あらすじ
大将軍の生き様。
明らかになる六将・摎にまつわる過去。そして、両軍総大将が戦う最終局面で、ついに侵攻作戦の絵図を描いた張本人・李牧の奇襲が――! 秦趙決戦、ついに決着!!
舞台は中国・春秋戦国時代。戦乱の世を終わらせ、中国を統一するという目的を掲げる政(後の始皇帝)と、低い身分でありながらも、大将軍になるという野望を胸に邁進する信の物語。
主人公が己の才覚のみを駆使し、底辺からのし上がっていくという、成長ドラマ的な面白さはもちろん、本作の一番の魅力は、個性的すぎる登場人物にあります。まず、どの人物もみんな「濃い」! 勧善懲悪などありえない戦乱の世だからこそ、誰もが己の信じる道を目指そうとします。熱い魂を秘めているという意味では、敵も味方もみな同じ。徹底して「人間」を描いているからこそ、彼らの生や死がリアルな実感を伴って胸に迫ります。
また、迫力ある戦闘シーンや、ピンチからの逆転劇など、単純にわくわくするシーンも盛りだくさん。テレビ番組「アメトーーク!」の「キングダム芸人」でも取り上げられ、ますます熱い盛り上がりを見せる。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
5点、5点以上はないのか?!?
星5つじゃ足りない!もっと!
と思わずにはいられない。
この16巻。
例えばファンタジー映画にして初のアカデミー賞作品賞をとった「ロードオブザリング王の帰還」。
三部作の三作品目にしてとった作品賞。
私は王の帰還が優れている作品というのだけでなく、ここに続いた一作目、二作目への評価も入っていると思う。
それとこの16巻に対しては同じ思いを抱く。
この16巻だけでも、素晴らしい。
天下の大将軍王騎の生き様を思うと。
それだけではなく
「キングダム」という漫画として考えても
よく16巻でここまできたな、という感動もある。
そして16巻。
たった一巻でよくここまで盛り上げて書ききったな、と。
何か、もっと、アカデミー賞のようにわかりやすい賞はないのか、
もっと王騎将軍を讃えるのにふさわしい何かはないのか!と模索してしまい胸を掻き毟りたくなるほどに、王騎将軍を失ってしまったのが口惜しい。
でも、わかる。
失いはしても、みんなの心の中に王騎将軍が生き続けることが。
だからこれからも読んでいきたいと思える。
命が尽き行く中でも、
童信に対して”将軍たるものは何か”わかるようにヒントを与えたこと。
教えるでもない、突き放すでもない、
感じることの手助けをする。
その塩梅にも脱帽。
王騎はきっと…いいお父さんにもなったんだろうなと思うとより一層すでに誌面が見えないほど流れていた涙が増す。
キョウ(漢字でてこない)との、ね、
いよいよ最後の一つですね
にね、もうハートは鷲掴み。
あの世で仲良くいてくれればいいな。
キョウとのこと、
闘い様、大将軍たるや。
信たち兵に対する檄。
逃げ切り、死にゆく。
ここまででも、もうゲージはオーバー!
振り切って涙は止まらず最高!!!!!
なのに最後の最後にだめ押し。
昌文君と政の話。
あの王騎が政を認めていた。
。゚( ゚இωஇ゚)゚。
本当に大きな存在を亡くした。
惜しい。
王騎ってすごいなー…。
もう、なんていうか、茫然。
生きて帰れた人もいる、戦いは一旦終結。
でも拭いきれない喪失感…
はあ…と思って家に帰ってまさかのーーーー!
