一穂ミチのレビュー一覧

  • ツミデミック

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    パンデミックなことにはパンデミックだけれどもパンデミック最中のことかと言われたらそうでもないので、帯に書かれている通りに受け取ってしまうとパンデミック最中に起こったことを想像してしまうかもしれないなと思いました。
    内容としては罪について奥深く書かれていたので読み応えがありました。
    ちょっと中毒性があります。

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    2026年07月14日
  • ツミデミック

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    ネタバレ

    パンデミック×犯罪
    どの短編も面白かった。ゾッとするものもほっこりするものも。
    お気に入りは「特別縁故者」と「わたしの春」。
    お金持ちのおじいちゃんの粋な計らいに感動した。
    コロナ渦の異常な状況を思い出してあの頃子供の頃大変だったのだろうなと気持ちを想像したり。
    コロナって結局何だったんだろうな。

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    2026年07月14日
  • たぶん、恋しい

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    「たぶん、恋しい」というタイトルが絶妙。
    あからさまに恋しいんじゃなくて、自分でも「たぶん」というはっきりしない感覚。誰かのことをかけがえのない存在だと、ふいに気づいてしまうような感覚。そういうことって、確かにあるなと思いながら読んだ。
    短編6つはどれも、ありそうでなさそうな…のぎりぎりラインが一穂ミチさんらしくて面白かった。
    一番好きだったのは「あなた」。これから人の目の粘膜が気になって見てしまいそう。

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    2026年07月14日
  • たぶん、恋しい

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    読みやすい短編集でした。
    個人的には「あなた」と「たぶんそんな感じ」が好きでした。小さく溢れるような恋しいさを感じられて、愛しく感じられました。

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    2026年07月13日
  • 光のとこにいてね

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    対照的なのに、どこか惹かれ合う2人の女性のお話。

    人生で綺麗ではない部分も含めて、見事に描いていた。

    あったかいココアが飲みたくなった。

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    2026年07月13日
  • 本屋さんのある街で

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    どんどん書店が減っているけれど、この本を読むと書店はただ本を売るだけじゃないんだよ、いいんだよ、というアピールが伝わってきます。好きな作家さんばかりでしたので、良かったです。

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    2026年07月13日
  • アフター・ユー

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    眠れない夜に読んだら面白くてますます眠れなくなった。明るい話ではないのに不思議と読後は心が温かくなる。五島列島にも1度行ってみたいな

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    2026年07月12日
  • ツミデミック

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    第171回直木賞受賞作品の文庫本

    『スモールワールズ』や『うたかたモザイク』が好きで、一穂さんの短編はハズレがないと信じ、迷わず購入しました❗️

    前半はちょっとホラーチックな感じで、余りのめり込むことがありませんでしたが、後半は自分好みの作品が多く、読んで良かったと思えた作品でした
    ただ個人的には、『スモールワールズ』の方が好きです❗️

    好きな話しは、『特別縁故者』と『祝福の歌』の2編です
    ボーナストラックの『わたしの春』もコロナ禍で多くの人々の気持ちを代弁している作品だと思います

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    2026年07月12日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    4.2
    恋愛小説というよりは、欲望とか社会構造とかの話で、それと個人がどう折り合いをつけていくのか/抗うのか/見て見ぬふりをするのか、がメインに感じられた。

    登場人物のそれぞれの嫌なところについて、少しずつ自分に重なる感じ・分かってしまう感覚があって、身につまされるものがあった。

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    2026年07月12日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    ネタバレ

    リアルすぎて読むのが辛いまである
    日々の生活で、人と目を合わせるのが苦手なのがバレたらとか、気の利いた一言が言えずにちょっと場が静かになるときとか、そうゆうのを思い出す

    「新夏が特別な世界を切り取れなくても、啓久が新夏を特別にしてくれたから」
    これすっごい分かる
    何か価値がないと選んでもらえないと思ってたのに、何の価値もないのにここにいていいのかみたいなことすら思い至ってたときに、特に何もなくてもそばにいてくれた彼のことを手離せるわけはない。

    葵「話聞いてると、新夏ってやっぱりアーティストって感じだね。『わかる』とか『ちゃんと』とか、すごくふわふわした言葉に思える。」グワッ

    「でもわかる

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    2026年07月14日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    一穂ミチさんの『恋とか愛とかやさしさなら』を読んだ。男なら誰でも何かのタイミングで当事者になる可能性があること、ともすれば「そんなことで?」と思ってしまいそうなことの影響の大きさがリアルに描かれる。「自分だけは大丈夫」だとどうして言えるだろう…それ以前に純粋に物語として、面白かった!

