一穂ミチのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最初はSFチックなほのぼの系かなと思って読み進めたけど、中盤でよりSF度が増して面白かった。
そして、心がじわっと温かくなって本を閉じられた。
明日子と日々人の前に来た時、最初から明るい印象だったから、今日子が"高二の頃"は大人しかったっていうのが引っかかって、また読み直すと、今日子は最初から全部知っとったんだろうな〜と思った。
最後の夜、風邪引いててつらそうだった。それ見て私、ちょっといらいらしたんだ。せっかくあしたから夏休みなのに辛気くさいなぁ、って。ママってそんな存在じゃない?いつでも元気でいてくれないと困るっていうか、テンション下がるからやめてって思っちゃう。」 -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分が苦しむ選択をすることで、許されたい。幸せを感じてしまうことは大罪のような気がして明るい場所を避ける。そんなものは自己満足でしかないことはわかりきっているけれど、他にどう生きていけばいいのか分からない。誰かに引っ張り上げてほしい、そして許されたい、でもその助けを振り払うことで自分はちゃんと償っているのだと確かめたい、自分の意思で選んでいるのだと思いたい。手を差し伸べられると心が揺らいでしまうし、自分の本音と向き合うことになる。知りたくない、こんな汚い感情が自分から湧いて出ているのだと思いたくない。
結局根源にあるのは、許されたいという甘え。自分の生き方を必死に考えている時点で、贖罪のつ -
Posted by ブクログ
となりの独り
カツセマサヒコを読んで
マッチングアプリを通して人をジャッジする立場に立ってしまっていることの虚しさ、悪いことをしているような気持ち悪さについて納得した。
30代になり、子供が産まれた友達ばかりで付き合いが変わってしまうということで孤独を感じる独身男性の気持ちが描かれていて結婚願望の強くない自分は結婚をしなくてもいいのか考えてしまった。
→明確に子供を欲しいと思わないが結婚をすることに対しては前向きに考えたいと思った。
先日、アプリの女性とは子供が欲しいという価値観の違いから交際するのではなく友達としての付き合いを続けることになったので、26歳になった今の恋愛では子供を作るこ -
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Posted by ブクログ
前作1号では何ひとつしっくり来なかったテーマ設定、今回は非常に良かったです。後半テーマが旅になってしまうのかよと途中ガッカリした位に。
どこを見ても画一的に描かれてしまった「愛」に対して、「悪」は多様な側面から描かれていて大満足ですし、「悪」というテーマなだけに胸糞エンドでも納得感があるし、綺麗に終わっても満足感があってとても良い。むしろ前作は何故ハピハピな物が無かったんですかね。愛なのに。
後半テーマの旅もブックホテルの話から始まり、「うん、本好きな人の大半旅とか興味あるわけないじゃんかねww(私個人の偏見です)」って感じで冗長ではなくサクサク読める小作品ばかりで良かったです。
ただ、仕様 -
Posted by ブクログ
とてもショートなストリーもあれば、読み応えあるものも。ごちゃ混ぜのジャンルなのに心にどっか残って、この先何かの拍子にこの話ってなんだっけ?と首を傾げる自分が容易に想像できる。
短編なのだけどテーマが重かったり、本当にまちまち。メニューがたくさんある居酒屋に来て、どのメニューもそこそこのバランスで美味しかったりして、逆にどれが当たりのメニューなのか不安になるような気持ちになる。
最近ハマり始めて読み始めた一穂ミチさんだけど飽きないな。
こういう形のストーリーを書く人だなってふんわりと認識して自分の中の出来上がった解像度をすぐに壊されてしまう。毎回、あれ??おかしいなって気持ちになる。でも、重