一穂ミチのレビュー一覧

  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    半分ほど、読んだことある先生がいらっしゃった

    有栖川有栖先生のファンなので、これは!と読んでみたらあらまぁ、なんて豪華なアンソロ!!
    とても面白かった

    特に「完コピ」をめざした青崎先生の
    縄、綱、ロープ
    1番すきだった
    読みながらあー、有栖川有栖の世界だなぁと
    あとがきで完コピ二次創作との記載をみて
    なるほど、やっぱり、さすが
    と思いました

    主に火村先生シリーズだったけど、
    今村先生の
    型取られた死体は語る
    の学生アリス、江神さんもよかった
    懐かしいメンバーの名前に学生アリスシリーズを読み返したくなった

    有栖川有栖先生のファンと言いながら全て読破してるわけではないので、心霊探偵気になる

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    2025年05月06日
  • アンフォーゲタブル

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    17年は長いよ・・・。
    まぁ実際のところ、それくらい時間が経たないと、身の危険がつきまとってたかもしれないけれど。
    時間軸がちょっと??と謎に思っていたら、やっぱり以前の話よりも遡った時期の話だった。
    和久井視点だと当然なんだけど、読者からしたら、かなり物語が進行するまで『?』となったままじゃなかったのかな・・・あれ?私だけなのかな・・・(汗)
    有村は、実態はどうあれ結婚して子育てもしてて・・・。でも和久井はずっと引きずったまま遊びを繰り返すだけで・・・。なんかちょっと和久井が気の毒になったり。
    でもやっぱり、作者はうまいなと感じた。

    #切ない

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    2025年05月05日
  • 砂嵐に星屑

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    面白かった。短編4つ+オマケ1つ。短編4つは登場人物がリンクしていて、他の人目線で見たら脇役な人たちにも、それぞれの物語がある感じがよかった。
    どれもハッピーエンド?に近い終わり方なのも好き。

    売る

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    2025年05月05日
  • オンリー・トーク【電子限定特典付】

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    一穂先生はXのスペースでも息をするように面白いことをおっしゃるし、イエスノーなどの小説でもテンポの良い会話が繰り広げられていたりするので、漫才を題材にしたら最強だと思います。
    そこに志村先生独特の個性が加わって、唯一無二の作品になっていました。

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    2025年05月05日
  • パラソルでパラシュート

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    気持ちのいい一冊だった
    ドロドロしていたりハラハラさせられたり
    そんなこととは一切無関係な 爽やかな一冊だった
    登場人物がみんな暖かい
    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
    退屈な毎日が急に輝きだした
    あなたが現れたあの日から…
    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
    そんなフレーズを思い出した
    まさにそんな一冊

    読み進めていくうちに どういう結末で終わるのか 気になったりしたが最後の一行まで平和な一冊だった

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    2025年05月05日
  • イエスかノーか半分か《コミック版》(3)【電子限定おまけ付き】

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    ネタバレ

    原作を先に読んでいるけれど、絵になると、また違って楽しめる。
    皆川の暴走も楽しかったけれど、
    今巻は計に潮がいてよかったと思う場面が沢山あった。
    次巻、国江田さんの壁ドンあるかな?

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    2025年05月04日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    作品にあまり触れたことはなかったが、十分楽しめる内容であり、最後の解説と合わせて満足度の高い一冊だった。

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    2025年05月04日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    恋は、甘くてほっこりだけじゃない、というテイストの本。
    恋のはじまりと、途中と、おわり。そこにある、食の風景。
    恋と食を通して、たとえば、どろりとした部分もしたたかさも葛藤も、いろんな感情が描かれるのが面白かった。

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    2025年05月03日
  • パラソルでパラシュート

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    ざっくり言うと人生話なんだけど、お笑い芸人を絡ませてくるのは初めて読んだかな。お笑いネタもしっかり描かれてるけど、ちゃんと面白くて驚く。作者とツボが同じかもしれない。芸人の実態がどこまで現実に沿ってるのかは判断つかないが、やたら解像度が高い気がしてくるのもすごい。みんな実在しそうだし、安全ピンをリアルで見たい。あまり浮き沈みも少なく粛々と時が流れてくる中、ほんの少しのことで涙ぐんでしまった。

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    2025年04月29日
  • さよなら一顆

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    一穂ミチの浮世離れした雰囲気のキャラ好きなので嬉しい。心を開く瞬間みたいなものを多分先生は大事にしていて、それがめちゃ沁みるんだよね……。

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    2025年04月29日
  • うたかたモザイク

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    星新一のショートショートを思い出す読みやすさ
    恋愛の話が多くて入り込めないのもあった
    けど、ソファと猫の転生の話に代表されるように長い人生苦しいことはあって、それも含めてかけがえのないものなんだ、と読み終わってすぐの今は少なくとも思えている

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    2025年04月27日
  • ほろよい読書 おかわり

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    お酒をテーマにした5人の作家による短編集。
    青山美智子さんの「きのこルクテル」が好き。
    美人のバーテンダーとお酒の飲めない青年の思いをつなぐノンアルコールカクテル。
    彼女の趣味であるきのこ栽培を通して二人の距離が近づいていく。
    心が穏やかになる優しい作品。

