あらすじ
実写ドラマも大好評を博した、凪良ゆうの大人気「美しい彼」シリーズ、待望の第4弾!! 現役大学生で何の実績もない新人が、個展を開催!? 破格の条件をお膳立てされ、プレッシャーに押し潰されそうになっていた平良(ひら)。そんな恋人を心配する清居(きよい)は、自分を神と崇める平良に、助言もできず葛藤する毎日だ。悩んだ末に平良が会場に選んだのは、なんと廃墟!! 異例づくしの初個展が、ついに開催日を迎え!? 新進写真家と演技派俳優──目指す場所へ駆け出した二人の試練と成長の軌跡!! ※口絵・イラスト収録あり
...続きを読む感情タグBEST3
やっぱり最高です。
平良と清居の関係、ずっと変わっていないようで少しずつ変化してきているのがひしひしと感じられて、お互いが深く愛し合っているのが伝わってきて、とても暖かい気持ちになりました。なにかに挑戦しようとするときの人間の臆病で傲慢で醜くて弱い部分を痛いくらいに突いてきて、、、、これだから凪良先生の小説は読みたくなるのだなと改めて感じました!!まだまだ余韻に浸っていきたいです!
先生ありがとうございました!!
Posted by ブクログ
読んだ方々は当然こう思ったのではないだろうか…
あるべきはずのアレがない…
ないよね?見落とした⁇(゚-゚*;)(;*゚-゚)
BLだよね笑笑
アレのないBLって未だかつてないのでは笑
でも凪良先生なら許してしまう…
って偉そうにすいません( ̄▽ ̄)
まるまる一冊2人の絆と成長の巻でした!
素敵なフレーズ、刺さる言葉、たくさんありました。
凪良先生の文芸ファンの方にも是非こちらの作品達を読んで頂きたいものです。
読まないなんてもったいないわ!
わたしはこちらの方が好き٩( ᐛ )و
読後感が宇宙でした
待ち侘びた新刊の電子版、見つけるや否や購入し一気読みさせていただきましたが、読了後が宇宙でした・・・(褒めています)今回、いちゃいちゃが少ないとは聞いていましたが、円熟したふたりのやり取りはそれはそれでとても心地よく、時に笑わせてくれるし、うつ彼やっぱりいいなと思わせてくれました。
ネタバレはない方が絶対読後感がすごいだろうから、早く読んでみて!とだけお勧めです。
尊い
平良の心理描写&成長、野口さんの過去など見どころ万歳。毎度のことながらジェラる清居が可愛くて可愛くて!!
いちゃいちゃが今回なかったのは残念ですが
安定のひらきよ。尊い。
大好きなお話なので、シリーズが末長く続きますように。
また何度も1巻から読み返します!!!
ひらきよ最高峰❗️
電子書籍いつ出るのかいつ出るのかと待ち遠しくしてました。
挿絵は少ない事といちゃいちゃ行為がないと聞いていたがそんな事関係なく物語に集中して一気読みしてしまいました。
本を読み終わり、まず初めに思ったのは、ひらきよのどくどくな世界観にひたって、ひらきよ最高としかいえませんでした。
内容などは書きませんが、まず読んで見て下さい。
少し成長したそして熟年夫夫のひらきよがいるので!
