一穂ミチのレビュー一覧

  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    三冊同時発売のホラーアンソロジーのうちの一冊。ようやく最後の一冊を読んだのですが、これが三冊の中で一番好みにあっていて面白かったです。どの話も恐怖が迫ってくるのがリアルに感じられて、夏に読むのはピッタリだったかも。

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    2026年08月13日
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

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    めっちゃお風呂に入りたい。湯船にゆったり浸かりたい。いつもはタイパ重視でシャワーなんだけど、現在夜中の2時なんだけど、でもでも今からお風呂洗ってお湯をはります!2年ぶりのお風呂かも(笑)

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    2026年08月13日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    「恋と食」を題材の、10名の方々の小説やエッセイ

    初めて文書に触れる方もいましたが、どのお話も面白く読めました
    特に後半の小説3作品が好きでした
    晩年に思い切って何かするの、憧れるなぁ

    あと、最後の山田詠美さんのこれはノンフィクションなのでしょうか?
    作品は昔読んだことあったのですが、作家さんご本人のことはほとんど知らずだったので、びっくりしたわ。

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    2026年08月12日
  • アフター・ユー

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    自分のパートナーが見知らぬ男と旅をし、事故で亡くなってしまう。
    見知らぬ男の妻と亡くなった2人の足跡に迫る物語です。

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    2026年08月10日
  • 青を抱く

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    BL小説というくくりがいるのかどうなのか、こういう小説は初めて読んだ。
    読んでみてしみじみ思ったのは、恋愛って、男だからとか、女だからとか、同性だからとか、異性だからとか、そういうのはまったく関係ないなってこと。
    こういう感じで両思いに進むのはステキだな。それは、やっぱり宗清さんが大人だからだね。この二人、同じ年とは思えない。
    ただ、若い頃の恋愛って、付き合ってからも大変なんだ。共依存を超えていくために現れるのがパートナー。だから、恋愛の時代は、むしろ辛いことも多い。それでも恋愛の向こうに真の愛が待ってる。みんな、ちゃんと恋愛してね!

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    2026年08月11日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    どの話も好きすぎる。
    死んだら骨と焼いてほしい。
    双頭の悪魔と、鍵の掛かった男と、この短編集を入れて焼いてくれ。
    エモすぎる。
    こんなにすごいのに、有栖川有栖先生の作品をある程度読んでることが前提だから人に勧めるのを躊躇してしまう。悔しい。
    寄稿している先生たちの愛がすごい。
    とても豪華。
    この企画を立てて作品にまとめてくれた方、ありがとうごさいます

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    2026年08月06日
  • 砂嵐に星屑

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    テレビ制作に携わる人々の物語を紡いだ短編集で、作者らしい人間の内面や感情の揺れ動きを丁寧に描かれていた素晴らしい作品だった。

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    2026年08月04日
  • スモールワールズ

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    「ネオンテトラ」を読んだ時はちょっと苦手かもなぁと思いつつ読みすすめたけれど、章を追うごとにずっしり心に残る作品だった。

    自分が知らない世界の、でもきっとどこにでもいるような人たちの、人生を覗かせてもらってるような物語たちだった。
    前の章に出てきたワードや似たような設定が出てきたりして、それぞれが別の世界の人たちではなく、世界はどこかで繋がってるんだろうなと思わせられた。

    全ての物語が、「これが幸せなのだろうか…」と唸ってしまいたくなる終わり方だった。
    でも、それが彼ら彼女らにとっては最善で、最良であるのだろう。
    理解はできなくても、様々な思いや背景が人にはあることを改めて気付かされた。

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    2026年08月03日
  • GOAT Summer 2025

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    また最近新しい号が出ていてちゃんと続いていることにホッとする。
    でも調べてみたらめっちゃ売れているらしい。今まであまり本を読んでなかった20~30代がよく手に取っているらしい。

