一穂ミチのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
とにもかくにも「綺麗」の一言に尽きる作品。
派手な設定もなく、大きな事件もない。
ただただ二人の心の揺れ動く様子を普遍的で、それでいて美しい文章によって見事に描かれている。
個人的に可愛い系の容姿の受はあまり好みじゃないけれど、そんな事を全く感じさせないキャラクターの魅力が十二分にあった。
鬼門の人が多い女子キャラも適当な当て馬扱いではなく、ストーリーを構成する上できちんと機能している。
ノンケとゲイの関係の難しさや、攻の感情の移り変わり、決意を効果的に魅せる要素になっている。
いわゆる「名ばかりノンケ」のような軽々しさがなく、ひたむきな受の気持ちが作品上で大切にされていて嬉しい。
若干「 -
Posted by ブクログ
特殊清掃人(死体のあった部屋やら腐敗物のある部屋やらそういう
特殊なところのお掃除屋さん)の攻めと、超潔癖症の受けのお話。
潔癖症で、歴代の彼女には結局引かれ、傷ついて生きてきたせいか
開き直ってズケズケモノも言う受け。
攻めの職業を聞いた瞬間こそ、酷いことを言って攻めを傷つけたりも
したけれど、側に居て何故か心地良く、おおらかで、受けのトゲトゲも
受け止めてくれる攻め。最初は友人として急接近する。
『雪よ林檎の香のごとく』が好きな人なら、気に入るんじゃないかと思う
ポイントは、2人の会話。『雪よ~』のように、ぽんぽんと心地良い会話で
2人の気持ちが近づいていく様子に萌えるあのパターンなの