
チョッピさんのレビュー一覧

レビュアー
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安定の面白さ
今回は平良の社会的な成長譚というかレベルアップする話。根暗キモ大学生からネクストステージへ。
すべてが初めての経験に加えて人付き合いの苦手な平良。悩みに悩んだ末、『僕は助けてくれるみんなのおかげで生きているからそれに報いなくては』的な思考に陥り、なんと平良がまともになりかけてしまう…!大惨事です!
しかし本来ネガティブ俺様である平良がそんな枠に収まるわけがなく、歪みが出てしまい、ますますドツボにはまる。
それを一喝する清居がまたかっこいい!
そして終盤の必死な清居に涙。没頭して一気に読みました。
また続編出るといいなー。 -
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作家買い。チンピラとか裏世界ものあんまり好きじゃないんだけど、さすがの小中先生です。試し読みの段階で一気に引き込まれました。
主人公の「やさぐれ男」こと礼夜は舎弟に腹を刺され、死を覚悟して川に転落。
そこで異世界に転生して新たに生き直すのでですが、クーデターで生き残り逃げてきた王子の身代わりとしてでした。
この身代わりというのが主人公にとってのキーワードで、彼は幼ない頃から実母に邪険にされ、愛を知らず心を麻痺させてなんとか生きてきた経験があります。人を簡単に信用しねーぞという姿勢の礼夜に胸がキュッとします。
昔取った杵柄(?)で悪どいやり方を駆使して活路を見出し、ハッタリもきかせ、王子の元家臣 -
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スパダリな受け
めちゃくちゃ面白くて一気読み。
亡国の騎士(獣人)×召喚された元高校生
受けは召喚されたものの役立たずだと追放。しかしその後で自分のチート能力に目覚め、森に家を建てて一人暮らしすることに。引きこもり生活をそれなりにエンジョイしつつたまに街に繰り出して自作のジャムやパンやベーコンを売る日々。ある日街でご飯を食べていたら、ボロボロで異様な雰囲気の男が入店。店主にパンを分けてくれと頼むもお金が足りず少ししか買えなかった模様。どうやら男には病気の弟がいるらしい。気になった受けは男の後をつけて声をかけますが…。
亡国の王子を連れた騎士だと察しつつ、幼い王子が病気で苦しむ様を見捨てられない受け。トラブ -
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天然な受けのムーブがすごい
大学生×少女漫画家
歳の離れた幼馴染の再会
平喜多さんの著作は何気にコンプリートしています。可愛らしい絵柄でシビアなことだったり胸にグサリとくることだったりをさらっと盛り込むのが作風だったと思うのですが、今回は毒気が抜けてほっこりする感じでした。切なさもあんまりなくて、ただただ天然な癒し系主人公が少女漫画のように悩むという。攻めはいつもの一途な溺愛系です。三角関係になりそうだったのにフラグを折りまくる主人公(笑)終盤に天然主人公がロマンチックの欠片もない発言をして攻めをポカンとさせます。ここが私には一番の山場でした。割とすんなりくっつくのですがいろいろ面白いです。 -
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健気で才能あふれる受けがかわい
芸能プロダクション社長(35)×幼馴染の息子(19)
表紙がちょっと気分に合わない気がして長らく積んでおいた作品です。
金ひかる先生のイラストは大好きなんですが、この表紙だけ見ると「かっこいい大人の男性とのドキドキラブ!」的な軽い印象を受けますが、読んでみたら結構シリアスな設定でした。幼い頃に両親は離婚、受けは母親にネグレクトされ、9歳のときに父親に引き取られたという経緯があります。そのあたりの描写はかなり胸にくるものがありました。
作曲をしてお金を稼いでるという秘密や父親に対する罪悪感(入院しているのに自分だけ楽しんでゴメン的な)を抱えながら幸せな生活を送る受け。当然その気持ちは作曲にも反映 -
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前作で気になった点はすべて回収
前作を読了後、気になった点は3つ。
あの馬鹿王子はどうなったのか
隣国との関係はどうなったのか
シェインの声は戻らないのか
以上、すべて作中で回収されてました。
で、今回は狐の国からいやーな女が和平交渉の特使として来るんですね…。しかも、日本で言うところのお盆の時期に。着いて早々、欲に塗れた性悪女が和平交渉もせず城の中を引っ掻き回しはじめます。番を侮辱されブチギレたランスはお盆でなかったら瞬殺する勢い。読者のイライラも限界になりそうな頃合にザマァがあってスッキリしました!!