    仕組み面白い、紙質へのこだわりも凄いし、何と言ってもめちゃ安い。これ、採算取れてるのだろうか。今時文庫本も普通に1000円する時代だけど?雑誌のキャラもめっちゃ可愛いので女子や可愛いもの好き男子にも絶対ささってそう。

    今回のテーマ悪は前回の愛より断然面白かった。自分は愛よりの人間だと思っていたのに悪寄りだった事に気付いて少し愕然とした。前回も書かれていた小川さん、ショートだとまた全然違う雰囲気醸し出してて割と好き。

    中に袋とじ(って閉じてないけども)みたいな付録的に野崎まどさんのGOAT忍法帖の巻物風が抱腹したww

    今号で初めて気づいた(遅)んだけど、大きなテーマ(今回は悪)については表表紙で、第二のテーマは裏表紙で紹介されてる、テーマが二つあったんだ(笑)

    前号でも感じたんだけど、とにかく510円の中が濃厚で50くらい対談とか忍法帖とか含めて
    あるわけで、好きも嫌いもゴンゴンに詰まってる。中弛みしたり、うえっ、こ、これは、、というのに出会ったり忙しい本である。また書かれてる作家さんたちは総じて皆さんお若く、同世代の購買が太いのも頷ける。
    これずっと続いてほしいなー。

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    2026年08月02日
  • スモールワールズ

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    ネタバレ

    愛を適量
    感動した。複雑な関係でももう会うことが無いかもしれないけど確かに心の中に残っていてその人が残した習慣だったり思い出や価値観を大事にして生きていく、生活を続けていく。

    ホラー要素もある作品もあって怖かった。母と娘むずかしい。複雑、

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    2026年07月30日
  • スモールワールズ

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    ネタバレ

    「しばらく会っていなかった娘が息子になって会いに来る」とか「兄を殺した人間と文通を通じて距離を縮める」とか前提とか設定がぶっ飛んでるけど、読んでいるうちに違和感がなくなっていく。おそらく、重要なのが世界観や設定ではなく、お話の中の登場人物が何を考えているかだからだと思う。あと登場人物の思考がすごくリアルで読んでいて置いてきぼりにされることがない。
    「愛は適量」が一番好き。あとがきがお話なのもおしゃれ。「しらじらとした蛍光灯の下で」とか「冬の太陽はじれったく昇って」とか情景描写がうつくしくて好き。

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    2026年07月26日
  • スモールワールズ

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    「光のとこにいてね」を読んだときから「かなり好きな作家さんかも」という予感はあったが、本作を読んでそれが確信に変わった。

    綺麗事を許さないするどい視線を持ちながらも、息がしにくい世界の中でも「生きていくこと」への希望を捨てさせない、祈りにも似た短編集。

    人間の弱さや汚さ、愚かしさ、怖さ。
    そんなものを躊躇なく書き出してるのに
    それすらも美しいと感じてしまう。



    人生の中で、数年にもわたって忘れられない瞬間というのは何気ない一言だったり、なんでもない景色だったりするけど、そんな一瞬の切り抜きを見せてもらってるような。胸が苦しくなる愛おしさであふれています。

    何度も読み返したくなる作品は久しぶり。

    一穂ミチさんの作品を読み漁る日々を始めます

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    2026年07月25日
  • スモールワールズ

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    ネタバレ

    ネオンテトラ
    美和さん、夫の浮気に気づいても感情をおさえて何も言わない。自分の部屋を勝手にホテルみたいな使われても何も言わない。淡々と、自分の欲しいものを手に入れて、夫も戻ってきて、かわいい娘と暮らしている。なんか、ぞわっとした。でも何も悪いことはしていない。

