あらすじ
激突! 王翦軍vs青歌軍 紀元前232年 番吾の戦い “宜安”の雪辱を懸けて臨む第二次趙北部攻略戦。総大将・王翦のもと、秦軍は総勢25万の兵を揃え、番吾へと向かう。開戦早々、亜光を討ちに前線へ現れた李牧を追い、敵地深くまで突き進む信だが…!? 一方、中央では司馬尚率いる青歌軍が進撃を開始し…!?
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舞台は中国・春秋戦国時代。戦乱の世を終わらせ、中国を統一するという目的を掲げる政(後の始皇帝)と、低い身分でありながらも、大将軍になるという野望を胸に邁進する信の物語。
主人公が己の才覚のみを駆使し、底辺からのし上がっていくという、成長ドラマ的な面白さはもちろん、本作の一番の魅力は、個性的すぎる登場人物にあります。まず、どの人物もみんな「濃い」! 勧善懲悪などありえない戦乱の世だからこそ、誰もが己の信じる道を目指そうとします。熱い魂を秘めているという意味では、敵も味方もみな同じ。徹底して「人間」を描いているからこそ、彼らの生や死がリアルな実感を伴って胸に迫ります。
また、迫力ある戦闘シーンや、ピンチからの逆転劇など、単純にわくわくするシーンも盛りだくさん。テレビ番組「アメトーーク!」の「キングダム芸人」でも取り上げられ、ますます熱い盛り上がりを見せる。
感情タグBEST3
しりょうさま
しりょう様!!ステキ(//∇//)
さぁどうするおうせんo(^_^)o
しんはどこに行った?
次刊が既に待ち遠しいです!
Posted by ブクログ
今巻もハラハラドキドキの展開。
李信は少ししか登場しなくて、でも戦場はぐちゃぐちゃで、秦軍はドンドン追い込まれていく。次巻以降李信の見せ場が来ることを期待しています。
大前提として、秦が中華統一するのは知っているのですが、常に劣勢で本当に統一できるのか心配になってしまいます。
そして、72巻まできましたが、まだ7カ国のうち1国も滅んでいない状況。原先生が御存命のうちに完結してくれることを願っています。
表紙のキャラクターが一人も今巻には登場しないのが不思議で、おもしろかったです。
青歌軍の猛攻!
表紙に秦王とか色々出てるけど、今回は彼らの出番無し。前巻から引き続き、趙との戦争話です。
李牧の策にまんまと嵌り、怒涛の進撃に窮地の秦軍本陣。危うし総大将・王翦。
今回は両軍の二将軍が致命傷を負うことに。一方、信は李牧の逃げ込んだ砦攻めに忙しい。
満身創痍で駆けつける亜光は、王翦将軍の救援なるか!?
続きがきになる
今回も楽しませてもらった。
次は約3ヶ月後、、、?
おうせんぴんち、飛信隊登場するのかな??