3巻まで読破して
最新巻もやはり買ってしまいました。
今回は、ヒラくん、死んじゃうのか、と本当にハラハラしました。
そんなことになったら、清居くんは生きていけないから!と、泣きそうになりました。
イチャイチャは、ほぼ無くて、でもふたりの魂の結びつきが逆に強調されて、感動しました。
ストーリーに深みがあってもの凄ーく良かったです。ただこれまでの感じからして、最後の最後までイチャイチャを期待しながら読み終えました。続編お待ちしております。
美しい彼シリーズの中で読んでいてもっとも苦しかったです。表現することについて突きつめ、胸が痛くなるほど。高校時代からは想像もつかないほど清居くんが平良くんを支えていたり。楽しい面白い言葉のやり取りもたくさん散りばめられていてニヤけてしまうことも。一方物語としては重く辛かった…。でも最高でした。まだまだ読みたいです。
Posted by ブクログ
相変わらず平良のボキャブラリー面白いし、逸脱してる
清居も野口さんもツッコミが研磨されてて途中途中何回も爆笑した
平良の変化をやきもきしながら見守る清居、ラブパワーでした
やっぱりこの作品は殿堂入り
Posted by ブクログ
平良の無意識な王様ぶりに拍車がかかった気がします。
清居が気の毒になるくらい。
というか、だんだん二人の色が似てきたのかな。
ほんと良くも悪くもこれ以上ないくらいお似合いの二人。
謙虚でありつつ傲慢。
平良は不思議な存在ですね。
カメラマンとか芸術家の天才って、やはり変わり者ってことなのかな。
そしてメディアの戦略というのもリアリティがあって、なるほどと感心しちゃいました。
大事なのは中身であっても、まず判断される要因として重要になるのは見た目。
同じことをしても、「きもい」になるか「ミステリアス」になるか、受け取り手に影響を与えるのは視覚情報。
ちゃんと見てほしいと思う気持ちもわかるけど、まず見てもらえないことには話しにならない。
それは現実でも同じなんだろうな。
平良の変化に戸惑いつつ、自分の感情を形容できない清居の描写が本当に繊細で胸が痛くなりました。
感情の描写がすごい。
人間の感情って、いつでもそんな一言で表せるものではないですよね。
二人とももがいて苦しんで、でも変わらない変えられない想いはあって。
「儘ならない彼」も是非また同じキャストで見てみたいなと思いました。
Posted by ブクログ
BL小説というジャンルにするには勿体無い。
創作活動してる人には刺さる作品だと思います。
まず平良という人間はとても変でキモい。
けどこの作品では変な平良が普通なので、清居が平良の事を『普通』だと言ったシーンが、普通だから変なのでは⁇という、変な衝動に駆られた。
私自身、自分って変なのでは⁇と思う時期も多々ありましたが、読めば読むほど自分は凡人で『普通』なんだと思った。
このシリーズのあとがきを読むのが好きなのですが、凪良ゆう先生は多分、いや、かなり変です。(褒めてます)
Posted by ブクログ
読み終わってしまいましたーT^T
さ、さみしい、、、
勝手に完結かと思ってたんですが
最新刊ってことなんですね!
ちょっとホッとしています
さて、前作は清居の成長が描かれ
今回は平良の成長が描かれている
という感じでしょうか
清居が鋼のメンタルなのに対して
平良の危うさったら、、、T^T
清居のストイック物語の方が好みですが
平良の危うさからの清居の妻感?いや夫感?いややっぱ妻かな!感がよかったです(//∇//)
そして皆さんから聞いてはいましたが
イチャイチャ場面がめっちゃ少ない!
どんどん減ってます
ホントになぜシマシマしているのか、、、笑
ちょっと見たい気も、、、笑 いやいや
その分なんか愛が深かったなー
二人の関係はすごく進化してるなと感じました
1巻目を思い返すと
あんなに通じ合ってなかった二人が
こんなに信頼関係を築けるようになるなんて(゚´Д`゚)゚。
泣けるT^T
回を重ねるごと周囲のキャラも深まっていき
より面白くなっていってます(^^)
初めて読んだBLでしたが
シリーズを通して大変楽しめました╰(*´︶`*)╯♡
みんみんさん、おびのりさん、雪見酒さん、まきさんのレビューのおかげで手にすることができました(*´-`)ありがとうございました!
今まで読んでいた凪良さんとはまた違った雰囲気を知ることができて、ちょっと凪良さんが身近に感じました(*´꒳`*)
どちらの作品も心地よく、ますますファンになりました♡
ゆっくりでいいのでまた続きが読みたいです♪
そして凪良さんの他の作品も読んでみたいです(*´-`)
Posted by ブクログ
勿体無いので、少しづつ少しづつ読み進めて来たのに、今日は止められなくなり、遂に読み終えてしまいました。平良危うし!途中ハラハラしながら…あー、もっと読みたいっ!