    魔王の帰還
    おもしろいシーンもあったり、お姉ちゃんの優しさがとても良かった。弟もめっちゃいいやつ。
    気持ちが強い方が勝つというのが印象的。

    ピクニック
    ピクニックシーンから始まり、乗り越えてきたという過去の話が続く。だれ目線で語られてるのかわかりづらいなぁと思いながら読んでいた。後半、衝撃があり、最後の最後に怖い話やん、、てなった。怖かったけど、めっちゃ印象に残った。

    花うた
    被害者遺族と服役中の犯人との文通。なんとも言えない悲しい話だった。唯一の肉親で大好きな兄かと思いきや、妹を大切に思うあまりなのかめっちゃコントロールしてそうな雰囲気もあって、少し怖く感じた。

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    2026年07月25日
  • スモールワールズ

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    長編じゃなくて短編だったけどどこかしら繋がっていて、わたしは魔王と花うたが好きだったな~!
    最後の話は、最初の続きみたいなもんだからああこの後は…となってしまうけど。
    新たな一穂さんをみた1冊だった。
    解説に宝物のような作家の文があった。
    わたしには宝物のような作家さんがたくさんいるけどその1人だなと思えた。

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    2026年07月23日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    数々の著名な作家さんが参加した一冊です。それぞれの書きぶりがとても楽しく、有栖川作品を愛しているのだなというのが伝わってきます。私が好きだったのは、夕木春央さんの有栖川有栖嫌いの謎です。なぞが解けていく様がすっきりしますし、物語の中で有栖川有栖さんへのコメントをしているところがクスッときました。他の物語も面白かったです。

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    2026年07月21日
  • スモールワールズ

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    一穂ミチさん、初読みの作家さん。
    事前にあらすじはチェックしない派なので、表紙のほんわか雰囲気からほのぼの作品をイメージして読み始めたら、全然違って驚いた。

    短編集。
    特に「魔王の帰還」と「愛を適量」の2作が好き。ボロボロ泣けた。
    「魔王の帰還」の姉ちゃんがとても良かった。ちゃんと近所の子どもを叱ること、なかなかできる人いない。
    「愛を適量」の親が子を思う気持ち、少しでも伝わって良かった。

    全編それぞれの主人公たちが苦しみもがいている姿を読むのが辛かったけれど、それでも生きていくのが人生で、苦しい中にも小さな喜びや小さな幸せがあって、みんながんばっていると励まされた。

    そして、文庫のあとがきが辻村深月さんで嬉しかった。


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    2026年07月21日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食と恋のアンソロジーなんて、好きに決まってる。

    私の好きな料理家の方のコラムもあって、さらに嬉しい。やっぱり、奥田亜希子さんの小説が好きみたい。

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    2026年07月20日
  • うたかたモザイク

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    同じ作家さんが書いたとは思えないような、これぞ一穂ワールドとも言えるような17編。ツミデミックから作品に入ったので、『レモンの目』『BL』が好きでした

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    2026年07月18日
  • GOAT Summer 2025

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    紙にこだわって作られているだけあって、めくるのが楽しい!
    特に「究極の黒い紙」が使われているページは、その黒さに引き込まれてしまう。

    「悪」がテーマだけあって、ざわざわさせてくる作品が多い。元気がある時に読むのがいい。
    後半は「旅」がテーマのページもあるので、元気がない時はそちらから読み始めるのも良いかも。

    いろんな濃淡の、人間の「黒さ」がぎゅぎゅっと詰まった一冊。
    読み応えありました。満足!

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    2026年07月16日
  • スモールワールズ

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    ネタバレ

    一穂ミチさん初読み。背筋がぞわっとするような話もあれば、じんわり心に染みる暖かい話もあり、引き込まれました。バラバラなようで実はそれぞれの登場人物や背景が少しずつ繋がっているところも面白かったです。
    私も幼い頃、弟を絶対に守ってやると思っていたなあとラストにほろりときた「魔王の帰還」が印象に残りました。
    「ピクニック」は幼い娘がいるため読むのがかなり辛かったです。結末も不穏で怖い話でした…

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    2026年07月11日