一穂ミチのレビュー一覧
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コロナを軸に描いた短編集。
パンデミックと罪の物語ということで、タイトルは「ツミデミック」。
私は4つ目の「特別縁故者」が好きだった。
コロナでレストランを首になった主人公が、職を通して一人暮らしの老人と関わっていくお話。
最初の下心から本当の縁故者のような絆が芽生えて行く流れが、とても温かくて。そして人間心理描写がとても上手な作家さんだなと。全ての感情に同意できる感じ。
5つ目の「祝福の歌」も好き。重たかったけど。
コロナによって人生を狂わされてしまったお隣さんご夫婦の話も、主人公たちの家庭に起きていたさまざまな出来事も、全て戻ることができない“今の出来事”。
でも、祝福の歌だけは何 -
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ネタバレ【続きは書店で】瀬尾まいこ
かなり好き。
小説の中の登場人物と友人になれそうかどうか、と考える
菅原くんがいい。
確かに、共感できない、好きになれない主人公のお話を
読むのは苦痛かもしれない。
初めての作家さん。他の作品も読んでみたい。
【歌うように生きて」一穂ミチ
これまで何事も難なくこなしてきた主人公は、他人も含め、
何にも興味がないように見えた。その結果が、とんかつ屋
のナンパまでの出来事だと思う。
主人公を好きになれなかった。
【手に取って見てみろよ】坂木司
男性二人のやり取りが面白かった。
書店を経営するのがどれだけ大変か知った。
ネットではなく、書店で本を買わなきゃと改めて思った。 -
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ネタバレ突然恋人を失った青吾もそうだけど、「お土産、楽しみにしてて」と言った多美自身も、なんで自分が…!と悔しくて怖くて悲しかったはず。
お互い何の疑問もなく普通に帰ると思っていたのにこんなことになるなんて。
多美と一緒に海難事故に遭った出口波留彦の妻・沙都子と一緒に、青吾は事故の真相を調べることになるが、真相が分かって少しでも喪失感が癒える結末になればいいと思ったらとんでもなかった。
波留彦(ハル)の子ども時代、父との関係、島という閉鎖的社会、いろんな要因が絡み合ってこの事故が起きてしまった。
誰が悪いというか…そもそもの要因はハルの父親だけど。
青吾の喪失感が痛々しくて結末が辛かった。
願わくば -
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一穂さんが描く、味わい深い人生アレコレの
お話17編。少しファンタジー系が多い?
ちょっとSFぽいものもあり、お得意の恋愛もの
BLものありと、なんでもござれの17編。
数ページで終わる作品、
すでに私の記憶にないなんて
これこそ一穂さんに哀愁たっぷりに
悲しい男として描いていただきたい(_ _).。o○
読み終えての感想が
あまりないのもめずらしい。
一日中いろんなTVをボーっとみすぎて
覚えてない感覚にちかい。
それでも備忘録として記憶に残る
良かった短編を残そう。
Droppin' Drops
永遠のアイ
BL
sofa&…
神さまはそない優しない
この5作 -
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もう どれもこれも 痛すぎる。
痛いところ順番に押してくるアンソロジー。
圧倒的安定感 我らが一穂ミチ「感傷旅行」
そんな女子コミュニティ内部を覗かないで、
麻布競馬場「独身の女王」
カクヨム発 令和のOLも辛いわね、泣けそうだったわ、砂村かいり「オレンジシャドウの憂鬱」
他者を食いつぶす寂しがりやはいかんね、
こざわたまこ「さみしがりやの恐竜たち」
昔は 仏の顔も三度までなんて言葉がありました、間に合うと良いね、田中兆子「不機嫌依存症」
出会いは恋愛だけでなし 仕事も良いよ
朝比奈あすか「出会い」
そうそう 正しい判断ですね、
千加野あい「振りかぶって、さよなら」
そうそう -
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タイトルが示す通り、小さく、閉ざされた世界の話。
ありそうだけれど、実際には見たことも聞いたこともない世界の話。
この短編集に収録された作品のほとんどにおいて「死」「孤独」がテーマになっている。
個人的には「孤独」はともかくとして、「死」がテーマの小説が苦手だ。
「死」はあまりにも安易に作品を悲劇的にあるいは感動的にする力を持っていると思う。
しかし、本書で「死」はそのような扱われ方はしない。
身近な人の「死」に向き合い、生き方を変えていく「孤独」な人。
そんな人たちが暮らす、小さく、閉ざされた世界の話だ。
どの世界でも奇跡は起こらない。輝かしい未来も待っていないだろう。
でも、そのすべ -