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Posted by ブクログ
『サンダカン八番娼館』の山崎豊子にも大きな影響を与えた本。作者が谷川雁などと一緒に活動していたのは知らなかった。それはさておき、何故、からゆきさんは天草、島原に多かったのか。その理由を歴史的背景から、土地の貧困さ、農村・漁村の貧しさという経済的側面、また鎖国時代に唯一海外に窓を開いていた長崎の近くという地理的理由など、なるほどと思わせる考察が沢山あった。また、国から捨てられたからゆきさんの海外での行動範囲には舌を巻いた。幕末の頃から多数の芸妓が勤王の志士を支援するしたが、明治になって大陸浪人が活動するようになったら、今度はからゆきさん達が支援していたなど知らない歴史もあった。
しかしこの本の -
Posted by ブクログ
ネタバレ大好きな湊先生なので絶対の自信を持って前情報もなく着手。やはり面白い。特に今作は「ノルウェイの森」が物語の大きな鍵になっていて、村上春樹も好きな私には二度美味しい作品。また、緑と赤の対比が随所で大きな役割を果たしていて脳内でのカラー再生が鮮やか。さらに装丁が憎い!「ノルウェイの森(下)」と並べて想いに耽りたくなります。全体的にノルウェイオマージュが強くて、霧掛かった森に誘われるようで…終始悶絶でした。
邦彦のことは好きになれないけど上下巻論は興味深かったな。そして温かいオムちらしをいつか食べてみたい。
追伸:読み終わって初めて今ふとあらすじを見たら、これ「介護ミステリ」なんですね!?そうは思わ
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