Posted by ブクログ
凪良さん、凄いです!★5個なんかじゃ足りません。゚(゚´ω`゚)゚。
このシリーズは本当に良いですが、その中でも最高に良かったです♪♪
この本はBLというジャンルになってしまい、小説好きの人があまり目にしない棚に売っておりますが、そんなの勿体無さすぎです。本屋大賞取っていいんじゃないの!?というくらい素晴らしい作品でした(*´꒳`*)
あまり慣れていない書店に行くと、探すのにかなり苦労します(-。-;
声を大にして言いたいです。
『新刊コーナーや、おすすめコーナーに平積みで売ってもらいたいっ!!!絶対もっと売れて然るべき小説だ!間違いないっ!』
3巻あたりからお仕事小説になりつつありますが、私にとっては寧ろ有難い感じで、エロが無いので大変読みやすいのです(*´꒳`*)
今回は主に平良くんのカメラマンとしてのお仕事にスポットが当てられているのですが、山あり、谷あり、事件あり。
愛があり、喧嘩もあり、クライマックスはうるうるしちゃいました。
読み終わった後、一本の映画を見終わったような感動が。
凪良さんの作品は、本当に何を読んでも私には合うようです(*´∇`*)
3年おきでも待つので、ずっとこの作品が続いて欲しいです。ずっと執筆続けて欲しいです(*´∇`*)
匿名
久しぶりの続編!
待ってました!!
平良の相変わらずのキモさに笑いながら、その成長に感動しまくりでした。
唯一無二といってもいいこんな面白くて素敵な小説に出会えたことに本当に感謝です。
私は実写化とかが受け付けないタイプなので、一途にこの小説の続編を待ってます!
久しぶりの美しい彼シリーズの新刊で、ひらきよの新境地が見られて本当に嬉しいです。一般文芸で有名になった凪良先生がまたBLの続編を書いてくれて嬉しいです。
今回は平良のターンで、初個展に悩み、他人から評価され戸惑う様子が丁寧に描かれています。何もかも儘ならない中で、清居の深い愛情を常に感じました。文字通りパートナーになっていて感動します。
笑いと繊細さと涙と
キングの受難は爆笑でしたし、次の話は繊細で温かい描写があり、美しい彼1の前半で平良が清居をカメラで撮影するシーンを思い出しました。
平良の個展からの話はカメラや仕事との向き合い方にぶつかり、涙したり、二人を大ピンチが訪れたりと怒涛の展開で一気読みでした。
いろんな感情、いろんな良さがぎゅっと詰まった一冊で、たくさんの人に読んでもらいたいと思いました。
Posted by ブクログ
一時的に別居することきなった、平良と清居のくだりが二人らしくてすごく好きだった。グダグダしながらもいつまでも幸せに二人でいてほしい。
BL要素を求める方には物足りないのかもだけど、読みやすかった。
Posted by ブクログ
自立とは一人で何でも出来るという意味ではなく、人に助けを求められることと聞いたことがある。
まだまだ大人になりきれてない2人の恋愛が微笑ましいようで、大人になっていたら出来ない逞しいさもある。
これからも無自覚なままなのか、自覚した時に2人の関係はどうなってしまうのか怖いけど見たいような。
それにしても野口さんカッコいいですね。
そこからの最後の短編がまた素敵です。うっとり
本当に好きすぎる!
発売が紙の方が先だったから我慢出来ずにそちらを発売日に購入し読みました!
その後電子の方も発売日に購入したものの忙しくてなかなか読めず、、
少し時間が空いて読んだけどやっぱりいい!
特に平良の危機的状況の場面なんかはハラハラドキドキ!
今作は2人の営みのシーンはなかったけどそれでも愛に溢れててよかったです><♪
美しい彼はBLコンテンツの中でダントツで好きな作品♪
今後のひらきよも楽しみ☆
サイコーでした!