とてもホッとしました。
どこを切り取っても、最高。
16巻、素晴らしいです。
読むときは気をつけてくださいね。
電車とかで読まないでね。時間のないときに読まないでね。
たっぷり時間をとってどっぷりハマってください。
王騎様。どうか安らかに。
Posted by ブクログ
武将・李信と始皇帝を描く春秋戦国大河。王騎の過去と大将軍の生き様が語られ、そして全てを操る趙軍軍師・李牧の策が秦軍を追い詰める! 王騎かっこよすぎる。今回は悲恋がアツい。
Posted by ブクログ
龐煖(ほうけん)と王騎の一騎討ちの最中、秦軍後方に李牧の援軍が到達。これで戦いの趨勢は決まり、王騎は死地で秦軍の退路を確保しようとするが。摎(きょう)のエピソード、龐煖との死闘、まさに天下の大将軍ここに極まれり。信は大将軍王騎の姿に何を見るのか。
Posted by ブクログ
王騎将軍のために読んでいたと言っても過言ではない的な漫画なのですが、ということでついつい読んでる途中で涙がね…
この巻では王騎将軍の過去も明かされたりしてかっこよさが際立ち過ぎな一冊でした。11巻からここまで一気読みしちゃった。
王騎将軍の大きさははかり知れない
どの大将軍より影響を与えた方だと思いました。
李牧かっこよくて頭もいいので好きだったけど…💦
今後の展開がさらに楽しみです!!
Posted by ブクログ
この巻ではめちゃめちゃ王騎将軍かっこよくて、ファンになった最高の瞬間に逝ってしまった。
まさかここから王騎将軍が活躍していくと思ってたので、すごくすごく残念だった。
でも最後の最後まで将軍を貫き、みんなを率いていたのはさすがだった。この巻は忘れられない巻だ。
Posted by ブクログ
王毅将軍の最後。作者の後書きが心に沁みる。
この先がどうなって行くのか。最後の結果は勿論知っているが、その過程が楽しみ。
また、だんだんと登場人物が増えてきて、細かい理解も追いつかなくなってきた。
一周したら再読が必要かな。
匿名
明かされる王騎の過去
王騎が好きで今回の主役級の登場に心躍らせていましたがそれもおわり、
悲しいけれどいい最期だった
匿名
キングダムで一番泣けるとこ
おうきの最後のシーンはキングダム史上最も泣けるシーンの一つではないでしょうか。
武士として戦いの中で死ねるのは本望、というのはほんとにかっこいいですね。
これは!
一人一人の兵の生き様戦い方、各役職ごとの視点、大将の哲学や戦略が見事に描かれ、考えさせられる。劇画という媒体でここまで生々しい戦場を描いたのは珍しいのではないか。エンターテイメント性ももちろん抜群で、一気に読みすすめられる。
李牧!!
いやー泣いちゃいました。
ほんと愕然としちゃいまた。
けどすごくかっこよかったし感動もしました。
頑張れ信!がんばれ秦国!!
先々とても楽しみです。
次巻も買います
巨星墜つ
もうタイトルに書いた言葉に尽きる。信に大将軍から色々なことが受け継がれたようだが、信がそれを咀嚼できていない様子。今後の信の成長にこの巻の出来事が影響していくのだろう。
王騎将軍がかっこよすぎる
この巻が一番好きです!一番胸アツです。信が憧れてた王騎将軍。彼の言葉は読んでいる人たちにも勇気や影響力を与えると思います。流行りで何となく読み始めましたが、今や最新刊まで読んでます。
この巻は王騎将軍が主役の一巻でした。キョウとの回想シーンがとても良かったです。王騎が最後までどうなるのかハラハラしました。
匿名
かっこいい
見た目は気持ち悪いのに、読んでくうちにカッコいいと思えるようになる王騎
王騎が六大将軍になるまでの話をみてみたい
Posted by ブクログ
前半の物語の中で大きな存在感を誇っていた王騎の死に、衝撃を受けました。
まさに「大将軍」に相応しい生き様と死に様でした。彼の意思が信に伝わり、芽吹くことを祈らずにはいられません。
本当に惜しい人を失いました。合掌。
王騎の巻
王騎がこの戦いにかける想いが強そうだったので何事かと思っていましたが、なるほど。予想はついていたけどある人が関係しています。泣けます。かなり好きな巻。
Posted by ブクログ
六将の摎ってなんとなくキレイやなと思っていたらややっぱり女性でしたか。
王騎の「いよいよ最後のひとつですね」に私、キュンとしたのと、涙が出そうになりました。もう忘れているだろうなと思っていたことを憶えていてくれて、こんな形で憶えていてくれたことがわかると嬉しくて泣きたくなる気持ち、わかる。
でもこのエピソードの結末が悲しい。
そしてこの巻と戦いの結末は衝撃でした。そうきたか。
Posted by ブクログ
史実に基づいた作品なのでここで死ぬことが確定していたとはいえ、王騎が死ぬのはなかなかの衝撃。
新しい時代の幕開けとなるんやろうけど、秦はめちゃくちゃピンチよな。
Posted by ブクログ
9-16巻を読む。
涙がとまらん。
王騎、あんなに変なキャラなのに、
しびれる。格好よすぎる。
大きな後ろ盾を失ったけれど、
信も政もこれがあれば生きていけるという
王騎の思いを託された。
こうして、人の世は続いていくんだなぁ。
Posted by ブクログ
秦趙決戦がついに決着ッ!
