一穂ミチのレビュー一覧

  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    ネタバレ

    タイトルや表紙のビジュアルに惹かれて読んだ
    こんなに考えさせられるものだとは思わなかった、
    一度受け入れて結局ダメってかなりリアルだし、そのタイミングがはやく来てよかったなととても思った。

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    2026年05月22日
  • パラソルでパラシュート

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    世間の「普通」でいえば、契約期間中に結婚するべきところをそうしてこなかった美雨が、先が見えなくても好きなことを全力でやっている芸人たちに出会って、「笑いながら、何でもなく、ただ生きていてやる」と思えるようになったのってすごい。特にこれが好きといったものもなく、流されるまま生きてきた美雨が、お笑いが好きと心の底から思うようになったことで、自分の意志をはっきり持っていくのがよかった。
    私も劇場にお笑いライブを観に行くのが好きなので、架空の芸人だとしても、ファンには見せない彼らの苦悩を知れたのが、楽屋を覗いているようで楽しかった。

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    2026年05月20日
  • スモールワールズ

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    タイトルが示す通り、小さく、閉ざされた世界の話。
    ありそうだけれど、実際には見たことも聞いたこともない世界の話。

    この短編集に収録された作品のほとんどにおいて「死」「孤独」がテーマになっている。
    個人的には「孤独」はともかくとして、「死」がテーマの小説が苦手だ。
    「死」はあまりにも安易に作品を悲劇的にあるいは感動的にする力を持っていると思う。

    しかし、本書で「死」はそのような扱われ方はしない。
    身近な人の「死」に向き合い、生き方を変えていく「孤独」な人。
    そんな人たちが暮らす、小さく、閉ざされた世界の話だ。

    どの世界でも奇跡は起こらない。輝かしい未来も待っていないだろう。
    でも、そのすべ

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    2026年05月19日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    タイトルに惹かれたのと、著書を数冊読んでる作者さんが多くて手に取った1冊。

    どの話もリアルにありそうな共感しやすいストーリーで一気に読み進めた。
    個人的1番の共感は「となりの独り」だった。
    歳を重ねるごとに、本当の本当に楽しく、気持ちのままに付き合える友達が減っていく、、
    恋愛じゃなくて同士のように付き合える友達が欲しい側の気持ちも、恋愛に発展したい側の気持ちもものすごくわかる! 大人になってからの本当の異性の友達って難しい…。

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    2026年05月19日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    ネタバレ

    「恋人」と「結婚」は違うという言葉を最近よく耳にするし、私自身も人妻になって(まだ実感は湧かないが...)よく分かる。相手が浮気をしたらどうする?といった会話も恋バナで話題になるひとつで、深く考えたことがなかったが、この本とお世話になった人に言われた「人は完璧でないから、どこまで妥協できるかが大事」という言葉が突き刺さった。きっと「結婚」は「好き」より相手の嫌なところをどこまで耐えられるか耐えられないかの問題だと思う。

    性犯罪と一括りにしていいのか、分からないが色々なパターンがある。被害者も加害者も人生が大きく左右される、加害者が100悪いのは愚問だが、各々に葛藤や苦しみがあり、それらを背負

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    2026年05月18日
  • 光のとこにいてね

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    女同士の友情というのは難しく、女性の幸福の完成には異性のパートナーが必要とされることが多いと別の小説の解説で見た。その複雑さを改めて考えさせられた気がした。

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    2026年05月17日
  • アフター・ユー

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    ストーリー全体に、愛がじわーっと感じられ、好きな本でした。
    また一穂ミチの本を読みたくなりました。

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    2026年05月17日
  • ツミデミック

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    コロナ禍のお話。特に面白かったのは「ロマンス⭐︎」と「特別縁故者」の2つ!

    「ロマンス⭐︎」のガチャ中毒の語りがもう…我が身のことのようで…
    ガチャは無課金を貫いているけど、ついに一線を越える機会が今年中に来そうです…推しキャラだから…
    一回でもレアリティ高いのが当たるとそれが成功体験になって次を求めてしまうんだよ〜

    デリバリーの配達員に襲われるとこで現実に戻された。こうゆうことする人いるの迷惑だし、犯罪なの自覚してるのかな?

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    2026年05月15日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    恋人が盗撮で捕まったらどうする?
    主人公の悩み混乱する姿が痛ましい。
    自分だったらどうするか考えながら読みました。
    「別れないのもアリ」と打算的に考える友人の意見で「なるほどな…」と思ったけど、いやいや、不倫と性犯罪は違うわ。やっぱり無理だわ。
    当初恋人が「示談で済んだからたいしたことない」と思っているふしがあり一番のモヤっとポイントでしたが、後半ちゃんと事の重大さに気付いているようで良かった。気の毒だけど自業自得。

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    2026年05月15日
  • きょうの日はさようなら 完全版

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    ある日突然30年間眠っていたという、いとこと暮らした夏休みの話。
    現実にはあり得ないことだけど、いとこのおかげでバラバラだった家族が気持ちを通えるようになったところが良かった。別れもまた突然で悲しかった。
    本編の最後に登場人物のサイドストーリーがあり、それがまた良かった。