最新刊が出たのが嬉しすぎて、最初の「美しい彼」から読み返しました。好きすぎて何回も読んだけど、やっぱり面白すぎです。
前回では清居がめちゃめちゃ頑張ったけど、今回は平良ががんばった!そして成長しました。キモいと言いつつ、その個性ごと平良を愛せる清居は綺麗でクールな見た目でも、中身はホントに男前!平良には清居が、清居には平良が必要で、他の誰でもだめだろうなと思います。
読後感はあったかくて爽やかで大満足でした。
待ってました
久しぶりでもキモい平良とメンタル最強乙女清居。今回は平良の成長ターン。個展の開催から始まり、新キャラも登場してある賞への師弟対決へ。2人の関係だけでなく周りの人達の関わりなど夢中になって読みました。
Posted by ブクログ
やっぱり好きだなぁ、と思う次第。
気持ち悪い攻めは好きよ。
最近は一般書籍ばかりだけど、個人的にはBL作品の方が好きです。あっちが面白くないわけじゃないけどね、デビュー作から読んでいるから、思い入れはこちらの方が強い。頭が痛くなるほど泣いた作品もあるから、そういうのは覆せないんよ。
Posted by ブクログ
シリーズの大ファン!!
健気なキング清居とネガティブに見せて傲慢な平良が健在でありがたい!!
「嫌いになる」の一言が清居にとってどれだけ重たい意味を持つのか心の奥底では理解している平良…最高
満たされたの一言につきる
毎度毎度この人間味の深さに驚かされます。
今回でまた追加されたと言うのが正しいのかわからないけど、魅力が増しました。
この本を通して奥底の誰しもが持ってる欲望だったり、傲慢だったり、生き様が生々しく描かれていて、感動も、もちろんしたのですが、この言葉より満たされたと言う言葉の方が合うなと個人的には思いました。
ストン、とどこか納得してしまうような、シリーズを通して深めていってるなと今回改めて思いました。
少し作品に触れるとするならば、お互いがお互いに依存してる、というのが増した、がしっくりくるとおもいます。
追加で言いたいのが、作品一貫して活字で映像が作り出されるということ。読んでいて楽しいし、苦ではない。一瞬でとはいかないけど、そんな気分で、一行一行丁寧に読みました。
やっぱり、全てを読んでからこの作品を読んで欲しいと切に思います。ま、自由なんですけどね。
最後に、美しいです。そしてキモいです。(褒め言葉として)
匿名
大好きな作品!ずっと次作を待っていたので嬉しかったです。2人の素晴らしい恋愛模様もまた見れて嬉しく。役者と写真家、仕事に対しての葛藤や成長も素晴らしかったです。こんなにも繊細な心のありかたを表現してくださり何度も目から鱗な言葉があり自分自身にも強く胸に刺さりました。
まだまだヒラクンとキヨイクンの恋愛と生きざまを見たいので次も楽しみに待ってます。
Posted by ブクログ
○凪良ゆう
○『儘ならない彼 美しい彼4』
○「美しい彼」シリーズ第四弾!(番外編を含めれば5冊目)
○BL小説。
――――――――――――――
(魅力)
現役大学生の平良(ひら)とその恋人の清居(きよい)の試練と成長の物語。
前巻から続く彼らの関係と、それを取り巻く人々のドラマが描かれていた。
今巻は平良の番。
平良が初の個展の会場に選んだのは、なんと廃墟。
斬新で大胆な選択は、平良の独自性を象徴していた。
廃墟でどのような作品が生まれ、評価されるのか、期待と不安が交錯する中で、平良の成長を追いかける楽しさがあった。
凪良ゆうさんの文章は、圧巻で情景やキャラクターの感情が、まるで目の前で起こっているかのように描写され、惹きつけられてやまない。
特に平良のあるシーンでは、平良の心の揺れ動きが克明に伝わってきてふるえた。
また、平良の師匠である野口が語る短編に潜む思いやりや重みも、読後感を深めた。
そしてなんといっても、平良と清居の関係性は、このシリーズの最大の魅力の一つだ。
互いを必要とし、心から理解し合おうとする二人のやり取りには、思わず微笑んでしまう。
彼らの成長は、愛とは何かを再認識させてくれる。
誰もが2人の幸せを応援したくなるはず。
平良の個展を応援する人たちや師匠たちの存在も、物語をより彩り豊かにしていた。
彼らの絆と理解し合う姿は、温かい感情をもたらしてくれる。
今巻は、心の深い部分に響くストーリーと、美しい描写が詰まった一冊だった。
―――――――――――――
(ひとこと)
そういえば、平良と清居はいまだに名字で呼びあっていますね。
タイトル通り、二人の関係にはまだまだ解決されていない感情が存在するってことなんでしょうか…
2人がさらに一歩踏み込んだ関係へと進展する日を見届けるのが待ち遠しいです。
願わくば、これからも平良と清居の成長を見守り続けたいです!