王騎の壮絶な最期は、今まで読んできた数々のマンガの中でも印象に残るひとつ。
残された人は、「秦」という国で強く生き抜いてほしい。
Posted by ブクログ
王騎が…。
かっこいい最後だったし、キョウのエピソードも良かった。
キョウかわいかったな…。
オマケ漫画、今回も面白かった。
キョウカイは信に恋するのかな。
Posted by ブクログ
感想
巨星王騎将軍墜つ。新しい時代の幕開け。
あらすじ
キョウが昭王の子供だったこと、戦の天才だったことが明かされる。
王騎と龐ケンが一騎打ちをしている間に李牧軍が後詰めで到着する。
騰は趙荘を討ち取る。李牧軍の魏加が放った矢により隙が生まれ、龐ケンの一撃が王騎に入る。
信は魏加を討ち取る。王騎を離脱させるため、騰、蒙武、飛信隊が奮起し、趙から逃げ切る。
Posted by ブクログ
誰に聞いても面白いということで、そろそろみてみようという気持ちでスタート。
三国志が有名であるが、実は現実の中国に行ってみるとやはり感じる途方もない土地の広さ、広大な大地を全く異なる文化が根ざしていて、さらに少数民族が身を寄せ合う。現代をしても、なお根強く残るそれぞれの文化、4000年は伊達ではない。
キングダムは、秦の始皇帝とそれを支えた武人という2人の人生を追っていく人物史だ。いくつもの困難を超えていくことで成長するというストーリー展開で、兵法の面白さと個人の戦いと両面から深掘りしている。
政と信、2人の青年期シリーズは、衝撃の王騎将軍の死で幕を閉じる。戦い、成長し、将軍となることを誓うその後の展開を占うような内容になっている。
あまたの試練、死地を抜け、数多くの武功を挙げたものだけがたどり着けるのが、将軍の地位。肩書きや位が大事なのではなく、眩いほどに光り輝く存在となる。
Posted by ブクログ
中国古典モノが続きますが、本日買ったのは、「キングダム」です。
(本屋に行ったらありました。買い忘れていました。)
このマンガがおそらく将来の李信将軍となる少年が主人公です。
史記や戦国策などの古典がベースになっています。
李信将軍は楚との戦いで敗れるというのが有名です。
最初から集めているマンガです。
心配なのが、始皇帝が中華統一までの期間は
歴史的には短い期間なのですが、
内容が濃いため、いったいどこまで続くのか、
週刊ヤングジャンプで連載していけるのか、心配です。
Posted by ブクログ
強くなっていく少年が熱い、秦の始皇帝にまつわる歴史絵巻。
怪鳥死亡。怪しいながら実力はあるということで、強い存在感があっただけに、ちと残念。
これだけ穴が大きいと、若者が早く育たないと、ねえ。
Posted by ブクログ
摎のエピソードといい
王騎の生き様といい、熱量に圧倒され
だからこそ失うことの悲しさがこみ上げる。
咄嗟に将軍の馬に乗る信の度胸や滅茶苦茶さ、
だからこそ王騎に目をかけてもらえたのだろうとも思うし
矛を託されたことの重みが凄まじい。
貂が無事に戻ってきて一緒にご飯を食べられて良かった。