一穂ミチのレビュー一覧

  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    なんて贅沢なアンソロジーなでしょうか。
    全ての作品に有栖川さんへの愛が感じられます。
    トリビュートとはよく言ったものです。
    青柳さんのものと、今村さんの二作品が特に良かったです。

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    2025年02月20日
  • うたかたモザイク

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    色々な世界観が楽しめる短編集。
    話によっては数ページで終わるものもあり、気軽に楽しめた。
    特にソファの話が好き。

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    2025年02月17日
  • メロウレイン 完全版(上)

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    一穂ミチさん人気作「ふったらどしゃぶり」
    実写ドラマ化記念の後日譚に掌編、もろもろの
    「メロウレイン」祝文庫化

    とても素敵なイラストは、竹美家ららさん
    上下巻で完成される表紙です
    他所様からは しましま本となる事でしょう

    この文庫だけですと、何がなんだかわかりませんので 「ふったらどしゃぶり」を読まれてから
    お楽しみください

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    2025年02月16日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ホラーアンソロジー

    錚々たる作家陣のお話が読めます

    澤村伊智先生の「ココノエ南新町町店の真実」
    一人称の語り口で進むお話。登場人物を通して見ること、またその人物の心情変化からじわじわ恐怖を感じることができます。
    語り部の変化についてもこわっとなれるお話。読み応えあり。

    小野不由美先生の「風来たりて」は、自宅で起こる怪異。話の骨子としてはとても分かりやすい、古くからよくあるのパターンのお話ですが、やはり怖い描写がとても良いです。怖いです。
    書籍化もされている営繕かるかやの尾端さんが出てきてくれます!

    タイプの違う色々なお話が読める楽しみとともに、こちらで初めましての新しい作家さんとの出会

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    2025年02月15日
  • これが最後の仕事になる

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    ネタバレ

    一生本を読んで暮らせるなら、
    人生と引き換えでもよいか?

    そこで得た報酬を娘たちに残し
    サラッと宇宙へ旅立てる?

    ふとそんなことを考えた。

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    2025年02月14日
  • 青を抱く

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    一穂ミチさんの恋愛小説です。
    主人公の泉は、2年間意識が回復しない弟の付き添いのため、仕事やプライベートを犠牲にし、狭い世界の中に引きこもっていました。そんな中、弟に似た宗清という男性と知り合い、関係性を深めていくことで泉が色々な事と向き合うようになります。泉は異性愛者でしたが、宗清の人あたりの良い気軽さや時折見せる誠実さに惹かれていきます。性別関係なく、人に惹かれるということはこういうことだよなぁと感じさせる表現が絶妙でした。弟はなぜ海に飛び込んだのか?宗清の正体は?とミステリー要素も含まれており、とても面白かったです。『恋とか愛とか〜』もそうでしたが、一穂さんの文章が良過ぎ!もう好きしか思

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    2025年02月11日
  • 砂嵐に星屑

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    やる気に満ち溢れ、或いはクセ強めの、テレビマンたちのドタバタ劇ではなく、良い意味で「普通の」人々のままならない日々を描いた話だった。
    新しい仕事を打診されやりたいかやりたくないかといえばやりたくない、とか分かりすぎる。

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    2025年02月11日
  • うたかたモザイク

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    いろんな話の入った短編集。
    魔法少女、妖怪?BLに、性描写の多い話など、本当にいろんな話が入っています。

    私はソファの話が好きでした。
    温かで素敵でした。
    人生に寄り添ってくれるものって人間じゃなくてもいいのかも。

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    2025年02月10日
  • うたかたモザイク

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    やっぱり言葉選びが好きだなあと思った
    短編でとっつきやすいけど各話読み応えあって、クスッと笑えるものから涙が滲んでくるもの、読後に深い余韻を持たせてくれるものまで面白かった!
    自分の世界の見え方がちょっときらめくというか人間っておもしろいなあって思える

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    2025年02月10日
  • うたかたモザイク

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    色んなパターンのなんとも形容し難い気持ちの短編集だ。
    個人的にはAIなりすましと、猫の話が好きだった。ソファも捨てがたい。
    人間の気持ちの強さと弱さを再認識させてくれるいい小説だった。

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    2025年02月09日
  • ほろよい読書 おかわり

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    「ほろよい」というくらいだから
    もっとフワフワした優しいストーリーかと
    油断していたら、思いの外面白かった。

    青山先生の話は安定の読みやすさとほっこりさ。
    それでいて飽きさせない伏線回収。
    1話目に持ってこられたから、その後のストーリーが似たようなものだと思い込み、いい意味で裏切られた。

    牡蠣の話も、途中から「え!?そっちか!」とドキドキしたし、一穂ミチさんは刺激的でさらにドキドキした。

    タイムスリップはもう少し深いところまで描いてほしいなと物足りなさは感じたが、最後の締めくくりとしては後味がよかった。

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    2025年02月07日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    6人の作家によるアンソロジー

