一穂ミチのレビュー一覧

  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    読む前は「恋人が盗撮したなんて、別れる一択でしょ!」って思っていたけど、いざ読んでみると難しい問題だなぁと。
    同じ状況でも人によって感じてるものが違くて、加害者も全てが悪な人間ではなくて。
    出来心ってなんなんだろうね。

    本屋大賞の作品って、読み終わった後「面白かった〜!!!」で終わることが多かったんだけど、この作品は色々考えられる作品だったなぁ。

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    2026年01月07日
  • アフター・ユー

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    ネタバレ

    今までの著者のものとはちょっと作風が違う感じで始まり、ミステリーかと思いながら読み進めていくが、最終的にはいつものように主人公の心の動きについて描かれている。

    今回の主人公はタクシードライバーの青吾、同居する多実が旅行から帰らないことから行方を捜す。「妻」ではないことでなかなかうまくいかないこともあるが、多実と一緒に行方不明になった出口波留彦の妻の沙都子と一緒に行動することで少しずつ行動や関係性が見えてくる。

    話は多実がまだ子どもの頃から繋がっていて、青吾が知らなかったことも次々と新しく出てくる。それは、公衆電話からかける多実への電話で知ることも多い。多実はこの世にすでに存在しないとわかっ

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    2026年01月07日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    ネタバレ

    甘ったるいタイトルだな~と粗筋見たらただならぬ内容に即購入。同じ男としても何でこんなに報道等でも"よくある話"なのか許せない。勿論性犯罪に軽い重いはあるが、軽犯罪だからでは済まない。出来心とは?別れればいい、けど本当に好きなら?でも以前以後では世界か変わってしまってる。それを彼女の一瞬の表情で互いに理解してしまうリアル。性犯罪は悪。その中でも答えの出ないところに視点を置いてる。

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    2026年01月06日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    プロポーズの翌日、彼が電車の中で盗撮する、、、その事実に驚愕する彼女やそれぞれの家族、職場の人々、各々の気持ちや葛藤が繊細に描かれていて、とても考えさせられました。

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    2026年01月06日
  • アフター・ユー

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    一穂ミチさんの最新刊はファンタジー要素を融合した恋愛ミステリー。

    タクシー運転手・青吾の恋人・多実が一泊旅行に出掛けたきり帰って来ない。
    警察からの電話で多実が見知らぬ男性と五島列島の遠鹿島で海難事故に遭った事を知らされる。

    青吾は男の妻だという沙都子と共に真相を求め遠鹿島へ向かった。

    閉塞感のある島でのマウンティング。
    くだらない男達のせいで犠牲になった人達の事を想うと悔しさで胸が塞がれる。

    どこかのタイミングで、なにか少しでも違えば皆の人生が大きく変わっただろう。

    ラスト一頁、青吾の後悔に共鳴し切なさで涙が溢れた。

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    2026年01月06日
  • アフター・ユー

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    タクシードライバーの青吾は同居していた恋人の多実が一泊旅行から戻ってこないことから捜索願などだすが、法的につながっていないため手続きなどうまくいかない。青吾は多実がいなくなり改めて大切さを感じる。そして、長崎の五島で船の難破により行方不明になった男女のうち一人が多実と知らされる。なぜ彼女はそんな場所で男と船に乗っていたのか?そのうちかなり行動的な相手の妻、出口沙都子が青吾に会いに来て、二人は何が起こったのかを探し始める。淡いイメージのミステリー小説でした。
    大切なパートナーの喪失から始まり、しかも相手が他の人と旅行していたなんて!ずーっとせつない渦のなかで読み続けさせられた本書ですが、最終よみ

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    2026年01月06日
  • きょうの日はさようなら 完全版

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    ある日突然、双子の高校生の家に、それまで存在すら知らなかった従兄弟が来ることになった。しかもその子は1995年から30年間も冬眠していて、2年前から解凍され、高校生のままという設定!ありえん!

    前半は、なんじゃこりゃと思いながらも、30年前のデパートの屋上やポケベルのことなど懐かしく読めた。また、解凍された高校生の、2025年の言葉遣いに対する疑問や意見には大きく共感することも出来た。

    しかし、後半になり従兄弟の事情がわかり、30年前に好きだった子や友達の視点から当時の様子が語られると急に切なくなった。やっぱり胸がキュッとなった頃の話は響く。。。(2016年に刊行された物に加筆➕️5つの掌

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    2026年01月06日
  • 光のとこにいてね

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    過剰では無く、足りなくもない
    琴線に触れ続けながら
    絶妙な温度感で進んでいく一冊。

    心の中の大切な場所に
    誰を何処まで入れるかは自分で決めていい。

    登場人物に想いを馳せながら
    ココアに少しバターを入れて飲んだら
    ほっこりした。

    26年-2冊目

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    2026年01月05日
  • ツミデミック

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    質の高いミステリーが揃った短編集でした。
    なかでも、都市伝説を題材にしたような冒頭の「違う羽の鳥」は、展開が面白く、さまざまな想像をかき立てられる作品で、特に気に入りました。
    一方、読後に最も強いインパクトが残ったのは、三作目の「憐光」です。柔らかく無邪気な語り口と、描かれる内容とのギャップが巧みで、結末には意表を突かれました。
    総じて粒ぞろいで、どの短編も読む価値のある一冊だと思います。