敵も魅力的だけどやっぱり信の活躍に期待。
お茶飲んで和解を
ひとつだけ素晴らしい提案が。
だけどそれを呑めないのが戦争か…
誰かと誰かの喧嘩に大勢が巻き込まれる。
青歌の人々はきっと良い人たちなんだろうな。
秦軍もおなじみの人々、の中でひときわ目立つ恋の炎が…。
Posted by ブクログ
桓騎との死闘を終えた秦軍が、なおも趙北部に挑む「第二次北部攻略戦」。72巻はまさにその “再出発の緊張” に満ちた一冊だった。宜安を落として勢いはある。しかし巻全体に漂うのは、勝利の余韻ではなく、むしろ「これから本当の地獄が始まる」という空気。読んでいてずっと腹の底がざわついた。
秦軍は総大将・王翦のもとに総勢25万を集め、武城・番吾へ向かって進軍する。飛信隊、玉鳳隊、楽華隊も再び前線に並び、それぞれが桓騎喪失後の戦いに挑む覚悟を固めていた。信も王賁も、もう昔のような若々しい勢いだけではない。仲間を失い、重い現実を知り、それでも前へ進む“将としての顔”が72巻でははっきり感じられた。
一方の趙は、国としては混乱の真っ只中だ。李牧追放と復帰を巡る政争は激しく、無能な王は迷走を続けている。それでも戦場だけは異様なほど盤石だった。
李牧が配置するのは、国門・武城と番吾という二重の巨大な防衛線。そしてその奥には不敗の将・司馬尚率いる青歌軍が控える。李牧は焦らず、動かず、ただ「秦軍が疲弊するのを待つ」という恐ろしい戦略を敷いていた。
72巻で最も印象的だったのは、趙軍がまだ動いていないのに、秦軍がすでに“追い込まれ始めている”ことだ。敵が強いという以上に、李牧の布陣全体から漂う圧。静かで、冷たくて、逃げ場のない地形と城郭。「ここから先は、生半可な覚悟では死ぬ」
その緊張がページから立ち上るようだった。
秦軍側では、飛信隊・玉鳳隊・楽華隊の三隊がそれぞれの役割を果たしながら前線へ。特に、信と王賁の関係性が良かった。互いに言葉少なだが、確かな信頼と意地がそこにある。桓騎亡き後の秦軍は弱くなったのではなく、むしろ「新しい柱が育ち始めた瞬間」を見せられた気がした。
壁軍が補給や地形の不利に苦しみながらも戦線を維持しようとする場面も、戦争の現実を鋭く突いていた。華々しい武将だけでは戦は成り立たない。その重さも72巻は丁寧に描いている。
そして何より、72巻の核心は「李牧が敷いた巨大な守備網をどう突破するのか」という問いだ。宜安の勝利は入り口にしか過ぎず、本当の戦いはここから始まる。武城・番吾、そのさらに奥の青歌。
秦軍は、あまりにも長く、あまりに重い戦いへ足を踏み入れた。
読み終えた時に残ったのは、“高揚”ではなく“覚悟”。勝てるかどうかではなく、進むしかない秦軍の背中が焼きつく巻だった。
72巻は、番吾戦の幕が静かに上がる“前夜の緊張”そのもの。ここから始まる戦いは、桓騎戦とは別の意味で、秦軍の命運を揺るがす大勝負になる。
次巻が怖い──でも、ページをめくるのが楽しみで仕方ない。
スピード感
いち大戦に相当の話数をかけていたこれまでと違い、早い決着になりました。
ここから秦の盛り返しをどう描いていくのか楽しみです。
Posted by ブクログ
第780~790話
番吾の戦い(vs趙)
今回は飛信隊の出番が少ないなー。倉央の軍がメイン。
倉央に彼女がいたのか(え?私読み逃していた?)。
でもこのタイミングでなれそめ話がでてくるということは…思いっきり死亡フラグのような気が…。
キタリは城へ向かっていった。壁の無事を祈りたい。
展開がありおもしろかった
最近は登場人物がとても多く、ストーリーも難解で何度も読んで理解しています。72巻は意外とわかりやすく、おもしろく読み進めることができました。続きも楽しみです。
怖い怖い三大天!
1年かけての罠づくり!おっかないことこの上ない李牧さん。
こちらの想像を軽く超えてます。
まぁ私が三大天になれるわけないですから秦国兵士共々あしらわれて当然です
次巻が楽しみです
史実では描かれない部分
戦いの勝敗は史実でわかってしまっているので、それ以外の漫画としての部分が今後どうなるか楽しみ。壁の行く末とか。
匿名
司馬尚と王翦
司馬尚と王翦の意地がぶつかり合う激しい戦いで面白かったです。趙の新たな戦力である司馬尚軍も良いですが、個人的にはやっぱり王翦軍のキャラの方が好きです。今回も皆、良い味を発揮してました。
信に期待
秦は本陣にまで攻めこまれ、王翦はだいぶピンチな状況に。亜光と倉央だけではやられるな描写になってきているだけに、やはり、途中から登場しなくなった信がうまい具合にサポートに入れるのかが、ポイントになりそう。はたまた王賁が登場するのか?!