シェインのこころの問題も絡んでくるし、前作よりも読み応えがある感じです。幸せなラストにしみじみしてしまいました。 -
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ピアニストの恋
初読み作家さんでしたが、アングルやキメの表情が上手く、雰囲気のあるお話を描くなあと思いました。ハッとするコマが沢山あり、受けの子も前向きな頑張り屋で魅力的!
一方攻めは表面上は人当たりが柔らかいものの、誰にも心を許さないタイプ(受けを除く)で芸術家らしく超マイペース。翻弄される受けが可愛かったな〜。
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いろいろてんこもりな物語
養父の侯爵×押しかけ養子
ベースは異世界転生BLファンタジーですが、戦争、派閥争い、暗殺、謀略などハラハラドキドキで読み応えがあります。そのハードな話の合間に主人公はお父さんにほのかな恋心を抱きます。話が進むにつれ少しずつ触れ合いが増えていくのがたまらない!
無愛想で不器用な攻めが、受けによって表情が出て口数が増えて笑顔になっていくさまもキュンキュンしました。
壮大な物語の本来の主人公は義理の弟です。攻めは悪役貴族で、受けはモブ…。めちゃめちゃ先が気になる終わり方をしていました。続編あってもいいなと思ったけど、でもそうなるとBLじゃなくなるから難しいなあ。 -
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デロデロに溺愛
特級冒険者×オオカミになった下級冒険者
孤高の攻めがルゥに出会うことにより、愛することと愛されることを知る物語でした。
ルーシィは薬草取りくらいしかできない下級冒険者。ある日山で薬草とりをしていたら、攻めとドラゴンの戦闘に巻き込まれてしまいます。命が尽きそうな時に目にしたのが捨てられた子オオカミ。目を覚ました時は自分があの子オオカミになっていました。
受けは攻めによってデロデロに溺愛されますが、攻めがなんだか健気なんですよね…。オオカミがまた体が弱いから、まるでお母さんみたいにご飯作ったりお風呂にいれてやったり。普段は無愛想で無敵でみんなに尊敬される冒険者が、家ではせっせと受けの世話を焼く -
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作家買い
タイトルそのまんま、亜人たちをかばう第二王子×高校教師
受けが召喚された世界には、人間と亜人と魔獣と動物がいて、外見が動物との混じり物である亜人は奴隷身分。攻めは亜人も平等だという考えであり、逃げてきた亜人を自領に受け入れており、他の領地を統べる王子からは大顰蹙。中でも第三王子とはバチバチ。この国には『人間を召喚できた王子が問答無用で王になれる』という決まりがあるらしく、攻めと受けの事を憎んでいる模様。
教師である受けは亜人の子供達に教育を施しつつ周囲にとけこんでいきますが、第三王子が色々仕掛けてきます。
第三王子が酷いやつで、一番存在感が強かった(笑)
差別主義で暴力的で卑怯で狡賢く…最 -
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異世界転移した普通の子
近衛騎士団に所属する侯爵家長男×異世界転移した大学生
受けが森の中に転移、さまよい続けたある日魔物に遭遇してしまいます。死を覚悟したところを攻めが颯爽と助け、安堵のあまりわあわあ泣いてしまいます。事情を聞き帰るところがない受けに対し、『相続問題のために恋人のふりをしてくれないか』とスカウト。異世界で寄る辺ない受けは快諾、偽恋人生活が始まりました。
受けはゲイでもなく、転生を喜ぶようなタイプでもなく、怯えて助けられてワーワー泣いて…。現代の普通の男の子ならこんな受け止め方かな?っていうドライさ。
攻めが身辺の保障のかわりに偽恋人を提案するのですが、近衛騎士団に所属する侯爵家長男×異世界転移し -
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おまけが凄まじい
国の覇王×謀略により継承権を奪われた第二王子
初読みの作家さんでした。
読み書きが苦手であるがゆえに存在を軽んじられてきた王子が、人質として赴いた国で自信を取り戻して幸せになるお話です。
受け攻め両視点。
最後はデロデロに溺愛されますが、政治的な話もがっつり絡みながら話しが進むため堅い印象。緊迫感が半端ない。ふたりはわりと初期段階から好感を持ちますが、攻めからすると相手はスパイ疑惑のある人質、受けからするといつ殺されるか母国を滅ぼしに行くかわからない帝王。まったく逆の世界で生きてきた2人は上手に想いを交わすことができません。緊張しながらじれじれするという、なかなか不思議な感じ…?
