あらすじ
滅ぼすか、滅びるか──。退路を断ち、秦趙激突!! 趙の国門・列尾を捨て、一見無関係と思える小城へ次々攻め込む王翦軍。戦略家・王翦が企む驚愕の一手とは…!? 一方、李牧は邯鄲に到着。秦軍を迎え撃つべく王都を奔走するが…!? 秦趙の行く末を懸けた戦いは、かつてなき大戦争へ…!
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舞台は中国・春秋戦国時代。戦乱の世を終わらせ、中国を統一するという目的を掲げる政(後の始皇帝)と、低い身分でありながらも、大将軍になるという野望を胸に邁進する信の物語。
主人公が己の才覚のみを駆使し、底辺からのし上がっていくという、成長ドラマ的な面白さはもちろん、本作の一番の魅力は、個性的すぎる登場人物にあります。まず、どの人物もみんな「濃い」! 勧善懲悪などありえない戦乱の世だからこそ、誰もが己の信じる道を目指そうとします。熱い魂を秘めているという意味では、敵も味方もみな同じ。徹底して「人間」を描いているからこそ、彼らの生や死がリアルな実感を伴って胸に迫ります。
また、迫力ある戦闘シーンや、ピンチからの逆転劇など、単純にわくわくするシーンも盛りだくさん。テレビ番組「アメトーーク!」の「キングダム芸人」でも取り上げられ、ますます熱い盛り上がりを見せる。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
蓁王翦将軍は、列尾を捨てて鄴を攻める。圧倒的規模の鄴を落とす為の王翦将軍の秘策は、列尾から鄴までの道中でその間の小城を攻め、そこに住む人々を鄴へ送る事。
その為、鄴には人々が溢れ、イナゴ状態。鄴内は食糧危機に。蓁軍vs趙軍は兵糧攻め合戦に。
ここで王翦将軍は、軍を、
桓騎軍vs鄴
楊端和軍vs 遼陽
王翦軍vs 閼与
と3つに振り分ける。
飛信隊は玉鳳隊、楽華隊と共に、王翦軍について趙軍総大将の三大天李牧のいる閼与で戦う。
王翦将軍の大局観に痺れます。
どこまで先を読んでいるのか。
そして、玉鳳隊や楽華隊の成長。
胸が熱くなる。
おうせんとかんきのやり取り
頭の切れるおうせんとかんきのやりとりは決して多くはないのですがお互いを認め合ってる感じがとても好きです。
イナゴ⁈
イナゴ作戦なんですね。
恐ろしい作戦です、想像もつかないですね。
敵も面食らったことでしょう、どうなる事やら…
しかし面白すぎです。
次巻も買います。
絶妙の戦術と戦闘描写
戦術による戦局の揺さぶりという大きな話と、主要キャラクターの戦闘での活躍がバランスよく描かれていて良かった。特に戦術の話はボードゲームのような説明が入りすぎるとつまらなくなるが、戦術の妙と分かりやすさをうまく両立していた。
So Cool
It is good to learn Asian history and their culture although the story includes fiction.
Posted by ブクログ
すっかり忘れてたけど、王賁って王扇の息子だったね…。
親子の確執を乗り越えて成長していくの楽しみにしてる!
蒙恬は頭がいいからなぁ。
期待通りにできる子!
