一穂ミチのレビュー一覧

  • シュガーギルド

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    ぼんくら攻。

    タツオのバカー!読んでいて何回そう叫んだでしょう?心の中で。こういう仕事は出来るけど、臆病な男はちょっとね。色々言い訳は沢山沢山するのよね。一方、雪の女王に囚われたがごとく、冷たくなったナギ。(もっといじめてやればいいのに!)と何度も思いました。でも出来ない。ナギは、ナギは、一途で健気、真っさらな雪のような心の持ち主だから!タツオみたいなおっさんには勿体ない!でも、ナギが幸せならいいかぁ。

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    2017年11月21日
  • アイズオンリー 【イラスト付】

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    涙出たし。
    やっぱりこの作者さん好き。

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    2017年09月28日
  • オールトの雲

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    すごい😆⤴

    幼なじみの二人の話です。
    とにかく面白い!続編あるのかな?彼らのその後も読みたい❗

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    2017年06月24日
  • 横顔と虹彩~イエスかノーか半分か 番外篇~

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    やっぱり大好き

    イエスかノーか のスピンオフ、だったら面白いはずと思ったけど、やっぱり面白い!(笑)
    イエスかノーかがあまりに好きすぎて、この本買ってからもったいなくて、ずっと取っておいたけど、たまらなくなって一気に読んじゃった。んで、しっかり満足させていただけました。ハフゥ。頑張って悩んでグルグルしてるキャラは心掴まされますね!

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    2017年06月06日
  • アイズオンリー 【イラスト付】

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    愛おしい

    幼いころ目が、見えなかったカズと、 視ることに、問題を抱えてる ユカリ。おおらかな、カズのペースで、距離を近づけたり、時々停滞したりしながら、進んでいく。根底にある、ユカリの孤独が、せつなく。でも読み終えて気持ちが満たされました。ユカリの叔父さんが、押し付けがまし感の無い凄く良い人、良い存在です。お勧めです。

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    2017年03月26日
  • is in you

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    香港からの帰国子女の一束いちかと2歳年上の圭輔の話。悔いが残る高校編と、臨場感ある香港編でベッドシーンがなくても十分素敵なお話だなと思いました。青石ももこさんのさっぱりした感じのイラストがテンポの良いお話の運びとキャラに合っていて良かったです。

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    2017年03月07日
  • 横顔と虹彩~イエスかノーか半分か 番外篇~

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    すごく良かった。深が竜起を気にするのも竜起が深に惹かれていくのも、互いの仕事に対する葛藤に絡めて描かれているのもあってか、自然で違和感なくのめり込めた。
    また深の憧れる人やその周辺の人たちが生きているテレビ業界という世界も、一般的にある華やかで軽薄なイメージよりずっとシビアで、努力と才能とそれ以上のもので成り立っているのだと、深の側から実感させられたのも読んでいて面白い。そういった背景があったからこそ、二人が結びつく過程や結果にリアリティがあり、同時に胸をときめかせる効果を発揮していたのだと思う。
    ちらりとのぞく国江田さんのスーパーアナウンサーぶりも、内面が見えない分、本編よりも何倍もキラキラさが際立って見えてポイント高し。王子の心の声を想像するのもまた楽しや。
    スピンオフでこんなに面白いのってあんまりないんじゃ…。お仕事描写はどちらも甲乙つけがたいけど、個人的には本編よりも萌えました。ごちそうさまです。

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    2017年02月24日
  • イエスかノーか半分か【電子限定SS付き】

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    ドキドキの一冊。

    高飛車な受けがとてもかわいい。王道的なカップルなんだけど、受けの外と内でのギャップが際立っていてみていてハラハラもしたし、ドキドキした。

    普通のお仕事モノとしてもみれるところと、恋愛でドキドキ!みたいなのもみれて美味しい一冊。

    作者さんの叙述がうまくて、最後の方になるにつれて濡れ場の臨場感が伝わったし、様子も想像しやすくて、BL小説をあまり読まない自分でもサッーと読むことができた。

    次巻以降も楽しみに読んでいきたい。

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    2017年02月20日
  • 横顔と虹彩~イエスかノーか半分か 番外篇~

