すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
久しぶりにパレスチナ問題の勉強。
いやいやたった200ページの新書本だが内容が濃かった。さすがは早尾貴紀の監訳。
読み飛ばすつもりが、第1章に目を通しただけで結局メモりながらの時間をかけた学習になった。チャッピー君にも長々と教えてもらった。
第1章「紛争はいつ、どこではじまったのか?」
・この紛争の本質は宗教ではなく「植民地化」
・「土地を新しく国家として開拓しようとする
人々」と
「そこに住んでいる住民」 との衝突だ。
・紛争の起点は古代ではなく、
19世紀末のヨーロッパにある。
こんな感じでしっかりと書かれている。作者はイスラエル生まれの著名な学者で、いつかは読 -
Posted by ブクログ
ネタバレ注!
内容に触れています
なんだか、「たんに面白いお話(物語)を久しぶりに読んだー!」って感じ(^^)/
たんに面白かったという意味での★5つなんて、エッセイや雑誌を除くと、去年(2025年)の夏の『死んでいない者(滝口悠生著』以来だ。
いや、九段理江の3冊はエキサイティングでよかったし。高山羽根子の2冊もよかった。
ただ、九段理江のそれらは「たんに面白い物語」という意味では、まだ今一つそこに届いていないし。
高山羽根子のそれらは『首里の馬』の良さと比べちゃうとなぁ…、という感じだった。
よかったと言えば、中村文則の辛気臭いお話も「なんでこんな辛気臭く書くかねぇ…w」って、クスッ -
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人生初の枕草子読破に挑戦!
冒頭からめちゃくちゃ素晴らしい。
ずっと枕草子を読むことに憧れていた。教科書に載っている箇所だけでも好きだったので。いつか自分に合う現代訳が出れば、、と願っていた。
ちくま学芸文庫のこちらの構成は、本当に読みやすい。私の理想に近いものだったので即購入。
ひとつの段ごとに、まず本文、次に訳、そして評と3つに分けられて細やかに易しく読ませてくれる。
各段ことの島内先生の評が特に良い。清少納言の伸びやかで清々しく、少し中性的な文章に呼応するように島内先生の温かみのある説明が続く。どちらの文章にも癒されて、こちらまで楽しい気持ちになる。
きめ細やかな清少納言の自然への観察眼 -
Posted by ブクログ
ホロコーストの記録、実際に収容された心理学者による記録
イスラエルのガザ地区を殲滅するかのような攻撃、イランへの過剰防御と思うような攻撃。新たな戦争の根源たる思想の片鱗を見た
戦争、ナチスが起こした人類史上残酷かつ理不尽な人種差別
その内実と心理的動きを知ることは知的好奇心からみて大変充実した内容だった
家畜以下の扱いを受ける人、それを行うSSの監視員またはカポー地獄のような状態のなか、どのように生きるのかそして生きてきたのか
生きる"意味"を探すのではなく"意味"によって生かされているまたは生きることに問われているという文章が深く印象的で、正しく理解し -
Posted by ブクログ
精神疾患も脳科学によって解明が進んでいることが分かる本。
遺伝子異常が脳の活動に影響し、これが精神疾患に結び付いているケースも意外に多いようである。
ただし、うつ病のように環境要因が強く働く病態もあるので、一概にはいえない。
動物実験についての記述で、伝統的には、マウスにストレスを与えて精神疾患のような状態を作出して実験していたという話が興味深かった。
最近は、遺伝子をいじって精神疾患モデルマウスを作るようなこともしているらしい(明記はされていないが、おそらくCRISPR技術あってのことだろう)。
また、ニューロフィードバックについては全く知識がなかったが、これがなかなか面白い。
原理的に
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