それと -
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3歳児の可愛さ爆発
狼獣人の皇太子×孤児院育ちの騎士志望
ある日、孤児院で働く受けの妹に出仕せよとのお達しが来ました。出仕=妾であることが多いこの国、妹は幼馴染と結婚間近…。兄である受けは自分が身代わりになる決心をし、妹に化けて謁見しますが皇太子にすぐバレてしまいました。絶体絶命かと思いきや実は出仕とは子守のことで、養子の人間を世話して欲しいとのこと。孤児院で育児慣れしていた受けはそのまま採用となります。
受けは騎士団に合格していたので、任期明けには入団が約束されました。王族の妃たちが暮らす後宮。受けの楽しくも試練の日々が始まります。
まず養子のルウが可愛いのなんの…‼︎側近の口調がうつってしまい、偉そうなお -
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すごい作品
本郷さんは世田谷シンクロシニティのあたりからアレッ?と思わせる感じがあって、そしてメトロで覚醒、エロスで切なくて背筋がゾクゾクする話の名手になってしまわれた。
タイトルは米海軍の外出許可を意味している言葉なのだそう。でも靴がキーアイテムということもあり、灰かぶり状態から救ってくれる王子様と出会って幸せになる物語にも思えました。
なんというか…凄い作品なのですが、なかなか感想にしづらい作品でもあります。ヒリヒリするような切なさと愛情が胸を打ちますが、内容が内容なので読む人を選ぶ話でもあるかもしれません。
当分読み返すのはいいや…というくらい重い話なのでラストのカタルシスは半端なかったです。ハピエ -
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ほのぼの家族
ホテルグループ社長で保護者×引き取られた遠縁の子
溺愛パパとは、誰かのお父さんではなく受けの保護者という意味合いでした。その年の差16歳!
始まりは攻めが30歳、受けが14歳。
両親を小6で亡くしてから親戚をたらい回しにされてきた受け。ある日攻めが引き取りに来ます。風呂も毎日入れずゴリゴリに痩せて顔色が悪かったのを、ご飯を食べさせて安心を与えて学校に通わせてくれました。感謝と尊敬の念を抱きつつ攻めのために学業も家の手伝いも頑張ってきたのですが、ちょっとしたアクシデントにより恋心を自覚してしまう受けなのでした。
作者あとがきに『攻めがかっこよくならない』とありましたが、私は名倉さんの書く攻め -
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獅子獣人の第五王子×オメガになった人族
世界観の大前提として、オメガバースなのは一般的に獣人だけであり、人間には第3の性はないはずという設定です。
主人公は受け。二人は大学の寮で同室になり、友人として親交を深めます。種族は違えど、お互いその人柄に惹かれてかなりいい雰囲気に。しかし穏やかな毎日を壊す事件が2つ起きてしまい、攻めと音信不通になってしまうのでした。
冒頭の文章やイラストからわかるように、受けは子供を産み一人で育てています。そこに至るまでの胸キュンや切ないエピソード、再会してからのアレコレが綴られています。
だいたいこんな話の流れになるんだろうな〜という予想通りの展 -
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大好きな作品の続編
不浄の回廊シリーズ4冊め。
主人公の歩は前作(番外編)の終わりに、父親から勧められていた修行にやっとこさ行くことにしました。今作は帰還した場面から始まります。
さあ西条くんに会いに行くぞーって思ったらスマホが未払いで解約。家から電話するも向こうにも繋がらない。家に行ったら新しい住人が住んでいた。彼の実家に行けば結婚したからと追い返される。八方塞がりの歩でしたが、修行のお陰で(笑)ポジティブに捜そうとします。更に修行のお陰か(笑)啓示のようにイベントのチラシが飛び込んできた。果たしてそこに西条くんはいたのですが、なんと妊婦連れ…。
