2024.BLデビューさんのレビュー一覧

淫猥な描写がここでも

　調教は日中も職場で行われ、有悟の開花し始めた体は心も快感を覚え始めている。抵抗と快楽の比重が変わりつつある彼を見てより社長のドS心をくすぐるネットリ描写です。

淫らに変貌

　社長の性技で仕込まれた有悟は積極的仕草を見せもう彼の虜とも言える迄に変貌、その淫らさを余すことなく表現されています。
恋人の様に互いに些細な事に嫉妬するまでに…調教もほぼ完成形、次はとうとう…です。

映像の様な描写

　口も下も…陥落に向けて着々と進んみ、有悟自身が次への期待が高まる程に作り替えられ、社長に愛着を感じる様に。二人の姿がありありと目に浮かぶ描写です。

ポルノ言葉辞書の様

　舌と指でお尻への調教が延々と続き、それに反応する有悟の肉体をじっくりと…彼の性感帯をより敏感に淫らに仕上げて行く様子は、息が詰まるほどの表現です。

序章

　結論から言うと「序章」と言えます。
先に全巻を読んだ後だから言える事かもしれません。まだ何も読んでいない方にはこの小説の濃厚さを味わって貰えるかと思います。

濃厚な描写

　社長の性欲を満たす為に選ばれた有悟。彼自身も知らない性感帯調教の手始めは乳首、彼の屈辱感や羞恥心も社長には歓びにしかならず。
強引で卑猥な言葉でねっとりと責める社長と有悟の姿を余すことなく描写しています。

ここまでの描写は初めて

　口唇や乳首への刺激に快楽を覚え始めた肉体とまだ相反する心がせめぎ合う有悟に、社長は「君が欲しいんだ」と並々ならぬ彼への執着を言葉にしています。
　調教第二段階は「菊門」その準備の描写も念入りで、それを楽しむ社長の手つきや言葉は言わずもがな。
とうとう社長の舌が触れ、本格的な調教の合図…いい処で終わりました。
　

息が詰まるほど濃厚

　全巻通して社長はただひたすらに彼を調教して行きます。自分好みの極上の体に仕上げる迄は、体を繋げる事はしない念の入りようです。
卑猥な言葉も行為も調教を重ねるごとに、実は社長が彼に絡め捕られて行くようでもあります。
　最終章はこうして愛され丹念に作り上げられた彼の淫靡で官能的肉体、心の変化を堪能しました。

真の魂の番

　璃玖がキリヤから得た生き方に共感を覚えました。彼の未来に向けた話もぐっと前進、圭騎も母の介入阻止を実行…今までもどかしかったです。
二人、共に成長して互いが尊敬出来る番になり最高の結末です。

αの傲慢！

　名門αの傲慢さとも言うべきか…圭騎の独占欲の暴走もその母も目に余る行い。17才璃玖を何処まで苦しめるのかとイライラが募る展開、キリヤ宅に身を寄せた璃玖の行く末がとても気になります。

圭騎が少し好きに

　1巻目は余り感情移入できずにいたけれど、圭騎が番・璃玖の為に彼の友人に頭を下げた辺りから冷たい表情の下にある熱い心が垣間見えて、圭騎が少し好きになりました。
　璃玖の置かれた環境に居たたまれなさを感じつつ、また体は繋ぐのに心の距離はまだ遠くてヒヤヒヤしながらだったけど、やっと璃玖も彼を好きだと自覚出来てホッと一息つきました。

名門αの表情

　圭騎は冷酷に近い表情だし、同居生活も言葉のあやですれ違い意思の疎通が上手く図れない。そんな二人、特に年上圭騎にもどかしさを感じながら読みました。

美しくも緊張感一杯

　今回も官能的で美しい描写だけれども、楽園のルール違反は新たな深い苦悩の始まり、二人の未来は？不安と緊張感がよぎります。
　刺青に込められた意味が叶う様に…今よりも二人が幸せになる場所に必ず辿り着いて欲しいと願うばかりです。

続きが待ち遠しいです！

美しさとストーリーに陶酔

　何処を切り取っても美しい画面です。
そして性技ではないアポロの温かく慈愛に満ちた手つきは、playの性行為しか知らないフィーには初めて知る純粋な性愛体験。それは彼が誰からも与えて貰えなかった、真に求めていたものかと…。
甘く美しい官能的フィーの表情や姿態にその全てが集約されています。

　二人の行方も周辺の不穏な状況も目が離せないです。

物語も作画にも圧倒される

　この場所では稀有なアポロの存在とフィーがこれからどうなるのか胸が躍ります。

　凄く特殊な設定だなぁと読み始めたけれど、蘭丸作品に酔い痴れること請け合います。
素人があれこれ語るよりも読んで下さい。
この圧倒的な画力の著者だからこそ成立するストーリーです。もしこれが小説で文字だけならこの面白さがどれ位分かっただろうかと思います（自己の想像力の無さ故に)。