    他の4作品も読み応えがあった。

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    2025年04月25日
  • キス

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    ネタバレ

    山崩れを意味する「蛇抜(じゃぬけ)」という苗字をもつ苑(その)は、苗字故になかなか友だちを作れずにいた。
    その田舎町にあるクラフトビールの会社の息子が同級生の明渡(あきと)。
    人気者の明渡は、陰キャで両親にもネグレクトされている苑にも優しく接してくれる。
    小学5年の時、苑は両親のことで夜に家を飛び出し、名前のとおり山崩れに会ってしまう。が、明渡が手をのばしてくれて助かってしまった。本当は死にたかったのに。
    明渡のおかげで、苑は無事だったが、明渡はしばし入院してしまった。
    退院してからも明渡は苑をかまってくる。

    二人は高校生になった。
    優秀な明渡は頭のよさに相当する高校をうけず、苑と同じ高校に

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    2025年04月25日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    実力者ばかりが揃ったレジェンド有栖川有栖に捧げるトリビュート作品!

    有栖川有栖作品読んでなくても楽しめましたが、読んでる方はより楽しめるはず!?

    個人的には阿津川辰海のお話が好きでしたが、良作ばかりの本でお腹いっぱい!

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    2025年04月22日
  • 砂嵐に星屑

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    ネタバレ

    電車移動が増えたので、暇つぶしに駅の本屋さんで物色。一穂さんなら間違いないと思って購入。大阪のテレビ局に勤務する4人の訳ありな人々の連作短編集。春夏秋冬の季節ごとにわかれていて、季節ごとに主人公が変わる。前後の話で登場人物が絡むこともあるので面白い。

    春は不倫騒動で東京のテレビ局に左遷されて、再び大阪に戻ってきた薹の立った美人アナウンサー。夏は人当りの良いニュース番組デスクの中年男性。秋は好きになった同僚がゲイで絶対に自分の思いは届かないタイムキーパーの女の子。冬はうだつのあがらない派遣ADの青年。どこにでもいそうな人たちが主人公なんだけど、春は幽霊騒動、夏は年頃の娘との確執、秋は女の子の悲

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    2025年04月22日
  • ふったらどしゃぶり~When it rains, it pours~ 完全版

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    一穂ミチさんがBL作家だったの知らなくて。ノーマルのは好きで読んでたんだけど。

    素敵だったぁ。
    けど、挿絵が好みじゃなくて。この前のもそうなんだけど、なくてもいいのになぁぁ。

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    2025年04月22日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    ひとつのテーマに沿ったアンソロジーはよくあるけれど、1人の作家さんを軸にしたトリビュートって聞いたことない気がして新鮮でした。
    でもよく考えたら音楽ではトリビュートはよくあるし、漫画家の先生もよく違う漫画家さんの有名なキャラを書いて公開していたりするので、そんな感覚に近いですね。
    有栖川さんの小説はそんなに数は読んでませんが、それぞれにその作家さんらしさと有栖川先生へのリスペクトが感じられたので単純に面白かったです。小説でもこういったトリビュート、色んな作家さんのも読んでみたいと思いました。

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    2025年04月20日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    有栖川有栖トリビュート本。
    トリビュート本初めて読んだ。元ネタはあまりわからないけどこういうのもいいね。
    夕木先生、阿津川先生、織守先生あたりおもしろかった!
    夕木先生ほんとおもしろすぎて笑った笑
    阿津川先生のやつみたいな読みやすくて構築的でコミカルさもありつつツイストしていくやつが早くこの世のミステリーの水準になってほしい。久々に心に潤いが満たされました。
    こういうやつがもっと読みたい…!
    この話みたいなのは何で読めるんだろう?

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    2025年04月20日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    知っている作家さん、知らない作家さん含め色々な作家さんの文章にお試しで触れることができるのがアンソロジーの魅力の1つですよね。
    澤村伊智先生、原浩先生、小野不由美先生の安定感は流石で、まさかの鈴木光司先生ご本人が登場する鈴木光司先生のお話も面白かったです。

    そんななか今回の顔ぶれのなかでは一穂ミチ先生と阿泉来堂先生の著書はこれまで拝読したことが無かったのですが、今回はこのお2人の作品が個人的にはトップ2かなというくらい特に気に入りました。
    阿泉来堂先生の読みやすい文章と個性的なキャラクター、一穂ミチ先生の「にえたかどうだか」の恐さ、他の著書も是非買ってみようと思えるもので、良い出逢いでした。

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    2025年04月12日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    ふたりで「いただきます」
    いろいろな場面でいろいろな立場の二人が
    いろいろな料理を食べる

    記憶とメニューが繋がるのだろか
    同じものを食べると
    当時を思い出すのだろうか

    朝と昼は一人で食べ
    夜はたまにふたりで食べる、ほとんど黙って
    これは寂しい食生活と言えるのかな……

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    2025年04月11日