夜光花先生はダークなおどろおどろしい感じがすごく上手くて、雰 -
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中華風ファンタジー
皇太子×姉の身代わりに妃選定にやってきた弟
受けの家は織物が盛んな村にあり、毒草を工夫して使うことで極上品を作りだし、宮廷と取引してきました。しかし毒草を用いているからと皇帝暗殺疑惑をかけられてしまいます。なんとか疑いは晴らしたものの、村の織物は皇室御用達ではなくなってしまいました。なんとかまた使っていただきたいと折に触れ王都へ献上にいきますが、毎回あしらわれて終わり。ある日その帰り道で迷子になった受けは、年上の少年(攻め)に助けてもらいます。
身代わりと言ってももともと当人同士が好感を抱いていたため気持ちの上では問題ありません。
問題なのは宮廷の中でした。どちらかといえば宮廷内の陰謀や権 -
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美麗イラストにうっとり
不浄の回廊シリーズの小冊子ss、雑誌掲載のもの、書き下ろしと時系列順に並んでいます。
心霊を題材にしているけどあんまりそっちは怖くない、むしろ生きてる人間の過ぎた好意や悪意にゾーっとするお話なのがこのシリーズ。
ssだらけでさっと読める感じかなーと思っていたら大間違い。
3巻も刊行されてるのですが、2巻から3巻へ繋がる大事な物語なのでは?と思えるエピソードがありました。後半ものすごい読み応えあります。番外編集とくくると軽い印象になってしまうのが勿体無いなと感じました。
そんであいかわらず面白いな(笑)
攻めがぶっとんでるので、最後のしんみりするはずの場面が…。えっ、アレっ?こっちに振り切っ -
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幼いこれからの純粋な愛情
獣獣人になろうとしている中佐×役所の文官
幼馴染もの。攻めが受けの家の養子。
幼い頃からお互いのことが大好きだったふたりですが、攻めは15歳の時に軍人になりました。あちこちで戦果をあげしばらく帰省してこなかった攻めですが、ある夜突然帰ってきた攻め。攻めは敵なしと恐れられ尊敬される獣軍人になるため、適合するまでの3ヶ月間世話して欲しいと頼まれる受けでした。
攻めは3年前にも激戦地に向かう前にふらっと受けに会いにきます。その夜酔っ払った受けと何やら約束したのですが、受けはすっかりそのことを忘れていて…。
受けが両親を亡くしゲイバレし、かなりツラい目に遭います。なんと周囲からのヘイトに耐えられ -
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前作から読むと面白さアップ
人の甥と暮らす地方領主×王命により嫁いできた第12王子
2人が結婚したのちに心から結ばれるまでを描いたのが前作、今回はその続編であり、試練がたっぷりでした。
攻めのフレデリックを陥れようとして逆に地位を失った王太子が前作で出てきました。第二王子が王太子になるはずだったのですが、純粋な事故により落命。ふたりは葬儀に出席するべく王都にやってきました。王からの信が厚いフレデリックに貴族たちが群がり、次の王太子には誰を推す?というところから話が動き出します。
すっごく面白くて一気読み。
雪だるま式に悪化していく2人の関係にハラハラし通しでした。とうとうフレデリックが汚い言葉でフィンレイを非難した -
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竜人が暮らす中華風ファンタジー
竜人の国の皇帝×希少種の竜人
中華っぽい雰囲気の竜人が暮らす国のお話。
※受けが妊娠出産しますので苦手な方は注意