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    2026年07月12日
  • 光のとこにいてね

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    本当なら出会うはずのなかった、環境も性格も何もかもが違う2人。いや、あの団地で出会わなくてもいつかどこかで出会う運命だったのかもしれない2人。

    決められたルールの中で必死に生きている結珠。
    狭い世界で自由に、好奇心旺盛に生きている果遠。

    この作品を読みながら、人は数回しか会っていなくても、一緒にいた時間が短くても、分かり合えた気持ちが大きければ、こんなにもずっと大切に思い続けることができるんだと知った。
    お互いがお互いを大切に思うばかりに踏み込めないもどかしさや、守りたいと思う必死さ、全てを理解してあげたいと寄り添う気持ち。沢山の愛に溢れた温かい気持ちをこの2人から感じ取ることができた。

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    2026年07月12日
  • ツミデミック

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    300ページ程あるがスルッと読めます。
    サスペンスから感動モノまで色んな短編が読めます。
    そして何より、コロナ禍で苦労した人は自身の経験と重ねて読むことで、もしかしたら自分もこちら側に行ってしまったのではないかとも思わされてしまいました。皆さんの評価が高いので当然ですがオススメです。

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    2026年07月11日
  • ツミデミック

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    コロナ禍で人生を翻弄された人、目に見えない恐怖を味わう人、その中で起きる犯罪の数々。色々な感情になる犯罪小説を読みました。恐ろしい体験だけでなく、感動を味わえた作品もあった。作家さんのストーリーテラーとしての技量に驚愕しながらするすると内側に染み込んでくるような読書体験で、あのコロナ禍で多くの人々は何かを失ったり、抑圧されたり本当に大変なパンデミックだったと改めて感じました。この作品を後世の人間が読んだ時に令和という時代を記憶に深く刻んでほしいと思いました。

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    2026年07月11日
  • スモールワールズ

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    ネタバレ

    一穂ミチさん初読み。背筋がぞわっとするような話もあれば、じんわり心に染みる暖かい話もあり、引き込まれました。バラバラなようで実はそれぞれの登場人物や背景が少しずつ繋がっているところも面白かったです。
    私も幼い頃、弟を絶対に守ってやると思っていたなあとラストにほろりときた「魔王の帰還」が印象に残りました。
    「ピクニック」は幼い娘がいるため読むのがかなり辛かったです。結末も不穏で怖い話でした…

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    2026年07月11日
  • アフター・ユー

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    ネタバレ

    合コンとかで、友だちの知り合いの知り合い、みたいな出会いをした人と親しくなったときに、この人の経歴や生い立ちを、どこまで信じていいのかと思ったことはある。昔の話だけれど。

    付き合おうか、となるまでに、そこまで深いことを聞かないし、なにか大問題を隠されていても分からないだろうなとか思ったりした。

    突然、恋人が亡くなったと知らせを受け、しかも知らない男性と一緒だったと聞いて、なぜ亡くなったのかを追いかけていく、一種のミステリーではあるけれども、直接的な死の理由を紐解く中で、恋人への想いをひとつずつ再確認していくような話。

    主人公自身も抱えているものが大きかったし、本人が分かっていなかった生い

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    2026年07月11日
  • アフター・ユー

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    ネタバレ

    同居していた恋人が知らない男の人と旅に出て
    海難事故にあった。
    彼女に何があったのか?
    だんだんといろんなことが判明して
    つながっていくところがすごかった。
    結末が知りたくて一気に読めた。
    でも、どうやって謎を解いていくのだろう?と思ったら
    行方不明の人と電話で話せる・・・という設定で
    謎解きのカギをそこに任せてしまうのは
    どうなんだろう?という思いが残った。

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    2026年07月11日
  • 光のとこにいてね

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    久しぶりに一気読みして、2日くらいで読んでしまった。

    男女関係なく、支え合える存在って貴重だし、尊いなと思わせてくれる物語でした。2人でいない時は、支えてくれて、2人が出会えたらさっと身を引く男性陣も素晴らしかった。みんな幸せになって欲しい。ただそれだけ。

    母親たちが自分都合すぎて、全然子供を愛していなかったのが心痛かった。お金があってもなくても、親が子供に心からの愛情を与えることが何よりも大事だよなと思わされた。子供の時は、何も出来ないから、悲しい境遇にもどうすることも出来なくて、さらに心が苦しかった。

    でも2人が出会えて良かった。

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    2026年07月11日
  • たぶん、恋しい

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    さらっと読みやすくて、どれも個々の可笑しさがあって楽しめた。
    短編6篇。

    「エンパイアライン」〜合コンで出会った彼女は猫ファースト。その猫とは…。

    「わたしたちは平穏」〜濃い味が苦手な二人。氷まくら二つ持つ者同士。

    「月を経る」〜48歳の緋佐子は、生理が微妙になってきていて…一回り下の恋人からのプロポーズは?

    「あなた」〜結婚生活の大半を単身赴任先で過ごした夫が、定年を控え帰ってきたが、目がおかしい⁇

    「すげえ泣くじゃん」〜甥が、3年前に失踪した母(姉)を探してほしいと尋ねて来て…。
    「めっちゃ泣くやん」じゃなかったのは…。

    「たぶんそんな感じ」〜施設で暮らす大叔母の口笛が、止まら

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    2026年07月10日
  • これが最後の仕事になる

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    これが最後の仕事になる。の一文で始まる24名の作家による短編集。
    おおむねひとさじの悪意が練り込まれていたが、いろんなテイストの話が読めて良かった。
    特に真梨幸子さんの話はやばかった。初真梨の洗礼を受けてしまった。

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    2026年07月10日