安定の面白さ
今回は平良の社会的な成長譚というかレベルアップする話。根暗キモ大学生からネクストステージへ。
すべてが初めての経験に加えて人付き合いの苦手な平良。悩みに悩んだ末、『僕は助けてくれるみんなのおかげで生きているからそれに報いなくては』的な思考に陥り、なんと平良がまともになりかけてしまう…!大惨事です!
しかし本来ネガティブ俺様である平良がそんな枠に収まるわけがなく、歪みが出てしまい、ますますドツボにはまる。
それを一喝する清居がまたかっこいい!
そして終盤の必死な清居に涙。没頭して一気に読みました。
また続編出るといいなー。
匿名
やっぱり最幸です。
待ってました、続刊!!
そして今回もまた良かったです😭!!
他の皆さんが言う通りこれは何の情報もなく読んだ方が良いと思います…!感動🥹
平良と清居の互いを想う気持ちが切なくとも愛おしい
また続きがみられることを楽しみにしています。
2人の先をまだまだ見たい
小説を何度も読み直し、実写も何度も見て、コミカライズ版も購入し、期待値は上がる一方の中でも尚、最新巻は裏切らない!!成長を見せつつも相変わらずの2人で、楽しませてくれました!いや、ほんとに凪良先生は天才だな… 思い入れが入っちゃったファンたちをあいも変わらずこんなにも楽しませてくれるなんて… そしてまた、最初に読んだ時の興奮や衝撃を思い出しました。最高のエンターテイメントを有難う!!次巻も待ち望んでおります。
待った甲斐あり!
好きなシリーズです。待った甲斐あり。平良ワールド全開。正直、すべてを理解しきれませんが周りの反応とか清居君の俺様なのに尽くし系な姿が楽しい。そして所々に入る才能のあるなしや上がるものと下がるものの違いとか。才能がない、脱落していく者たちの切なさ。でも才能があったって、足掻いている姿も切ない。でも最後は其々の前に向かって行ってる感じも良い読後感です!
待ってた
凪良先生、放置プレイかと思いました.........。また続き読めて良かったです(涙)。
師匠との3人の絡みも健在で、笑えました。
ああ、せめて2年以内には続編読みたいです!!!
Posted by ブクログ
待ちに待った美彼シリーズの最新作。
今回は平良主体の内容でしたが、平良が成長していく(普通になっていく)様子に平良らしさを感じられず、モヤモヤする清居に愛を感じました。
今回はイチャイチャシーンもあまりなく、普段BLを読まない私にとっては読みやすかったです。
やはり、凪良さんの文章は美しく、刺さります。
読み終えてしまった寂しさを感じますが、次作を待ちたいと思います。
Posted by ブクログ
久しぶりのひらきよ。
清居が素直にいちゃいちゃしたいと思ったり、絶対に別れないと言ったり、愛情があふれてた。
平良は、どんな事があっても変わらないと思ってたけれど、平良なりに成長していて、違う方向に行きそうになったりもしたけれど、アヒル隊長のもともどってきてくれて、よかった。いつまでも愛されるきもうざでいてほしい。
野口さんの過去話も、知れてよかった。この師匠でよかった。
刊行ペースはゆっくりに、とあったので、また何年先かは分からないけれど、ひらきよに会える日を楽しみに待とう。
Posted by ブクログ
個展を目前に控えた平良と、舞台の成功で次のステージに進み始めた清居。『キモウザな平良が好きになったのに…』『普通の恋がしたかったはずなのに…』個展での経験を機に大きな成長を見せた平良に戸惑う清居。分かるよ、清居くん!私もだ。しかし、プロの写真家としての一歩を踏み出した平良に、とんでもない災難が。極限状態の平良のど根性が刺さる。まさかあの清居が人前で号泣しブス顔を晒す日が来るとは。『嫌いになるって二度と言うな』キングでありながら最高に乙女で一途な清居くんが好き!野口さんも好き!みんな好き!
