ずっと読んでいたい世界観
「ふったらどしゃぶり」がとても良かったので、他の作品も読んでみようと思った作家さん。やはり正解でした!
ラブラブのあまり、リアル感が薄くなってしまう作品があまり好きではないので、
この作品はBLということを意識せずに読めるほど、描写がしっかりしていました。
高校生時代もそうですが、社会人になってからの台湾の風景などもきっちり書かれていて、土地の魅力が伝わってきたのが印象的でした。
もちろん恋愛関係も甘すぎず、納得できる展開でした。圭輔の気持ちの強さがたまらん…。
過去と未来がつながる瞬間、そしてタイトルの意味がわかり、ぐっときました。