すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
本書は、明治社会がいかにして「通俗道徳(努力は報われるという信仰)」と「自己責任」の檻を築き上げてきたかを、緻密な史料批評を通して描き出している。
「病気にかからないのは、精神力があるからだ」 。明治の実業家・大倉喜八郎のこの言葉に対し、歴史学者である著者は「年中かぜをひいたり寝込んだりするので、うんざりしました」と漏らす。私もそう思う。
「からだが弱い人」と、「資本主義・小さな政府」の相性は最悪である。「体力」というリソースが制限されている者にとって、立身出世や自助努力を煽る社会は、偶然の不幸や身体の限界を「自己責任」として切り捨てる。そして、体力の有り余った「強者」が主導する構造が、支 -
Posted by ブクログ
ネタバレ楽しかった。可愛かったぁ。
ルドとアンの「可愛い」「かっこいい」「大好き」「愛し
てる」の会話が可愛かった。どの作品とは言わないが、
あの作品のように、そういうやり取りを延々に読まされ
る事はなく、良い塩梅で可愛いと思える頻度が良かった。
高慢なお姫様のエリカは、その態度にも実は大きな理由
があって、素は捻くれているもののツンデレで、好奇心
旺盛で努力家の可愛い女の子だった。
続きものかと思ったら、そうじゃない?
この後もアンとルドの旅は続き、いずれルドが人間の形
を取り戻すのだろうとハッピーエンドを想像はできるけ
ど、もう少し読みたかった。 -
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購入済み
惹かれ合う2人、良すぎです。りいちは陰で支えるしかないのね、それも辛いけど、2人を応援してほしいな。この先が楽しみです。
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Posted by ブクログ
2025/12/28 エマニュエル・トッド 「西洋の敗北と日本の選択」☆
「米国覇権体制の終焉=西洋の敗北」が著者の主張ポイント。
その著書は世界25ヵ国語に翻訳されたが、英語版は出来ていない。
トッド氏は、英語版禁書の事実が本書の真実性と価値を表すと。
1.米国覇権の終焉
(1)米国は財政赤字・貿易赤字[各々Δ1兆ドル/年]のファイナンスが必要。
そのためにドル高を堅持して、ドルへの投資を確保している。その結果、金融業は好況化し、投資家・銀行家・弁護士・会計士の仕事は活況。
他方、実力以上のドル高は、産業へダメージとなり、空洞化をもたらしている。産業人は仕事を失い生活レベルを下げている。これ
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