過去のキスの意味は？

　高校時代に美形で変人の八神にキスした諸星、あれは衝動かそれとも…。今、同僚の教師としての日常、過去を挟みながら互いの気持ちを確かめていく。
　ストーリー展開は後半とても面白かったのですが、残念なのは時々、眼鏡を外すと顔も髪色も似て区別がつかなくなる二人。

千樹さんは男前

　航の素行はよくご存知の叔父が帰国、お付き合いがばれそうに…。
ちょっと疎い千樹さんの失言で叔父も同居の4人生活、航のエロ計画台無し！
　苦手な叔父から逃げ越しの航に対して、一見儚げに見える千樹さんは男気を発揮して叔父と対峙…真の男前、惚れ惚れします。
　心和む結末、めでたしめでたし。

本気の恋

　著者が描くちょいワル好色男やおませで奔放な子供が大好きです。エロチックないい雰囲気も子供の前では慌てて親に戻ったりと、現実味ありながらも読んでいて楽しいから不思議です。

　子連れでノンケで清楚な色香漂う千樹さん、ちょいワル航の格好の標的になるけれど…。
百戦錬磨の航に訪れた本気の恋心、ここまで彼を悩ます千樹さんをたっぷり楽しみました。
そして息子の事であわや破談かと思われたけれど航の凄いアイデアで一発逆転、ガッツリ子供の心も千樹の心も掴んじゃった！
　後半は激しくガッッリ抱かれる千樹さんを堪能！です。

熱々です

　結婚・妊娠・出産仕事も復帰して順調な生活。1巻目の暗い不安な表情とは別人、身も心も満たされた葉那の明るい表情はこちらも嬉しくなります。
そして相変わらずの熱い濃厚な絡みも存分に見せて貰いました。

真の幸せ

　愛されていてもΩの矜持がある葉那、そして連雀と気持ちのすれ違いが起きて…。沖縄でやっと想いが伝わり、ここからは盛り上がる二人をたっぷりと！葉那の溢れる色気、至福の表情がとても良かった。

切ないΩ

　安心感が欲しくて頸を噛んでとせがむ葉那が切ない。嫉妬心露わな連雀との絡み、お花見デートが良かった。
そして職場での地位向上を目指す葉那を応援したい。

絵の雰囲気に惹かれて

　Ω葉那にベタ惚れのα連雀。彼に溺愛されながらも自信のない葉那の焦り、けれど連雀には言えない…。
ストーリーより多めのベッドシーンを見る感じです。
　

優しい気持ちになれる　

　ユギ先生の特徴のある濃い作画は控え目ですが、表題作のみで充足感があります。
「綺麗な人が好き」と神主・将和の可笑しな言動で迫られて気色ばむ悠人だが、優しさもあり神主としての能力が優秀な彼の一面も知り…。
「綺麗な人が好き」には肝心の「魂」が抜け落ちていますよ、言葉足らずの将和君！
　心が清らかで優しいのは二人共通で、神様に愛されているなぁとつくづく。
しっとり感も加わり優しさ感じるいいお話でした。

充足度100%

　二人のラブエロたっぷり！
攻め賢三のタフなHに翻弄される永井が見られて至福でした。
永井の可愛い後輩斉藤は小悪魔君！
彼にヤキモキ嫉妬する賢三の乙女心が愛しいです。
私は何故か小悪魔君を憎めません。

　弟賢三カップルを優しく見守る本田家長男、次男のカップルも登場して嬉しさ楽しさ倍増でした。

ユギ先生の濃い作画が癖に

　スピンオフ「新装版　開いているドア…」を先に読んで面白かったのでこちらも購入。本作品2冊とスピンオフを一気読みしたい方は合冊本もあります。
　
　本作品はスピンオフより明るく笑いも盛りだくさん、本田家三男・賢三と永井の恋に斉藤も加わり。
モテ男三人に元カノや元新婦達との関係性…相関図が堪らない。話が面白い訳です。
　出会いは斉藤君の結婚式、その後は互いに気になって仕方なくて。そして元嫁に逃げられた斉藤は、ちょいちょい先輩永井に甘えて来て賢三の嫉妬心をかき立てます。
恋仲になるまで互いのモヤモヤも喧嘩もあって甘くないのがいいんです。
　

久しぶりのひねもすたり

「ひねもすたり…」が大好きで購入。
尚ちゃんが相変わらず洋ちゃんを困らせたり、怒らせたり、恥ずかしがらせたり…楽しかったです。
　番外編なので短いのです。分かっていますが寂しい。
　「性悪猫…」こちらも道場の幸せ一杯の表情を見せて貰いました。