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    ネタバレ

    スピンオフはたくさん出てますがこれだけスピン元の名前が前面に出てるのは初めてです、さすが大人気タイトルだな…同人誌のまとめがもう早出るのかと思っていたら、恋のお邪魔虫から一転してお助け後輩くんとして活躍するようになった皆川くんのスピンオフ。

    軽快なテンポの矢継ぎ早な台詞回しに地の文の爽快感はいつも通り。おなじみ設楽Pたち旭テレビの面々に、人たらしでお調子者で挫折知らずのスポーツキャスター皆川くんと、同い年で心酔するディレクターへの憧れでいっぱいのAD深の出会いからの物語。
    あっさりと「なっちゃん」呼びでグイグイ距離を近づけていくあたり、皆川くんは皆川くん。
    調子が良くてあっけらかんとして、「緊張」なんて言葉を知らない明るさの塊の皆川くんと対照的な危うさまっすぐさ、人柄にどうにも難がありすぎる(佐伯さんタイプ…)師匠への愚直なまでの心酔ぶりを見せるなっちゃん。
    二人の努力家の生き方、バックグラウンド、仕事に対するまっすぐな姿勢が色あざやかに語られていく展開。
    初期の一穂さんを読んでるとBLテンプレ展開にねじ込む感が否めないなーと思う時もあるのですが、ふたりの感情の流れゆく様がとても丁寧に密に描かれていて、自然と「恋」が盛り上がっていくように思えて素直に楽しめました。雑誌掲載作と違って一冊ぶん丸ごとだとやっぱりそこは無理がなく感じるのかもな。
    生き様と仕事、人生の重みがきちんと描かれつつもきっちり鮮やかに軽やかに駆けて行くところが読んでいてとても気持ち良いですね。

    どうしても潮と計が二年かけて築き上げてきた関係性と見比べてしまって「これからだからなぁ」とは思っちゃうのですが、読み応えと楽しさがあって間違いなく面白い。
    しかし皆川くんのこの底抜けの明るさと逞しさは何なのだろう。
    よくある明るさの裏に覆い隠したものが…的なあれではなくて、本当に芯から明るく強く逞しく自分の中に一本芯の通った強さがあり、その強烈な光が、満ち溢れる虹彩の輝きがなっちゃんを捕え、心酔とも言えるほど追い続けた人の横顔を斜め後ろから眺めているだけのつもりでいたなっちゃんをフロアへ連れだし、前へ進ませてくれたんですよね。
    顔が良くてよくて地声が大きく、フットワークの軽い世渡り上手な「だけ」と軽んじて見られてしまいがちな皆川くんが「スポーツキャスター」という自分がしたい仕事に就くことが出来たこの二年の間、より良い仕事を出来るようにと見えない場所できちんと努力し続けてきたことをなっちゃんが見てくれているところが優しい。

    ちらりと描かれる計と潮の生活ぶりが覗けるのもシリーズファンとしてはうれしい〜。国江田さんは相変わらずの完璧っぷりかつ、職場では皆川くんにしか見せない裏の顔も絶好調で元気そうで何よりですね。
    ラーメン屋の下りはニヤリとしたのでおうちを読み返したい。
    潮は皆川くんを(特別な意味でなく)「好き」だから優しいけれど、計はその辺がどうにも面白くなくて塩対応なのがなんかもう最高にかわいい。
    王子様は独占欲が強いからね。
    恋のお邪魔虫で振られたのになんだかんだと良い後輩であり続け、時に先輩のパシリとしても大活躍、潮には思い切り叱られたのに(ちゃんと潮に言われたことを二年自分の中で考え続けたんですね…)あっけらかんとふたりを慕う皆川くんの逞しさはなんなのか。好きだよ。笑

