一穂ミチのレビュー一覧

  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ホラーアンソロジー。
    原浩さんの『828の1』が好きだ。
    それと、どうにも心をつかまれたのが澤村伊智さんの『ココノエ南新町店の真実』
    ヨシナガさんのセリフ
    「電気バナナが〜〜〜すだ……すだま、さき」
    は、たぶん10年は忘れない。

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    2025年04月05日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    表紙に一目惚れして買った為有栖川さんの事をこれまで読んだことがなかったがここまで面白いとは!
    語り手として作者の名前が出てくるのが斬新に思えた。
    元ネタが随所に織り込まれているので、そっちを読んでから再度読むと面白さも倍増するのかもしれない……。

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    2025年03月31日
  • メロウレイン 完全版(下)

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    整と一顕
    柊と和章
    半身に出会えた感じはどんな気持ちだろう
    共に時を過ごすのが幸せなんだろうな

    やっぱり家でひとりの時に読みました

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    2025年03月27日
  • メロウレイン 完全版(上)

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    半井さんが「萩原」と呼ぶ声と
    萩原が「半井さん」と呼ぶ声を
    想像してた 読みながら

    地下鉄では……ちょっと読めないページもあったけど ひとりになってからゆっくりよんだの

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    2025年03月27日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    有栖川有栖デビュー三十五周年記念トリビュート

    錚々たる作家が7人も参加していてすごく豪華な短編集

    「昨今のミステリ界を牽引する作家の中には、世代的に有栖川有栖作品に親しんだ経験を持つ人が多いことに着目」した企画とのこと
    有栖川有栖作品には魅力的なキャラクターが多く存在するので書きやすくもあり、書いてみたかったのではないかと思う


    有栖川有栖らしさの完成度で言うと
    『クローズド・クローズ』 一穂ミチさん
    『縄、綱、ロープ』 青崎有吾さん
    『型どられた死体は語る』今村昌弘さん
    は上手かった が、上手いだけに所々で本家らしくない違和感のある表現が気になってしまう

    でもまたそれも良しと思える

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    2025年03月16日
  • 恋敵と虹彩~イエスかノーか半分か 番外篇2~

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    ネタバレ

    イエスかノーか半分か」の番外編2巻目
    スポーツキャスターの竜起と、ADの深とのお話。

    前回から付き合うことになったふたりのところに、中途採用の恵小太郎がはいってくる。
    小太郎はアメリカからやってきて、旭テレビに採用された。
    深のような制作会社でないのでそのうち深より偉くなるだろうが、畑違いの世界に飛び込んできた小太郎の教育係になることに。
    小太郎はとても優秀で、なんでも早々にできるようになる。
    竜起とはどうやら旧知の中だったらしく、なぜか小太郎がかなり目の敵にしている。

    そのうち、小太郎は深を好きになってしまう。
    仕事は仕事としてきっちりやりつつ、小太郎からのアタックを交わす深は、竜起にも

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    2025年03月16日
  • ほろよい読書 おかわり

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    物語を味わい深いものに引き立てている、お酒の存在。色んな気持ちを吐き出すためのお酒。いいものだな…と思った。5人の作家さんのそれぞれの色が感じられて、楽しめました。

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    2025年03月14日
  • 青を抱く

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    みんみんさんがおすすめくださり、即ポチした作品。

    一穂ミチさんなんですよ。
    耳馴染みありますよね。
    一穂ミチさん、BLをお書きになるとは!
    みんみんさん、おびのりさん、yukimisakeさんに感化され、最近だいぶ普通にBLを読める自分がいます( ̄▽ ̄)
    耐性ついてきたのか!?


    この物語は、
    海辺の街で暮らしていた泉が、海岸を散歩(ゴミ拾い)している時に宗清に出会うところから始まる。

    宗清は、泉の弟、靖野に似ていた。
    泉の弟の靖野は、海の事故で2年間意識のない状態が続いていた。泉は弟の介護をする為に、在宅勤務という形で弟に寄り添っていた。

    靖野に似ている男、宗清は長期休暇を取得して暫

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    2025年03月13日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    面白かったのもあれば、読みづらくてとばしてしまった作品もありました。
    一穂ミチさんの「にえたかどうだか」はこの作者の作品のどれからも感じる「暗闇の中に瞬く光」感があって心に残りました。茉莉さんでシリーズ化してほしいかも。
    モキュメンタリー「ニンゲン柱」視点が変わると…もう一度読み直しました。
    小野不由美さんの「営繕かるかや」シリーズ、前から気になっていたのでこれを機に読んでみようと思いました。

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    2025年03月11日
  • ほろよい読書 おかわり

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    色んな作家さんの色んなお酒にまつわる物語が詰まっててもっと読みたいのに〜ってところで終わっちゃってあと一口食べたいのに〜ってゆう感じでもうちょっと食べたいけどお腹いっぱいぱんぱん食べたら美味しかったよりも苦しいが勝ってなんかもったいなくなるから結局腹8分目が1番幸せだと思うんだけどわかってるんだけどお腹いっぱいまでたべる幸せも知ってるから食べちゃうんだよね。でもこの本に関しては腹8分目の美味しさ。前に読んだ1冊よりも大人っぽい話が多かった気がする!