好きな作品がまた一つ増えました

　上昇傾向満載の道場の初恋の人は、子連れの坂口。偶然の出会い後、一人空回りしている道場が切なくも可笑しくて可愛いんです。そして坂口は大らかで自然体で道場を包んでくれて中身も男前です。子供翔太が素敵な仲介役になってます。
心がほんわかする優しいお話でした。

番外編がお勧め

　本編＋短編5収録。
本編も良かったですが、番外編「ハプニングがいっぱい」が面白すぎました。これは機内での恥ずかしいハプニングに遭遇した柚琉。それを知ったドＳ機長はニヤニヤが止まらず、愛の営みの極上スパイスとなりました。柚琉はまたひとつMの階段を昇りました。
「司叶機長の秘密」…前職からの転身理由、案の定モテ男です。
　短編は「男クラブ」が一番笑えて面白かったです。

2カップルを堪能

　※柚琉は機長の恋人としても仕事CAとしても今もまだ自信がなくて悩んでいる。対するドS機長の焼きもちは凄く辛辣で皮肉、だから柚琉の気持ちをえぐる時も。機長の本心は独占欲の塊、それを聞いた後は甘々で…ご馳走様でした。

　※CP類とレオの恋愛。
亡き元彼に心はそのままの類にレオは熱くアプローチするがつれない類。しかし、今回の出来事で二人は気持ちを確かめ合い、レオから安らぎを得た類…愛は目的地に着陸しました。

さらりと楽しむ感じ

　機長とゆずる、レオと類の2カップルの34ページ。「休暇」なので機長とレオのＳをちょっと覗いて楽しむ短編です。

絵もストーリーも絶品

　初購入の著者、高評価その通りでした。
　今まで異国物は苦手意識がありましたが蘭丸先生の作品は別物でした。背景画はまるで異国に住んでいるかのような錯覚を起こすくらい素敵、すぐに彼らの世界に入り込んでしまいました。
　カミロの妖艶さはもとよりテオの健康的な色気にも心がときめきました。
　二人の仲はゆっくりとした進展でじれったい程ですが、カミロがテオをそれはそれは大切にしているからこその真剣な愛情表現とも言えます。愛の営みもそれはもう美しくて…溜息が出てしまいました。

自身の感情を直視する

　度重なる嫌味な穗積に反撃する要祐、気弱そうに見えた彼が凄く気概ある男だと見直しました。
　穗積に刺激され、怖くて目を背けていた気持ちに向き合わざるを得ない状況に追い込まれた二人…。
相手の人生も自身の気持ちも大切に育む…頭では分かっていても感情は追いつかないのが恋愛感情。それに向き合った二人が恋愛の要を確認した後の揺らぎない姿が素敵でした。

穗積さんの存在感が凄い

「サヨナラゲーム」を読んでいなくても十分楽しめます。
　要祐と郁央の恋仲に割り込み、人の神経を逆なでする穗積、揺れ動く二人を楽しむ性の悪さが存分に描写されています。
　今後、郁夫の燃え上がる嫉妬心、二人の行方が気になります。

仕事も恋も読み応えたっぷり

　作品名「相棒」に相応しい内容です。
美形で頭脳明晰な虹郎と千載一遇の出会いから、公私共に唯一無二の存在になっていった二人。膨らむ恋愛感情も年上・梶の自制心が効いて虹郎を大切にしている証、好感度が上がります。

　二人の恋模様を見守る各々の兄弟、互いの兄弟愛がホッとさせてくれます。復讐計画という重苦しい物語の中での安らぎになっています。

じっくり味わう作品

　仕事が添え物的なBLとは一線を画す社会派小説のような作品です。良く作り込まれているので、二人の仕事振りを堪能しつつ恋愛感情も育っていく様子が秀逸で楽しく読み応えがあります。

絵の雰囲気は好き

　試し読みで絵が綺麗なので購入しました。ストーリーも色っぽさもあるのだけれど、さらりとした読後感です。

最後まで楽しませてもらいました

　相馬を好みではないと言いつつ彼に惹かれてる周。分かりにく～い周にちょっと振り回されている感じの相馬との様子が楽しいです。ふたりの初めて…甘いひと時とその後も必見！
番外編も含め面白くて、最後の最後までアッという間です。

対照的な二人が面白い

　アロハシャツにサングラスの周と始まる同居。周の分かり辛い表情から垣間見える色気にドキッとする相馬が可愛いです。互いに惹かれているのに何度も心の中で否定する様子が何度見ても飽きません。

ふたりの対比を

※表題作
　ストーリーと二人の対比に深みがあり、最強のコンビに成長していく姿が楽しめます。自己・自我に目覚めたレイの輝く笑顔が最高です。

※2作目
　久世と星は交際中だが歪んだ恋愛感情の上に成り立っている。鐘ｹ江は星に片想い中。複雑な三角関係だが、最後は鐘ｹ江の純粋で正義感の人柄に星も久世も救われる。
　ただひとり、メガネ藤島君は俯瞰出来る人でこのグループの安定役だと思う。