Posted by ブクログ
美しい彼4巻。
本編の前作から5年たっての発売なので、発売されたことすら歓喜の涙です。
そして期待を裏切らない面白さ。
前半何回か声出して笑ったわ。
平良も清居もまだ大学4年生。
そして平良は個展を出すことになった。廃墟に潜むヌードの自分が覗いているような気持ち悪い、けど、目を惹かれて離せなくなる写真たち。
師匠の野口さんから「もうアシスタントには来なくていい。自分の個展に集中しろ」といわれた。
野口さんには平良のかわりに、新しいアシスタントがついた。
野口さんが口をきいてくれて、個展の開催に強い入江さんを紹介してもらい、学生ながら大盛況に終わる。
最後の日、野口さんが帰り際ほかの人に話しているのを聞いてしまう
「俺はアイツが嫌いだ」
俺は野口さんにいつ嫌われたんだろう・・・・。
平良は野口さんのアシスタントではなくなってしまった。その恐怖。不安。
師匠に頼れない辛さ。どうしたらいい?こんな時に聞ける、頼れる相手がいない。
個展が大成功で終わった平良にマネージャーの恩田がついた。
元カメラマン。平良のよくわからない黄金の国の話もさらりと応えることができる逸材で、平良をウマイコト操縦する。
清居はそれらを横で見ていたが、自分の言葉が平良の良くも悪くもすることが分かっているため、何も言えない。見守るだけ。
そしたら、恩田はどんどん二人の家に入り込んでくる。仕事からかえってきたら大体恩田が家にいて長い打ち合わせをしている。面白くない。
だが、それは平良の為になること「いやだ」といえばきっと、平良は恩田を家に呼ばないし、そうすると平良の仕事に支障がある。そんなことはできない。
木村伊兵衛賞のノミネートに噂で平良と野口の名前があがってきた。子弟対決といわれるようになることに平良は閉口する。
その前に新しい写真賞ができた。間口の広いなんでもOKな写真賞。こちらも平良と野口がノミネートされる。
平良がこれを受賞したら、木村伊兵衛賞も近くなるし、2冠ともなると話題になると恩田ははりきる。
が、
平良はだんだん自分はなんのために写真を撮っているんだろう・・と考え始める。
自分が写真を撮って、野口と仲が悪くなるぐらいなら写真を撮る意味がどこにあるんだろう?
そして、恩田の思う写真は自分が撮りたいものなんだろうか?
確かに、個展は大盛況で世の中の自分への希望はアレなんだろうけど、あの時撮った自分はもう、過去の自分であって、現在の自分じゃない。
それを撮ることに何の意味が・・・?