    なっちゃんの人生のすべてだったゴーゴーの突然の終了と相馬さんのダウン/皆川くんの持ち場だったはずのスポーツニュースで計に完全に敗北したこと、
    ふたりの仕事での目標と人生の夢が打ち砕かれたあと、半端な慰めではなく「ここで立ち止まってたまるか」と立ち上がる爽快感と力強さに胸打たれますした。
    プロ意識の欠如からの大失態、国江田さんへの圧倒的な敗北を経て、憧れだった実況デビューが雨で流れる大トラブル。
    苦境の中でも驚くべき起点と、積み重ねてきた努力をもとに色鮮やかに巻き返し、なっちゃんを魅力してくれる姿にジーンとしました。
    「仕事」で結果を残すことが恋を大きく加速させ、ふたりの関係を大きく動かすというイエスノー一巻でも見事に繰り広げられた構図がここでも生きているんですね。
    人生全てが順風満帆だったからこそ見えてこなかったなりたい自分のビジョン=なっちゃんを惹きつけ続ける演者であり続けたい/なっちゃんにフロアに立っていてほしい、というふたりで共に描く夢に着地する終着点がとてもよいなぁ。
    恋愛対象が同性であることの苦しさもどかしさに傷ついてきたなっちゃんの告白をあっけらかんと優しく受け止める皆川くんの明るさになんだか救われます。同性同士の恋愛を殊更に悲劇にする必要はないんだよね、うん。

    ふさいでが出てから再読すると設楽さんの食えなさと垣間見える相馬さんとの関係性にも唸らされます。
    同人誌ではちらちらと影にいる大人の男同士の関係性が描かれているのでもとよりその手の関係性がお好きでスパイス的に描写されてたんだろうけど、改めて掘り下げてくれてよかったなー。
    設楽さんにもスタッフみんなからも「竜起」呼びで小学生男子の如く扱われてる皆川くんのかわいさよ。
    周囲からはなっちゃんとのことを同い年の仲良しさんだと思われてるんだと思うとかっわいい〜。

    読み終えてわかるタイトルの意味が良いですね、しみじみ。

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    2017年04月29日
  • 横顔と虹彩~イエスかノーか半分か 番外篇~

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    『イエスかノーか半分か』のスピンオフ。皆川くん、てっきりこれまで出てきた誰かとどうにかなると思ったら、新キャラ登場だった。本編も登場人物たちはしっかり働いているけど、こちらはより「働くこと」に寄っている感じ。仕事の様子はもちろん、仕事に対する姿勢や考え方で、キャラたちは悩みもがきます。「許可証」シリーズが止まっているなか、このシリーズがお仕事BLの最前線(そんなものがあるかどうかはともかく)にあるんじゃなかろうか。ペーパーも2枚付いててラッキー。

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    2017年02月13日
  • Don’t touch me

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    特殊清掃員と潔癖症のオゾン層研究職。
    仕事とアイデンティティがうまく絡み合った絶妙な人物造形と会話のテンポの良さ、情景と心理を絡ませながらするする進んでいくドラマ仕立てが心地よい。
    恋に溺れる二人だけにフォーカスが絞られず、同僚の妙子の存在がよいアクセントになっていていいですね。
    いけすかない男、と呼ばれる連は確かにその通りですが、徹底したマイルールで他者を招き入れず生きてきたあたりは計にどことなくキャラクター造形が似ているなと再読していて気づいたり。
    ほんとうの意味で心の奥に触れて欲しくない深い傷を抱えていたのは長谷川の方だったのかな。
    ごくごく自然にするりと惹かれあっていく様にはBLの楽しさが詰まっています。

    そう! これ! 一穂節!!! と、これがまさしく読みたい、の絶妙な言い回しとテンポと流れるような文章がひたすら心地よかったです。とにかく文章のトーンが好きでその勢いに夢中なまま読み通した感がありありと。
    それぞれの空白やいびつさがすっぽり収まりあうようにするりと心を惹かれあっていく様と、飾り気のないテンポの良い会話が心地よいです。
    この男同士ならではのざっくばらんなノリがとても楽しい。
    BLでしか書けない最高に面白い話(でもちゃんとBL)のさじ加減のバランスがとても好きです。

