舞台は中国・春秋戦国時代。戦乱の世を終わらせ、中国を統一するという目的を掲げる政(後の始皇帝)と、低い身分でありながらも、大将軍になるという野望を胸に邁進する信の物語。
主人公が己の才覚のみを駆使し、底辺からのし上がっていくという、成長ドラマ的な面白さはもちろん、本作の一番の魅力は、個性的すぎる登場人物にあります。まず、どの人物もみんな「濃い」! 勧善懲悪などありえない戦乱の世だからこそ、誰もが己の信じる道を目指そうとします。熱い魂を秘めているという意味では、敵も味方もみな同じ。徹底して「人間」を描いているからこそ、彼らの生や死がリアルな実感を伴って胸に迫ります。
また、迫力ある戦闘シーンや、ピンチからの逆転劇など、単純にわくわくするシーンも盛りだくさん。テレビ番組「アメトーーク!」の「キングダム芸人」でも取り上げられ、ますます熱い盛り上がりを見せる。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2020年02月03日
廉頗と蒙鷔の対決になりました。
廉頗の挑発の仕方が、小学生かと突っ込みたくなるようなのが笑える。はるか昔の子どもの時は仲良しだったんだろうか。それが今や殺し合いというのがなんだか切ない気もする。
蒙鷔は城を作っての籠城作戦ときました。行き止まりを作っておびき寄せられた敵に弓を打ち込みまくるって・・...続きを読む・まさに「真田丸」のよう。
実はひそかに信と羌瘣のツーショットのシーンが好きです。
恋心にはなりきれてないけど、実は羌瘣、信のこと好きなんちゃうのん?
メインストーリーはもちろん気になりますが、細かいサイドストーリーも気になります。
レンパが絶対的な信頼を寄せる輪虎と信の戦い。
輪虎の実力は中華全体で見ても相当なものだと思いますが、それを今の段階の信が倒すというのはだいぶ上振れな気もしますが、それができるのが信ってことで
いやー凄いのなんの化物だらけの四天王(一人討たれたが)
一息つく暇すらありません
天下の大将軍になれる日が来るのはまだ先ですが
この戦の勝敗はもう直ぐつきそうですね。
次巻も買います
Posted by ブクログ 2021年03月13日
蒙驁と廉頗、古くからの友人のようにうつる。
信、蒙恬、王賁のこれからも楽しみになってきた。
王騎が死んだ時はショックだったけど、この戦は次の世代の幕開けの意味が感じられる。
蒙恬・王賁との共同作戦で廉頗四天王の輪虎を追い詰める信。一方、秦六将と渡り合った生ける伝説廉頗が自ら最前線へと姿を現す!!このあと秦軍の運命はどうなるのか?!
Posted by ブクログ 2019年07月05日
魏軍の大将・輪虎を討ち取るため、楽華隊と玉鳳隊と手を組んだ飛信隊の信。
蒙恬の決死の戦を経て、チャンスは信へ!
死闘を繰り広げた勝負の行方は…
そして蒙鷲と廉頗は因縁の戦いに…
22巻へ続く!
Posted by ブクログ 2018年12月26日
輪虎との戦いで限界突破した信!
廉頗と対峙する王翦もまた強力。
秦魏決戦最終日はどんな戦いが待っているのか楽しみ。
姜燕の弓を射る姿が気に入っている。
Posted by ブクログ 2017年03月26日
モウゴウが不利と見せかけて実は好機なのかな。
ここで逆転できたら最高に気持ちいいんだけどどうなるかな。
キョウカイの怪我は結構やばいのだろうか。
Posted by ブクログ 2014年07月06日
武将・李信と始皇帝を描く春秋戦国大河。信は蒙恬・王賁との共同作戦で四天王・輪虎を追い詰める。一方、秦六将と渡り合った生ける伝説・廉頗が自ら最前線へ。息詰まる攻防がアツい!
Posted by ブクログ 2011年02月21日
表紙のれんぱが、すごい迫力でした。内容は、魏との戦争途中で、リンコとの戦いがメインですが、とても良いところで終わっていて、まだまだ続きが楽しみです。
Posted by ブクログ 2011年02月19日
魏戦の最終戦が丁度始まる巻。
個人的には趙戦より魏戦の方が敵味方ともにアク/インパクトの強いキャラが多く前線に出ているのもあり、飽きさせない構成になっているなと思います。
中国春秋戦国時代の本、特に秦が統一するまでを描いた本は多そうで少ないので、春秋戦国時代を知るキッカケにはもってこいかもしれませ...続きを読むん。
(マンガなのでフィクションもあるでしょうけど、そもそも歴史がどこまで本当か、という話にもなるので…)
キングダムという作品をキッカケに自分自身もこの時代に興味を抱いたので、近いうちにでも小説十八史略あたりでも読んでみたいところ。
信の相手将軍との直接対決は迫力があって良い。ただし決着は次巻以降に持ち越しの模様。戦争全体の大局をいくつかの局地戦で表現するのも見事。ただ、物語初期ほどのサクサク感は減ってきて読むのにエネルギーがいるようになってきた。
Posted by ブクログ 2020年09月10日
信も蒙驁も善戦し、輪虎と廉頗を足止めしています。
自分よりも上手の相手に対して、どこまでやれるのか、いよいよ佳境に入りそうです。
一方で、負傷している羌瘣の様子が気がかり。周囲にはひた隠しにしていますが、どうやら傷は浅く話さそうです。
Posted by ブクログ 2019年03月11日
再読。輪虎と剣を交えたことにより、信は彼の中に携える「気配」を成長させる。夜が明けて最終日が開始、蒙驁軍と廉頗のアンバランスな一騎打ちが始まる。
指を2つ失くして、なんで平然としていられるんですか輪虎さん。その輪虎を従える廉頗はやはり本物中の本物なのだなと感じる。大きい男だ。次巻も楽しみ。
Posted by ブクログ 2014年05月16日
相変わらず面白い。目が離せないのだけれど、最近特にインフレ化というか、出てくる人出てくる人、皆強いので、誰がどのくらい強いのか分からなくなってしまう。スカウターで戦闘力見てみたい(^^;)
Posted by ブクログ 2013年06月15日
王翦(おうせん)と廉頗(れんぱ)が初対決。壁も着々と兵法家として成長している。そして蒙驁(もうごう)と廉頗の対決。
単純な人海戦術ばかりでなく、将同士の駆け引きが描かれている。信も輪虎(りんこ)と切り結ぶことで、新たな境地が開ける。羌瘣(きょうかい)がやや元気ないのが気になる。
Posted by ブクログ 2021年09月15日
予想が出来たということは”対処“が出来るということじゃ もし蒙驁が廉頗の持つ蒙驁像を少しでも上回れば 此処は守備の砦に非ず_明らかに入ってきた敵を迎え討つ砦だ 死の袋小路に誘う
Posted by ブクログ 2011年03月14日
今回はあんまり見所がない気がします。
私として、廉頗の王翳に対する評価が歪んでいる気がします。
当時最強の武将と
これから最強と言われる武将(主人公ではないですど)ですから、
もっとよい評価をしてもよいのではないでしょうか?
Posted by ブクログ 2011年02月27日
信は順調に成長しているようだけど、やはり今回の戦の中心は 蒙驁vs廉頗 いよいよ二人の決戦となり盛り上がりまくり、次巻が待ち遠しい。ちょっと副将の活躍が今ひとつ。あ、だから大将になれないのね。