でも・・・
もうここ最初からネタバレだから書いちゃうけど
240Pあたりからかなり話が不穏になります。
平良が写真を撮ることを辞めようとしていることに怒って、清居は別居を言い渡し、
ようやく平良は写真を撮る意味をおもいだします。
そして長野の廃墟に写真を撮りにいくんだけど、帰る予定の日になっても帰ってこない。台風でそのあたりに土砂崩れがあちこちで発生していると知ると、
清居は長野に行きたいと思うけど、朝の帯の情報番組やら取材やらでスケジュールはぱんぱん。これを全部投げ捨てていくことはできない。
って思ったら、マネージャーの菅さんが清居がおかしいことに気が付いて問いただす。
そしたら清居のスケジュールを全部調整し始めた。「今日の夜までがはんばって。明日に長野にいけるようにするから」と。
菅さん、前に清居が舞台にでるため菅さんにも社長にも言わずに20kg体重を増やすという暴挙にでたことを悔やんでいた。タレントが悩んだ時に相談して、支えてあげることが自分の仕事なのに。
だからこそ、今回は清居は本当は長野に行きたい気持ちをくんで、スケジュールを調整してあげたんだけど、
もう、この菅さんの気持ちから泣けてきて泣けてきて・・・。
平良をすごいカメラマンにするために、野口さん入江さん恩田さんそのほかかつては小山君も支えてきたけど、
清居にも、菅さんや山形さんや、杏奈も桐谷くんもいて、
このカップル、こんなにたくさんの人に支えられてるんだなぁ・・っておもうと感無量。
あの、高校生、4月の始業式のひとめぼれからはじまって、叶うことがあるはずない恋心だったのに心がなんとなく通じて、誰にも自分の気持ちを言えず、こっそり会っていた二人が、今はこんなにたくさんの人に支えられて・・・って思ったらもう、ほんと、泣けてきたよ。
それからの、平良の生き埋め事件(話が飛ぶ)
「嫌いだ」って言われた清居はどんなにつらかっただろう。
言った平良はどんなにつらかっただろう。
暗闇で撮る、セルフポートレート。
動画という選択肢はなくて、カメラマンだからこそ、写真で自分の気持ちを清居に届けようとする。
自分が死んで、清居がひとりぼっちになったときに、ちゃんと自分は清居を最期まで愛していたことを伝えるため、もう死がそこまで迫ってきていても伝えようとする姿。土砂がきて、そのメッセージが入ったカメラをかかえて埋もれる平良・・・。
もう、ダメでした。涙の大決壊!!!
ぜったい、ぜ~~ったい、助かるんだ、凪良ゆうさんがこんなアンハッピーエンドでこの物語を終わらせるわけがないんだ!
って思いながら読んでいても、もう、二人の気持ちが辛くて悲しくて、
愛が重くて・・・
3巻の「悩ましい彼」は清居の体重が20kg増量しないとだめなので映像化は無理だから、4巻ならば!!と思って読んだけど、
やっぱりね、ドラマはドラマの良さがあってめちゃくちゃ好きなんだけど、
原作は原作でめちゃくちゃよくて、
あんなにドラマと映画を見まくってるのに(現在で映画館でみた回数14回)、全然萩原利久くんと八木勇征くんで脳内映像されなかったんですよ。
どっちかっていうと、ドラマCDの声で、原作の葛西りかこ先生の絵で脳内映像されました。
やっぱ、原作の平良がキモすぎるからかもしれません(途中、キモくなくなるんですが(清居目線で)、やっぱ平良はキモくてなんぼでしょう!)
4巻がでるまで5年かかって、
あとがきに「刊行ペースはのんびりになりますが」と書かれているので、5巻が出るのはいつになるやらわかりませんが、
できればお早めに・・・お願いしたいっ!
Posted by ブクログ
いつまでも同じところにはいられない
手に入れたら失うこともある
それでも別のなにかを得られると信じて
進むしかない
持てる者こそ思慮深くあれ
お互いを尊重する軸が出来上がって
今作は清居から平良への健気さが際立つ
静観するというか死なば諸共派って言うらしい
理想の先にある現実の愛♡
清居にしかわからない
平良の行動をちゃんと理解してるところ
深い愛を感じずにはいられない
人を好きになり愛する存在になるまでの軌跡に涙
Posted by ブクログ
平良くんと清居くんの関係がますます深くなっていってるのが愛おしいし、野口さんが最高の師匠すぎて言葉が出ないし、菅さんとか恩田さんとかの支える側の想いに心打たれるし、、凪良ゆう先生、今作も素晴らしすぎました。
嬉しい、ですが、
あとがきでも書かれているように10年たって先生を取り巻く環境に物凄く変化がある中、それでもBLで新刊を出してくださる、というだけで大感謝。なのですが、「メディア化」の影響は本当に無いのかな?とちょっとモヤっとするというか気になるストーリー展開だったのも否めない感がありました。フルスロットルでBL感だったか、というとそうでもなくギリギリ一般文芸でもいけるようなラインを、あえて狙ってるのか10年という時の流れによる作風の変化なのか微妙だな~~と思いながら読み切りました。
要約、平良が雄みを出してくれて清居が可愛くなっちゃうイチャイチャがまた見たい!!!!!!煩悩に溢れたヲタクの願望なだけですが………(^ω^)
Posted by ブクログ
少しずつ、少しずつ、成長していく二人を感じられてあたたかくなる。
そんな二人の周りに集まる、とてもあたたかい大人たちのことも同時に好きになる。
以前は二人と同じ目線で物語を楽しんでいたような気がするけど、いまは二人の周りにいる大人たちのような目線で楽しんでいる。
近くで見守って、助けを求められたら力を貸したい。
土砂崩れに巻き込まれたときの、死の間際の、最後の写真、見てみたい。
「嫌い」という言葉の破壊力を無自覚に知っていて使った平良。本当に恐ろしい子。
Posted by ブクログ
告知されてから、ずっと読むのを楽しみにしていた凪良ゆうさんの新刊。「美しい彼」4作目。
大きなドラマの仕事が舞い込み、飛躍の時を迎える清居。平良は初の個展を開催し、作品が絶賛されるがー…?