※イラストに出てくる子は受けの養い子です
父親が亡くなり天涯孤独である受け。受けは希少種という珍しい竜人。性的に興奮すると首から落ちるウロコが高級な媚薬となるそうな。そのため拐かされる危険があり、身を隠すため貧民街で日雇いをしています。日々かつかつの暮らしですが、ある日銀髪の幼児を拾いました。可愛い存在に慰められ生活に張り合いが出るのですが、この子は体が弱く、ある日大発作を起こします。受けは薬をなんとかしようと自分のウロコを売って金策しようとしますが、友人に嵌められて体を売り飛 -
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幸せなのに泣きたくなるような話
軍事大国の王の側近×属国の不遇な王子
オメガバースです。
『深窓のオメガ王子と奴隷の王』のスピンオフ作品。王子が嫉妬していた相手の恋のお話です。
前半はシリアスに進みます。
受けは迷信をガチガチに信じるお国柄に生まれてしまったオッドアイの王子。
オッドアイは災いを呼ぶ存在だといわれており、生まれてすぐ殺されるところでした。
母の機転により生かされはしましたが周囲から疎まれ恐れられ続けます。
健気にひっそり生きていく王子でしたが、とうとう人質として大国へやられることに。
そしてここからが小林先生の本領発揮です。
攻めがかなりトンチキで、心が動くとなんでも歌にしてしまうと -
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不器用な王様かわいい
兄を殺した敵国の王×大事に育てられた箱入り王子
オメガバースものです。
この作者様にしては珍しくホノボノしておらず、悲惨なエピソードがいろいろと盛り込まれています。
一番ショッキングだったのが、序盤で兄王子が殺されたこと。それまで大層牧歌的だったのでショックでした。
受けも大好きな兄を殺されたため、本能に逆らおうと理性を総動員させます。ツンと拒絶すると閨で10倍返しになる日々。しかし一緒に過ごすほどに、悪人ではなかった攻めに心を奪われていきます。
非常に不器用な攻めでした…。
しかも拒絶されるたびに可愛さ余って状態で酷い言葉が口をついて出たり、抱きつぶしてしまったり。
お互い惹かれつつもど -
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カフェはそんなに出てこない
転移した先で保護してくれた竜人×獣医師
非常に盛りだくさんな内容です。異世界転移、孤児院、ドラゴンカフェ、医療、戦争、王位継承争いなどなど…
いわゆるトラック転移でやってきたのは竜の世界。主人公は森を彷徨っていたところを、攻めであるドラゴンに攫われます。青く美しいドラゴンは大柄な美しい人間に変身、たどたどしいカタコトでなんと育児をはじめます。
赤ちゃん扱いされ戸惑う主人公。しかし優しく愛情深い攻めにお世話されるのはどこまでも心地よく、ほだされてしまうのでした。
この赤ちゃん(ペット?)扱いというのがかなりツボ!
受けの仕草にいちいち反応してカワイイカワイイと喜び慈しむ攻め。お風呂に入れられ -
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表紙のイメージと違う
表紙の太一郎がワルイ顔してるので俺様系かな〜という印象ですが、実は純愛ものでした。序盤、受けはノンケなので攻めの気持ちには応えられません。しかし受けがパラレルワールドに迷い込むという事件が起こります。迷い込んだ先は攻めと知り合っていない世界。その世界で色々体験し、受けの意識が変わっていきます。
攻めは若いながら部長職であり有能なのですが、デレデレと受けを溺愛しまくり。一方受けは一見クール男子で表情は動かないものの、エンジェルで愛されキャラでした。攻めはそこにやられたんですね。この作品は攻め受けともにギャップがたまらないのです…
パラレルワールドの場面転換が少しわかりづらかったものの、非