舞台は中国・春秋戦国時代。戦乱の世を終わらせ、中国を統一するという目的を掲げる政(後の始皇帝)と、低い身分でありながらも、大将軍になるという野望を胸に邁進する信の物語。
主人公が己の才覚のみを駆使し、底辺からのし上がっていくという、成長ドラマ的な面白さはもちろん、本作の一番の魅力は、個性的すぎる登場人物にあります。まず、どの人物もみんな「濃い」! 勧善懲悪などありえない戦乱の世だからこそ、誰もが己の信じる道を目指そうとします。熱い魂を秘めているという意味では、敵も味方もみな同じ。徹底して「人間」を描いているからこそ、彼らの生や死がリアルな実感を伴って胸に迫ります。
また、迫力ある戦闘シーンや、ピンチからの逆転劇など、単純にわくわくするシーンも盛りだくさん。テレビ番組「アメトーーク!」の「キングダム芸人」でも取り上げられ、ますます熱い盛り上がりを見せる。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2024年02月17日
秦国vs趙国。まだまだ続く。異常に強すぎる龐煖(ほうけん)将軍。そして、それも努力で手に入れたと察する羌瘣(きょうかい)副将。
他読まぬ努力の重要性を深く感じる。
武力と知略のかけ合わせ
匿名 2023年06月26日
このくらいの大きな戦となると、武力だけではなく緻密な戦略(軍略)がめちゃくちゃ重要になるのだなと感じます。おうきは知略も備わってるが故の大将軍なのだと感じます。
武功をあげた夜にあんな悪夢の様な事が起こる!!
神出鬼没の武神、マジに最悪のボスキャラ。
無理ゲ-やってるようなもんですね
くわばらくわばら
次巻も買います
飛信隊のはじめての敗走で古参の仲間も死んだりと結構暗い巻。一方で信のさらなる成長が見られる面で負けつつも貴重な話の展開だった。チートキャラ出現で戦場が無茶苦茶だが、信たちの今後の活躍を見たい。
Posted by ブクログ 2020年08月30日
敵軍の総大将により、またその後の追討により半減した飛信隊。
しかし、隊員の犠牲を背負い、信たちは一回り兵として「強さ」を纏いはじめます。
山間部での乱戦も激しさをまし、蒙武がついに龐煖と対峙します。
Posted by ブクログ 2020年05月17日
戦争の歴史を学んで知る度に、その凄惨さと、惨さに嫌悪していた。勢力争いでこんなにも人が死ぬなんて馬鹿馬鹿しいと思っていた。
実際この漫画では簡単に人が大勢死ぬ。実際そうだったのだろうと思う。そしてその紙一重の中で生きたものがその後の歴史を作る。しかし、亡くなった者も、生きたものと同じように歴史を作っ...続きを読むていたのだ。そして、生きると言うことは生かされていると言うことなのだと感じる。
この話を読んでいくと、その戦い一つ一つには何万という兵、数名の将軍の思いがあり、その一人一人には心があり、守るものや仲間がいると感じられる。この巻でも信を守ろうと飛信隊の仲間が命をかけた。その姿を馬鹿馬鹿しいなんて言えなくなる。
今の世の中をつくりあげた過去の大勢の命の犠牲、連なり、歴史の大きさを思う。
戦争が馬鹿馬鹿しいと思えるほど平和な世に生きていることを自覚する。その世を作ってくれた人々に感謝したくなる。
Posted by ブクログ 2020年01月30日
そういえば私はもともと、残虐なシーンが苦手だったのですが、数ページに1回は首やら上半身やらが飛びまくる「キングダム」を14巻まで読めたのは奇跡のような気が・・・
それだけ続きが気になるということなんでしょうね。
それでもさすがに戦闘シーンの連続ではしんどいのですが、たまに昔話や宮廷の話が入るとホッ...続きを読むとします。
この間は冒頭が羌瘣の昔のエピソード。ホッとしました。
がそれもつかの間でしたが・・・
それから信の仲間が一人、悲しいことに。
帰りを待っている村の少女のラフスケッチが切なすぎます。
戦い系の漫画では避けては通れない、仲間の死がつらい。ホウケンの急襲などによって到など信の仲間たちが死んでいくのははやりつらい
Posted by ブクログ 2019年07月02日
暗闇から現れた趙の大将・龐煖は飛信隊の仲間を惨殺。
立ちあがったのは羌瘣。
その騒ぎで趙の軍と秦の軍が対面し一気に戦いの場となる。
信は龐煖に戦いを挑むが…
く~!到と尾到の友情に涙なしでは読めん!