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    2026年05月15日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    ネタバレ

    プロポーズされた翌日、恋人が盗撮で捕まった。逮捕されず示談にはなったが。多くの女性は葵より新夏と同じように苦しみ破談になるのではないだろうか。性犯罪だよ。啓久も苦しんでるけどコスパが悪いの表現に違和感を覚えた。母親が息子を思う気持ちより、姉が娘を思う気持ちの方に針が振れた。YouTubeの登録数を上げるために利用されてる被害者と接触する話も苦しかった。恋とか愛とか優しさなら、打算や疑いを含んでいて当然。「信じる」という行為はひたすら純度を求められる。一度でも、わずかでも損なわれたら、二度と元には戻らない。

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    2026年05月15日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    ネタバレ

    ゼロ100で恋愛を考えていいのかみたいな話(すごくおもしろい)。後半は(でもこいつ盗撮犯だしな)が浮かんで度々集中が切れた。
    昨日プロポーズしてくれた彼氏が盗撮で逮捕された。いい弁護士をつけたから前科はつかない、と彼の母親から電話があったし、彼も二度としないと言っているし、この一件でこれまでの五年間すべてを否定することが果たして妥当でないのかどうなのか、みたいな。
    2部構成で、後編は順当に彼氏目線の話なのだけど、でもこいつ盗撮してるしな、となってダメだった。女には分からない「ブラックボックス」として男性の性欲みたいなものが描かれていた前編に対して、後編が彼氏目線であることから本人による答

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    2026年05月13日
  • アフター・ユー

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    不思議な展開と、強引な人物にあまり感情移入はできなかったけど、全体としてはミステリーも面白かった!登場人物が多くなると下の名前に混乱したりも。。
    伝えるべきことは今伝えていきたい。

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    2026年05月13日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    表紙に一目惚れしたこちらの本
    書店で何度も手に取っては棚に置き、手に取っては棚に置き……を何度も繰り返しました

    こういったアンソロジーは初めて読みます

    恋なんて、うまくいくことばかりじゃない
    数えてみたらもしかしたら、うまくいってないことの方が多いかもしれない
    私の恋もうまくいかないことばかりです

    もう恋なんて!

    そう思ってもいつの間にか始まっているのが、恋
    結局、恋に救われたり、それで成長できたりするんですよね

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    2026年05月12日
  • うたかたモザイク

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    いろんな一穂ミチに出会える作品。
    ほんわかするものと、背筋ぞくっとするものがあるので、いろんな気持ちになる。

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    2026年05月12日
  • ツミデミック

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    ネタバレ

    コロナ禍で起こった社会への影響を描く短編集。
    どれも凄く面白かったし読みやすかったです。

    【違う羽の鳥】
    井上なぎさは生きているという言葉が紡がれている限り井上なぎさは生きているのだと思う。
    井上なぎさを自称する「井上なぎさの親友(と私は思う)」の気持ちを考えると立派な愛と執着だと思った。

    【ロマンス⭐︎】
    「なんでだろう、この人はわたしが楽をしたら自分が損をするとでも思ってるんだろうか」妻が吐くこのセリフに夫の全てが詰まっている。夫と隣人にイラつくが妻も頭のネジが外れているからどっちもどっち。フードデリバリーによる性犯罪はこうしてある日突然ぬるっと横暴に行われるのだと思うと怖かった。

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    2026年05月11日
  • 光のとこにいてね

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    ぐっと引き込まれてどんどん読めてしまう。
    結珠と果遠、二人の視点が交互に描かれている。
    章の区切りの白詰草と鳥の羽根の挿絵がかわいい。
    結珠目線の場面を、直後に果遠目線で読むことができるので読み手側はストレスフリー。何考えてるの?とならないのがいい。二人の気持ちがとてもよくわかる構成だった。

    まっすぐな果遠に対して素直に自分の気持ちを表わせない結珠。境遇も性格も違う二人をずっと見守っていたくなる。

    「光のとこにいてね」というタイトル、沁みるなぁ。

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    2026年05月11日
  • ツミデミック

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    お久しぶりの一穂ミチさん、相変わらず読みやすくて好き!
    短編集は最近あんまり気分じゃないかもーと思ってたけど、世にも奇妙な物語みたいな怖さと切なさが共存するお話が多く、読み応えがあった。

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    2026年05月11日
  • スモールワールズ

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    一穂ミチの描く、少しぬがんだ人たちが好きだ。魚をトイレに流したり… 被害者と加害者が…ぎょっとするし理解できないんだけど、憎めない。魔王姉ちゃんの話は良かったなぁ。この世界は奇跡なんか起こらないけれど行け!って言葉には涙した

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    2026年05月10日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    やっと読めた!
    自分だったらどうするか考えるのがあまりにも難しくて言語化できなくて苦しくなりながら読んだ
    色々な立場の人に少しずつ理解できる部分はあるけど、自分が当事者になった時にどうするかの想像がし難いけど実際こういう立場の人もいるんだろうなとぐるぐる考える
    これも違う世界の話だと遠巻きに見てしまってるからなんだろうなと思った

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    2026年05月08日