    それも恐いよね と 感じるものから
    キャーッ こわい!! と叫びたくなるものまで、恐い時間を過ごしました

    ミチさんと不由美さんのは、ほんの少し「好き」が残りました

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    2025年02月06日
  • フルール文庫創刊記念 ブルーライン

    匿名

    購入済み

    『ふったらどしゃぶりWhen it rains, it pours』当時話題になってただけあって凄く面白そう。ままならない恋愛をしてる者同士のカップリングっていうのに惹かれる。

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    2025年02月01日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    豪華作家たちが書く有栖川有栖作品の登場人物たちが見られてとても嬉しい!!
    内容も推理ももちろんだけど、キャラの解像が素晴らしくて、あらゆる描写で(わかるわかる~!!)となりながら読めて楽しかった。

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    2025年02月01日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    最近勢いのある豪華なメンバーによる有栖川アンソロジー。めっちゃ期待して読み始め、そして期待通りの内容だった!

    個人的にはやっぱアリスシリーズが好きなので、青崎さんと今村さんの話がたのしかった。
    青崎さんのは有栖川先生も後書きで述べてたけど、先生本人が書いた?と言うくらい文体や、有栖と火村と台詞回し、事件の起こり方や解決の仕方、流れが完璧で、正直有栖川先生の短編より良かったかも…笑
    真相が1番気になったのは夕木さん。

    読む前はぜんぶ勝手に作家アリスシリーズを題材にしてるんだと思ってたけど中身は各作家さんそれぞれ個性が出て、でも有栖川先生へのリスペクトやメッセージが入ってて、これは読者はもちろ

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    2025年01月30日
  • ふったらどしゃぶり~When it rains, it pours~ 完全版

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    ネタバレ

    ドラマ化され2話まで見た。
    「ん?これ、ほんとにBL展開になるん?」って感じだった。
    原作が一穂ミチさんで、好きな作家さんだし、とりあえず買ってみた(売ってる本屋めっちゃ探した!)
    原作読んで、おもしろいんだけど、やっぱり「これ、BLなん?」って思いがずっとあった。BLじゃなくても面白いのよ!!
    ドラマも淡々と進むし、これ、このまま普通に「セックスレス」の話で終わらせてもいいんじゃない?・・・なんて思っていたら

    あぁ、なるほど「ふったらどしゃぶり」だわ

    って読み終わって思った。

    間違いメールから、メル友になる二人が、実は同じ会社の営業マンと総務の男性。
    顔もしらない他人だからこそ、あけす

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    2025年01月23日
  • 青を抱く

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    ネタバレ

    血の繋がりはなくても深い絆で結ばれてる人達の話だなぁって思いました。普段BLは読まないけどめちゃくちゃよかったしときめいた…切ないシーンもたくさんあるけど読後感よかった!!

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    2025年01月22日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    「ココノエ南新町店の真実」「風来りて」「828の1」が面白かったです。どうやらやっぱりフェイクドキュメンタリーとかモキュメンタリーチックな地に足の着いた作品が自分が好きだと再認識できた次第。また、「828の1」は後半の怒涛の勢いと作品の根底にある哲学が凄まじく、そのようなパワーがある作品もすごく自分の琴線に触れていく。
    別のアンソロジーシリーズもぜひ読もうと思います。

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    2025年01月21日
  • これが最後の仕事になる

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    ネタバレ

    見たことのある名前の作家さんがたくさんの、ぜいたくな1冊。
    私は呉勝浩さんのお話が1番印象的だった。他の本にもあたりたいと思う。
    多崎礼さん、岸田奈美さん、米澤穂信さんは何作か読んだことがあり、短編でも“っぽさ”が出るなと感じる。様々な「これが最後の仕事になる」が読めて良かった。

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    2025年01月21日
  • 猫だまりの日々 猫小説アンソロジー

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    猫好きな人のための短編集。仕事始めの一週間でバタバタと疲弊したため、猫が集まっていて時間がゆったりと流れるような空間”ねこだまり”で、リラックスしたい気分だった。一年で最も寒いこの時期に、温かい炬燵に入りながら、そして猫の毛並みのようにモフモフとした毛布にくるまいながら読んだ。
    身近で大切な人が亡くなったら猫に生まれ変わって(化けて)帰ってくるという、都市伝説を聞いたことがあったが、本気で小説にしたらこんな感じなのだろうか。猫の頭脳(思考力)の限界とか、猫目線での兄妹感など、作者さん達の豊かな想像力を感じることができた。そして、どの作品もホッコリ癒されるだけでなく、切ない設定(人との別れが必ず

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    2025年01月13日