あらすじ
公爵家次男のユリウスは超絶嫌われ者の悪役令息オメガ。性悪で奔放なため血の繋がらないアルファの義兄・ラファエルから毛嫌いされており、ついに婚約者である王国の第二王子からも婚約を破棄されてしまった。ところが前世である日本人社畜・経理マン伊勢崎(いせざき)の記憶を取り戻してからユリウスの性格は180度変わり、黙々と公爵家の財務を処理し始める。親をなくした仔ジャガー獣人の面倒まで見てやるその変貌ぶりにラファエルは驚愕しつつも惹かれていくが?
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面白い!
やはり滝沢先生はうまいな~
本気で最悪な性格をした顔だけは抜群にいい悪役の受けが、前世の記憶を取り戻したら自分のしたことにさえ突っ込み入れまくるぐらいな品行方正な
これぞ主人公に!
これまた絵に描いたようなアルファな義兄に
かわいい鳥かごに大事に大切に優しく飼われる。
後日談の二つのはなしも良かった。
素晴らしい性格に育った二人の兄弟の愛。
サスペンスっぽさも有り面白いお話でした。
もう一つ同じ作者さんで悪役令息の話が有るけど設定が似てるかな?
最後の息子の話はティモの本当の母親が転生して再び近くでティモと過ごせる話
幸せになってほしいな
Posted by ブクログ
面白かった!
嫌われ者の悪役令息オメガのユリウスが前世の伊勢崎の記憶を取り戻してからの変貌ぶりが凄く、でも今までの悪行が信頼を取り戻すのに苦労する姿が途中以前のユリウス態度とかにしきり文句を心の中で言っているのが笑えます。
そんなユリウスに「愚弟」と厳しい言葉をかけるラファエルの態度と言葉がちぐはぐでユリウスを嫌いなのかどうなのか謎でした。
ユリウスの婚約破棄の時にユリウスが変化しそこにジャガー族子供ティモが加わりユリウスへのラファエル態度が変わってきて、そしてある悪事を暴こうとユリウスとラファエルが協力し合いとどんどん絆が深まっていくのがとても良かった。
途中ユリウスの発情にラファエルが、とそれもそこにかなり影響を与えていた事も。
ユリウスが陥れられてもラファエルが守り「反撃の狼煙を」とユリウスに言った場面ではゾクゾクしました。
ユリウスが養子であった訳、ラファエルの関係をラファエルから告げられた真実には驚きました。
思いを伝え合えてからのラファエルの豹変ぶりが凄く、これからは溺愛されまくるんだと。
ラストでのユリウス、ラファエル、ティモの会話が笑顔一杯で素敵でした。
SSでは侍女の目線で2人の仲睦まじさに過去を思い出して幸せを感じながらもラファエルの嫉妬深さに苦笑するのが楽しかった。
特典ペーパーではもう嫉妬深さ丸出しのラファエルが最高でした。
良かった〜
主人公が転生したおかげで、お互いの気持ちを自覚してからの溺愛ぶりがたまりません。
番外編では心が温まるホッコリした内容なのも良かったです。
もっと二人の番外編に至るまでの話しが読みたいので、溺愛多めの続巻を希望したいくらいです。
美麗義兄弟の、嫌われからの溺愛
公爵家α嫡男ラファエル×Ω義弟ユリウス
奈良先生の美麗なイラストが秀逸
義弟に転生した日本人経理マンが義兄に執着されるお話しでした。
あとがきにあるように嫌われからの溺愛、その気持ちの盛り上がり方がすごかった…!
経理や不正会計のお話がやたら面白いのが印象的でした。あとがきを読んでみたら、お勤め先にものすごい経理さんがいた事に触発されたのだとか。そこから興味を持たれて不正会計について書かれた本などを読み、作品に落とし込まれたそうです。
この不正を暴く過程がとっても面白い。謎が解ける手前はドキドキしながら読み進めました。
最高!
嫌われ受けが最後溺愛されるのがとても良い…
ストーリーもただのラブコメではなく、少しミステリーも含まれているのが面白くて読むのが止まりませんでした。
獣人のティモが可愛くて可愛くて…!
また続編が出たら読みたいなぁと思う作品でした。
奈良さんの絵もとても秀逸で素晴らしかったです。
愚弟って言葉が癖になる
転生した悪役が元のストーリーを変えて溺愛されるのが好きなのですが、まさしくこの作品がそれで、好きです!
まず、婚約破棄からはじまった物語。このときに前世の記憶を取り戻す主人公。この主人公、実は前世では有能な経理の鬼。義兄から脅されて悪評を払拭して婚活しようとするもなかなかうまくいかない。(義兄からの妨害もちょいちょいあり。)が、それに反して仕事はできるので義兄ともバディみたいになり、しかも義兄が執着してくるようになるという…。最初は家から追い出そうとしていた義兄が主人公に惹かれていく…しかもこの義兄、執着すると監禁思考なところがありで、萌えましたね!いろいろ事件があったのも兄弟2人で解決。爽快でした!ティモは癒し枠でしたね。シリアスになりすぎなかったのはティモの存在のおかげです。繰り返し読みたい作品の1つになりました!ありがとうございます!
好きの詰め合わせ
オメガバース、義兄弟、溺愛、執着、子供獣人、性癖詰め合わせすぎ。
ティモが可愛くて、登場するたびに、頬が緩む。
後日談のティモと2人の子供のお話もお得感がある。続編が読みたい。
すごくおもしろかったです。オメガバース大好きです。もっとラファエルとユリウスのラブラブを読みたかったです。ティモとエーミールはかわいかったです。表紙と挿絵も素敵でした。
愚弟呼び愛しい
ビジュが最高すぎて表紙に惹かれて購入。
最初から溺愛系より嫌いからの反転作品が好きなので(正式にはこの作品は隠れ溺愛系)兄上が最初冷たいのが良かった。
ユリウスも空気が読めるいい子で応援したくなった。
なかなかストーリー、キャラ、描写が全部好きっていう作品は見つけるのが難しいけれどこの作品は満足度が高かった。おすすめです。
良い!
