あらすじ
ある日、高校教師の懸が駅の改札を抜けると、そこは異界だった――懸は召喚されてしまったらしい。そして立太子宣明の儀で、人間の懸を召喚した第二王子レオが王位継承権一位を得た。「呼ぶ気はなかった」とレオから睨まれたものの、元の世界に帰ることができない懸は否応なく彼の城で世話になることに。そこで亜人という種族が差別される異界の認めがたい常識とレオの優しさを知り、惹かれ始める懸だったが……？
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Posted by ブクログ
【懸、深いところが好きか？それとも、深く嵌めた根本で浅い部分を圧迫されるのが好きか？（レオ）】
エロス度★★★
レオと懸、異世界の第二王子と異世界に召喚された高校教師が紡ぐ恋物語♡
亜人への差別や構ってちゃんな胸くそキャラがしんどい部分もありますが、初対面の最悪な出会いから一転し、レオと懸がお互いに惹かれていく姿が尊かった。
また、懸を先生と慕う亜人の子どもたちの可愛さも癒しで、子どもらしい純粋無垢な爆弾発言で懸が追いつめられちゃうのがツボ♡
レオから大切に溺愛される懸が濡場で乱れる姿が垂涎！
身分差、差別がテーマ
異世界モノですが
亜人に対して差別が横行していて
ちょっと考えさせられる
内容でした。
亜人の子供たちは
可愛くて良かったです。
現代の化学
栗城先生の書かれるファンタジー作品の中で１番面白かったです。栗城先生と言えば、現代リーマンものが人気ですが、この作品はファンタジーの中に現代の化学を取り入れていて、栗城先生らしさがありました。他のファンタジー作品よりリアリティがあって良かったです。
作家買い
タイトルそのまんま、亜人たちをかばう第二王子×高校教師
受けが召喚された世界には、人間と亜人と魔獣と動物がいて、外見が動物との混じり物である亜人は奴隷身分。攻めは亜人も平等だという考えであり、逃げてきた亜人を自領に受け入れており、他の領地を統べる王子からは大顰蹙。中でも第三王子とはバチバチ。この国には『人間を召喚できた王子が問答無用で王になれる』という決まりがあるらしく、攻めと受けの事を憎んでいる模様。
教師である受けは亜人の子供達に教育を施しつつ周囲にとけこんでいきますが、第三王子が色々仕掛けてきます。
第三王子が酷いやつで、一番存在感が強かった（笑）
差別主義で暴力的で卑怯で狡賢く…最低の悪役なんですが、文中で兄への心情を叫びました。すました兄の気を引きたかった、感情を自分に向けて欲しかったというのがきっかけらしいのですが、そこから拗らせまくって命を狙うまでに（笑）とんでもない悪役なんですが、この作品の中で一番心に残りました。
主人公カップルはわりとあっさりお互いに好感を持ってくっつきました。