    後半パートで明かされる長谷川の胸の内と二人のざっくりした愛の告白が最高にキュートで好きです。

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    2017年04月23日
  • 藍より甘く

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    ゲイを自覚する親友、遥に告白され、咀嚼しきれない思いに戸惑う暁行の視点で終始進むお話。
    あれ、一穂作品としては珍しくゲイである自分に苦悩する男の子とノンケの話だー、と思いつつ、苦悩や戸惑い、抑えきれない行き場のない感情の行き交う様がはらはらと美しくて切なくて引き込まれました。
    人物描写と感情の流れのひとつひとつ、恋愛にとどまらない人間の描き方の深さがとてもすきです。
    自由気ままに過ごしているように見える店長の抱えた影の重さがとても深い……。

    店長や暁行の恋人真樹を交えての感情の行き来の移ろい、藍染の家業を営む遥の家族への想いなど、二人の恋の枠に収まらない人間同士の愛情の切り取り方や、毎回唸らされる小物使いのアクセント、言葉が切り取る色合いと景色のひとつひとつがしんと染み渡るほど美しい。

    暁行はよくも悪くも不自由せず育ち、あっけらかんとした裏表のない性格でルックスにも恵まれ、「恵まれ、愛されている」が故の無自覚ののびのびとした傲慢さは普通の男の子という感じで、遙はそこが好きなんだろうなぁ。
    人によってはイラッとするかもですが、ある種嫌味がない普通の男の子で、それ故に同性を、友達付き合いを続けてきた友人に恋ごころを告白されることも、狭い世界で生きてきた「都会の絵の具」に染まらない遙にどこか惹きつけられ、戸惑うさまもリアルでした。
    日々の戸惑いやためらいを隠さずにブログに気持ちを綴る様も心の動きが手に取るように感じられて、はらはらと胸に迫るよう。
    文章で気持ちを吐き出して行く様はのちのふったらどしゃぶりのメールのやり取りを思い起こします。

    大学生のお話かー、と思いきや藍染の家業というお仕事、そこに由来する人間としての生き方が物語に絡んでくるところも一穂作品ならでは。
    後半の兄のエピソードが痛ましくて切ない。
    息苦しさと鮮烈さ、想いを重ねてからのあまやかさとがバランスがよくてとても好きな一作。

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    2017年05月04日
  • アイズオンリー 【イラスト付】

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    ネタバレ

    特殊なお仕事、複雑なバックグラウンドを持ったが故の固有の物の見方考え方を持った人たちの心情の捉え方を書かせると強いなあ。
    すごーく好きなお話でした。

    かつて目が見えなかったことから触れることで確かめる癖を持つ数馬と、相貌失認の病から人と深く関わることを避けている縁。
    初恋の相手との再会と、心の傷をゆっくりと回復していくまでの優しさ満ち溢れたお話。
    数馬のフットワークの軽さには驚かされますが、この軽やかさと会話のテンポの軽妙さは一穂ワールドの本領発揮だなと。綺麗でやわらかく心を掬い取っていく言葉運びは切り抜いてしまっておきたいものばかり。

    序盤から思いっきりエロシーンがあり、ムクさんの挿絵もがっつりその手の場面でおっ、おうとなりましたが(なんせ口絵もそのシーン)一穂節ならではのざっくばらんな男同士のやりとりが楽しくて好きなのです。
    会話のやり取りの楽しさ、いまひとつしっくりこない翌朝のやり取りを経て、「友達なんだかなんなのか」な和馬が縁にとってかけがえのない相手に変わり、それ故に真実を知られることを恐れてしまう縁の気持ちの移り変わりがとても切なかった。
    縁の抱えた癒えない孤独や不安をそっと包んでくれる数馬の優しさがとても好きです。
    タオルケットに添えたメッセージ、愛おしくくるまって目を瞑る縁、突然泣いてしまった縁に何も言わずに寄り添ってくれる数馬のくだりがすごく好き。