次巻が楽しみでたまらない。
次から次へと・・・
レーダーも航空機も銃や大砲も無いこの時代、ただただ人と人の
ぶつかり合いで、これ程までに熱くなるのは何故だろう。
無敗で無敵の王翦軍がピンチ!!李信の活躍も今回ばかりは無し。
六将の桓騎を失って、なお王翦までやられるのか。
と、いつもながらのいいところで次号へ続く。
くぅ〜趙軍強過ぎるぜ!!全くもう!!!!
Posted by ブクログ
王翦ももちろんすごいんだけど李牧がすごすぎて勝てる気がしない…。
司馬尚強すぎ。こわい。巻き髪ツインテこわい。
飛信隊は本巻では良いとこ特になし。。
ここからどうやって巻き返していくのか…。
倉央と糸凌の関係が良すぎて…つらい…。
Posted by ブクログ
感想
番吾で王翦も後塵を拝すか!?
あらすじ
中央軍も青歌軍と激戦を開始する。田里弥隊は司馬尚に一瞬でやられる。
全ては司馬尚を王翦軍に突入させるための助攻だった。飛信隊は土塁城に侵入するも李牧は地下道を抜けた後だった。
大女糸凌と倉央の出会いについて。糸凌はジアガを討ち取るが、重傷を負う。
王翦の周りに青歌の将と王翦の将が集結する。
Posted by ブクログ
前巻から続く番吾の戦い。飛信隊が李牧を追っている隙に趙軍の総大将の一人で新しい三大天・司馬尚率いる青歌軍が進軍。秦軍の倉央と糸凌の二人、いいね。そして王翦がっ…あぁどうなるの〜待て次巻。
王翦は強いのか
史実からすると王翦は戦上手なはず。
趙にも勝つはず。しかしいつになるのやら状態で待ち遠しさもある。この戦い、いつ終わるんだろー…
Posted by ブクログ
何であんなに自分の主人に
妄信的に尽くせるのか。
現代人には分からん武人の心理。
でも、どこかで憧れる自分がいる。
次の展開がまだまだ気になる。
Posted by ブクログ
戦況を左右する程でもないキャラに時間を割いてほしくはない。
李朴の城離脱戦略には少しがっかりした。
趙の無双キャラは、司馬尚で最後にしてもらいたい。
Posted by ブクログ
さすがに登場人物が多すぎてどっちが秦でどっちが趙の人か分からなくなりながら読んでたw
李牧にやられっぱなしでヤキモキしてたけどキタリに期待かな。
とはいえみんなそれぞれ背負ってるものがあるから…
どっちを応援するにも苦しくなる。
Posted by ブクログ
蓁国vs趙国
蓁国による趙北部攻略。番吾の戦い。
飛信隊は李牧の知略に嵌り、青歌軍司馬尚が王翦に迫る。
蓁右翼の楊端和軍はキタリが趙左軍骨民泊を抜け、少数で番吾城を目指す。
Posted by ブクログ
田里弥軍は元々は攻撃特化の軍だ→3人の男が前に出る
なんてわかりやすいフラグなんだ(笑)
というわけで大ピンチの王翦軍
信あんま出てきません
おまけマンガの亜花錦の奥さんが笑える
というか奥さんも子供もいたんかい
Posted by ブクログ
いや、勿論面白いんですけどね。同じ対戦相手で、参加メンツもほぼ同じ。軍記物語なのだから当たり前、といわれればそれまでだし、基づく史実があるから仕方ないのも分かるけど、ここまで既視感満点だと、ちょっとしんどく思えちゃった。もうこの戦い、サッサと終わらんかな、と。狙い通り、初っ端で李牧を片付けて、とかならんわな、そら。とはいえ、今度はどれくらい続くんだろう…。
Posted by ブクログ
巻が進むにつれて、前巻までの戦況を思い出せない(泣)
登場しては消えていく人達がどんどん増えてるし、この主題の長さゆえ仕方ないけど一人一人にかけるページ数もあっという間で感情を入れるヒマも無いというか何というか…
思えば王毅将軍の重圧さが懐かしい程です。これから先、あそこまで入れ込める“大将軍”は現れてくれるのかな?
司馬尚の髪型が気になりすぎます……(笑)