一穂ミチのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレハケン飯友
自身が落ち込んだ際に美味しいご飯とそのご飯を共に食べ、共有できる飯友が現れるなんて素敵だなと思いました。
白い花のホテル
小さい頃の出来事が原因で自分が大切に思える人が離れていってしまうと思っていた主人公がお別れした猫と会えるホテルで出会う?お話。
話したりすることはできずとも、互いに通ずる仕草が今でも互いが思い合っているような温かさを感じる素敵なお話でした。
猫町クロニクル
猫の町に住む2人のお話。
生まれ変わったら猫になり、生前の家族のそばで過ごし、すれ違いながらも互いが互いを思い続けたから得られた2人は幸せになれたのかな
と。2人の家族からすると幸せとは言い難いかも -
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Posted by ブクログ
ネタバレ青山美智子さん、朱野帰子さん、一穂ミチさん、奥田亜希子さん、西條奈加さんによる、お酒をテーマにしたアンソロジー。
青山美智子さんの、きのこルクテルを読みたくて。
どの作品もとてもおもしろくて好きだった。
青山美智子さんのきのこルクテル
下戸のライターと取材先のバーの店員とのお話。
最初の一文にすごく惹かれた。
どう展開していくんだろうとわくわくした。
言葉の力ってすごいなと思った。こういう風に言葉の力を使っていきたい。
そしてラストの文。そうきたか!と思った。
最初と対になってるのがいい。
きのこの栽培、楽しそう。
朱野帰子さんの オイスター・ウォーズ
なにやら秘密を抱えている -
Posted by ブクログ
すごく良かった。雑に一言で説明するなら「BLの話」ということになるんだろうけど、BLとかLGBTQといった概念、枠組を超越して、「人が人を想うことの神秘」みたいなものを感じさせられる感動作だった。結局のところ、誰かが誰かを大切に想う時、その一番の理由は、性別や血の繋がりではなく「その人がその人だから」ということなんだろうなー。自分が経てきた人生や経験により自分にとっての心地よさというものが各々にあり、それがピタッとハマる相手に出会えて、かつその相手も自分をそのように思ってくれているなら、それそのこと自体が尊い、みたいな。一穂ミチさんの作品は何冊か読んでいて結構好きなので、これもと思って手に取り
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Posted by ブクログ
「ツミデミック」で一穂さんが直木賞を受賞
あまり表に出てこなかった一穂さんが
サイン会開いたり、サイン本作ったり
こちらまで嬉しくなります
2015年フルール文庫刊行
2023年角川再文庫化 +ショートストーリー3編
「ツミデミック」はもちろん素敵な作品なんですけど 私は一穂さんの一般文芸系より
こちら系の方がより上手い、ストーリーの幅が広いと思うんですよ
選者さん達の中にも もしかしたらそう思う人もいたかもしれない……
静かな海辺の街で暮らす泉は、海岸散歩が日課
ある朝、出会った男の風貌に思わず息を飲む。
2年前、海難事故に遭ってから、目覚めない弟にそっくりだった
BLでなくても感動的 -
匿名
購入済みあの本読みました❔
3ヶ月程前 偶然視た番組[あの本読みました❔]で 様々なジャンルの本を紹介していて、気になった本は何冊かあったものの 実際に読んだのは初めてです。
理由は 長編が苦手だから・・ 今回は番組的には珍しく短編集の紹介だと知り ならば読み切れるかな?と思って購入。
番組読者の感想からも "魔王"が人気だと事前情報があり 読んでみて なるほど・・と思いました。
深さと軽さの絶妙なバランスは 見事で ファンも大勢いらっしゃるでしょう。