一穂ミチのレビュー一覧
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ネタバレここの他の方の感想見て、これがスピンオフだと知った。あわてて、元?の「ひつじの鍵」を注文した。B⚫︎⚫︎k オフありがとー!本屋にないものの入手にはお世話になってます。
といっても、2019年発行なのでまだ本屋にもあったかな?
キュレーター?画商?の和楽がとある高校で見つけた、卒業生の作品。取り憑かれるように作者を探してみつけた。足往郡という青年。
彼は体の弱い母と弟たちのために美大に進まず、配送の仕事をしつつ趣味で絵を描いていた。
和楽は彼に画材やら住む場所やらを与え、描いた絵を売り、画家として育てて行く。
1階がギャラリー,2階は和楽のオフィス、3階に群のアトリエと住処。まさしく、囲う。 -
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ネタバレかなり⭐︎5に近い⭐︎4。グッときたし、終わってからも余韻が残るような物語。
あまり焦点が当てられない(少なくとも私が読んだことのない)テーマの話であった。新夏という女性が、プロポーズした次の日に盗撮をして捕まった彼氏との関係を苦悩しながら考え続ける前編とその男(啓久)視点で書かれるその後の話の後編の2部構成。
新夏が事件後、彼を許すか許さないか、そして別れるか別れないかをずっと考え続けるのが前編である。恋人が犯罪を犯すなんて誰も考えないし、考えたくないことだから、地の文で書かれる新夏の感情が非常にリアルで明け透けで感情移入でき、彼女の悩みや苦しみが伝わってくる。お互いを大事に想っているが故 -
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ネタバレ一穂ミチさんは文芸で知って、あら、BLも書くのねーって感じで両方よんでるのですが、
文芸もBLもとても好きだわ〜ってこの本読んでつくづく感じた。
3年間親友だった柘植遥に夜の観覧車の中で告白された。二人とも、男。
返事が欲しいとか,そーゆうのではなくてソレからも普通に過ごす。
告白された入江暁行には真希という彼女もいるし。
ある夏休み遥と暁行のバイト先が1ヶ月お休みするらしい。そこで、遥は実家の藍農家の手伝いバイトをしないかと誘う。
遥は次男で、兄がこの藍農家を継ぐらしい。遥自身は繁忙期には手伝いに行くぐらいで,普段はこちらでフリーターのような形手を暮らすらしい。
そしたらまただ,遥にもあえ -
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ネタバレ一穂ミチさん初めて読みました!
一穂ミチさんの作品自体は気になるものが多くて積読がたくさんあって、ようやく1冊目…。
自分は何者になれるんだろう…って話なら見たことあるし、よくあるんだけどこの作品はその逆で流されるままに生きていたいけどその難しさを語られた作品だった。
普通でいたいし、なにも考えずに過ごしていたいというのは自分も願っているし、そうであったらいいなと思っている。けど普通って人それぞれ違うし、それがいい事でもあるけどその普通をみんな一緒にされると苦しい。結婚のところとかなんかすごいそれが普通だからみたいな反応された時にしんどかった。
亨と弓彦と美雨で3人で楽しく過ごして欲しいし、お -
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全く粗筋も知らずに購入。BLだ。初めての世界。生々しい表現が少しの抵抗感を覚えたが受け入れられた。もっと自分の歳に近い設定ならもっと入り込めたかも。と自覚する。
でも単純な恋愛物でもなかった。家族の、命のストーリー。そんなつながりはあるのか無理じゃないかと思えたがそんなことなかった。
絶対にないと思っていた展開になり、陳腐になるかなと思ったけどそんなことない。その後のアフターストーリーに繋がるとやはり良かったよ。
倍罪深くて、百倍幸せ
生物的な意味で繋がっていたものを止めてしまう。それでもそれ以上に幸せを感じれる。いい生き方なんだろうな。誰にも否定出来ないよ。
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コロナが猛威を振るい街から人が消えた日から、もう5年以上が経つなんて、そりゃあ私も結婚もするし子供も産まれるし40代に突入するしでライフステージ変わるわな。
すわ21世紀のペストかと世界中が混乱の坩堝に叩き込まれて、ワクチンだ三密だGOTOトラベルだと騒ぎまくっていた狂乱の日々。気付いたら終わってた、なんて言ったら当時奔走した人々に申し訳ない気もするけど、実感としてはそうなんだよな。なんか、ビビってはいたけど、どこか全てが嘘っぽく感じたと言うか、フィクションの世界を見せられているような、変な感じ。
だから、本作に登場する物語の主人公達が体験した奇妙な出来事も、「ああコロナ禍の時ならそういう -
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ネタバレあ~これわたしの好きな設定だ、と初っ端からウキウキで読みました。
同窓会で見覚えのない同級生に出会った受け。思い出せないまま酔い潰れ、求められるがままその男に抱かれてしまう。目覚めると好きだと告白されその場は別れるも、次第に相手の素性を思い出していく。それは中高時代のある因縁の相手だった…。
普通にBLとして萌えたけど、バイオ系の職につく受けだから比喩が独特で小説としておもしろかった。
攻めが受けにキモがられ、ストーカーばりに一途で見返りは求めないし自己評価低すぎる点では凪良さんのあの某シリーズに似ている(こちらのほうが発売早い)かも。スピンオフも読みたい。 -
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一穂ミチ目当てで手にとる。あと巻末の山田詠美のエッセイ 「恩讐の彼方のトマトサラダ」も。
さすが山田詠美!この短い短いエッセイの中にユーモアの中にちゃんと彼女らしい美学が語られている。
今まで振られたことはないって、「男と別れるのは、相手が逮捕されるか、強制送還されるか、死ぬか、のどれかなんで」ってすごい。
原田ひ香の小説、(夏のカレー)初めて読んだけどこの60歳過ぎたしーちゃんと冴子の好き同士だったのに結婚には至らず40年にも渡る出会いから邂逅を経て別れまで(冴子の死)せつないラブストーリーだった。
恋、片思い、両思い、愛、婚約、浮気、裏切り、不倫、
恋愛に関することは”結婚”以外全部(冴子 -
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購入済み
重複購入にご注意ください
って書いてあるのに購入してしまいました(汗。
『完全版』とありますが、個人的には文庫版ではない方がイラストもミチ先生のコメントも各章に入っているのであちらの方が好きです。電子班は旧版を購入するのをおすすめします。後書きが1話増えてるのか?どうしてもそちらを読みたい!!!!という方は……と思いますが小話なのでまぁ。