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Posted by ブクログ
「二つの毒が混在していた」「毒が毒を制した」「存在しないはずの毒が効果を生み出し、一方で存在したはずの物証を抹消した」
今回の作品は「毒殺」という犯行計画の二重進行が生み出した「奇蹟」のような事件。
そして父と娘
ー最後は父として死にたかったー
その行動が最善でないことを一平は理解していたはず
その思いが2度目の謝罪「すまん」に込められていたのではないかと感じ、娘自身も権力に抗えず我慢や自己犠牲の道を選んでいたからこそ、父の行動を認めたいと思ったのではないかと思う。
また最後の断想と冒頭の断想のつながり
生きるための毒(薬) 死ぬための薬(毒)という二面性をうまく使っているなと感じた。
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