李牧vs王扇、どんな戦いになるか序盤からワクワクするね。
李牧と王翦の巻
初登場以来、その強さから常に憎々しい存在であった李牧。この巻で、初めて、李牧頑張れ!と李牧に肩入れしてしまいます。総大将王翦将軍が、意外に喋ります。
王翦が光ります
楊端和や李牧や、傑物が集まるこの戦で、やはり今回の主要人物は王翦なのだなぁと、改めて思いました。総大将に相応しい、総大将です。戦略も、オーラも、力も、全て兼ね備えてる王翦は、見ていて圧巻です。王賁の父親としては、若干、冷酷すぎる気もしますが、この時代らしい武将です。
Posted by ブクログ
兵糧攻め返し。
でもこれ鄴を取れたとしても城に入った時には、こっちの兵糧もギリギリで逆に包囲されてしまうとなかなかキツそうな。魏は騰軍が楚は蒙武軍が戦ってて援軍に来れないとすると詰んじゃいそうな気が。
左翼から動き出して、右翼も動き出した。
とりあえずはがっつりと組み合った形かな。
王賁がさっそく馬南慈と一騎討ち。
飛信隊が隠し球にされてるけどどこで出てくるのか。
Posted by ブクログ
イナゴって何のことかと思ったら・・・そうか。
それからいつも思っていたのですが、山の民ってめっちゃ軽装やけど弓などの攻撃に耐えられるん?そのぶん破壊力が高いから何とかなってるんかな。
それから・・・蒙恬に惚れそうでコワイ♪
「狩場へようこそ」の時の蒙恬の表情が最高です。
みんな優秀
だけど、李牧は悲しきサラリーマンのようだなぁ。
上役が無能なばかりに独りでモチベーション上げて部下全員を動かしていかなきゃならないのか。そしてちょっとしたミスでも責任が…
離眼の人々もいい働きをしてる。
どう見てもいい人だから、少しでも長く生きて欲しいなぁ。出来れば最後まで生き延びて、村を治めて欲しいなぁ。
Posted by ブクログ
王翦が苦労して取った趙の列尾城を捨てた!?
そして次々と小都市の城を堕としていく
その狙いは…民衆=イナゴ!?
そして朱海平原
ついに趙の宰相・李牧VS秦の武将・王翦の戦いの火蓋が切られる…。
王翦の作戦!
そういうことか!
49巻へ続く!
Posted by ブクログ
領民を解放していたの、そういう意味だったんだ!でもそれで勝ちが決まった訳じゃなく、いよいよここからが軍隊同士の決戦。主人公・信のみならず、他のルーキー達の成長振りも存分に発揮されそうで、そういう意味でも期待大。いや~、面白し。
ウシャねこ
キングダムは読むとすぐ物語の中に入り込む事が出来る漫画ですね。史実がベースでしょうから、調べれば今後の展開がわかるのでしょうが、今巻もドキドキハラハラ…早く続きが読みたいです。
Posted by ブクログ
作戦がすごいなぁ。戦争って最高に面白いゲームなのかな?って思っちゃう。ダメな事だけど。王箭、何も言わないし不気味だから好きじゃなかったけど、興味が湧いてきた。作戦の配置、気になる。次の巻は飛信隊のすごい活躍があるのかな…?とワクワクです。
Posted by ブクログ
ここからは純粋な力比べになりますか。まあもちろん裏の方では何かやってそうな気がしますが(こっちもあっちも)。
ダメ趙王再び登場。彼がもし王都の軍を動かしてもいいよと言ったら、秦は負け決定だったような気がする。もちろん、昌平君は「李牧が言ってもあの王はダメ」ぐらいは頭にあったと思うけど(描写がないので不明)。そして王太子が超いい奴だった。彼が王だったらよかったのになと同情する。李牧が呂不韋のような奴だったら王殺されてたんじゃ……。
賁様は父親のことになるとやっぱり感情的になって、かまってちゃん的になる理由をそろそろ知りたいな。あれだけイケメンでオレ様なのに、そこだけ子供で相当見苦しいんで。蒙テンが王翦に言った言葉を考えると、相当賁様苦労してるんだろう。2人の確執をそろそろ描いてほしい。
Posted by ブクログ
ついに始まった秦vs趙の存亡をかけた合戦。
合従軍以来の久々の大戦である。
王翦vs李牧の知略対決から始まり檄アツの開戦!
ここ最近で一番面白い巻だったかもしれない。
しかも主人公がたぶん10コマぐらいしか登場しないという。笑
個人的には今まであまり描写が無かった王翦&桓騎の2ショットに「やっぱお前ぶっ飛んでんな。王翦」にグッときました。