作品を重ねていくごとに成長していく2人に胸が熱くなる。
口を出さず、ただひたすらに見守るという偉業を成し遂げた清居に拍手!
平良に対しずっと、普通でいてくれ…と思っていたのに、普通の平良よりも、きもうざな平良がいいということに気付いてしまった清居にキュンとした。
菅さんと野口さんがますます好きになった。
ある場面での菅さんの考え方が素晴らしすぎるし、エピローグで明かされた野口さんの行動に胸を打たれた。
野口さん視点の短編も好きだったなぁ。
他にも読みどころが満載で楽しめた。
次作がどんな展開になるのか楽しみ。
✎︎____________
あきらめることも楽に生きる方法のひとつ(p.13)
同棲で大事なのは互いに相手の趣味を尊重することだ(p.16)
なにも失わず、望みだけを叶えようなんて傲慢だ(p.23)
自分で自分を追い詰める。そうすることでしか辿り着けない場所もあるのだ。(pp.76~77)
人間ってのは基本的に弱くて愚かで悲しくて、そこが愛しい生き物なんだ(p.98)
黙って見守るってしんどいわよね(p.159)
見守ることと放置はどう違うのか。(p.204)
がんばることと、他人を頼らないことは違う。(p.240)
持っていないことは貧しいことじゃない。なにも持っていないからこそ、目指す場所へと軽やかに駆け出すことができる。(p.297)
Posted by ブクログ
ライトな感じになったのは残念な気がする。そのぶん、想いの強さが伝わってこないようで。「キライ」の影響とその収束も物足りない。次はもっと攻めてほしい。
Posted by ブクログ
平良をここまで思えちゃう清居が毎度のこと尊い。
キモいから普通になってくれ、からキモいお前がお前まで行き着いてしまったー。はぁー!
清居を思う平良は普通だと思えちゃうのにな笑
多くの味方や理解者に囲まれた二人、特に野口さんと清居マネの菅さん、熱い。
野口さんみたいなカッコつけも本音も嫌味なくサラッともグサっとも出せる大人は本当にカッコ良いです。
2024.11.7
180
Posted by ブクログ
おかえりなさい、凪良さん
やっぱり、シマシマになってしまう「美しい彼」
しかーし、今作「儘ならない彼」は すでに
内容はシマシマではありません
カメラマンと俳優のお仕事小説として昇華し始めております
内心もう少しいちゃついていただいてもと思うほどなのです
ネガティヴ暴君きもうざ平良が、
少しまともな時間が多いのです
カメラマンとして初めての個展を成功させて
これからの方向性まで考えるのです
そのまともさに納得できない清居
社会の普通な潮流から引き戻します
私は凪良さんはこちら側の方が好きなんですと思っているんですが
いろいろ書かれてBLの底上げしてきたような気がします
匿名
足りない
美しい彼からずっとこの2人の物語が大好きで、
小説としてはすごく面白かったです
でもBLとしてはどうだろう。
決して満足という言葉は出てこないほど圧倒的にイチャイチャが足りなかったです
Posted by ブクログ
平良の物語!
明確な濡れ場がなくて正直物足りない(あのときの清居が好きなので)が、美しい彼シリーズの新作が読めただけでも満足。ストーリーも面白かった