一穂ミチのレビュー一覧

  • おとぎ話のゆくえ

    購入済み

    おとぎ話のゆくえ

    情景描写は美しく、私も思わずその街をそぞろ歩きたいと思ってしましました。自分の境遇を悲観しているわけでもないが、寄る辺もなく、虚ろな心に、確かな故郷を見つけ変わっていく主人公の様子。せつない別れにキュンキュンして涙が止まりませんでした。読後あったかい気持ちになれました。いいもの読ませていただきました。

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    2014年11月21日
  • 藍より甘く

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    本当に繊細な心理描写と、静と動というか大きく動く心の機微やらの描写がとても好き。あとどっちかというと無神経な攻めが大変ヒットです

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    2014年10月31日
  • オールトの雲

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    丁寧できれいな比喩表現、言葉選びや色や空気の質感や感情がまるで宝物のように描かれている感じ。胸に迫るセリフや押し寄せる感情に泣きました。外で読んでたけど家だったら号泣してた。

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    2014年10月24日
  • 甘い手、長い腕

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    毛糸工場の息子、真尋とシャツ屋の息子、理一の不器用で可愛らしい恋のお話でした。
    まさに毛糸みたいにふわふわした容姿で、縦横無尽に形を変えていくような真尋の性格と、シャツのようにピシッと形を整えたような理一の性格は真逆のようで、でも何かを作り上げていくということへの真っ直ぐなところは似ていたりして、その2人が近くなったりすれ違う心情がすごく丁寧に描かれていて、じーんとしました。
    一穂さんはモチーフというかテーマの選択と、それに付随するキャラクターの作り方が本当に上手くて、文章の上手さと共にいつも感動させられます。
    真尋の心情を毛糸の網目に置きかえて、連なったりほどけたりという風に表現しているとこ

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    2014年10月09日
  • アイズオンリー 【イラスト付】

    購入済み

    コレキター。

    本作(大変失礼ながらも)珍しくのっけから食い付ける勢いがありました(笑)。大抵の一穂さん作品はデンと構えて読み進めないとなんと言うか盛り上がりに辿り着けない印象なんですが、本作は「結」に繋がる小さな手がかりが最初から散りばめられてて推理するまでには至らないものの先を予想しつつ「おぉそお〜くるか」と意外な裏切りに良い意味でヤキモキさせられて休む間もなく気づけば読み終えてました。縁のおそらくは稀であろう病気のせいで「人を好きになる」という人として自然な成り行きもすら自ら否定してしまう件にはやり切れない憐憫と切なさを感じましたが数真のお日様のよーな呑気な温かさに本当に救われる思いでした。辛い経験を経

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    2014年09月18日
  • アイズオンリー 【イラスト付】

    購入済み

    感動しました!

    やっぱり一穂さんはいいよねー!
    少し切ないんだけど、最後にはほっこり、じんわり感動が待ってるのよねー!
    また別の作品を読みたくなりました!(*^^*)

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    2014年08月31日
  • ワンダーリング

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    今までに読んだ一穂さんの作品のなかで一番好き。
    雪のわかりづらいけど深い愛情がいじらしくてとても可愛い。
    藤堂は心配してばかりだけど雪自身は満足して生きているのがとてもわかります。
    藤堂の覚悟を決めたあともヘタレだけどかっこいいです。

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    2014年08月17日
  • is in you

    aaa

    購入済み

    ずっと読んでいたい世界観

    「ふったらどしゃぶり」がとても良かったので、他の作品も読んでみようと思った作家さん。やはり正解でした!

    ラブラブのあまり、リアル感が薄くなってしまう作品があまり好きではないので、
    この作品はBLということを意識せずに読めるほど、描写がしっかりしていました。
    高校生時代もそうですが、社会人になってからの台湾の風景などもきっちり書かれていて、土地の魅力が伝わってきたのが印象的でした。

    もちろん恋愛関係も甘すぎず、納得できる展開でした。圭輔の気持ちの強さがたまらん…。
    過去と未来がつながる瞬間、そしてタイトルの意味がわかり、ぐっときました。

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    2014年07月11日
  • 甘い手、長い腕

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    一穂ミチさんの本は見つけ次第確保と決めてます!
    今回もハズレなし!
    この人の書く文が好き。
    すみずみまで好き。

    恋に不器用な二人の出会いとそれから
    最初は攻めの理一視点
    そして、受けの真尋視点
    どちらも読めて嬉しかった。

    しかし、二人とも若いのにしっかりしてるし頑張り屋さんだなぁ〜
    モノづくりがしたくなりました。

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    2014年04月14日
  • アンフォーゲタブル

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    やっぱり一穂ミチはうまいわ。粗探しをするとすれば、人物の描写において、和久井に比べて有村にリアルさが足りないように思った。前半は謎を抱えた設定だから、そういうもんかなと思ったが、有村にはもっと綻びのようなものを醸し出してくれてもいいんじゃない?と感じている。再会のためらいや年齢や共有出来なかった時間への思いなどあと少しでいい、突っ込んで欲しかったと思う。作者はこの年齢の持つ微妙さをどう思っているのだろうか。そこを通り過ぎたおばさんには、ちょっと物足らなかったよ。(笑)

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    2014年02月24日
  • is in you