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    2026年01月04日
  • GOAT Summer 2025

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    初めての文芸誌。510円で3ヶ月くらい潰れてコスパ最高。デザインが可愛いから全号集めたくなる。
    いろんな作家に出会えるし、小説もエッセイも楽しめるのが嬉しい。
    人怖なオチの話がいくつかあって好みだった。

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    2026年01月04日
  • きょうの日はさようなら 完全版

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    きょうの日はさようなら

    今日子ちゃんの夢/
    さよならプレイガールちゃん -2025年冬・門司明日子―/
    堂上今日子について ―1995年&2025年・沖津信也―/
    あの子を嫌いだったころ ―2025年・神田朱音―/
    ガールズピロートーク ―2026年秋・門司明日子―

    本編と五つの掌編

    よくわからない状況で出会った三人
    明日子と日々人の双子それに今日子
    少しずつ今日子のことがわかってくる
    そしてやって来るのは……

    泣いてしまいました。じんわりと

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    2026年01月04日
  • 光のとこにいてね

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    瑞々しさと生々しさが混在していて、心地よい。懐かしさや言葉にできない感情。自分が見えている世界がそのまま説明することは難しい。その人との関係は当事者同士にしか分からない空気感。光のところにいて欲しいと願う優しさ。素敵な本でした。ありがとうございます。

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    2026年01月03日
  • アフター・ユー

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    恋愛小説を読みたくて手に取った。装丁から恋愛小説を想像していたが、サスペンスだった。
    複雑な人間関係にファンタジーもあり、途中ついていけなくなった。読み終えた後、本書のその後が気になった。

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    2026年01月03日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    引き込まれるように読んだ1冊。
    自分のパートナーとの間に、築いてきた関係性・信頼性が揺らぐような出来事があったら....と思わず想像してしまい、考えさせられました。
    家族にもおすすめしたいな。

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    2026年01月02日
  • これが最後の仕事になる

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    作品紹介・あらすじ

    最初の1行は全員一緒。
    1編6ページ、24種の「最後の仕事」。

    早起きした朝、昼の休憩、眠れない夜ーー。
    ここではないどこか、今ではないいつかへ、あなたを連れ出す7分半の物語。

    『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第三弾。

    *****

    24編からなるショートショート集。
    Mephisto Readers Club(MRC)が贈る大好評シリーズ第3弾とのこと。第6弾の「それはそれはよく燃えた」をまず読んだので、次はこれということで

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    2026年01月02日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    体験したことないことだけど
    なぜかリアルだなと感じました。
    一言で表せない気持ちになりました。

    写真に移すと、
    私の胸からなくなってしまう、
    私の中にいて欲しいという感覚。
    新鮮だけど少しだけわかる気がしました。

    自分だったらどうするだろう、それを色んな立場で考えさせられました。

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    2026年01月02日
  • 光のとこにいてね

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    母親ってなんで子供への影響が強いんだろう。子供はどんな嫌な母親でも捨てれないんだろう。世の中子供に迷惑かける母親や子供を傷つける母親だらけ。そのまま母親からの育て方の問題。結局そう言う親から育った人は子供を産まない方がいいってことになってくる。それか愛情がないなら誰かに託して欲しい。
    ゆずとカノンはお互いのことをとても分かり合えて支え合えて存在だけでも繋がっていけてそんな人と出会えるのは幸せだよ。
    そしていい人に囲まれて母親はほっとけばいい。男や女関係ない時代がすぐそこまで来てる気がする。それでもそんなソールメイトと会える気がしないな。うらやましいな。

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    2026年01月02日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    ネタバレ

    出版は去年だが、まだ読んでなかったので読むことに。

    内容は、主人公・新夏がプロポーズされた翌朝に、恋人が盗撮で捕まる。
    そこから二人だけでなく家族や友達等周りの人のいろいろな感情が描かれている。
    結果はハッピーエンドではないし、タイトルからも想像がつかないが、なかなか考えさせられる作品。

    後半の「恋とか愛とかやさしさより」は、恋人のその後を恋人目線で、被害者の女の子とのなんとも不思議なやり取りが描かれている。
    被害者の女の子の微妙な家庭環境、容姿に対するコンプレックスなどを大人からの目線と女の子世代からの目線で上手く表されていると思う。

    「すっごく感動した」とか「とにかく面白い」というこ

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    2026年01月01日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    これは猛烈に後をひく。

    「素手で殴っても、バットで殴っても暴行は暴行」
    盗撮もレイプも性加害者である事は同じ。
    そして、
    デジタルタトゥーの恐ろしさ。
    今年最後にエライ物語を読んでしまった。

    瀬名さん、どうして…

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    2025年12月31日
  • ふったらどしゃぶり~When it rains, it pours~ 完全版

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    メールのやり取りという今ではありえないきっかけで少し戸惑うが仕方なし。
    げんじぶの子が出てるドラマ化がきっかけで読んだけど、ベッドシーン描写が書きたいがためのBLとは一線を画すのはさすが。
    BLのいやな点がなくてよかった。
    凪良ゆうと一穂ミチなら私は一穂ミチだなぁ。

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    2025年12月30日