舞台は中国・春秋戦国時代。戦乱の世を終わらせ、中国を統一するという目的を掲げる政(後の始皇帝)と、低い身分でありながらも、大将軍になるという野望を胸に邁進する信の物語。
主人公が己の才覚のみを駆使し、底辺からのし上がっていくという、成長ドラマ的な面白さはもちろん、本作の一番の魅力は、個性的すぎる登場人物にあります。まず、どの人物もみんな「濃い」! 勧善懲悪などありえない戦乱の世だからこそ、誰もが己の信じる道を目指そうとします。熱い魂を秘めているという意味では、敵も味方もみな同じ。徹底して「人間」を描いているからこそ、彼らの生や死がリアルな実感を伴って胸に迫ります。
また、迫力ある戦闘シーンや、ピンチからの逆転劇など、単純にわくわくするシーンも盛りだくさん。テレビ番組「アメトーーク!」の「キングダム芸人」でも取り上げられ、ますます熱い盛り上がりを見せる。
感情タグBEST3
キングダムデビューは、なんとなく観た地デジ放送の映画から…。気付けば毎晩読み進まずにはいれない体になってしまった。齢50才にして信とシンクロして激っております。信さんの真っ直ぐさを見習わねば…と熱くなれる作品だ。
恨みは帰ってくる
匿名 2023年05月30日
過去にしたことはされた側は忘れておらず、いずれ怨念として帰ってくるのだと思いました。
過去の六将ハクキがなぜあのようなことをしたのかは謎ですが、それ以降の人が怨念を被るというのは理不尽ですね。
そんな中、信たちの伍は第4軍の縛虎申千人将の部隊に配属され、丘の上に先に陣取った敵の副将宮元を討ち取るために無謀とも思える特攻を縛虎申にしかけさせられます。
修行修行に明け暮れるかと思いきゃ、敵に攻め込まれさぁ大変、
我らが百将信の出番です。
とはいってもまだまだ下っ端。
武功をあげて出世街道まっしぐら、楽しみです
次巻も買います
信の修行もいったん中断となったが、組織をまとめるリーダーシップを身につけて戦場に復帰。趙の新キャラ将軍との戦いも楽しみな展開。
Posted by ブクログ 2020年06月30日
信は将軍に、テンは軍師に!
テンの行き先はめちゃ不安だけど、才能はほんとにありそうなのがすごいなぁ。
ひとつだけ大きなネタバレを聞いているので、それが多分この戦の最後なんだろうなと思われる…うーん、悲しいけど、見守ろう。
Posted by ブクログ 2019年06月27日
躍進を続ける秦だが、なんと隣国・趙が攻め入ってくる。
秦を守るためにできることは…
そして長らく戦から身を引いていた
伝説の大将軍がなぜか立ち上がり…
12巻に続く!
Posted by ブクログ 2019年03月05日
再読。韓征服戦と同時に、趙戦の始まり。復帰戦になる王騎が大将を務める。我らが王騎将軍の戦いぶりを見られるとあって、信はやる気十分。羌瘣も加わり、百人隊の戦力も十分といったところ。
龐煖初登場。我武神おじさんと揶揄されることもある彼は、既に出る漫画を間違えているような気がしなくもない。これだけ肉体的に...続きを読む強い男たちがいるのだから、武力に全振りな男がいてもいいかとは思うが。次巻も楽しみ。
Posted by ブクログ 2014年06月29日
武将・李信と始皇帝を描く春秋戦国大河。かつて秦に40万人大虐殺され憎悪根深い敵国・趙が侵攻。危急の時、“秦の怪鳥”王騎がついに立つ!目指す大将軍への邂逅をへて百人隊長として成長していく信がアツい!
とうとう趙との戦いが始まりました!
ほうけんは場を荒らすので本当に好きではない…
はやくやっつけて欲しい!!
12巻がどこまで進むのか覚えてないけど、そろそろ、一つ目の辛い出来事が起こると思うと。涙
Posted by ブクログ 2018年11月08日
「韓」を攻めている間に「趙」が攻めてきたッ!
それもとんでもない軍隊を引き連れて。
王騎将軍、めちゃくちゃ頼もしい。
その分、この戦での死亡フラグがビンビンに立っている。
Posted by ブクログ 2013年07月14日
表紙が美(^^)。ついに王騎が動き出した一方、信はまだまだ器の違いを見せつけられる。この先、どのように成長していくのか楽しみ。
王騎将軍の修行四ヶ月、何も描かれなかったのがちょっと残念。
Posted by ブクログ 2013年06月12日
10巻まで読んだら、やめる訳にはいかない。11巻に突入しました。
趙との因縁の戦いを舞台に新たな展開が始まりました。
信のレベルアップぶりに期待度大です。
それにしても、“羌かい"は女の子だったの?
Posted by ブクログ 2013年05月26日
呂不韋の号令のもと、韓を攻める秦だったが、本軍が遠征中の機を狙って趙が兵を起こす。
秦軍の大将には王騎が任命され、信も百将として参戦する。戦場は、かつて六将の摎(きょう)が殺された馬陽(ばよう)。そして敵将は摎を殺し、王騎が討ち取ったと思われていた龐煖(ほうけん)。因縁の戦いが始まる。
Posted by ブクログ 2010年10月04日
武神キターー!!
という感じ。本当に武神なのかどうかは、これからわかる。
まあでも、昔、一太刀でやられているから、やっぱり、王騎が1番かという気もしますが。
王騎を総大将に大きな戦に。信の隊の伍長が揃う。何人が作者の友人のモジリなんだろうか。
敵総大将龐煖。あまりにも漫画的な強さのキャラで、こんなに早くこの強さのキャラ出して良かったんだろうか・・・。