マイナスからすっごい溺愛までの振り幅が濃くてとても満足です。
ラファエルの「愚弟め」に段々と愛がこもってくる感じがしてそこにキュンとしちゃいました。
またティモの可愛いこと!
言葉足らずな感じがまた良い。
イラストも美麗で世界観にとても合ってました。
大満足です!
面白いです。ユリウスは前世の記憶が蘇り元とは真反対の性格になり一生懸命義兄の命令通り番を探すも近くに規格外のアルファ兄がいるためうまくいかず。義兄ラファエルは性格が変わった義弟に振り回されつつちょっとずつユリウスに自分の存在をアピールします。でも前世の性格がクールなユリウスにはあまり通じず。最後には暴走です。お互い両想いなので良かった良かった。
ちびっこは生意気系可愛い
異世界転生ものの話。周囲に嫌われまくってから前世の記憶が蘇るというものでした。
最初の始まりはテンプレという印象が強く、その後作家さんの好みが反映されていったと思います。
中盤になり、もしかして攻めは受けの性格がねじ曲がる前から今までずっと受けが好きだったのか!?と勘違いしてもどかしくなりましたが、ただの勘違いでした(笑)
初恋ではあるけど、性格ねじ曲ってからは周囲と同じく受けを嫌い、更正してから惹かれただけでした。ちょっと残念。
お約束のちびっこは、天使系可愛いでなく生意気系可愛いで、ここもちょっと違うのかなという印象。
お約束から微妙に外しつつ、作家さんらしい話になっていました。
典型的なテンプレが好き!て方は、ちょっと期待外れに思うかもしれません。
Posted by ブクログ
☆4.0
結ばれてから最後に1回セッ◯スというストーリー展開がBLは多いけど、本作はオメガと言う特性もあり、途中で体の関係ができるので、その点でもおいしい。
ストーリー自体も面白かった。
電子シーモア
匿名
面白い!
主人公ユリウス(Ω)と、義兄ラファエル(α)の話。ユリウスの前世での記憶(鬼経理と言われていた伊勢崎秀一)を思い出した事によって、放蕩息子から義兄の仕事の手伝いをするようになります。隣国へ売られそうになっていた子供の獣人ティモも加わり色々と話が進んでいく中で、ユリウスを嫌っていたラファエルに変化が…その変わりぶりが またなんとも言えない可愛らしさでキュンキュンしました。ユリウスへの執着も凄くて、気になる方は是非!
気持ちいいお話
面白かった!!
勧善懲悪ものを見てるようなスッキリ読後感!とても満足です。
オメガバそんなに好きじゃないはずなのに男性○娠が好きでめちゃくちゃ読んでますがこのお話は結構上位に食い込むなぁ。
星が高いのも納得です。
かなり強くオススメできます!
愚弟からの~
性悪オメガのユリウスが、完璧アルファの義兄ラファエルと、拗らせ愛を実らせる物語。転生し、前世の記憶を思い出したユリウスは、それまでの悪行を改め、己の身の振り方を考える。そんなユリウスに戸惑うラファエルがカワイく、獣人の子ティモも愛らしい。鈍感ユリウスがラファエルを振り回すのが笑える。結局、ラファエルも初恋を実らせ、めでたしめでたし。
Posted by ブクログ
いやーよかった。シナリオでちゃんとオメガバース活かしててオメガバースもので一番好みかも
主人公ユリウスが転生前を思い出した途端に第二王子に婚約破棄され、元性格悪いオメガの主人公と嫁ぎ先を探せって義兄ラファエルの話。元経理の経験を活かして公爵家の仕事を手伝いつつ獣人の子供を引き取ったり不正事件を暴いたり
この不正事件がエグくて獣人の村でバイオテロ起こして親を亡くした子供を誘拐して売りつけるという、第二王子も関わってて復讐劇もあるけどもうちょっとやさしいやつでも良かったろ…!
義兄と主人公がくっつくの終盤なんだけど、抑制剤が粗悪品しかなくて、富裕層のオメガは下級貴族のアルファを雇って発情期をやり過ごしそのときのセックスはノーカンという初めて読む設定。そのせいで下級貴族を追い返して薬も反対の義兄と関係を持つという流れが良かった
義兄との中がこじれたのも主人公が事故で自分が養子と知ったことがきっかけなんだけど、これも何で公爵家がオメガの養子をもらったんだ?と。途中でオメガの生き方として貴族の養子兼愛人って話が出て、けど愛人じゃないなら最初から義兄の番候補だったのでは?と推測できるのも地味に上手い
そして義兄がちゃんとかっこいいのも良い。執着系って大体腹立つんだけど、長年愛憎拗らせてる義兄なのにずっとかっこいいし、主人公に惚れてからも崩れないんだよね
しいていえば最後の解決編がややチープなんだけど(証人が弱い)ハリウッド映画とかで終盤IQが下がる展開が勢いで許せちゃうノリの要素を少し感じてまあいいかってなった
誤字が...
内容はそこそこ好きでしたが、誤字が結構あり残念でした。「。」が2つ続いていたり「ラファエル」が「ファラエル」になっていたりなど...商業本なので誤字チェックはしっかりしてほしいです。