    ひとの顔、表情がわからないゆえの寂しさや戸惑い、孤独感が数馬の存在によって丁寧にやわらかに溶かされていく様が心地よく穏やかで、小椋ムクさんの優しいイラストにとてもあっていました。

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    2017年06月18日
  • Tonight,The Night 【イラスト付】【電子限定SS付】

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    ネタバレ

    代表作のひとつ「ふったら・・」が自分に合わなくて、ちょっと避けてた作家さんだったんですが…。自分の好き設定が詰め込まれたこの作品に、克服する気持ちで読んでみたところ萌え死にました。

    小学生~大学生×大学生~社会人の、長いスパンで二人の成長を追った切なくて可愛い、きゅんきゅんする話でした。攻めが小学生なのに大人びていて我慢強く、男らしい。攻めが母親に張り手くらわされて泣いた理由が…はっとさせられて鋭い感性を感じた。
    エロも年下の男の子!って感じが前面に出てて垂涎ものでした。成長にあわせてスケベ度が上がるのがたまりません。
    素晴らしい私特な作品でしたが攻めのパパの懐が大きい割には奥さんが野放し状態が唯一引っ掛かりました。
    とりあえずありがとう、ごめんなさいが言える大人になりたいです。ということで、今まで敬遠しててごめんなさい、一穂先生

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    2016年10月18日
  • イエスかノーか半分か【電子限定SS付き】

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    ネタバレ

    クレイアニメーション作家×毒舌猫かぶりアナウンサー。
    とにかく、受けが魅力的。仕事は完璧、今をときめく人気アナウンサーなのに、その本性はありとあらゆるものに毒付く超毒舌。ただ、それを相手にぶつけることはなく、ただ一人で内心で罵って、また自分の仕事を全力でこなす。
    たまたま素の自分でいるときに出会った攻めと、身分を隠して友達付き合いを重ねる受け。
    誰にも頼らず常に完璧にこなしてきた受けが、初めて「助けて」って出したSOS。そのSOSを受け止める攻めが最高にかっこよくて、何度読んでも胸がときめく。
    BLとしてはもちろん、お仕事要素の部分も面白くて、業界奮闘ストーリーとしても最高。
    一穂さんの作品はたくさん読んだけれど、最高傑作と言えるほど好きな作品。

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    2016年09月12日
  • ひつじの鍵

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    カード会社の有能コンシェルジュ×セレブ高校生。
    雑誌で読んでとても気に入った作品です。
    センセのキャラらしく公私の落差が激しいコンシェルジュが最高でした。
    対する高校生の羊も、義理の父親を大切に思うやさしさと状況を冷静に受け止めるクールさの両面を持っていて、言う事は軽いノリだけど実は一人で抱え込んでしまうタイプ。意外にかわいくてセンシティブな子羊ちゃんでした。

    二人の出会い方も衝撃的で、冒頭からぐいぐい引き込まれる展開。一色のコンシェルジュとしての仕事ぶりがあまりに鮮やかで、目が♥にwww
    こんな人がいたら心強いですよね。もちろん、その仕事ぶりの裏にはただならぬ努力と苦労があるわけだけど。
    オフの一色は飾らないズケズケもの言うタイプで、でもきっと色々乗り越えてきたんだろうなと思える大人の男。羊が素直に自分らしさをぶつけることのできる相手でした。

    書き下しの後日談「ひつじの夢」は、一色の仕事のせいでなかなか会えない羊の切ない気持ちにキュンとさせられました。
    でも、けっこう甘い仕上がりw
    一色もそこまでするのは、羊にメロメロだという証拠ですよね~?
    エロ的にも甘くて萌えました。Hの合間に挟まれるやりとりが面白すぎw

    父ちゃんがかわいかったです!和楽には幸せになってほしいです…
    イラストもイメージに合っていてよかったです。
    笑いあり涙ありで、胸キュンがてんこ盛りでした!

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    2016年08月22日
  • おうちのありか~イエスかノーか半分か(3)~

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    きみが家路に迷ったら、今度はぼくが迎えに行こう。
    この帯の一文が、読後の心に沁み込みました!