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     ページを行きつ戻りつ、時間をかけて堪能しました。終わるのがもったいなくて、もったいなくて…贅沢な読書体験をさせてもらったことに深く感謝です。
     タイトル名に関わるエピソードや水かきの色のエピソードをはじめ、物語を彩る数々のエピソードや比喩表現の一つ一つが、とても印象的でした。素敵な文章だなぁ…
     次に、off you goを読むのが楽しみで仕方がないです。

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    2014年01月18日
  • 藍より甘く

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    すっごく萌えた!
    親友でもある受けから告白され戸惑う攻め。攻めはノーマル、恋人もいる。なんでこいつが俺に?
    本編では徹底して攻め視点のみ。片思いの思われる側が揺らいでいく様子を片思いをしてる側からじゃなく表現しているのがすごい。
    とにかく受けの気持ちが切なかった。攻めに語った、尻尾を見せ合う話とか胸にくる。タイトルにもなった藍の使い方も上手い。
    本編後の話は受け視点。段ボールの山を見て、ひとり泣く受けが切なくて涙。そしてハッピーエンドにまた涙。
    切なさも萌えも何もかもがある素敵なお話でした。大好き!

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    2013年11月10日
  • オールトの雲

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    私が初めて読んだBL本(流し読みとかはこれまでもあったけど、最後までしっかり読んだのはという意味)

    最初に出会ったのがこの本でよかったって真剣に思うよ。 

    とにかく文章がきれい。
    なんていうのか、淡々としてるのに心に沁み込んでくる。


    端折ってしまえば幼馴染が恋人になる、的な話なんだけれど、
    その間の二人の心の通わせ方とか
    大好きだからこそ選んだつらい決断とか
    それでも揺るがない気持ちとか

    その辺がものすごく大事に綺麗に書かれている。

    宝物みたいな本だ。

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    2013年09月18日
  • off you go

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    香港ではただただあて馬だった佐伯さん。正直、私の中では刺身に添えられる山椒のような扱いだった佐伯さんwww
    そんな佐伯さんも同人誌の麻雀牌の話でギュンと心をつかまれたんだけれど、まさかここまでギュンギュンされられるとゎwwww  
    今だったり過去だったり、ちょっと前の記憶だったり・・・と、ちょっと読みにくいなとは思ったんだけれど、それもぶっ飛ばすくらいのいい話だった。

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    2013年09月03日
  • ステノグラフィカ

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    とても好き。あまりない職業で、話も感情の流れも自然だった。その上でキュンとする部分あり。文章力もあり、綺麗で安心。

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    2013年05月03日
  • ぼくのスター

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    こういうお話すごく好きです。
    久々に甘酸っぱくてキラキラした青春BLのお話に出会ったなと思いました。
    引きこもりの早瀬君が、芹沢君にぐいぐい引っ張られて外の世界に連れだされていく、と同時に心までもぐいぐい持っていかれてしまう様子が可愛らしく、微笑ましくなりました。

    きゅんとしたい人にオススメかもしれません。

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    2013年04月16日
  • おとぎ話のゆくえ

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    ネタバレ

    だらしない根無し草×且つての殿様の子孫である若様
    思いのほか良くて引き込まれ、切なさに涙してしまった。読む前は思いもしなかった星5…!多分一穂さんの文章好きなんだと思う。
    こういうふうに受けと攻め交互視点で描かれると感情移入しやすい。登場人物は脇キャラまでちゃんと血肉が通っていて、ついつい彼らのことを好きになって応援したくなってしまう。
    隼人が湊の両親と接したときに湊の境遇に安心する場面、隼人が乗る電車を湊と犬蔵が追いかける場面、湊が隼人に会いたいと言って慎に訴える場面、で泣いた。列挙してみるとどれも隼人と湊、互いへの想いをすごく感じる場面だった。
    最後の『共犯者のゆくえ』までとても良かった。

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    2013年04月15日
  • アイズオンリー 【イラスト付】

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    元盲目の少年(数馬)と相貌失認(人の顔が認識出来ない)の少年(縁)が、大人になって再会する話。
    一穂ミチさんの作品は本当にどれも好きだけど、この話はTOP3に入るかも。
    お互いいろいろ誤解とか隠し事とかもあるストーリーや設定もいいけど、目の見えなかった頃の数馬の感じたてたこと、相貌失認がバレないようにと焦る縁の心情の表現も好き。
    それから訓さん(縁の叔父)の「その話、最後まで聞いたら俺は鼻からそば出しそうか?」のシーンみたいな登場人物の会話のテンポも好き。
    やっぱり一穂ミチさんの作品にハズレはないです。

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    2013年04月01日
  • さみしさのレシピ

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    ネタバレ

    この本を読んで一穂ミチさんが好きになりました。

    こういう行き当たりばったりで、だけどバランスのとれた同居生活ってすごくいいと思う。BL小説でなかなかお気に入りってみつからないんだけど、この本は本当に会えてよかったなと思うくらい好き。知明をちあきって呼ぶところも好き。

    このくらい複雑で、なにかあるぞって感じなのに、さらさら進んでいく作品は珍しい。
    あと言葉についてもさりげなく深いことが書いてあって、それをうまく例えにしてしまっているところがすごいなぁと心から。

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    2013年03月26日
  • ぼくのスター

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    相変わらず上手い。最初の一頁で負けた気がするww

    チケットの半券のミシン目の、切り離した後のチクチク…わかる、わかる、そういう感覚!こういう質の高い文章が最後まで覆い尽くしてるから読後感がハンパなく良いです

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    2013年03月26日