すべての高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
冒頭からグッと心を掴まれ、その先の展開が気になって読む手が止まりませんでした。
リアリティに満ちていて目を覆いたくなるような描写もありましたが、現実を突きつけられた気がしました。
さまざまな登場人物は、水槽を泳ぐ魚として描かれています。
自分の居場所を求めて、今いる場所に留まる魚、旅立っていく魚、戻ってくる魚、死を選ぶ魚。
それぞれが、水槽しか知らない魚たちです。
彼らは悲しみも苦しみも循環し昇華してくれる“海"の存在を知りません。
しかし、人との出会いによってその海の存在を知り、それぞれの幸せを見つけにいく物語で、「自分の居場所」「幸せ」「大切な人」「約束」「生きる」について深 -
ネタバレ 購入済み
突き刺さるお話だなぁ
売りやゲイビの初心者を仕込む職業の攻めと、クズにセフレ扱いされてる高校生の受け。なかなかハードな設定だけど、受けが純朴で一途で不器用なのが核。百戦錬磨の攻めを中毒にさせるくらい。
受けの元家庭教師?は、相当なクズ。受けの気持ちを弄び、セフレ扱いにして。これは相当な地雷だった。
渋谷の人口って100人?って名台詞だわ笑笑
そういえば、仕込み屋って大昔からある職業だなぁ。吉原の話でちょいちょいでてくる。相手をした受けはどうしても初めての相手だから好きになっちゃうよー。
-
Posted by ブクログ
初めは、人との触れ合い的な感じで、淡々と進んでいったのですが、主人公に降りかかった事件の真相が、明かされていく過程がワクワクスリルで面白かった。種明かしは、悲しかった。でも、やはり、日本にいるとなかなかわからない「貧しい」の基準が違うよね。先進国が、良かれと思ってやっていることって、本当にその国のためになるのかとか、考えさせられた。そんな中でも、少年と主人公の中に愛のような思いやりのような、友情だとか信じるものとか、そんなものが、ほんの少しあったのかな。憎しみや悲しみがあったとしても、人と関わるってことはそこに、何かがあるのかな。ネパール王族の殺害事件が、物語の下地にあり、それを取材するときに
-
Posted by ブクログ
ネタバレ気になったところからつまみ読み。
三浦透子さんのエッセイ、これは時を置いてまた読みたい。
私も、”自分の倫理観を育てる努力”を見習って実行しよう。
また、三浦さんがいつか振りがざすかもしれない大きな刀とやらを見てみたい、そんな気もしている。
最近、短歌を読み始めた。
千早茜さんのエッセイ中にある日記を読みながら、この感覚短歌になりそう、と思う箇所についつい付箋を貼った。
歌を沢山読みたくなった時、まずは日記を認めてみる、その中からこの感覚忘れたくないと思う場面を短歌にしていく。
旅に出たら、やってみよう。
掌編とはなんぞや、それも知らずに読んだ方丈貴恵さんの「落書き」。
うん、掌編を知ら
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。