    アニメーション作家の潮と猫かぶりアナウンサーの計の、シリーズ第3弾。
    お付き合いを始めて2年になる二人は、期待を上回る舌好調ぶりで笑わせつつも仲の良さを見せつけてくれました。
    ほんとに計を中心にした周囲とのやりとりは相変わらず面白くて、この絶妙な持ち味にやられてしまうんですよね。
    テレビ局内部の事情にも精通していて、ライブ感あふれる描写も魅力です。

    そんなテレビ局内部のことや衆院選の裏事情も、もちろん面白かったのですが、でも今回は何といっても潮の知らざれる生い立ちにびっくりでした…
    違うバックグラウンドばかり想像してたのでw
    それに、てっきり計が衆院選に引っ張り出されての騒動だと思ったりもしていたので、あっと言わせる展開ですごく引き込まれました。

    そして、いつもは潮の優しさや男らしさに感動していたけど、今回は計の潔さ、かっこよさにぐっときました。
    潮に甘えて癒されているばかりの計じゃないんですよ!
    自分を捨ててでも大切なものを守ろうとする潮もステキだけど、そんな潮を守ろうと挑む計の姿もまたカッコよくて…!
    胸アツでした。
    互いが互いにとってかけがえのないものだと、ひしひしと伝わってくるような展開でした。

    彼らを取り巻く人々も本当に魅力的で…w
    今回も皆川くんがイイ味出してて爆笑でした!
    計のお父さんとお母さんもちょっと天然で、計は愛されて育ったんだなと思わせてくれます。
    江波先生や、西條もアクが強くてインパクトあるキャラで、一穂センセは本当に人間を描くのが上手いな~とつくづく思ってしまいました。

    エロ的にも、計と潮がホテルでHする場面が絶品でしたw
    Hの間、ずっと計が缶ビールを描写してるところなんかすごく萌えました…アルコール度数とかwww
    こういうラブラブな場面からの、切ない展開がよりいっそう切なく感じられてうるうるしちゃいました。

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    2016年08月08日
  • アイズオンリー 【イラスト付】

    ネタバレ 購入済み

    久しぶりの大当たり!

    最初は取っ付きにくかったのですが、読み進めていくにつれ引き込まれていきました。
    主人公の障害に関わる苦労や心情が切なすぎます。
    恋人の顔も解らないとか、凄く不安ですよね。
    もし自分がそうだったらと想像して、寂しくなりました。

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    2016年08月01日
  • さよなら一顆

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    チャラ男と生真面目でずれてる変人。
    相変わらず職業を軸にしたストーリー運び、モチーフ選び、巧みにするする描かれる言葉運びは見事! 面白いなぁ。
    別に好きになるのに理由とか理屈なんていらないし男同士だからってなんの問題が? とあっさり飛び越えてしまういい意味での軽さが楽しい一穂ワールド。
    榛名のキャラクターが飄々として魅力的でした。
    リーマン萌え、わかる。笑

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    2016年07月31日
  • ワンダーリング

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    ノーモアベットの曲者社長と頼れる先輩あっさんのスピンオフ。
    ノーモアベットはこれのための前哨戦? という感じで今作の方が好みでした。
    懐かない猫である雪と、そんな彼に執着にも似た深い愛情をそそぐ藤堂社長。家族との関わりを軸に、螺旋を描くように彼らの想いが長い長い時間をかけて絡み合っていく様にぐっと引き込まれました。
    なんというか、off you goに文章のトーンが似てる気がします。

    巧みにするすると引き込まれる人間模様とドラマ、行き来する過去と現在。
    ただのイチャイチャのエロではなく、感情にぐっと深く迫る描写の深さと濃密さ、魅せるドラマとしてのめり込ませてくれるお話でした。
    ノーモアベットと違って今回はあとがきショートストーリーつき。良い意味でサクッと軽い一穂節が楽しい。
    一穂さんたちは逸たちも含めてカジノに集う人たちが本当に好きなんだなぁと。

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    2016年07月31日