一穂ミチのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
本屋(街の小さな)を巡る短編集。それぞれに面白かったが、一穂ミチさんの「歌うように生きて」が、特に心に残った。リウとルン(潤)の人生が、また交わりますように。なんてね。電子書籍を読みながら、思うとは(笑)
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Posted by ブクログ
令和の平成ブームに乗って、この作品も楽しみました。今日子と私が数歳差だったので(一穂ミチさんが1978生まれみたいですね)懐かしさと少しの疑問点を持ちながら読み進めました。
ポケベル、MD、ファミコン…単語が色々と懐かしすぎました。
にしても、ポケベルのカタカナ入力、MDコンポは1995年(シーソーゲームの発売日から予測)では最先端すぎ?とおもってしまったのですが、
後のネタバレに近づくにつれて、まあ、それだけの事ができるご家庭はお金持ちだよね…と無理に納得することにしました。
まさか焔ビトみたいなことになると思ってなかったので、そこは読者が置いておかれた感が否めないですが、全体的には面白かったです。
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Posted by ブクログ
一穂ミチさん目当てで読み始めた一冊。
序盤は、読んでいる間はそれなりに気分が高揚して、まさにタイトル通り「ほろよい気分」にはさせてくれる。だけど、いざ読み終わってみると、あとに残る余韻があまりにもサラリとしすぎていて、どこか物足りなさが残る読後感だった。
お目当ての一穂ミチさんの一編を読み終えたときは、思わず「やったね!」と心の中で思った。やっぱりこの作家の描くものは毒薬だ!「ほろよい」どころか悪酔いしそうな、人間の不穏な心理描写は健在で、この強烈な一杯は楽しめた。
他にも、下戸だと言い出せない青年の葛藤を描いた一編には、男だからこそ「飲めない」と言えないリアルな空気感を感じて、身につまされるところもあり、そこまでは良かったのだが……。
後半に進むにつれて、お酒そのものの捉え方に大きな疑問と物足りなさが募った。
感情を吐き出すためだけでなく、嬉しいとき、お祝いのとき、純粋にその味を楽しむときなど、お酒にはもっとポジティブなパワーがあるはず。本作はお酒自体を好むというより「料理」や「その場の人間関係」を際立たせるための引き立て役として扱われている印象が強すぎる。
女性作家陣によるアンソロジーということもあってか、お酒そのもののこだわりや深い味わいをじっくり描くよりは、シチュエーションや食とのペアリングに全振りの世界観。お酒そのものが主役の描写を期待していた身としては、少しがっかりさせられた。
一穂ミチさんの“毒”は味わえたものの、お酒好きとしては深みや余韻がもう少し欲しかったな、と感じてしまう一冊だった。 -
Posted by ブクログ
《30代の恋愛は、人生と地続きだ》
とびきり不幸でもないけれど、完璧な幸せでもない。そんな「30代」を切り取った、人気作家さんたちによる「うまくいかない恋」がテーマのアンソロジーということで…
これはきっと30代は読みたくなるヤツ!
まだ一応30代の私もまんまと気になって手に取ったσ(´˘` )
♥「感情旅行」一穂ミチさん
葬儀って悲しみの場であると同時に、残された人の縁を繋ぎ直す場でもあるよな、と自分自身の経験も踏まえて改めて感じた。
過去の記憶、懐かしさ、言えなかった気持ちー…旅を通じて、心もあの頃へ。
そして、きっと旅をする前とは少し違う気持ちでいつもの日常に戻っていく。
あぁ、余韻が…( ˊ꒳ˋ ) ᐝ
17日発売の新刊も楽しみ♡
「独身の女王」麻布競馬場さん
他人の物差しではなく、自分の心に従って生きる勇気をくれる作品。
どう生きていくのか、決めるのは自分だ。
これは独身の時に読みたかったな(꧞ 'ᢦ' )
「オレンジシャドウの憂鬱」砂村かいりさん
女ってヤツは…!と頭を抱えたくなった(ノд-。)
そして「自分への扉」がいつまでも自分のために開かれているとは限らないっていうのがホントその通りで…過去の自分と重なってかなりグサッときた=(´□`)⇒グサッ
世界は自分中心に回っていないってことを少しずつ受け入れることが、大人になるってことなのかもしれない。
「さみしがりやの恐竜たち」こざわたまこさん
ワードセンスが結構好き。
序盤はほぅ( ´͈ ᵕ `͈ )♡となり、中盤は「奥平ー!ヽ(ꐦ`Д´)ノ」となり、終盤は絶句…!ᔪ(°ᐤ°)ᔭ短編なのになかなか感情が忙しかった。
さみしさを完全に飼い慣らすことはきっといくつになってもできないと思うけれど、さみしさとうまく付き合えるようになることが、結局は自分を好きになるということなのかな、と思った。
「不機嫌依存症」田中兆子さん
昔働いていた会社で「不機嫌ハラスメント」な人たち、いた!ᔪ(°ᐤ°)ᔭ機嫌悪い時は何を言われるか分かったもんじゃないので、恐怖で身が縮むような思いをしていたなぁ…( ´-`)
「その不機嫌、一刻も早くやめて???」って思いながら読んでいたら、そういう一文が出てきて笑ったꉂꉂ(ˊᗜˋ*)
自分の感情を自分で引き受けることって大事。
そのためにはまず自分で自分を大切にしないとね。
♥「出会い」朝比奈あすかさん
こちら、すごく大人の恋らしい。
相手に出会ったことで自分の人生が豊かになった、という感じが。
結果は別として、人生に必要な出会いだったんだろうな。
静かだけど、人生にちゃんと跡が残る恋。
「振りかぶって、さよなら」千加野あいさん
ここまで読んできた中で一番共感度高い主人公だった…!
一歩踏み出せない気持ちも、親を反面教師にして生きているのも分かりみが深い( ゚ー゚)ウ ( 。_。)ン
平くん、追いかけてくれるといいね…!
「となりの独り」カツセマサヒコさん
30代の恋愛についてのハルさんの発言、周囲の変化が、自分の孤独を浮かび上がらせるっていうのが分かりみが深い…!
30代の恋愛って若い頃とは違ってやっぱり生活とは切り離せないし、同じ人生のステージにいる人と友達になりたいっていうのも頷ける。
それにしても…
男の人の思考ってホントにこんな感じ???
(一括りはできないのでしょうが…)
これは是非男の人の感想が聞きたいわ( ᴗ ̫ ᴗ )笑