秦と趙の戦の行方も気になる!
15巻へ続く!
Posted by ブクログ 2019年03月05日
再読。趙軍の夜襲によって、半分以下の数になってしまった飛信隊。武将の道は犠牲の道、という王騎。現代で言えば何だろう?私にはまだわからない。
李牧初登場。さわやかさの裏にあるものとは。次巻も楽しみ。
Posted by ブクログ 2017年09月09日
飛信隊の結束に泣いた(っω;`。)
誰一人抜ける人がいないとことか
盾で守ってくれるとことか
皆が信を守るために自ら行動する姿が熱い…!!
いやー、面白すぎる!!
読み終わった後に見る表紙がやばい。グッとくる。
Posted by ブクログ 2014年06月29日
武将・李信と始皇帝を描く春秋戦国大河。趙軍大将・ホウ煖ただ一人の奇襲に手も足もでない飛信隊を逃がすため、羌カイと信は戦いを挑むが…。ホウ煖は三国志の呂布的な立ち位置かな。
Posted by ブクログ 2013年06月02日
武神龐煖(ほうけん)の前に、羌瘣(きょうかい)すら歯が立たない。龐煖の夜襲に感づいた趙将万極(まんごく)軍と秦将干央(かんおう)軍が入り乱れる中、信は飛信隊の「集の力」によって龐煖に向かう。
この戦の中、飛信隊は大きな犠牲を出すことになる。信は大将軍という夢を叶えるためには、それに見合うだけの犠牲が...続きを読む必要なのだと悟る。
Posted by ブクログ 2009年10月07日
表紙の絵にはどことなく荒れが感じられるが,とにかくまだまだ全力疾走している。
「今いちばん面白い中国歴史漫画!」というアオリは伊達ではない。
どこまで頑張れるのか。
もう私は最後まで見届ける覚悟だ。
それにしても週刊連載はあっという間に新刊が読める。
読者はうれしいが……作家はどのくらい過酷なのか見...続きを読む当もつかない。
いよいよ趙との決戦も近いのか!?
ますます次巻が待ちどおしや。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
今巻も文句なしに面白かった。強敵との戦いから始まって、仲間の死、軍とは、将軍になるとはどういうことなのか・・・。主人公の信は戦いを重ねるごとに一歩ずつ成長しているのがよくわかるし、それ以外の敵役から脇役までもしっかりとキャラが作りこまれていて、読んでいて全く飽きが来ない。あー、とにかく早く次が読みた...続きを読むいな。
今回も楽しすぎてあっという間に終わりました。
尾兄弟と信の初めての出会いはクスッと笑えました。
そてし前回もそうでしたが、到のシーンは何回見ても泣けます。本当にいい話。信の為に頑張ってくれてありがとう( ;∀;)
Posted by ブクログ 2012年01月06日
まだ、戦いが続いています。
このしつこさ、「ドカベン」を彷彿させますね。濃いと言い換えてもいい。
まあ、「ドカベン」ほど話が単純ではないので、「いま政はどうしてるの?」とか、気になることは、多くなっていきます。
Posted by ブクログ 2010年05月12日
隊士たちが、気を失った信を守るために、次々と死んで行く。多くの犠牲を出しながら、立ち止まらずに戦場へ赴く。
武将への道は、犠牲の道。王騎は、気持ち悪いけど、強くてカッコ良く見える時が…。困る。