嬴政が陣頭指揮を執ってもなお極限まで追い込まれ、もうダメかと思ったときの楊端和の登場に、そのかっこよさなのか心強さなのかもう泣ける。
キングダムの中でも特に感情揺さぶられるシーンの一つ。
Posted by ブクログ 2013年10月23日
遂にあのお方がお出まし!!そして最後は「うおおお行けぇぇーーっ!!」と叫びたくなる引き、たまらんです。
今回はカバーをめくってもお楽しみが(笑)
熱いです!!破格の援軍目頭が熱くて熱くてこみ上げてくる事この上無しです。
良いところで続くなんて気になって眠れません
次巻も買います。
Posted by ブクログ 2020年02月14日
まさかの楊端和。ここに来てまた激アツな展開。
ただ龐けんがいる限り微妙よなぁと思ったら信が。
どうなることやら。
大王の力がどれほどに偉大なのかを知らしめる蕞での攻防戦。今後の政治ゲームでもかなり有力になってきそう。
Posted by ブクログ 2020年02月08日
大王脱出案がでて、信が政を説得することになりましたが、二つ返事でお断りのお返事でしたね。まぁ、ここで脱出したら幕末でいう、徳川慶喜と同じ扱いになるから、「ない」とは思いましたが。
そして奇跡が起こりましたが・・・この奇跡は本当に予想外!そうきたか!って感じです。
ひさびさに楊端和様ご登場はちょっと...続きを読むうれしいです。
そして信vs龐煖は・・・どうなるの?
当然即、続きを手に取りました。→33に続く
Posted by ブクログ 2019年07月14日
うわ~!もうこの巻、いろんな意味で泣きっぱなしだった!!
蕞を守るため、秦を守るため、政を守るため、立ち上がった民間人たち。
しかし、その戦いにも少しづつ疲れと陰りが見えてくる。
そしてついに門が開かれようとした時に奇跡が…
さらに信の前に王騎、麃公を討った寵煖が現れ…。
33巻へ続く!
Posted by ブクログ 2019年05月26日
精神論というのは、馬鹿と悪人が使うと危ない。
人を惹きつけ奮い立たせる、人のモチベーションをコントロールするというのはすごく難しいからこそ価値があることだ。
そりゃまぁ、フィクションではあるがこれだけのことができる嬴政は、作中でたまに出てくる「傑物の類」と言わざるを得ない。
Posted by ブクログ 2019年03月16日
再読。読み直しの今回でさえ、登場の見開きを見た瞬間に感動のあまり全私がスタンディングオベーションし、身体中の穴から涙を流した後勢いよく座った椅子ごと後ろに倒れて地下100メートルまでめり込んだ。ありがとうと言いたい。
ダメージのある打撃とは別に、一撃の軽重を以て人間を臆度する信。王騎将軍曰くの「思い...続きを読むが全て この双肩に重く宿っている」というやつだろうか。大将軍に憧れる人間にとって、武力のみに特化した人間の攻撃は、身体に響いても精神には響かないということ?とはいえ、信も本当の限界が近づいていて。合従軍編の終わりが近い。次巻も楽しみ。
Posted by ブクログ 2017年05月28日
まさかまさかの援軍!
そしてすっかり存在を忘れてたころに出てくるホウケン‥。
士気があがったときにはこちらも高揚し、士気がさがってしまったときにはこちらも絶望の淵に立たされ泣きたくなる。
こんなに一緒に戦ってる気分になれる漫画ってあるのか。
Posted by ブクログ 2016年08月18日
政の計り知れない先読みの力。そして政を信じて集まる仲間たち。山民族の出現は鳥肌が立ったが、そんなまさか……って感じもした。
勝ちが見えた戦にもかかわらず、ホウケンへ戦いを挑む信。
すべては大将軍への道のため。
Posted by ブクログ 2014年01月19日
サイ(草冠に最)防衛戦。敵の夜襲を恐れて寝付けない兵たちを労いながら政が回る。
籠城が続き限界を迎えた民兵たちを鼓舞するため政は前線で戦い負傷する。
大王がサイ城にいることに気付いた李牧は、総攻撃をかけ、ついに城門が破られる……。
Posted by ブクログ 2021年12月01日
民兵達の覚醒 危機度の平均化_転覆寸前の蕞の城は_この介億の増援策によって絶妙なバランスの元に保たれていたのである 破格の加勢 マウスピースの始まり
Posted by ブクログ 2013年11月08日
さいを攻められ続ける。政と介億のお陰でなんとか持ちこたえる。絶え間なく攻めてくる李牧の兵。しかし、予想以上に皆頑張り抵抗するため、予想の2日以上も耐える。政は戦いの中負傷してさらに危機になる。が、それを乗り越え士気を上げる。所が、城門を開けられ城が落ちてしまう寸前。まさかの山の民の援軍。龐煖(ほうけ...続きを読むん)が邪魔をする。それに対応する信。怒涛の如く、戦いつづける話だった。読んでいる方も休む間もなく読み終わった。