何かが足りない

　有能なテイラー、複雑な性格もあって良い恋人には縁がない。青年は彼に出会ってから内面外面も成長していく。
成長と恋物語は面白さは感じるものの、何故かもう一つ入り込めなかった。

優しい気持ちになれる

　2年振りに自宅に戻って来た20歳の泉水から突然の告白。甥の恋愛対象になり困惑する充が描かれています。
　告白以外は、妙な甘さも派手さもない日常を過ごすふたり。だからこそ、一時の興奮ではない熟成された愛の温もりを感じる一冊です。

二人の仕事に恋に

　試し読みのワクワク、ドキドキ感で購入。人物像も丁寧な描写、仕事に恋に頑張る姿は十二分に楽しい。

　吉成は恋愛には臆病で繊細、真壁と恋愛関係だが常に不安がよぎる。彼一直線ゆえの喜怒哀楽が可愛いくて見飽きない。
　年上真壁は有能なのに目立たないが、欲がなく心が綺麗で素直な人。精神的にも安定していて包容力がある。こんな男でなければ吉成君を扱えない気がする。

表題作をもっと読みたかった

　表題作は短く、他も物足りなくて…。
　※「表題作」
宗ちゃんに真幸がタジタジになる処が好き…。一番面白いのに短すぎます。
　
　※「我が家は…」
バツ3とバツ1がひょんな事から同居生活を始めて…。比較的軽快な作品。

　※「照る日曇る日…」&「暗い…」
突然退職した上司。引き継ぎで仕方なく彼を訪ねる立花、退職理由を聞く内に…。そして二人の交際数カ月後の話。

　※「靴下の穴…」&「苺…」
遅刻魔のバイト君を毎日迎えに来る上司との話。重くならない読後感。

　※「お願いちょっと…」
嫁のいる男と交際中の栄司、最近尾行されている感じがして…。明るい終わりかた。

もっと穂実を下さい

　全4作品収録。
　※「表題作」ドS彼に愛されて蕩けていく穂実君がもっともっと見たかった。

　※「秘密」は特徴な環境から始まった関係。ある日、硝子窓に映る彼の横顔は言葉よりも雄弁で…。重苦しさと切なさの作品。

興味深い題材

　ヨネダ作品では珍しいミステリーでBLなしの異色作。

　保険調査で真相を究明していく夜明、探偵ではない現実的な職種と玄の特殊能力の取り合わせが良い。
　玄は忌み嫌っていた能力が初めて評価された。一方、無色の感情と評された夜明の胸中を知りたくなった。
そして個性溢れる周りの面々の色、特に鮫と鯨は何色か？…推察するのも一興。

ヨネダファン

　凝ったストーリー展開！
映画撮影中の監督の死の調査を軸に丁寧に進んでゆき、夜明の大学生時代の伏線が鑑賞会のラストシーンに繋がる。
　玄にとって安らぐ感情色の持ち主ミロク君との交流も微笑ましい光景だった。

　余談:夜明の顎の黒子はちょっと色っぽい。「どうしても…」の嶋君も口元に同じ特徴が…ヨネダ先生のお好みかな。

深い心理描写

　外川は一見ガサツに見えるが彼なりの心使いと率直さで嶋の心に入り込んで来る。外川に惹かれる度、過去に苛まれる嶋の思いに心が締め付けられる。再会した二人…外川が吐露した言葉に涙ぐんでしまった。
最後の最後まで心を鷲づかみにされる逸品。

　スピンオフの主人公は小野田さん。こちらも素敵な作品なので是非！

少し残念

※表題作
　物足りなさを感じた。もう少し二人の心境や現在の状況に掘り下げがあったらと思う。
　途中で他作品を入れずに番外編まで続けてあった方が満足出来たと思う。

※「愚か者…」
　初期に主人公と刑事が性急に交わる。話の流れとしては分かるものの、二人の心理がこちらに伝わらず。もう一つ腑に落ちないままで読み終えた。

大当たりの作品

　初購入の著者、とてもいい作品に出会えました。さっそく次の作品選びに入ります！

　御厨は日下を幸せにしたくて明るく振る舞い、一方、日下の抱える不安の元は…全ては想い合う二人だからこそ。出会ったあの日からの数々を思い返しながら進行する物語は素敵な要素一杯でした。
　日下の繊細な心と不遜な態度のギャップ、別れ話にオロオロする生真面目な御厨に涙あり笑いありで読みました。

表情描写が秀逸

　短編作品。
ストーリーは色っぽいが、登場する女性達は自己がある。だからどんな表情も魅力的です。もちろん男性の匂い立つ様なセクシーな表情も素敵です。
　同著者の初BL「一円の男」も面白いのでお勧めです。