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    2025年03月10日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    どの短編もなかなかの良品で楽しめます。間に挟み込まれたエッセイも箸休めにgood!
    ただ残念だったのは大好きな原田ひ香さんの作品が既読の「夏のカレー」だったこと。まあ2回目でもいい話なので、よしとしましょう。

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    2025年03月10日
  • ふったらどしゃぶり~When it rains, it pours~ 完全版

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    ネタバレ

    最初全く興味もなくどちらかと言えばお互い苦手な存在だったのに
    タイミングの妙を感じる。
    ずっと幸せでいて欲しい。

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    2025年03月08日
  • うたかたモザイク

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    短編物語。色んな形の物語で、意外と自分に落とし込める話もあるかもって感じ。
    男性にはハマらなさそうだけど、女性にはおすすめ。

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    2025年03月08日
  • off you go

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    途中まで密があの佐伯だと全然気付かなくて・・・まさかあの佐伯が、これ?!と、ものすごくビックリしました。
    香港の時はかなりイヤなヤツだったんだけどな(苦笑)
    電子版なのでイラストが表紙しか見られなくて、でも、自分の中で想像する佐伯とは全然違って。
    おまけに良時との関係では密が受け・・・色々驚きました。
    三角関係なんて言葉ではひとくくりにできない、三人のバランスというか。
    きっとそれぞれが、それぞれを好きでいるその相手を愛してるんだろうなと感じました。
    境遇からいくと十和子はもっと傲慢な感じに仕上がってしまいそうだけど(苦笑)
    意外としっかり育ってて、これもまた、三人でいたからこそうまく作用した

    #胸キュン #切ない

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    2025年03月08日
  • おうちのありか~イエスかノーか半分か(3)~

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    ネタバレ

    「イエスかノーか半分か」の3巻。
    クレイアニメ作家の潮と人気アナウンサーの計のお付き合いは2年。

    ある日、計に選挙出馬の噂が立つ。もちろん、そんなつもりはない。
    否定しても噂はついてくる。
    どこからそんな話が?

    一報、潮のところには15年ぶりに見る顔が。
    その西条という男は、潮の父の秘書だった。
    潮は苗字の違う父がいる。家は代々議員。父も国会議員をしている。
    母はそんな父を支えて、雪の日に倒れて死んだ。
    その母の死すら、選挙の票にするしたたかさに潮は家を出て、母方の祖母の元に逃げ込み、苗字も変え、15年音信不通だった。
    が、西条は今の仕事を辞め、父の地盤を継ぐために実家に戻れという。
    当然

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    2025年03月07日
  • ほろよい読書 おかわり

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    好みに合ったり、そうでなかったり。
    アンソロジーは、お酒のおつまみのよう。
    奥田亜希子さんは、初めて知った作家さん。他の作品を読んでみようかなと思った。
    きのこルクテルとタイムスリップ、よかった。タイムスリップは、タイムスリップしてなくて、よかった!

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    2025年03月03日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    有栖川有栖デビュー35周年記念トリビュート企画に参加した作家たちのアンソロジー。

    名だたる作家の完成された作品に有栖川先生の幾つかの本をもう一度振り返りたくなるほど。
    何も知らされなければ有栖川先生が書いたのでは…と思いそうでもあり、とても楽しめた。
    各々作家さんのこれまでのイメージが少し違って見えたりして短編であるのが残念なほどで、もっと堪能したかったという気分。
    個性が光り、それぞれの特徴も魅力もあった。
    どれも良かったが、一穂ミチと夕木春央が特に好き。

    ○縄、綱、ロープ〈青崎有吾〉
    ○クローズド・クローズ〈一穂ミチ〉
    ○火村英生に捧げる怪談〈織守きょうや〉
    ○ブラックミラー〈白井智之

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    2025年02月27日
  • イエスかノーか半分か【電子限定SS付き】

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    初めての一穂ミチさん。
    BL好きのお友達にオススメでお借りして読みました。200ページないので、すぐ読める。そして、話の内容がテレビ局の話なのでその辺も楽しかったです。

    計が初めて夜のニュース番組の司会をやる日の心情とか、潮の嫉妬する気持ちとか、さらっとしている文章の中にグッと胸ぐらを掴まれるような感覚になる箇所が何ヵ所かあり、一穂ミチさんってすごいな…と思いました。
    素人ながら、直木賞とるだけの人だと感じた。

    この二人、ちょっと危なっかしさも感じて続きも気になった。

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    2025年02月26日
  • 砂嵐に星屑

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    舞台がテレビ局なので、眩しくて華やかなイメージで読み始めたが、仕事の内容は違うが私の身近にいるような上司、同僚、新人が登場してぐっと親近感を感じた。

    5人の男女を中心とした短編集で、仕事環境の悩みや人間関係の煩わしさ、職場を去って行く人もいる中、自分自身が経験したことを思い出し少し切なくなる。

    著者の女性心理の描写が秀逸で、したたかさと力強さを感じる読みごたえのある作品だった。

    テレビ局で番組制作に従事している方の解説も興味深い。

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    2025年02月24日
  • うたかたモザイク

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    スモールワールズが面白かったので読んでみた。17もの物語があって楽しめた。まぁ中には苦手な話もあるにはあったが、短い作品でものめり込めるし、感情も揺さぶられる。「sofa & ...」「神様はそない優しない」がお気に入りか。

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    2025年02月22日